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2006年8月

三つ峠で岩登り2

2006年8月30日
 平日の夜もクライミングジムでトレーニングに励もうということで、昨日の水曜日に江戸川橋のTウォールに行くことになっていました。
 ボルダリング壁と違って、ルート壁を登る際はビレイしてくれる人が必要です。
 そのロープを組む山の会の人は昨日は仕事が休みとのことで、私も仕事を午後休んで13時の開店に合わせて行くことにしました。ところが前日になって水曜日の午前中に予定されていた仕事の打合せが延期になったので、急遽一日休みを取って、岩場に登りに行こうとその人に提案しました。 209705650_193
 マルチピッチのやり方を覚えたいのに加え、土日の岩登りではあまり登ることができなかったので、中二日でまた三つ峠に行くことにしました。前日夜に中央道を走り、先日と同じく河口湖畔の道の駅でテントを張って深夜1時に仮眠。朝5時には起きたので、眠い眠い。
 カップラーメンを食べテントを撤収し三つ峠の登山口までクルマで移動、そこから三つ峠山荘を経て7時半には岩場に到着しました。雲が多いですが、富士山を眺めることもできました。岩も乾いています。クライミングをしている人は他におらず貸切状態です。
 まずはリードで上に登った際の支点での確保の仕方を改めて教えてもらって、まずは右フェイスの都岳連ルートをリードで登りました。支点での確保作業もどうにかできました。下に降りてから、今度はリーダーピッチ~クーロワール~権兵衛チムニーを登ることし、私は2ピッチ目のクーロワールをリードしました。なかなか緊張感があって楽しいです。このルートを登って懸垂下降で降りてくるのに3時間もかかり、まずはここで短い昼食休憩。時々、雨がパラつきます。
 午後は中央カンテを登ることにしました。先日来た時に皆で登ろうと話していましたが、雨で諦めたところです。いずれにしても三つ峠2回目の私にとっては始めてのルートです。まずは緩い斜面をビレイせずに登り、左上ランペを私がリード、続くクラック状をパートナーの人がリードしました。次の最後のピッチは私がリードしましたが、けっこう難しいところもあり緊張感があります。それでもどうにか登りきることができました。やった。
 ルート図を見るとこのピッチはルートが2つに別れているようですが、結局どちらを登ったのかよく分かりませんでした。Ⅴ級とある都岳連やクーロワールと比較すると、ルート図にあるⅤ+級のほうなのかもしれません。つづいてパートナーの人も登ってきました。懸垂下降して第一バンドまで降りたところでロープを回収しようとしたら岩の溝に結び目が引っかかってしまったらしく、引っ張っても取れません。仕方がないので、私が登り返して回収しました。この頃になると天気が回復し日差しが暑いくらいです。
 マルチピッチをしている時間もなさそうだったので、私が観音ルート左、パートナーが地蔵ルート左を登り、これで終わりにすることにしました。
 終えたのが夕方の5時半。それから装備を片付け、三つ峠山荘経由で登山口の駐車場に着いたのは7時ですでに真っ暗でした。途中、吉田うどんを食べてから東京へ帰りました。
 予定外の三つ峠再訪でしたが、マルチピッチの練習もできたし沢山登ることもできて充実した岩登りとなりました。ここにはまた来ることになりそうです。
 5月に山の会に入会して以来、毎週のように山に登っており、8月も葛根田川・赤木沢・孫キャンプ・富士山・三つ峠・三つ峠となかなか大変でした。

三つ峠で岩登り

2006年8月25夜~27日
 この週末は、山の会の岩登り講習会ということで富士山を望める三つ峠の岩場へ。といっても、ガスっていて富士山どころか岩場の上部も見えないような視界でしたが。
 三つ峠は岩登りのゲレンデとして有名なところで、私はハイキングを除いて今回始めて来ました。
 金曜日の夜、総勢16名が3台の車に分乗し河口湖畔の道の駅「勝山」で仮眠。翌土曜日の朝、登山口に車を停めその日の宿泊先「三つ峠山荘」まで1時間強歩きます。山荘に荷物を置きクライミングの装備を身につけ、20分くらい歩くと岩場の下に着きます。
 この日のために、3足目となるクライミングシューズとダブルロープを出発前日に買い増した。 Cimg1471
 持っているシューズは、ボルダリングでの使用のために買ったので、きつきつのサイズで長時間履き続けることをできません。
 今回買ったのは少し歩く場面も考えて、くつ下を履いてつま先が程よく収まるくらいのものにしました。ちなみに、5.10のスパイヤーです。
 初日の午前中は、リードで登っている人が落下した時にしっかり確保する練習などを皆でやりました。
 午後からは、数班に分かれ、それぞれ「一般ルート」というあたりから登り始めました。私のいる班はダブルロープを使います。シングルロープと違って、ロープを2本使うのでちょっと複雑です。
 組んだ相手の人がリードで先行して登り、セカンドの私はヌンチャクを回収しながら次に登ります。マルチピッチでは本来、セカンドで登った人が今度はトップで登るそうですが、初心者の私は今回はずっとセカンドで。
 岩場で我々のほかに登っているのは二組くらいで、ほとんど貸切状態です。霧がかかっている状態でしたが、岩場はなんとか乾いています。
 なぜか飲み物やお菓子などをドカドカと入れたザックを背負わされ、空身のようには登れません。
 3ピッチか4ピッチで「天狗の踊り場」という岩場の上部に出ました。ほかの班の人達とも合流しました。
 「大根おろし」というところをトップロープで登ってから、懸垂下降で降りていきました。人数が多いため、懸垂下降の待ち時間がかかります。皆が下に下りたのは5時くらい。最後のロープを回収する段になって、途中でロープが岩に引っかかり一人が登って直して回収するというハプニングもありましたが、無事山荘に戻り夕食。
 夜になると雨が降ってきました。
 翌朝になってもミストサウナのような細かい雨が弱く降っています。中央カンテを登ろうとか話していたのですが、それをやめて懸垂下降での途中停止・仮固定・登り返しの練習をやりました。
 メインロープを下降器のまわりに巻きつけて固定し、2本のスリングをプルージックでメインロープに結んで、それぞれをハーネスと片足にかけ、下降器の確保を解除して登り返していくという作業をやります。ぶら下がった状態でやるのでけっこう大変です。ちょっと複雑な作業だし。
 お昼であがることになっていたので、残った時間でちょっとトップロープで登りました。濡れていて登りづらかったですが、楽しかったです。おニューのシューズのサイズもまあまあいい具合です。長時間履けるようにとこれ以上緩いのを買っていたら、登りでしっかりフットホールドに乗れずに困っていたかもしれません。
  あいにくの天候と大人数なので、目一杯沢山登ることはできませんでしたが、おそらく近いうちにまた来ることになりそうなので、その時にまた頑張りたいと思います。マルチピッチとビレイの脱出がその際の練習項目になりそうです。

富士登山

2006年8月20夜~21日
 登ってみたいと言う職場の女性2人を連れて、富士山に登ってきました。私は、中学生、高校生、それか ら5年ほど前と過去3度登ってるのですが、いずれも河口湖口5合目から夜に登りました。今回もまた同じです。
 孫キャンプに行った翌日の日曜日は姪っ子と公園を散歩したり昼寝をしたりして過ごし、夜の富士登山出発に備えて身体を休ませました。山の会に入ってからずっと週末は山を登ってばかりだったので、こんなにゆっくりしたのはずいぶん久しぶりです。
 その夜に2人をピックアップし、中央道で富士山方面へ。富士スバルラインを走り、夜10時前に5合目に到着。天気はまずまずのようです。女性2人の荷物は行動食と飲み物・防寒着・小物くらいのもので、持ってみて5kg前後といった感じ。私は一応連れて行く立場なので、お茶を飲むための水2L・コッヘル・ガスバーナー類、座って休む際の銀マット・エアマット・ツエルトなどを余分に持ったので14㎏ほどです。
 準備を終えいよいよ登山開始。ほかにも登山者が沢山います。6合目までは緩い道が続きますが、6合目から先が急になって、ゴツゴツした岩を登るのに登山経験のほとんどない2人は苦労していました。30分ほど歩いては休憩するという感じで、少しずつ登っていきました。2人ともゆっくりではあっても頑張って登っていきます。未明の2時40分に8合目の白雲荘という山小屋の前で、マットを敷いてお湯を沸かしお茶を飲み、ちょっと長い休憩を取りました。
 睡魔と疲労、寒さに加え、少しずつ空気も薄くなっていく感じです。明けの明星が見203627432_99え、東の空がだんだんと明るくなってきます。ご来光をじっくり見るため、9合目の手前で銀マットとエアマットを敷き、ツエルトを毛布替わりに休みました。少しでも寒さを凌ぐのにツエルトを持ってきて正解でした。雲が多かったですが、ご来光を拝むと気温も上っていくような感じです。
 そして6時半、頂上の久須志神社に到着。記念写真を撮りました。
 お鉢巡りという噴火口を一周するコースがあり、その途中に富士山最高地点の剣が峰3,776mがあります。せっかくここまで来たのだからと、亀のようにゆっくりですが一周することにしました。  
 空気が薄いので緩い登りでも呼吸が切れますが、頭が痛むようなことはありませんでした。2人に聞いても頭痛は無いようです。
 途中、御殿場口の小屋前では眠気と疲労が激しかったので、再び眺めの休憩を取らせました。風除けになるところで、お湯を沸かし持ってきたカップラーメンを食べました。
 9時、ようやく剣が峰に到着。
 私を含めた出発前の周囲の予想は、2人の体力では登れっこない、というものが多かったのですが、本当によく頑張ったと思います。私も連れてきた苦労が報われました。
 もとの神社前に戻り、今度はまたゆっくりと下山しました。ある程度下ると空気の薄さも感じられなくなりました。午後3時半頃、5合目に到着。お土産を買って、スバルラインを富士吉田へ。帰りに、吉田うどんを食べ、産直店で野菜や果物を買って、山中湖近くの温泉に入り、それから東京へ帰りました。
 帰宅してからは爆睡しました。

巾着田で孫キャンプ

2006年8月19日
 山の会の人が孫キャンプなるものを企画したので、さきの土曜日はそれに参加して来ました。
 年配の会員が自分の孫にアウトドア体験をさせるという趣旨で、西武池袋線の高麗(こま)駅から程近い巾着田(きんちゃくだ)というところで行うとのこと。
 良い経験になるだろうと考え、先月5歳になった甥っ子を連れて参加することにしました。公園や遊園地に行ったという話しはよく聞くのですが、どうやら山や川などの自然の中で遊んだことはあまりないようです。
 孫キャンプの計画は一泊なのですが、泊まれるかどうかは甥っ子次第。家が恋しくなれば泊まらずに日帰りのつもりです。
 当日、行きの電車の中で、娘とその息子を連れた会員の女性と会いました。その男の子が甥っ子より一学年早い5歳で、電車の中でさっそく仲良くなっていました。二人ともマルコメ坊主で背丈もほとんど一緒なので、並んでいるのを後ろから見るとそっくりです。現地には11時頃に到着。
 主催のSさんは、早朝から食料の買出しをして8時には川の近くに大きなテントを二つも張って準備を終えていました。
 参加した子供は、マルコメ2人のほか、Sさんの小学1年生の孫の男の子と4歳の女の子の兄妹、それから3歳の女の子。
 ビニール製のボートにチビッ子達を乗せて、ボートに結びつけたロープで川の中を引っ張ったり流したりしながら遊ばせました。巾着田をぐるりと流れる川を半周ほど下ったりもしました。ほかにセミなどの虫を捕まえたり、スイカ割り、釣りなどをして過ごしました。中でもボートに乗って遊ぶのが人気で、チビッ達5人を乗せて何度も流れに逆らって引っ張るのは結構疲れます。
 夕方になり、焼きソバを作る準備でもチビッ達は手伝っていました。そのうちすっかり暗くなり、花火をして過ごしていると、ようやく焼きソバができあがりました。それをみんなで食べ始めると、甥っ子が、家が恋しくなったのかベソをかきだしました。
 予想どおり、家を離れてテントで泊まるのはまだ無理でした。マルコメ君の家族も泊まらずに帰ることになっていたので、一緒に帰ることにしました。
 食事の時はメソメソしていたのに、帰り道はケロッとして2人でふざけあいながら歩いています。
 泊まることはできませんでしたが、甥っ子にとって良い経験になったようです。
 またこの企画があったら、今度は3歳の姪っ子も連れてきてやりたいと思いました。

北アルプス、赤木沢・沢登りと縦走

  2006年8月11夜~15日
 またまた沢登りに行ってきました。沢登り5回目となる今回は北アルプスの赤木沢へ。沢を登った後は、黒部五郎岳・双六岳・新穂高温泉へと縦走する計画です。メンバーは5人。
 お盆休みにかかる金曜日の夜、上野駅16番線ホームから夜行列車の急行能Cimg1266登に乗りました。早めにホームに行って待った甲斐があり、無事シートに座ることができました。
 翌朝、富山駅に着くとバスで折立へ。折立は晴れていましたが、天気予報では土日は雨模様なので心配です。この日の行程 は太郎平に程近い薬師峠のテント場まで。私の荷物は沢登り用具に5人用のテントも加わり20kgほど。こんなに重い荷物での山行はずいぶんと久しぶりです。
 登り始めてしばらくは樹林帯の中の急な道が続きますが、やがて樹木の背丈も低くなり、道も緩やかになっていきます。登るにつれ雲が増えてきて、雨がぽつぽつと降ってきて、ごろごろと雷鳴も聞こえてきました。
 しばらくはそのまま歩いていたのですが、太郎平までもうすぐというところで雨が強くなってきたので、雨具を着込みました。昼前に太郎平小屋に着くと、ビールを買ってまずは乾杯。と思っていたら、雨がますます強くなってきたので、薬師峠のテント場まで急ぎ行き、テントを張りました。
 テントの中でビールを飲んで過ごしていると、雨がやみ晴れてきました。ほかのテントの人達もワラワラと外に出てきます。日差しも出てきたので、濡れたものを広げて乾Cimg1280かしました。
 早い夕食を済ませ、寝不足もあり、この日は午後6時半には就寝。
Cimg1269
 二日目は4時頃出発   。ヘッドランプを点け沢登りスタイルでテント場から薬師沢へと下って行きます。歩き始めて間もない頃、私が濡れた岩で右足を滑らせ 、足首をひCimg1294ねってしまいました。すわ、捻挫かと思いましたが、ちょっと痛めた程度のようです。念のためテーピングをして、Cimg1289荷物を少し持ってもらいました。
 しばらく行った橋のところから薬師沢小屋までは一般登山道を歩き、薬師沢小屋から黒部川本流に入ります。天気はすっかり晴れ。明るい流れの中を1時間ほど進むと、いCimg1297よいよ赤木沢の出会です。明るく開けた沢で、階段状の滝など はきれいなものです。人気のある理由が分かります。
 これまで行った沢は木々に覆われた暗い感じだったので、このCimg1303対照的に明るい雰囲気は新鮮です。やがて、15m大滝が現れ左岸を高巻きします。
 二俣を左へ左へと進むと水流が途切れ、チングルマが咲くCimg1316草原に出て、そのあたりが中俣乗越 のようです。これで沢登りはお終いなので、シューズCimg1327を履き替え、今度は縦走になります 。
 黒部五Cimg1330郎岳の頂上を踏み、カールではなく尾根筋のコースから黒部五郎小屋に向かいます。小屋のテント場でまたもビールで乾杯。テントを張ったところで雨が降ってきました。
 Cimg1336雨があがったあとの星空がきれいで、ひさびさに夏の星座をCimg1332眺めました。昔覚えた、白鳥座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルを結ぶ夏の大三角を見たのも久しぶ りのCimg1340 ような気がします。
 
 三日目。快晴。6時に出発して、まずは三俣蓮華岳へ。周りの山々がよく見えます。双六岳を越え、双六小屋から新穂高温泉へ下っていきます。とにかく暑い。下るにつれて、ますます暑くなっていきます。鏡平を過ぎ、車が通れる林道に出たあたりでは、大量の残雪が林道を崩すように残っていて、迂回路が造られていました。
 暑さに負けて、さわび平小屋でまたもビール。ようやく新穂高温泉に着くと、キャンプ場が閉鎖されて利用できなくなってました。仕方がないので、バスで平湯へ移動。平湯の森という温泉で数日分の身体の汚れを洗い落とし、夕食をとりました。そこからちょっとあるいたキャンプ場でテントを張りました。
  四日目は帰るだけです。朝のバスで松本に出て、特急スーパーあずさで午後2時前には新宿に着きました。数年ぶりの北アルプス縦走は充実して楽しかったです。

葛根田川の遡行と明通沢の下降

2006年8月4~7日
 今回はいつもの山の会とは別の人達と、岩手県の葛根田(かっこんだ)川へ沢登りに行って来ました。メンバーは7人。先週の金曜日は丸一日移動日で東北道をひた走り、盛岡ICで降りて雫石から北上、滝の上温泉のキャンプ場に到着しました。テントを張って焚き火をして夕食を済ませました。 Cimg1204
 翌朝は3時半に起床して、クルマで地熱発電所の入口まで移動し、5時過ぎにCimg1207歩き始めました。発電所のゲートを抜け舗装道路を進み二つ目のゲートを抜ける と山道に入り、少し行くと、左手に見える葛根田川への入渓点へ降ります。川原に降り立ち、沢用シューズに履き替えいよ いよ沢登り開始。天気は概ね晴れ。
 なだらかな川を遡って行きます。沢登りは今回で4回目。自分以外はずっと年齢が上の人たちばかりなので、私が ずんずん先頭を行きます。流れが緩いところでは、おたまじゃくしが沢山います。ずっと進んでも、それほど険しいところはありません。北ノ又沢に入ると葛根田大滝に出て、それを右から巻きます。
 今日泊まる予定の八瀬森山荘と関東森の間の稜線を目指します。小さな滝を越え、だんだんと水流も減ってきます。ちょろちょろした流れから水が途切れると、やがて笹が生い茂る中での藪漕ぎになります。しばらく頑張ると稜線の登山道に出ました。見るとそこに関東森の標識があります。思っていたより右寄りに進んでいたようです。結局、この日はロープを使うような場面はありませんでした。
 翌日曜日は、朝5時に小屋を出て、しばらく東へと登山道を歩きます。この日は明通沢を下降するのですが、リーダーの人はネットのHPでこの沢の下降の記録を見て今回の山行計画を立てたそうです。記録によると1,283m地点あたりから沢に下降していくそうで、10分ほどで入渓点に着くらしい。
 7時頃、この地点に到着。体力に自信がないと言う4人はこのまま登山道を歩き下山することになり、私を含む3人と別れました。
 1,283m地点からほんの少し歩くと、右手に入っていく踏み跡らしきものがあるので、そこに入るとさっそく猛烈な藪漕ぎが始まりました。後にして思えばこれが間違いで、藪漕ぎが2時間も続くことに…。ここでも先頭を行くので大変です。汗が噴き出してくるし、密集する笹に息が詰まりそうです。コンパスや太陽、遠くの山を見て、進む方角を確認しますがいっこうに沢に出ません。
 結果的には、登山道から別れるのが早すぎたのです。後で別れた4人に聞くともっと東へ行くと下のほうに沢が見えており、HPに記録した人もそのあたりから降り始めたCimg1225ようです。
 9時過ぎ、激闘の末、なんとか小さな流れに出ました。やった。しかし疲れた…。沢登りをすると、身体も服も荷物も独特の匂いが付きますが、藪漕ぎを終えると沢とはまた違う変な匂いがするのが分かります。身体中を笹薮にこすり付けたためです。
 藪漕ぎに比べると、沢を降っていくのがものすごく楽です。しばらく行くと、遡行図にある4mの滝に出ました。ここからいくつか滝が続き、Cimg1229懸垂下降で降りていきます。そこらへんの木にロープをかけエイト環を使って降ります。下に着いたら確保を解きロープを回収します。ロープを張った私がまずは降ります。
 それほど高 さのない滝では滝壷へ飛び込んだりもしました。水面まで2m強の高さですが、けっこう覚悟が必要です。別の滝でも飛び込みましたが、これはこれで楽しいもので、登りでは味わえない下降の面白さかも。
 15mの滝では、先にリーダーの人が降りていくのですが、もう一人の人が懸垂下降する際に、念のため私に上でビレイしろと、降りながら言いそのまま行ってしまいまCimg1252した。
 上からのビレイ?。岩登りではまだ下からしかビレイしたことありません。読書中のクライミングの参考書のイラストを思い浮かべながら、マルチピッチでのトップがセカンドを確保するやり方を真似ればいいのかと想像しました。自分側ではなく支点側に確保器をセットすればいいはず。セルフビレイとは別に、もうひとつスリングと環ビナ、ルベルソをかけて、降りる人はハーネスにロープを結びます。懸垂下降に合わせて、もう一本のロープを繰り出していきます。う~む、付け焼刃だけど、とりあえず確保できた。
 少し行くと、別の沢との出会いに出ました。そっちの沢が明通沢の本流のようです。川床の色が赤くて、鉄サビのせいかと考えました。
 だんだん水量も増えてきて、途中で泳いだりもしました。午後3時頃、コンクリート製の橋が架かっているところに出て、沢の下降はこれでお終い。林道を歩き、もとの発電所に出て、クルマで滝の上温泉の旅館へ。
 
 翌月曜日は帰る日で、盛岡で冷麺を食べるため店が開店するまで、城跡まで散歩Cimg1257しました。私は石垣を登ったりしてボルダリングの真似事をしてました。新しい作務衣にサンダル姿だったので、あまり無茶はしませんでしたが。
 あとは再び東北道を走り東京へ帰りました。
  写真は、15mの滝を懸垂下降で降りているところです。

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