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葛根田川の遡行と明通沢の下降

2006年8月4~7日
 今回はいつもの山の会とは別の人達と、岩手県の葛根田(かっこんだ)川へ沢登りに行って来ました。メンバーは7人。先週の金曜日は丸一日移動日で東北道をひた走り、盛岡ICで降りて雫石から北上、滝の上温泉のキャンプ場に到着しました。テントを張って焚き火をして夕食を済ませました。 Cimg1204
 翌朝は3時半に起床して、クルマで地熱発電所の入口まで移動し、5時過ぎにCimg1207歩き始めました。発電所のゲートを抜け舗装道路を進み二つ目のゲートを抜ける と山道に入り、少し行くと、左手に見える葛根田川への入渓点へ降ります。川原に降り立ち、沢用シューズに履き替えいよ いよ沢登り開始。天気は概ね晴れ。
 なだらかな川を遡って行きます。沢登りは今回で4回目。自分以外はずっと年齢が上の人たちばかりなので、私が ずんずん先頭を行きます。流れが緩いところでは、おたまじゃくしが沢山います。ずっと進んでも、それほど険しいところはありません。北ノ又沢に入ると葛根田大滝に出て、それを右から巻きます。
 今日泊まる予定の八瀬森山荘と関東森の間の稜線を目指します。小さな滝を越え、だんだんと水流も減ってきます。ちょろちょろした流れから水が途切れると、やがて笹が生い茂る中での藪漕ぎになります。しばらく頑張ると稜線の登山道に出ました。見るとそこに関東森の標識があります。思っていたより右寄りに進んでいたようです。結局、この日はロープを使うような場面はありませんでした。
 翌日曜日は、朝5時に小屋を出て、しばらく東へと登山道を歩きます。この日は明通沢を下降するのですが、リーダーの人はネットのHPでこの沢の下降の記録を見て今回の山行計画を立てたそうです。記録によると1,283m地点あたりから沢に下降していくそうで、10分ほどで入渓点に着くらしい。
 7時頃、この地点に到着。体力に自信がないと言う4人はこのまま登山道を歩き下山することになり、私を含む3人と別れました。
 1,283m地点からほんの少し歩くと、右手に入っていく踏み跡らしきものがあるので、そこに入るとさっそく猛烈な藪漕ぎが始まりました。後にして思えばこれが間違いで、藪漕ぎが2時間も続くことに…。ここでも先頭を行くので大変です。汗が噴き出してくるし、密集する笹に息が詰まりそうです。コンパスや太陽、遠くの山を見て、進む方角を確認しますがいっこうに沢に出ません。
 結果的には、登山道から別れるのが早すぎたのです。後で別れた4人に聞くともっと東へ行くと下のほうに沢が見えており、HPに記録した人もそのあたりから降り始めたCimg1225ようです。
 9時過ぎ、激闘の末、なんとか小さな流れに出ました。やった。しかし疲れた…。沢登りをすると、身体も服も荷物も独特の匂いが付きますが、藪漕ぎを終えると沢とはまた違う変な匂いがするのが分かります。身体中を笹薮にこすり付けたためです。
 藪漕ぎに比べると、沢を降っていくのがものすごく楽です。しばらく行くと、遡行図にある4mの滝に出ました。ここからいくつか滝が続き、Cimg1229懸垂下降で降りていきます。そこらへんの木にロープをかけエイト環を使って降ります。下に着いたら確保を解きロープを回収します。ロープを張った私がまずは降ります。
 それほど高 さのない滝では滝壷へ飛び込んだりもしました。水面まで2m強の高さですが、けっこう覚悟が必要です。別の滝でも飛び込みましたが、これはこれで楽しいもので、登りでは味わえない下降の面白さかも。
 15mの滝では、先にリーダーの人が降りていくのですが、もう一人の人が懸垂下降する際に、念のため私に上でビレイしろと、降りながら言いそのまま行ってしまいまCimg1252した。
 上からのビレイ?。岩登りではまだ下からしかビレイしたことありません。読書中のクライミングの参考書のイラストを思い浮かべながら、マルチピッチでのトップがセカンドを確保するやり方を真似ればいいのかと想像しました。自分側ではなく支点側に確保器をセットすればいいはず。セルフビレイとは別に、もうひとつスリングと環ビナ、ルベルソをかけて、降りる人はハーネスにロープを結びます。懸垂下降に合わせて、もう一本のロープを繰り出していきます。う~む、付け焼刃だけど、とりあえず確保できた。
 少し行くと、別の沢との出会いに出ました。そっちの沢が明通沢の本流のようです。川床の色が赤くて、鉄サビのせいかと考えました。
 だんだん水量も増えてきて、途中で泳いだりもしました。午後3時頃、コンクリート製の橋が架かっているところに出て、沢の下降はこれでお終い。林道を歩き、もとの発電所に出て、クルマで滝の上温泉の旅館へ。
 
 翌月曜日は帰る日で、盛岡で冷麺を食べるため店が開店するまで、城跡まで散歩Cimg1257しました。私は石垣を登ったりしてボルダリングの真似事をしてました。新しい作務衣にサンダル姿だったので、あまり無茶はしませんでしたが。
 あとは再び東北道を走り東京へ帰りました。
  写真は、15mの滝を懸垂下降で降りているところです。

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