« 二子山中央稜で岩登り | トップページ | 古賀志でクライミング »

笹子で地図読みハイキング

2006年10月21日
 山登りではしばしば、地図とコンパスを使って現在地や方角を確認することがあります。よく整備された登山道ではあまりそういう場面はありませんが、沢登りのように一般の登山道から外れたところを歩く場合は山の中で迷わないように地図とコンパスを使いこなせる技術が必要です。
 土曜日は、“地図読み”山行ということで、この練習を兼ねたハイキングをして来ました。
 JR中央線の笹子駅に、この日集まった山の会会員は15名。
 歩くところは、笹子駅の南西にある大沢山という標高1,460mの山の周辺です。
 参加者はあらかじめ、国土地理院発行の1/25,000地形図「笹子」「河口湖東部」を用意しておきます。さらに、地形図内には西偏角に応じた磁北線を4㎝おきに描いておきます。
 人数が多いので、5名ずつの3班に分かれて、5分ごとに駅を出発しました。甲州街道をしばらく西に歩いたところで、予定の尾根に取り付きます。地図を見ると鳥居のマークがあり、その神社のあたりから尾根に入っていけるそうです。地図読みの練習なので、地図とコンパスを使ってこまめに方角などを確認します。なんだか子供の頃にさんざんやったオリエンテーリングをやってる気分です。
 境内を探してみると裏手に山の中に入っていく道が見えます。昭文社の登山地図には記載されていませんが、普通の山道があり順調に登って行けます。途中では全員で集合して、現在位置から遠くに見える山がどの山かを確認したりもしました。
 やがて大沢山という山に着きました(地形図にはこの山の名前の記載はありませんが)。そこから二つの地形図の境界上を西に進み、さらに北に道を進むと摺針峠というところに出ます。そこからは登山道を降りるのではなく、少し登ったところから尾根筋を下山することにしました。その尾根筋は踏み跡らしい踏み跡はないだろうからヤブ漕ぎになるどろうとの話しです。
 峠を5分ごとに出発していきます。私のいる班は最後の出発です。峠から5分ほど登ると道が緩やかになり、地形図と照合して、東への尾根筋に入っていく付近だろうと判断されました。ここで、進みたい尾根筋に向けてコンパスを合わせておきます。入っていくと不明瞭ではありますが山道らしきものもあります。先行する2班らしき踏み跡も見えます。地形図を見ると、予定する尾根筋は等高線の間隔が広いので、ずいぶん緩やかなのだろうと判断できます。
 少し行くとちょっと急な斜面を下るようになってきました。不明瞭ながらあった山道も分からなくなりました。考えていたのと少し違うので立ち止まって地形を判断することにしました。すると左のほうに緩い尾根が見えます。あれが進むべき尾根だろうと分かりました。斜面をトラバースして尾根筋にたどり着くと山道があります。しかし最近踏まれた跡はないようなので、先行の2班はあのまま右のほうの沢に降りていってしまったようです。無線で交信するとやはり右の沢に降りていってしまったようです。ただ、そっちはすぐに尾根の右側を通る林道に出られるはずです。
 私のいる班はそのまま尾根筋をどんどん下って行きました。やがて尾根の突端あたりまで着たので、2班とは逆に尾根の左側を流れる沢を渡り別の林道に出ました。二つの林道はやがて合流するので、3班は無事に会うことができました。そこから駅に向かって1時間ほど歩く間にすっかり暗くなってしまいました。
 じっくりと地形図を見ることは少ないので、この日の地図読み山行は大変勉強になりました。

« 二子山中央稜で岩登り | トップページ | 古賀志でクライミング »

訓練」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1219264/29867295

この記事へのトラックバック一覧です: 笹子で地図読みハイキング:

« 二子山中央稜で岩登り | トップページ | 古賀志でクライミング »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ