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谷川岳・マチガ沢で捜索訓練

2006年11月18~19日
 所属する山の会で捜索訓練を行うため、先の土日は谷川岳の麓へ。定年退職後に別荘を建てた会の人がいて、そこを拠点に訓練をしました。参加者は総勢20名。食料の買出しをしながら、お昼頃に別荘に集まりました。
 この日は、資料やスライドを見ながら、登山中に発生する事故の事例などの話しを聴きました。山での遭難の連絡が入ると山岳会の在京の人達が救助隊を編成して現地へ救出に向かうのですが、その際の地元の警察とのやり取りなどを話しもありました。群馬、長野、山梨県ごとに山岳遭難時の県警がどのように対応するか異なるとのこと。
 冬の谷川岳で遭難したパーティーを救出するため、断崖絶壁を下って生存者を救助して、すでに死亡していた人はヘリでピックアップできるところまでその遺体を移動したそうです(死亡の最終確認はたしか医師や警察でしたか)。沢に滑落して死亡した人を担架で山から降ろすなど、実際に搬出にあたった人の話しはためになります。スライドも臨場感あるし。
 ひとたび事故が発生すれば、救出のためには大勢の人の協力が必要になるのだと分かりました。そして、警察や地元の捜索隊、民間のヘリなどの協力もありますが、原則は自分たちで解決するというのが前提です。それは、遭難パーティーの当事者であれば自力での脱出に全力をあげるのは当然ですが、山岳会に所属していれば会員として仲間の救出に向かうということです。
 そうはいっても、救出できる体力や技術がなければ、行くだけ足手まといになってしまいます。個人で登っている場合もそうですが、特に会に所属して登山をする以上は、様々なレスキュー技術をしっかり覚えていかなければならないと思いました。
 で、机上講習を終えたあとは、例によって大宴会。 Cimg2083
 翌日は今にも雨が降りそうな空模様でしたが、マチガ沢近くまで車で行き、そこから本部と3班に分かれて、捜索訓練を開始しました。前日のうちに、遭難者を模した袋が捜索対象の範囲のどこかに置いてあり、それを探すわけです。尾根筋2班と沢筋1班です。今回の目的の一つは、本部を中心に無線で密に連絡を取るということ。それぞれの班が周囲を探しながらCimg2085登っていきます。
 普段の登山に比べれば、なんでもない距離なので疲れることはありません。やがて私のいる尾根筋の班は上部の林道に出て、そこから沢筋の班と合流することになりました。そのうち、沢筋の班から遭難者(袋)を見つけたとの無線が入り、私たちも沢を降り合流しました。残りの尾根筋班とも林道で合流し、本部のある駐車場に戻りました。
 別荘に戻ってから、ツエルトとスリングを使って人を運ぶ方法の練習などをして解散となりました。
 がつがつ登るだけでなく、こういう訓練をもっとやって身に付けなければならないと思った今日このごろです。

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