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岳嶺岩

2007年7月7日


 この週末は、ボルダリング行こうか沢登りに行こうかとあれこれ調整していたのですが、事情があってどちらも実現せず。一方、山の会のベテランの人から、ボルトやハーケンをまともに打ったこともないのに本チャンに行くのはケシカランとのお叱りの言葉を数日前にいただいていたので、ちょっと反省してました。谷川岳にはすでに行っていたわけですから。
 そこで、土曜日はボルトやハーケン打ちの練習にあてることにしました。そして、日曜日は私のいる山の会の上部団体で編成する救助隊の訓練に参加することにしました。
 ハンマーとハーケンは少しばかり持っていたのですが、ボルトやその孔を開けるジャンピングを持っていなかったので、前日に登山用品店に買出しに行きました。
ハーケンを買い足して、ジャンピングとリングボルトをいくつか買いました。ついでにキャメロットも2つ買っちゃいました。

 まず、土曜日のボルト・ハーケン打ち。いつも岩登りに一緒に行っている人と奥多摩の日原にある岳嶺岩(がくれいいわ)へ。ここは石灰岩ということで、岩質が軟らかくボルトの孔開けが比較的楽とのこと。チャートのような岩だと硬すぎて初心者の練習にはちょっと大変だろうから、とのアドバイスがありました。
 道端に車を停め、山の斜面を降りて行きます。ジメジメした薄暗いところにボルダーを大きくしたような岩がいくつかあります。
 まずはボルトを埋め込むための孔を開けます。ジャンピングというドライバーのような道具の先にキリを差し込んで、これをハンマーで打つことによって岩に孔を開けていきます。その穴に先端がクサビ状になっているリングボルトを差し込んでハンマーで打って固定します。リングボルトを埋め込むための孔の深さは2㎝ほど。径は8㎜です。石灰岩は軟らかいとはいえ、なかなか大変です。ジャンピングの頭をハンマーでガンガンと打ち続けますが、少しずつしか孔は掘れません。隣りではパートナーの人も頑張って打ってます。一つの孔を開けるのに約10分かかりました。腕がだるくなります。

 ところで、自然の岩にこのように孔を開けるのはちょっと抵抗があるのですが、練習と割り切ることにしました。この岩場はそういう練習が散々行われているようで、見るといくつもいくつも孔が開いていたり、リングが打たれています。
 一つ目は孔を開けるだけにしました。開けた孔ごとにボルトを打っていてはボルトがもったいないので。二つ目の孔を開けたところで休憩。
 次にハーケンを打つことにしました。リスと呼ばれる岩の割れ目を探してそこにハーケンを差し込みハンマーで打ち込みます。ハーケンがしっかり打ち込まれているかどうかは、その音で判断できます。打ち込むごとにその金属音が高音になっていくのです。私がクロモリ製のハーケンを打ったところ、まさしくそんな音になりました。
 で、打ったハーケンを回収します。ハーケンの両側面を打ちながら少しずつ飛び出させるのですが、あまりにもしっかり打ち込まれてしまいビクともしません。何度も打っているうちにハーケンがグニャグニャに曲がってきました。仕方ないので回収を諦めて残置することに。一枚700円ほどですが、本番で使うことなく失ってしまいました。回収できたところで、あれほど曲がってしまっては、強度が心配で使えません。

 寝不足もありだらだらと休憩をはさみながら、今度はアブミ登はんをすることに。途中にハングがある人工登はんのルートをトップロープで登りました。これに先立ち、終了点に、ボルトを打ち足すため再びジャンピングの出番。残置スリングも古びていたので何本か切って捨てて、新しいものに交換しました。
 この日はこれでお終い。力のある人だと5分で開けられるそうですが、まあ良い経験になりました。

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