« 瑞牆山③ ハイピークルート4ピッチ目 | トップページ | 水根沢・捜索訓練 »

瑞牆山④ 遭難

【遭難】
 後続のセカンドが登ってくる間おしゃべりをしながら休んでいると、南の方の雲海にヘリコプターが現れました。ずいぶん高いところを飛んでいるなぁと思っていたら、瞬く間にこちらに向かってきます。奥秩父の紅葉でも撮影に来たのかなと話していたら、瑞牆山山頂623122830_114sをぐるっと旋回して、付近をゆっくりと飛んでいます。やがて我々のいる大ヤスリ岩の少し下の方の登山道のあたりの上空でホバリングを始めました。我々のいる場所からはホバリングするヘリが下に見下ろせます。どうやら誰かが遭難したようです。岩がちの登山道で転倒して足の骨でも負ったのかなと話していると、ホイストで隊員が降りて行くのが見えます。いったん隊員を降ろし、ヘリはしばらく周囲を飛んでいました。どうやら下では隊員が樹木が比較的疎らなところまで遭難者を運んでいるようです。他にも手伝っている人達がいるかもしれません。再びヘリからワイヤーが下され担架を吊り上げました。救出作業を終えたヘリは再び甲府方面へと飛んで行きました。
 あと623122830_25s_3で、インターネットのニュースで知ったのですが、登山道を歩いていた50歳代の男性が突然倒れて、それを目撃した別の登山者たちが救助を呼んだとのことです。倒れた男性は死亡したとのこと で、病死らしいとのこと。病名までは載ってませんでした。ご冥福をお祈りいたします。さらにブログを検索したら、救助を呼んだ登山者グループの記録もあって、下からヘリを撮っている写真がありました。
 
 そういえば6月に谷川岳に行った際にも、我々が一ノ倉沢出合まで降りてきてからヘリが飛んでいるのを見ました。この時も我々が下降した南稜の隣りの3ルンゼで滑落死亡事故があったのです。一年中山に出かけている我々としては、これらの事故は対岸の火事では済まされません。事故に遭わないことが何よりも大切ですが、事故に巻き込まれた場合にいかにしてその危険な状況から脱出するか、セルフレスキュー技術など身につけなければならないことはたくさんあります。
写真
1:ヘリからホイストで降りる隊員
2:遭難者を収容するヘリ

« 瑞牆山③ ハイピークルート4ピッチ目 | トップページ | 水根沢・捜索訓練 »

クライミング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1219264/29744188

この記事へのトラックバック一覧です: 瑞牆山④ 遭難:

« 瑞牆山③ ハイピークルート4ピッチ目 | トップページ | 水根沢・捜索訓練 »

2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ