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2007年12月

再び春日渓谷へ

 クリスマスの3連休は正月山行の直前とあって、出かけるのは初日のみとし残り2日間は準備に充てることにしました。
 で、22日は2週間前にも行った春日渓谷へ。正月山行のリーダーが知り合いからアイゼンをもらって、正月に出かける前にどこかで試し履きをしたいとのことで、春日渓谷に行くことにしました。正月の山行は氷壁を登るようなところはないはずですが、もらったアイゼンがペツルシャルレのM10とのことでアイスクライミングにはもってこいのギアです。
 そういうわけで、私といつものパートナーにリーダーを加えた3人で金曜日夜に出発。車は道路の積雪が心配でしたが、私の愛車で行くことに。
 前回と同じく、春日温泉を過ぎた先の広場にテントを張って仮眠。翌朝、天気は曇り模様。林道を上がっていくと路面の積雪が増えてきて、一つ目のトンネルを越えた先で一台の車が雪には待って動けなくなっているのを発見。と、私の車もそこでいよいよ進めなくなってしまいました。これはマズいことになったと、持参したスコップでタイヤの周りの雪を掻き分け、何とか下り坂を後進。雪も降り始めてきました。
 私は、春日ルンゼまではそれほど距離がないだろうから、この辺りに駐車しようかと言いました。リーダーは、このまま雪が降り続ければ帰る頃には脱出できなくなるかもしれないから、引き返そうと言いました。そこで我々の車はその車を残し下りました。ずいぶんと引き返して路面の雪がほとんどなくなったところで車を停めました。さて、せっかく遠くまで来たのだから頑張って春日ルンゼまで歩くかこのまま諦めて帰るか相談した結果、歩くことにしました。
 荷物を最小限に抑え仕度をし出発。延々と春日ルンゼまで1時間20分歩きました。時刻は10時20分。数人の人達がF1を登っているのが見えます。リーダーは春日ルンゼが初めてとのこと。以前やはり雪に阻まれ諦めて帰ったことがあるそうです。
 さて、F1を私のリードを登りました。前回も登っている分落ち着いて登れました。このF1でトップロープで何本か登るのかと思ったら、このまま上の様子を見に行こうと言うことになりF2、F3と登り、F4ではパートナーがリードしました。さらにこの上はもう登るところが無いようで、懸垂下降を交え下に降りました。F1では再びリードで登ったりするうちに他の人たちが帰ってゆくので我々も下山することにしました。
 午前中歩いてきた車道を延々と下っていきます。帰りは前回と同様、春日温泉に寄りました。

八ヶ岳・赤岳鉱泉にて

  15・16日の週末は久しぶりに八ヶ岳・赤岳鉱泉へ。今年の無雪期には八ヶ岳を訪れることはありませんでした。冬になり沢の氷結も進んだろうということで、アイスの練習と雪稜を兼ねて出かけました。
 計画では、初日にジョウゴ沢あたりでアイスクライミングの練習、二日目に石尊稜を登ると言うものでしたが、結果的には天気が芳しくなく石尊稜は諦めました。


【アプローチ・その1】
 例によって金曜日夜、パートナーを乗せ中央道経由で諏訪南ICで降り、美濃戸口にある山荘のロビーで仮眠。翌朝はちょっと遅い6時起床。
 さて、ここ美濃戸口から赤岳山荘までの林道は歩いて1時間ほどですが、車で行くこともできます。昨冬は林道に入って早々に路面凍結で進めず車で行くのを諦めたことがあり、今回も歩くべきか車で行こうか迷いました。他の車はどんどん林道に入っていきます。また凍結した所で立ち往生するかもしれないという不安がありましたが、楽をしたい誘惑に負けて車で進みました。ところどころ凍っています。
 

 なんとか進んでいくことができたのですが、赤岳山荘がもうすぐというところにあるちょっと急な坂で空転していよいよ進めなくなってしまいました。林道の途中に停めていこうとも思ったのですが、翌日帰る際にさらに路面状況が悪化して帰ることもできなくかもしれないと心配になり、美濃戸口まで引き返すことにしました。
 この際、本当にうっかりしていました。引き返す際に、重い荷物だけをそこに置いておけば、美濃戸口からはそこまでは空身で歩くことができたのです。そのことに気づいたのは美濃戸口に戻り着いてから。悔しいです。また車で行くのも時間のロスになるので、そのまま歩くことにしました。
 

 それにしても、他の車は登っていけるのに私の車だけ行けないのは悔しいです。スタッドレスタイヤを履いていますが、四駆ではありません。他の二駆の車でも行くことができているはずなのに。う~む、運転技術の問題なのかも知れません。チェーンを着ければ行けるのでしょうが、私の車はタイヤスペースの関係でチェーンが装着できないそうなのです。

【アプローチ・その2】
 そんなこんなで、後からやってくる車に追い抜かれながら赤岳山荘までの道のりを歩いていきます。それにしても荷物が重すぎました。出かける前に家の体重計で量ったところでは29㎏。それにアックス2本にピッケルを加えると31㎏にはなっているでしょう。テント泊とはいえ1泊の山行にしては重すぎます。もっと荷物を切り詰めて軽くするようにしなければ、歩荷(ぼっか)訓練でもあるまいし、時間と労力の無駄になってしまい、本来の目的のアイスなどをする時間が削られてしまいます。反省しなければ。
 

 さて、ようやくの思いで赤岳山荘の前を通ったときに誰かに呼び止められました。振り向くとYさんです。Yさんは私のいる山岳会のNさんと組んでよくクライミングに出かけている人で、前週の春日渓谷でも一緒でした。今回、八ヶ岳に行くことはお互いに知らなかったのですが、いろいろな岩場に行くと以前にも別のところで見かけたことのある人に会うことを考えると、誰しも行くところは一緒なのだなあと思いました。
 

 Yさんは前日に一人で来てアイスクライミングしてここ赤岳山荘に泊まったそうです。明日はNさんと合流して神奈川の湯河原幕岩を登るそうで、今日は移動日とのこと。呼び止められて、山荘に入りストーブに当たることこと1時間弱。ここでも時間をロスです。Yさんと別れ再び歩き始めます。北沢の林道を進んでいきます。ところで、南沢にある橋が台風で流されて通行不能との情報がありますが、Yさんによれば大した渡渉ではないとのことです。
 

 堰堤広場からは山道になります。積雪が増えてきますが、道の雪は踏み固め658737405_45sられており問題ありません。それよりも背中の荷物が重くて辛いです。ようやく11時過ぎに赤岳鉱泉の山小屋が見えてきました。アイスキャンディーも見事に凍っています。アイスキャンディーとは人工の氷壁のことで、工事現場で使うような足場を組んでその側面に水をかけて凍らせた施設です。裏手の階段から上に上がりロープを張ることができるので、手軽にアイスクライミングの練習ができるのです。

【アイス658737405_238sキャンディー】
 到着が遅くなってしまったので、予定のジョウゴ沢行きを止めアイスキャンディーで練習することにしました。昨シーズンまでは山小屋宿泊者しか利用できない決まりだったのですが、今期からテント泊でも一日1,000円で利用できるようになりました。なお、登録料としてさらに500円が必要です。
 

 テントを張って、山小屋のストーブに当たりながら昼食を済ませ、午後からキャ658737405_225sンディーを登ります。トップロープを張って練習開始です。前週の春日渓谷でも感じたことですが、前ツメ2本のアイゼンで登るよりも1本のほうが足裁きの自由度が増して登りやすく感じます。二人で交替しながら数本登ったのですが、パートナーがしきりに寒い寒いというので早々に切上げることになりました。

 再び山小屋で暖をとった後、テントに戻り夕食の準備にかかりました。夕食と言っても温めるだけのものばかりです。今回は私が食事担当で、これまでの山行で残っていたものを処理すべくここに持ってきました。夕食は湯煎するご飯のパック2つ、レトルトカレー2つ。これだけで800gはあります。500mlの缶チューハイも持って行きました。さらに朝食はお汁粉で、お汁粉300g、お持ち200gはあります。計1.8㎏。重すぎます。やはりもっと荷物を切り詰めることを考えなければなりません。
夜から雪が降ってきました。明日の石尊稜は諦めることになるかもしれません。

【ジョウゴ沢】
 二日目は4時前に起きてお汁粉の食事を取ったものの依然雪が降り続いており、石尊稜に行く気が失せてしまいました。寒さのせいもあり再び寝袋にくるまって二度寝。1時間ほどして起き上がり外に出ました。雪が少し降ってはいましたが頑張れば石尊稜に行けるかもしれません。しかし、これから出発するには遅すぎるので諦め、ジョウゴ沢に行くことにしました。一晩の間に雪は20cmほど降った感じです。

 F1に着くと、数人がロープを張ってアイスの練習をしていました。まずはF2へ行こうと思っている我々はロープを出さずに左端の易しいところから越えて行きます。少し歩くとそのF2が見えてきます。左端を登っている人たちがいます。私のリードで同様に左端の易しいところから登りました。途中、2か所ほどアイススクリューをセットします。トップロープを張って何度か練習しました。そのうち、パートナーが前日に続き今日も寒いから山小屋に戻りたいと言い出したので練習を切り上げて早々に下りました。ナイアガラの滝まで行きたかったのですが。
 まだ昼前で下山するには早すぎます。山小屋のストーブで身体を温めた後は前日と同じくアイスキャンディーを登ることにしました。

【ケガ】
 トップロープを張ってアイスキャンディーを何度か登っているうちにだんだんと晴れてきて、見ると大同心や小同心、さらには赤岳も見えてきました。今回登れなかったのは悔しいです。さて、そうやって何度か登っているうちに時間が経ちそろそろ切り上げて帰る時間が近づいてきました。最後の1本を登ろうということで、氷が幾本もツララ状に垂れ下がっているあたりを登ることにしました。

 ツララがあるのは出だしすぐのところで、私はそのツララにアックスを打ち込みました。と、その瞬間ツララが折れて頭にぶつかり、私はロープにぶら下がりました。どうやら血が出たようです。下に降りてパートナーに見てもらうと、右目の眉の上のところをケガしたようです。しかし、寒かったせいか血はすでに固まっています。テントに戻り、救急用品入れからガーゼを出して傷口に当てました。ヘルメットを被ってはいたのですが、それを外れて氷が当ったようです。

 キャンディーに戻ってみると先ほどのツララが砕けて転がっています。砕けた氷を並べて見ると太さ約20cm、長さ1mほどありました。一つ一つの氷の欠片でもけっこうな重さがあります。これらの体積から想像すればやはり相当な重さになるはずです。これほどの氷の塊がぶつかったのですから、痛いわけです。ケンカで殴られたような感じで右目のまぶたもちょっと腫れてしまいました。

 ここのところ、山や岩場で死亡を含む事故を見聞きすることがあり、ホンの軽傷とはいえ気をつけなければと思います。ツララが落ちることをしっかりと認識していなかった私の軽はずみな行動が今回の原因です。

 そういうわけで、テントをたたみ荷物をまとめ美濃戸口へと下山しました。美濃戸口に着く前にはすっかり暗くなりヘッドランプを点けました。
写真(1):これが人工氷壁アイスキャンディーです。
写真(2):左が大同心、右が小同心の岩峰です。真っ白に雪をまといカッコいいですね。
写真(3):八ヶ岳の主峰・赤岳です。

三峰ボルダー

 12月12日水曜日。10月に小川山に行った三人組で平日仕事を休んでボルダリングに行きました。行き先はこれまで何度か訪れている秩父の三峰ボルダー。河原沿いに岩がごろごろとしています。事前の情報では、台風で岩が移動してしまっているらしいということ。斜面の踏み跡を降りて行き、シルクハット岩のそばに荷物を広げました。

 友人は以前一人で来たときにシルクハットにある一輪車(初段)を登ったそうです。まずはこの辺りにある岩をいじりました。久しぶりのボルダリングでなかなか登れません。シルクハットにある池田カンテ(1級)にも手を出してみましたがとてもとても無理です。 656850820_51s

 周囲の岩をあれこれ試したあと、少し上流側にある草もち岩へ。この岩は台風の影響で明らかに移動しており、取り付き面に対して1mくらい後退したうえに傾斜も緩くなっています。この岩には右寄りにベロンチョ凹状(1級)、左寄りにペタシ(初段)という課題があります。ベロンチョ凹状は前回来た際に登っています。

 今回はペタシに挑戦です。前回は取り付くこともできなかったのですが、今回は数度目に乗り込むことができるようになりました。3級くらいに易しくなったとの話もあるそうで、たしかにそうかもしれません。さらに身体を引き上げ右奥のガバを取りに行くのが遠いのですが、何度目かの挑戦で取ることができ登りきることができました。やった。

 これを見た友人もさらに何度か挑戦して登りきってました。良かった。たまにはボルダリングも良いものです。武甲の湯で汗を流して帰りました。

春日渓谷アイスクライミング

 9日は、6人で八ヶ岳北部の山中にある春日渓谷へ行ってきました。ここは秋になると紅葉が綺麗だそうですが、今回訪れたのは氷結した滝を登るアイスクライミングが目的です。
 前夜に東京を起ち関越道・上信越道を経て佐久ICで降り、春日温泉の少し先にある広場に着きました。他にもテントを張っているグループがおり、我々同様、アイスクライミングが目的のようです。紅葉の時期ならばともかく、雪に閉ざされたこの時期にここに来るのはほぼアイス目的といって間違いないのでは。夜空には星がきれいに光っています。
 この広場はまだ雪はありませんでしたが、翌朝、春日渓谷へと鹿曲川林道を進んでいくとだんだんと路面に雪が出てきて、着く頃には5~10cmくらいになっていました。
 目的地の春日ルンゼは車道のすぐ脇にあり、一つ目の滝が目の前に見えています。滝は凍っており、すでに登っている人たちがいます。これがF1のようです。Fは滝のFALLのことで下から順番にF1、F2と番号をふっています。我々も道端に車を停めアイスクライミングの支度をします。私は昨冬買ってからあまり使っていないアックスとバイルを手に、足にはサルケンのリコールで手に入れたペツルのモノポイントにしたM10というアイゼンです。
 今シーズン初めてなのでいきなり登ることはせず、近くにある道端のコンクリート壁を覆う氷でアックスを打ち込んだり、アイススクリューをねじ込む練習をしました。ベテランの二人組はさっさとF1を登って行ってしまいました。他の二人組は片方が初心者なので講習といった感じです。一通り練習した後、私とパートナーもF1を登ることにしました。まずはここを登らなければ、この上にある滝に行くことができません。
 アイスクライミングとは、凍結した滝を登るスポーツです。細かな説明は省きますが、両手にピッケルのような形のアックス(とバイル)を持ち、足にはアイゼンを履きます。これらを氷に打ち込みながら登って行くのです。岩登りでは既設のピンにランナーを取りますが、アイスクライミングではアイススクリューといネジ状の筒を氷にねじ込みます。岩登りと比較して、融ければ無くなる氷を登るということはちょっと変わった登攀スタイルなのかもしれません。
 さて、そういうわけでF1は私のリード。前の人に倣って、中央よりちょっと左寄りを登ります。近くで見ると段々になっているのですが、久しぶりのリードはやはり緊張します。
ダブルロープで確保してもらいながら、数m登ったところでまずは一つ目のスクリューをセット。引き続き、アックスとアイゼンを頼りに登って行きます。今回初めて、前ヅメ1本のアイゼンで登ってみたのですが、なかなか良い具合です。
 さらに二つ目のスクリューをセットし、登りきった先にある灌木でビレイを取り、セカンドのパートナーが登りました。すぐ先にF2があり、先に登っていた二人組が張ったロープを使って何度か登りました。いったん下まで降りると、初心者のいる組がおらずどうやら車道を登った先にある春日アソシエーションルンゼに行っているようです。しばらく休んでいるとその二人が戻ってきてF1を登り始めました。ベテラン二人組はまだ昼過ぎだというのに早々にアイスを終了してしまうようです。私は再びF1をリードで登りました。今回はこれで終了。帰りに温泉によりました。

甲斐駒ケ岳・黒戸尾根

2007年11月30日夜~12月2日 

 師走最初の週末は甲斐駒ケ岳へ。出発前にどれくらいの積雪があるのか調べようと思い、前週に行った人のブログの写真を見たところ、現地の積雪は少ないようでした。実際、昨年12月中旬に行った時よりもまだまだ少ない状態でした。秋の岩登りから冬の雪山へと切り替わるシーズン最初の山行としてはちょっと期待外れになってしまいました。
 甲斐駒ケ岳の登山について、私は高校時代に二回、黒戸尾根から登っています。それから随分時が経ち前述の昨年12月に三回目の登山、今年8月に黄蓮谷(完全遡行はできませんでしたが)からの四回目、今回が五回目になります。ここ1年間で三度も訪れていることになります。

 金曜日夜、同行の人を乗せ中央道を走り登山口となる竹宇駒ケ岳神社のある駐車場に着き、テントを張って仮眠しました。起きたのは6時頃。天気は上々です。テント泊の上に、寒い思いをしたくないので防寒着をたくさん持ったせいで、背負った荷物が重いです。
 7時過ぎに登山開始。駒ケ岳神社脇の吊り橋を渡るといよいよ山道です。登山口から山頂までの標高差は約2,200m。通常、一日で山頂まで行くのは大変なので7合目にあたる七丈小屋で泊ることになります。
 長い長い道のりをテクテクと歩いて行きます。荷物が重くてペースがあがりません。もっと減らしておけば良かったです。道中の様子をだいぶ端折りますが、八丁登り、刃渡り、刀利天狗と過ぎると日陰となる北側に、解けずに残っている雪がほんのわずか見えてきます。少し下ると5合目に到着します。かつてはここには五合目小屋があり、高校時代に登った時は営業していたはずです。昨冬来た際には廃屋ながらまだ残っておりましたが、今夏来た際はなくなっていました。
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 5合目からはクサリ場やハシゴが多くなります。荷物が重くて大変でしたが、午後2時過ぎ、ようやく七丈小屋に到着しました。中に入ると小屋番さんのほか、数人の登山者もいました。ストーブを焚いている小屋の中は暖かく小屋泊りの誘惑にちょっぴり誘われましたが、我々二人はテント泊です。テント泊は一人500円です。小屋は素泊まり3,000円です。
 ちょっと登ったところにあるテント場には我々以外には誰もおらず、テント場備え付けのペグを使ってテントをしっかりと張りました。テントの中に入り、お酒を飲んだりおつまみを食べながらだらだらと過ごし、明るいうちに夕食を済ませました。前夜の寝不足のせいもあり夜7時には寝袋に包まりました。

 翌日はまずは頂上を往復します。まだ暗い4時前に起きて出発したのは5時20分頃。雪が少ないながらアイゼンを履き、ピッケルを持ちます。ヘッドランプの灯りを頼りに登って行きます。寒いですが風がないので助かります。
私は今回、新品のアイゼンを卸しました。昨シーズン使ったペツルシャルレのサルケンというアイゼンが最近リコールとなり回収されたためです。代わりに同じペツルのM10というアイス用のアイゼンに交換してもらいました。普通に雪山を歩く際のアイゼンがなくなってしまった642991439_38s_2ので、先日、ブラックダイヤモンドのセイバートゥースプロというのを買ったのです。
 だんだんと東の空が明るくなりやがて日の出を迎えました。途中先行する登山者を追い抜き、遠くに山頂が見えてきました。相変わらず雪は少ないですが、七丈小屋付近よりは多くなってきました。山頂に着くと北アルプス方面が眺められました。穂高連峰が見えます。視線を転じて近642991439_87sくには仙丈岳、あるいは北岳。富士山も見えます。八ヶ岳は南麓へ広がる裾野が広々と眺められます。
 寒いので早々に下 山します。来た道を引き返しテント場に到着。テントを撤収し再び重い荷物を背負います。ここからの下山がなかなか大変でした。テント場を出たのが9時半。駐車場に着いたのは午後2時でした。長い長い下り道で足が痛くなりました。
このあと、近くにあるサントリー白州蒸留所へ見学に行きました。何度か訪れたことがありますが、ウイスキーが作られる過程を見ることができるうえ、最後に試飲ができるので楽しいです。もちろんドライバーの私はウイスキーを飲むのは我慢してオレンジジュースを飲みました。
 帰り道は延々とした道を走りました。甲州街道は、甲府付近でちょっと流れが悪くなったほかは、ずっと順調で帰りの高速道路代を節約できました。中央道は冬に渋滞が幾分緩和されるとはいえいつもいつも小仏トンネル手前で混むのに辟易しているので、した道も悪くないなと思いました。

写真(1):七丈小屋の前の登山道の様子。ほとんど雪はありません。
写真(2):仙丈岳
写真(3):山頂付近の様子。ご覧のとおりまだ雪は少ないです。

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