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甲斐駒ケ岳・黒戸尾根

2007年11月30日夜~12月2日 

 師走最初の週末は甲斐駒ケ岳へ。出発前にどれくらいの積雪があるのか調べようと思い、前週に行った人のブログの写真を見たところ、現地の積雪は少ないようでした。実際、昨年12月中旬に行った時よりもまだまだ少ない状態でした。秋の岩登りから冬の雪山へと切り替わるシーズン最初の山行としてはちょっと期待外れになってしまいました。
 甲斐駒ケ岳の登山について、私は高校時代に二回、黒戸尾根から登っています。それから随分時が経ち前述の昨年12月に三回目の登山、今年8月に黄蓮谷(完全遡行はできませんでしたが)からの四回目、今回が五回目になります。ここ1年間で三度も訪れていることになります。

 金曜日夜、同行の人を乗せ中央道を走り登山口となる竹宇駒ケ岳神社のある駐車場に着き、テントを張って仮眠しました。起きたのは6時頃。天気は上々です。テント泊の上に、寒い思いをしたくないので防寒着をたくさん持ったせいで、背負った荷物が重いです。
 7時過ぎに登山開始。駒ケ岳神社脇の吊り橋を渡るといよいよ山道です。登山口から山頂までの標高差は約2,200m。通常、一日で山頂まで行くのは大変なので7合目にあたる七丈小屋で泊ることになります。
 長い長い道のりをテクテクと歩いて行きます。荷物が重くてペースがあがりません。もっと減らしておけば良かったです。道中の様子をだいぶ端折りますが、八丁登り、刃渡り、刀利天狗と過ぎると日陰となる北側に、解けずに残っている雪がほんのわずか見えてきます。少し下ると5合目に到着します。かつてはここには五合目小屋があり、高校時代に登った時は営業していたはずです。昨冬来た際には廃屋ながらまだ残っておりましたが、今夏来た際はなくなっていました。
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 5合目からはクサリ場やハシゴが多くなります。荷物が重くて大変でしたが、午後2時過ぎ、ようやく七丈小屋に到着しました。中に入ると小屋番さんのほか、数人の登山者もいました。ストーブを焚いている小屋の中は暖かく小屋泊りの誘惑にちょっぴり誘われましたが、我々二人はテント泊です。テント泊は一人500円です。小屋は素泊まり3,000円です。
 ちょっと登ったところにあるテント場には我々以外には誰もおらず、テント場備え付けのペグを使ってテントをしっかりと張りました。テントの中に入り、お酒を飲んだりおつまみを食べながらだらだらと過ごし、明るいうちに夕食を済ませました。前夜の寝不足のせいもあり夜7時には寝袋に包まりました。

 翌日はまずは頂上を往復します。まだ暗い4時前に起きて出発したのは5時20分頃。雪が少ないながらアイゼンを履き、ピッケルを持ちます。ヘッドランプの灯りを頼りに登って行きます。寒いですが風がないので助かります。
私は今回、新品のアイゼンを卸しました。昨シーズン使ったペツルシャルレのサルケンというアイゼンが最近リコールとなり回収されたためです。代わりに同じペツルのM10というアイス用のアイゼンに交換してもらいました。普通に雪山を歩く際のアイゼンがなくなってしまった642991439_38s_2ので、先日、ブラックダイヤモンドのセイバートゥースプロというのを買ったのです。
 だんだんと東の空が明るくなりやがて日の出を迎えました。途中先行する登山者を追い抜き、遠くに山頂が見えてきました。相変わらず雪は少ないですが、七丈小屋付近よりは多くなってきました。山頂に着くと北アルプス方面が眺められました。穂高連峰が見えます。視線を転じて近642991439_87sくには仙丈岳、あるいは北岳。富士山も見えます。八ヶ岳は南麓へ広がる裾野が広々と眺められます。
 寒いので早々に下 山します。来た道を引き返しテント場に到着。テントを撤収し再び重い荷物を背負います。ここからの下山がなかなか大変でした。テント場を出たのが9時半。駐車場に着いたのは午後2時でした。長い長い下り道で足が痛くなりました。
このあと、近くにあるサントリー白州蒸留所へ見学に行きました。何度か訪れたことがありますが、ウイスキーが作られる過程を見ることができるうえ、最後に試飲ができるので楽しいです。もちろんドライバーの私はウイスキーを飲むのは我慢してオレンジジュースを飲みました。
 帰り道は延々とした道を走りました。甲州街道は、甲府付近でちょっと流れが悪くなったほかは、ずっと順調で帰りの高速道路代を節約できました。中央道は冬に渋滞が幾分緩和されるとはいえいつもいつも小仏トンネル手前で混むのに辟易しているので、した道も悪くないなと思いました。

写真(1):七丈小屋の前の登山道の様子。ほとんど雪はありません。
写真(2):仙丈岳
写真(3):山頂付近の様子。ご覧のとおりまだ雪は少ないです。

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