« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2010年1月

ミウラーVSを購入

 目白のカラファテに行ってクライミングシューズを買った。これまで2足のミウラーをリソールを繰り返しながら何年も履いていたが、ここのところ頻繁にクライミングをしているので、リソールしてエッジがたっても、シューズ自体がヘタってしまっている感じがしてきた。

一時ファイブテンのアナサジ・ベルデを履いたこともあったが、どうもしっくり来ないので結局あまり履くことはなかった。そういうわけで、ずっとスポルティバのミウラーを履き続けていたのだが、さすがにくたびれてきた感がある。

いろいろ調べてみて、お店に行く前からミウラーのベルクロ版であるミウラーVSを買おうと考えていた。お店ではソリューションも履いてみたが、踵の納まりがいまいちしっくりこない。やはりミウラーVSを選んだ。

ミウラーVSは謳い文句では単なるミウラーのベルクロ版ではないという。たしかにダウントゥしているし、今週末さっそく岩場で履いてみて、その違いを味わってみよう。

さらに、高田馬場まで歩いてカモシカスポーツに寄った。先日の海金剛でフォローが私のナッツを紛失してしまったので、それを買いに。カラファテではブラックダイヤモンドのストッパーは売っていたが、DMMウォールナッツが無かったのでカモシカへ。ウォールナッツの2番。

久しぶりにB-PUMP荻窪へ

 27()は、昨年12月初め以来久しぶりに荻窪へ行った。ここのところ毎週末岩場で登っていて、その調子を途切れさせないためにも週の中日にクライミングジムに行った。

 ところで、先日湯河原に行った際に幕山山頂からトレイルランニングをやったものだから、月曜日には両太ももがひどい筋肉痛になってしまった。水曜日になってもまだ筋肉痛が残っていたが、それを押して出かることにした。

 ジムでは最近コンペが開かれたようで2階のレイアウトが変わっていた。お店自体も入口あたりや貴重品ロッカーの位置なども模様替えしたようだ。

さて、この日は緑色テープ2級の課題を上限にいろいろトライした。ある2級課題は、あれこれ考えながらトライするたびに1手ずつ進んで、何回目かで完登できた。力任せに行くのではなく、ムーブを変えることで登れるとなかなか面白い。

あとで他人に説明するのは苦手なのだが、登っている最中に自然とムーブが出て登れると、意識と身体の感覚が近付いたような感じがする。岩場でもこういう感覚の時は調子が良い感じがする。しつこくしつこく登って、いちいち考えなくても身体が自然に反応するくらいになれば、もう少し難しいのが登れるようになるかもしれない。

湯河原幕岩で環境保全活動に参加

 前週に続き2324日の週末も湯河原幕岩へ。メンバーはI瀬さんとM田さんと私、それからY木さんとS子さんの5人。

 土曜日は正面壁へ。「かずえちゃん・としおちゃん」5.10dはレッドポイント。けっこう楽しいルート。隣りの「ジムシー」5.10cも登って、張ったトップロープで皆が登る。その後、私は「バットマン」5.12bにトップロープを張ってトライ。核心部分の大アンダーホールドまではアプローチ。100岩場の解説だとランジの課題とあるが、私のリーチだと片手でアンダーを保持しながら無理やり手を伸ばすと上部のホールドに何とか届く。さらにマッチしてキャンパシングのように身体を引き上げて、ちょっと右奥にあるホールド~左にある縦カチ~顔の前にある右手カチと取りながら身体を上げると上部のリップを取りに行ける。トップロープだから何とかトップアウトできたようなものの、いずれはリードでやってみないといけないだろう。スタティックに届くとは言ってもランジもやってみても良いかもしれない。

 しとど庵にテントを張って一泊。日曜日は午前中に幕岩環境保全活動Imgp2245というイベントがあるので、皆でそれに参加した。2年前にてんとう虫ロックで落石事故があり、登はん禁止になってしまった ことを受けて、クライマーらが集まって岩場周辺の浮き石の点検やゴミ拾いをするというもの。参加者のほとんどはクライマーのはずで総勢188名とのこと。午前9時から小田原クライマーズクラブの人の挨拶に始まり、梅の木の植わっている公園内を中心にハイキング道の石をどかしたり、ゴミを拾ったImgp2246りした。ゴミらしいゴミはほとんど落ちておらず、我々はハイキング道を山頂まで行くことにした。幕岩には何度も来ているが山頂に行くのは今回が始めて。道中、石を道脇にどけるが、ゴミはほとんど無し。しかし、山頂に着くと周辺の草むらの中にはけっこう空き缶やビニール袋が落ちていた。山頂からの眺めは最高。真鶴半島や伊豆の島々が眺められる。

 下山してゴミをまとめてからは、参加者対象の抽選会。スポンサーの登山用品メーカー等から提供されたクライミンググッズなどが当たる。同じ車の我々3人は偶然にも同じパタゴニアのトートバッグが当たった。やった。

 午後からはクライミング。ものすごく混雑している。行き先は喜望峰。桃源郷の近くにありながら、登るのは今回が初めて。「シャックシャイン」5.10dでは惜しくも1テン。さらに割礼塔の「ワンダーマリア」5.11bにトライ。100岩場には右端のガバを使うと5.10cとあり、確かにそれを目がけてちょっと右寄りからスタートするとボルダー3級くらいに感じる。そうではなくて、もう少し左寄り(先ほど左手で使ったホールドを右手で保持する)からスタートすると、細かい立ちこみから左手ポケットと、結構厳しい。右端ガバを使わずに上のカチを取れずに結局登れなかったが、確かにこのラインが5.11bなのだろうと納得。

初めて会う人とも知り合いになれたし、トートバッグも当たったし、それなりに有意義な週末となった。

ぽかぽか陽気の二子山

 20日の水曜日、仕事を休んでT辺さんと二子山に行ってきた。私は以前に二度、中央稜を登りに来たことがあり、その際に祠エリアをちょっとだけ登っただけなので、かぶっているという東岳のほうにはまだ行ったことがなかった。

 今回は、ぜひ東岳に行ってみたいと勇んで出かけたのだが、ここ数日の慣れない肉体作業のせいで身体が鉛のように重い…。とりあえず以前にも登った「話がピーマン」5.10a「アルケオロジー」5.10bを登って、滅多に登らない石灰岩に慣れる練習をした。その後トライした「ウォームアップ」5.11aはいつもなら難なく登れるはずが、どうしても1テンしてしまった。本当に身体が重い。

 しかし、この日は春のようなぽかぽか陽気で、横になって休むと思わず眠ってしまいそうになる。「甘納豆」5.10dなども登って昼過ぎまで祠エリアで過ごし、それから東岳へ。初めて見る東岳の岩場はかぶっているしルートが長い。10数人のクライマー達が登っていて、いかにも常連という感じである。

 国内最難ルート「フラットマウンテン」5.14d/5.15aがこの辺りかぁと見上げながら、隣りの「悪魔のエチュード」5.10aを登ることにした。悪魔の指という大きく垂れ下がった岩が特徴的なルートである。これを除くと次に易しいのが5.11bというから東岳は厳しい。最後に「ピヨピヨ」5.11bにトライするもまるで歯が立たず。各駅停車でクリップしながら何とか終了点にたどり着いた。もっと調子が良い時にまた来ようと思いながら、この日は帰ることにした。

湯河原温泉と幕岩 Tが骨折

 1617日の週末は皆で湯河原幕岩へ。今回のメンバーは、しばらくクライミングをやっていない人や以前足をケガして思うように登れない人、ほとんどクライミングをしたことがない人が多い。そこで、基本的に私がトップロープを張って皆がそれを登るということにした。

 金曜日夜に東京を発ち一路湯河原へ。湯河原町出身のメンバーの一人が温泉街のリゾートマンションの一室を持っているので、そこに泊ることになっている。大浴場もあって、温泉に入るだけでも楽しみだ。なのでクライミングはもちろんするのだが、温泉に入ったり部屋でわいわいとお酒を飲むというのんびり過ごすのが今回の趣旨。

16日】

 初日の土曜日にクライミングをするメンバーは私を含め4人。ほかに2人いるのだが、それは後でマンションに合流することになっている。まずは桃源郷の5.8でアップ。そのあとはサンセット5.10aなどにもロープを張って皆で登る。私はダイヤモンドヒップ5.11aをトライ。以前にも登っているのだが未だにRPできていない。今なら十分RPできるはずなのだが、この日は右手の調子がいまいちで比較的大きなカチでも保持していられなくて、たまらずテンション。

 それから、上のアリババの岩場へ。ここでもロープを張りまくって皆で登った。しかしこの日は寒い。空模様も怪しく、やがてチラチラと雪が降ってくるではないか。まさか湯河原に来て雪に降られるとは思わず、皆で寒い寒いと言いながら登るのだが、岩も少しずつ濡れてきて午後2時くらいにあがることにした。車で街に下りると路面は乾いており、雪が舞っていたのは山のほうだけだったのが分かった。

 スーパーで買い出しを済ませ、西村京太郎記念館や湯河原駅前で残りのメンバーは2人を乗せ、マンションの部屋へ。豆乳鍋や焼いた鰯を食べながらお酒を飲んでいると、仕事を終えたTが合流した。

17日】

 クライミングをしない1人と別れ、6人で再び桃源郷へ。前日と同様、私がトップロープを張って皆で登った。この日もダイヤモンドヒップをRPできず。調子が悪い。

 上のアリババの岩場にもロープを張って登り、右のほうにある5.8のルートにも張って皆で登った。5.8のルートから戻ると、「アン」5.10a/bに張っておいたロープをTが引き抜いている。聞くと、下の「サンセット」5.10aをリードできたからこれもリードしてみると言う。後から思えば止めさせておけばよかった。ビレイヤーはRさん。

 T3ピン目までランナーを取ったところで、そのまま直上するところを右の凹角に向かってしまい、そのあたりで行き詰まってしまったようで「落ちます!」とコール。数瞬後フォールした際に、壁の途中にある出っ張りに右足をしたたか打ちつけた。墜落距離は3mほど。Tは結構体重があるので、フォール時にビレイヤーのRさんは1mほど前に身体を持って行かれたそうである。それが墜落距離を長くしてしまった要因の一つかもしれない。

 Tはそれでも登ろうとするが、しばらくして諦めロワーダウン。本人は、ちょっとくじいただけだと言って、その後もクライミングをするがやはり思うように足が利かないようである。

 クライミングを終え、駐車場に戻る遊歩道を歩く際も皆より遅れるので、足の具合を見ると、右足首まわりがパンパンに腫れあがっている。皆驚いた。

 昨年6月、私は小川山でボルダリングしていて1mほど落ちた際に左足首を捻挫して脛骨と腓骨の間を剥離骨折してしまった。その際も同じように腫れたので、これは捻挫だけでなく骨折も疑われると思った。自車で来ていたTに運転させるわけにもいかないので、家が近い私が運転して送ることにした。Imgp2211

 家まで送る前に都内の病院の夜間救急に寄った。レントゲンを撮った結果、右足首内果骨折とのこと。つまり右足首の内側の踝(くるぶし)が折れているとのこと。私もレントゲン写真を見せてもらった。確かに見事に骨に線が走っている。私も昨年ケガをして、そのあたりの骨について詳しくなったので、ある程度分かる。Tの場合、足を着いた際の衝撃で脛骨と距骨がぶつかって脛骨の踝部分が折れたものと思われる。

 Tはギプスを施され、とりあえず帰宅することに。翌日も通院して診てもらった結果、手術してボルト2本で固定することになったという。ケガから5日後その手術をしたそうで、その後お見舞いに行ってきた。

 クライミングという危険な行為をする以上、事故には細心の注意を払わなければならないのだが、こうして目の前でケガをするのを目撃すると改めて気をつけなければならないと思った。

伊豆半島岩場巡り(城ヶ崎シーサイド、海金剛スーパーレイン、城山南壁)

 お正月休みは4日間で城山と城ヶ崎へ行きましたが、成人の日の3連休も再び伊豆半島の岩場を巡ってきました。

 9日:城ヶ崎シーサイド

 10日:海金剛スーパーレイン

 11日:城山南壁

 メンバーはO川さんと私の二人。ここ数年は以前ほどクライミングをしていないというO川さんに私のわがままを聞いてもらって、ゲレンデだけでなく海金剛も盛り込むというかなり欲張った計画です。

 8()夜にO川さんを乗せ、愛車ルーテシアで東京を発ちました。この日の夜は道の駅「伊東マリンタウン」でテント泊。

9日:城ヶ崎シーサイド】

伊豆高原駅近くのガストで朝食を済ませ、先週初めて行ったシーサイドを再訪。気温は前回2日よりも暖かいくらい。RPできなかった「風に吹かれて」5.11aを今日は一回目でレッドポイント。前回3回もトライしていたのでムーブで迷うことなく力尽きる前にハングを越えることができました。Imgp2126

そのあと、欲張って「ピスタチオ」5.12aにトライするも途中で敗退。やはり厳しい。そんな感じでシーサイドでのクライミングを終え、翌日登る西伊豆の海金剛を目指して車を駆りました。片瀬温泉で汗を流し、下田の駅前にある「魚河岸」というお店で刺身定食を堪能し、松崎の町に着く手前にある道の駅「伊豆松崎」 でテント泊。星がきれい。

10日:海金剛スーパーレイン】Imgp2133

翌朝は5時起床。テントをたたみコン ビニで弁当を買いこみ、車を停める雲見オートキャンプ場に6時到着。あらかじめ車を停めさせてもらいたい電話をしており、前日にも確認の電話をしておきました。早朝で管理人がいなかったら管理棟の前の駐車スペースに停めておいてほしいとのことでしたが、管理人さんがいたので500円を払う。海金剛は西風が強いと聞いていましたが、管理人さんの話では現在5mくらImgp2135いの風速で午前9時頃には7mになるが、昼ごろには止むだろうとのこと。しかし、ここではこれくらいの風はいつも吹いているという。

登ってみないことには現地の風の強さは分からないが、これくらいで諦める必要はないだろうと思い出発しました。明るくなった650にキ ャンプ場を出発。アプローチはあらかじめネットで調べておいたので、スムーズに行けました。途中の懸垂下降するところも新しめの残置ロープがありました。取り付きは中央稜から右に二つ目のディエードル。735着。キャンプ場から45分ほどで到着。写真で見たとおりのクラックが凹角に走っています。

たくさんのカムなどのクライミングギアを身につけいよいよ登はん開始です。スーパーレインは全7ピッチ。そのほとんどがクラックシステムのルートとのこと。最高グレードは5.10aですが、クラック5.10aはフェイスのそれと比べると相当に大変です。それに身に付けたギア類が重い重い。エイリアンからキャメロット0.3~4番。それにナッツもあります。スリングやカラビナもたくさん。念のためアブミも持ちました。

O川さんはあまり登れる自信がないということで、1ピッチ目と最後の7ピッチ目をリードするということで、途中の26ピッチ目は私がリードすることになります。アプローチシューズなど不要なものはザックにまとめ取り付きに置いていくのですが、猿が出ると言うので木の枝に吊るしておきましたImgp2143

ルート図によると、1P30m5.72P25m5.83P35m5.94P30m5.10a5P35m5.10a6P35m5.97P25m5.8となっています。

1ピッチ目は、O川さんがリード。820に開始。フォローで登るとクラックの途中途中に木が生えており、それをつかみながら登りました。O川さんは直上するクラックをずいぶん登っ たようで、2ピッチ目の部分まで少し登っていたようです。

2ピッチ目からは私のリード。続くクラックを少し登ったところから右に見えるブッシュ帯を目指して数mトラバースするのですが、これが怖い。目ぼしいホールドがないため、左のクラックにナッツをきめ(実戦で初めてナッツを使いました)、それからスリングを伸ばして身体を伸ばしながら右にトラバースしていきました。なんとか落ちずにブッシュ帯に到着。さらに樹林の中を10mくらい右に行くと頭上に3ピッチ目のクラックが見えるのですが、フォローが恐怖のトラバースするのを見れるように、ブッシュ帯に入るところでピッチを切ったほうが良いかもしれません。ここにはあとで最後に懸垂下降するための残置のスリングとカラビナがありました。ブッシュ帯の中は普通に歩いて行けます。

3ピッチ目。クラックをまっすぐ登ってから少し左上し、次に右上するのですがこれがImgp2144とにかく大変でした。レイバックで登りながら覗きこめないクラックの中にカムをきめていくのですが、クラックから少し出ている縁にかけた足がはずれて落ちる恐怖を抑えながらじわじわと登っていきます。必死だったので返ってあまり覚えていないですが、なんとか登り切りました。後 続のO川さんもフォローで登ってくるたびに大変だったと言っています。

4ピッチ目はさらにグレードアップし5.10a。大フレークが特徴のピッチ。とにかくキャメロットやエイリアンが大活躍します。たしか最後にワイドクラックがあり、手を突っ込んだだけでは広すぎてジャムが利きません。3番のキャメが使えたはずです。ここではたまらずキャメロットにアブミをかけてアメリカンエイドで突破しました。フリーとはなりませんでしたが、時間を考えるとじっくり粘っている余裕はありません。初めてのクラックのマルチピッチルートで実質オールリードをするというプレッシャーが空腹を感じさせるヒマを与えてくれません。それでも喉は乾くので、後続が背負ったナップザックから飲み物を出して飲みます。Imgp2150

5ピッチ目は先人クラック。ここもずっとクラックを たどっていくのですが、4ピッチ目よりはちょっぴり易しく感じました。どこだったか覚えていませんが、ところどころナッツが使えるところがあると、ナッツを買った甲斐があったと感じます。下部要塞に到着。

6ピッチ目。下部要塞の右にあるかぶったワイドクラックを登るのですがこれが本当に大変。ここでもカム&アブミに頼って身体をずりあげました。頭上のハングは左に巻いていくのですが、こんな感じのパートは湯川のバンパイア5.10cの最後や城山のワイルドボアゴ ージにあるカルカッタ5.10cの上部に似ているので、要はそれほど難しくありません。

Imgp21587ピッチ目はO川さんがリードするはずだったのですが、出だしのワイドクラックが小柄な体格のため上部のホールドに届かず。そこで結局私が交代してリード。後ろにある岩に立って私がようやくとどくくらいなので確かに大変です。

こうして全7ピッチを終えたのが1420。やった。少し登れば海金剛のピークらしいのですが、懸垂下降してアプローチを引き返す時間を考えると、のんびりしていられません。ルートは完登したので、すぐに降りることにしました。76ピッチ、54ピッチ、3ピッチと3回懸垂下降し、2ピッチ目のブッシュを歩いて、前述した懸垂支点から1ピッチ目の一つ右隣りのディエードルを懸垂しました。取り付きに戻ったのは15:50頃。

 荷物をまとめ、アプローチを引き返します。懸垂下降したところは逆に登高器で確保しながら登り返しました。まもなく陽が海に沈みますが、まだImgp2160明るいうちにキャンプ場に戻れそうです。途中、咲いていたスイセンの花の匂いをかぐ余裕もありました。17時にキャンプ場に帰着。ちょうど陽が海に沈むところでした。日の出とともに歩き始め、日没に合わせて帰着。目いっぱい登れました。交わしたメールによると山仲間 のI瀬さんとM田さんはこの日、近くの雲見崎の直上裏参道を登ったそうです。おめでとう。

 堂ヶ島の立ち寄り温泉で汗を流し、鄙びた食堂でカレーライスをほお張り、翌日城山で登るために一路大仁へ。大仁でいつも行くアピタでお酒とおつまみを買いこみ、河川敷にテントを張ってこの日のクライミングを祝いました。

11日:城山南壁】

 3日目、曇り空。さすがにちょっと疲れ気味。寒いし。南壁に着いたのは我々が一番乗り。さっそくバトルランナーを登り始めます。O川さんは以前バトルランナーに登りかけたそうですが、2ピッチ目のハングに達することなく降りたそうです。それではということで、バトルランナーに誘いました。私自身はこれで4回目。100岩場では4ピッチとな っていますが、34ピッチ目はつなげても50mロープで足りImgp2161ます。

 1ピッチ目はO川さんがリード。アップを兼ねているのでまだ身体が重そうです。2ピッチ目は私。核心のハングも何度も登っているので、あっさり突破。3ピッチ目は終了点までO川さんに頑張ってリードしてImgp2164もらいました。

 午後、私は「おててつないで」5.12cに挑戦。昨年暮れに両脇の「スナッチ」5.11dと「ハンドバイス」5.11d/5.12aRPしたので、残ったこのルートにトライすることにしました。これらはどれもハングを越えるのが核心で、短いものばかり。ほとんどボルダー的です。

 おててつないでは、いきなり12台後半ということで、最初の数便はハング下でのムーブが分からずハングの庇の下にたどり着くことがまずできません。それでも何とかロープを張り繰り返し練習。右手アンダーからクロス気味にリーチ目いっぱいに左手を伸ばして庇上のガバ穴を取りにいきます。右手を話すと身体を振られてしまいなかなか耐えられません。一方、その先のマントルは足ブラ状態から右足を庇にはね上げヒールフック、ホールドに手を伸ばしマントルします。このマントル自身はスナッチやハンドバイスよりも幾分易しく感じるくらいです。

 結局RPはできませんでしたが、ガバ穴を取ってから右足ヒールフックにもっていく間のパートで、身体が振られない工夫をしてスタティックに移行できればクリアできそうな感じです。ボルダリングをやっているようなルートなので、あれこれ探っているうちにムーブが分かってくるのが楽しいです。

 一二三荘で汗を流し夕食は松屋で安く済ませ、高速道ではほとんど渋滞に巻き込まれることなく帰宅でした。O川さんにとっては、盛りだくさんで大変だったみたいですが、充実した3日間となりました。

年越しで城山・城ヶ崎へ

 年越しで伊豆の岩場を巡ってきました。当初は八ヶ岳の横岳西壁のバリエーションに行く予定だったのですが、メンバーが出発日を一日勘違いしていたせいで中止にしました。というより、大晦日~元日と寒波が到来する予報で入山しても赤岳鉱泉で停滞するだけになってしまうという懸念があったので、中止にしてちょっとホッとしました。氷点下20度とか30度という酷寒の世界に行くには、ちょっとブランクがあって耐えられそうにありませんでしたから。

[12/30城山南壁]

 そういうわけで伊豆の岩場を巡ろうということになり、30日朝にI瀬さん、M田さんと私の3人で改めて出発。初日は城山の南壁へ。最近何度も訪れており、先日には「スナッチ」5.11dが登れたので、ちょっと飽いていたのですが、この日は「ハンドバイス」5.11d/5.12aに挑戦。スナッチよりはハングが大きく乗っ越しに苦労しましたが、トライするうちにムーブが分かってきて、6回目くらいのトライだったか、ようやくレッドポイント。やった。

日本100岩場によるグレードは前述のとおりなのですが、城山の詳細なトポを載せた本によると、スナッチもハンドバイスも5.12aとあります。どちらも出だしのハング越えが大変なだけのボルダー的なルートなのですが、ようやく12台の入り口にたどり着けたような気がします。

一二三荘のお風呂に入りアピタで買い出しして、狩野川の河川敷でテント泊。

[12/31城山ワイルドボアゴージ・チューブロック]

 大晦日はワイルドボアへ。南壁より難しいルートばかりなので、登れるところは限られてきます。寒波到来で昨日より気温が低く寒い。「クロスロード」5.10aや「カルカッタ」5.10cでアップ。「スーパースター」5.12aは少し登ったところで行き詰まり敗退。チューブロックの「ドロンパ」5.12aも手強く、各駅停車で何とかヌンチャクをセットし、トップロープでトライするのみ。それでもまるで歯が立たない感じでもなかったので、またリードしてみたいです。

 一二三荘のお風呂に入り回転寿司で食べて、伊東の道の駅に移動してテント泊。

[1/1城ヶ崎ファミリImgp2051]

 明けましておめでとうございます。伊東の道の駅は初日の出を見ようと訪れた車で混雑してきたので、すぐに出発し近くのデニーズで朝食。元日は城ヶ崎のファミリーエリアへ。前日に続き、Imgp2058  この日も寒波のせいで寒い。城ヶ崎に登りに来るのはこれで4度目のはずですが、いつもファミリーエリアばかりで正直飽きてきます。それでもトップロープを張ったりして、これまで登ったルートをまた登りました。前回、テンションしてしまった「デルトイド」直上5.12aをトップロープでノーテンで登り切りました。マザークラックにもトップロープを張って初めて登りました。これでファミリーは当分訪れなくてもよい感じです。

 ガストで夕食を食べ、八幡野港にある大重丸という旅館に素泊まり。

[1/2城ヶ崎シーサイImgp2064]

 宿の部屋の窓を開けると、明らか に昨日より暖かいのが分かります。宿を発ちガストで朝食を済ませ、初めてシーサイドを訪れました。アクセス問題から岩場に降りるために樹木に張られたフィックスロープが全て撤去されたそうですが、訪れた時には、真新しい黒いロープとカラビナ2枚が懸垂支点としてありました。それにロープを通し懸垂下降。

 シーサイドに来るのは私は初めて。サンセットエリアは写真で見たことのある風景で、大きなハングにあるハードルートまでずらりと並んでいて、何人ものクライマーがそれぞれ取りついていますImgp2065。見るからに楽しそうなところです。これまでファミリー ばかりで、シーサイドに来なかったことが悔しい。

 アップの後、人気ルートの「風に吹かれて」5.11aにトライ。ガバホールドが連続するハングを登っていくルートであるが、連日のクライミングで疲れていたせいか、あえなくテンション。レストすれば、各部分は難しいわけではないのでトップアウトできた。風に吹かれては3回も登ったが、とうとうレッドポイントできなかった。背中が疲れた。ほかに「海賊フック」5.10bや「ティンカーImgp2066ベル」5.10b、「タイトボーイ」5.10dにトライ。「カルボナーラ」5.11bRPできなかったので、これも次回再トライしてみたい。

 下降したところを登り返し、再び回転寿司で夕食を済ませ、東京に帰りました。そんなこんなで充実した4日間のクライミングツアーでした。こうして無心に登り続けるのは楽しいものです。

年末の城ヶ崎海岸へ

年の瀬の2728日に城ヶ崎でクラックを登ろうということで、26日の土曜日夜に出発。メンバーはN村さんと私のほか、N藤さんの3人。伊東の道の駅でテント仮眠。

城ヶ崎では最近、アクセス問題から終了点や残置ロープが撤去されたということで、現地の様子は行ってみないと分からないという状況でした。

シーサイドなど他のエリアにも行ってみImgp2042 たかったのですが、今回も過去に行ったことのあるファミリーエリア(橋立)に行くことにしました。ひさしぶりのクラックはなかなか大変です。シスターやファザー、アンクルクラックなどをリードやトップロープで登りました。

終了点のために、古いロープを上部の幹から伸ばして作りました。帰りにはもちろん回収します。

右の易しいクラックを登って、左岸の「デルトイド」5.11aまたは5.12aにトップロープを張りました。上部のみボルトがあるので下部はナチュプロをセットすれば、リードもできるのですが、どこにカムを入れればよいのかいまいちよく分かりません。上部で左カンテに逃げると5.11a、右カンテを使いながら直上すると5.12aのようです。以前、5.11aのルートは登っているので、今回は当然5.12aのルートに挑戦。残念ながら手が滑って1テンしてしまいましたが、右のカンテを使っていけば十分登れることが分かりました。カムを使えばリードもできそうです。

 伊豆の山中でテントを張ったのですが、未明から雨が降り出し朝になっても降り続けています。仕方がないので、ジムに行くことにしました。行き先はストーンマジック。月曜日は利用料が半額で、この日は年内最後の営業でした。ルーフになっているルートをいくつも登って、外で登れなかったうっ憤を少しだけ晴らせました。

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ