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2010年2月

水曜日は奥武蔵・北川へ

Imgp2364  24()、またT辺さんと岩場へ。行き先は奥武蔵にある北川というチャートの岩場で、2人ともここは初めて。西武池袋線の西吾野駅手前の道を奥に進んでいくと右手に中組自治会館という建物が現れる。車はそれより50mくらい手前にある左手の有料駐車場に停めて橋を渡った民家に駐車料金を払う。駐車場は数台しか停められないので、週末は電車で来てここまで歩いたほうが良いかもしれない。自治会館近くにも停められそうなスペースがあるのだが、トラブルを起こさないためにも決して無断駐車は禁物。自治会館手前の作業道に入っていく。ジグザグと少し登ると左手にテープが巻かれているところがあり、そこから細い踏み跡に入る。その先にはもう岩場が見えている。岩場に着くと、話に聞いていたとおり、上部の岩が大きくかぶっている。下を見ると民家の屋根が見えるから、大声で騒がないようにしないと。

 チャートは御岳ボルダーや古賀志と同じだから嫌いではない。まずは「もうすぐ七夕」5.8でアップ。しかしこれはあまりにも簡単でアップにもならなかった。次に登った「天の川」5.10bはちょっと大変だったがなんとか完登。さらに「謙譲の美徳」5.11aにトライするも、核心のハングから左に抜けるところでテンション。残念。

ちょっと休んでから「北落師門」5.12aにトライ。下部の垂壁部分も大変なのだが何とか登っていくと、ハングに差し掛かったところでテンション。大ハングの下を右に抜けるところはところどころ濡れているので、クリップごとに各駅停車で何とか終了点へ。

 下降はハングしているので、ビレイヤー側のロープにヌンチャクをかけながらロープを手繰り寄せてヌンチャクをつかみ回収していった。この後、とんでもないヘマをしてケガをするのだが、恥を忍んでそのことを正直に書いておこうと思う。上部のハング部分からさらに下部の垂壁部分のヌンチャクもそうやって回収していった。落ち着いて考えれば当たり前のことなのだが、一番下の最後のヌンチャクを外してしまうとクライマーはハング先支点を中心に振り子のように後方に思い切り振られてしまうのである。ホールドから手が離れた瞬間、後方にある杉の植林に向かって身体が吹っ飛ばされた。ビデオのコマ落としのように杉の木が迫ってくる。やばい!と思った瞬間、腰の右後ろ側から気に激突!!一瞬息が止まる。脇腹もやってしまったかも知れない。振れが治まってから地面に下ろされ、その場に横になった。頭はぶつけていないし、足も動く。しかし、腰骨の右後ろが痛む。しばらくそのまま横になって、心配するT辺さんがダウンジャケットをかけてくれた。ちょっと落ち着いてくると、脇腹は大丈夫なようである。腰骨も打撲で赤くなっているが、ヒビなど骨折していたらもっと腫れあがっているはずである。

 寝転がりながら気づいたのは、下部の垂壁から上部のハングに代わるあたりのボルト2ヶ所に残置カラビナがかけてあったことである。回収しているときに気づいていながら、それを活用することを全く考えていなかったのだ。つまり、クライマー側のロープをそのカラビナに通してロワーダウンすれば良かったのである。そのための残置なのである。大きなハングのルートをやった経験が乏しいことと、振られる危険を十分に認識していなかった私の自業自得である。こんなことに気づかないのは正直バカである。

 しばらく休んでからまた登ることにした。T辺さんはもう帰ろうと言ってくれたのだが、ここで帰ってしまっては次回のクライミングの際に心理的に影響するかもしれないと思い登ることにしたのである。それでもまずは先ほど登った天の川をトップロープで登る。ぶつけたところ以外は身体は大丈夫そう。その後、「茶摘み唄」5.10c3回トライするも結局RPできなかった。

 結局、狙っていた11台以上のルートは何も落とせなかった。かぶった部分が何mも続くようなルートはやはりまだまだ力不足だと感じた。でもこの岩場のルートは挑戦し甲斐があるから、これからもちょくちょく来てみたい。

梅祭り開催中の湯河原幕岩へ

2021日の週末はT辺さんと湯河原幕岩へ行ってきた。岩場のある幕山公園は梅林になっていて、ハイカーやクライマー以外にもこの時期は梅見客が多く訪れる。

土曜日早朝、車で東京を発ち8時半頃に幕山公園に着いた。いつもの駐車場までは乗り入れできず、手前にある第3駐車場に停める。9時前だからか入場料を払わずに入れた。

初めに正面壁に行った。「バットマン」5.12b周辺からさらに奥へと歩いて行ってみるが、トポ図を見てもどれがどのルートなのか、いまいちよく分からない。数年前に何度か来ているはずなのに登る以前にルート探しに迷ってしまった。そうして易しいルートをちょっと登っただけで、正面壁から退散することにした。

いつもの桃源郷エリアに行くと、S子さんとY木さんの2人が喜望峰の「帰還兵」5.10cを登っているのに出会った。私は「もうじきバカンス」5.11cにトライするも、出だしからものすごく厳しく敗退。

気分を変えて、近くの割礼塔にある「ワンダーマリア」5.11bを登ることにした。このルートは出だしの数手がボルダーチックで厳しい。1月に来た際にムーブは解決していたのだが、その時は結局レッドポイントできないままだった。

出だしで失敗して落ちると足をケガする恐れがあるので、まずはチョンボ棒を使ってあらかじめロープをかけて試登する。100岩場の本にも書いてあるように右上のガバは使わずにいけるので、それを避けるためにスタートは左寄りになる。

試登の際にヌンチャクをかけておいて本気トライ。買ってからしばらく履いていなかったミウラーVSの出番である。きついのだが、思ったより素直に足入れできたので、細かい立ち込みができるこの新品シューズを履くことにした。カチをつないで身体をあげていく。小さなフットホールドでもエッジの立つ新品なのでしっかり乗り込める。そうして出だしの難しいパートをこなして、実質的にクリア。もちろん終了点まで行ってレッドポイントとした。よしよし。T辺さんはアリババにあるルートや「アブラカタブラ」5.10aに挑戦している。

それからサンバリーにある「ホット・コールド」5.11aにトライ。これも以前にトップアウトはしているのだが、RPはしていない。核心のハング越えはもう覚えているのでできるはずである。今回もハング部分で1テンしてしまった。S子さんとY木さんもやって来たのでそのまま皆でトップロープにして登ったが、この日はRPすることなく桃源郷に引き上げた。

もうひとつ、何度も登っていながら未だにRPできていない「ダイヤモンドヒップ」5.11aに片付けることにした。このルートに繰り返しトライしているらしい学生くらいの男に、お手本を見せて下さいと言われながら、登り始めた。RPできていないのだからお手本も何もないのだが…。3ピン目にヌンチャクが掛けづらく完登できていないのだが、この日は奥にある縦クラックホールドもしっかり保持できてあっさりクリアできた。私の場合、ヒールフックで身体を上げて縦クラックを取るようなことはせず、リーチを活かしてそのまま届いてしまうので、その男の参考にはならなかったようであるが。

 この日はしとど庵にテントを張って明日も湯河原で登ることにした。城山に転戦しようという案もあったのだが、やり残しているルートもあるし移動も面倒なので残ることにした。しかしこの日の夜はワインなどお酒を飲み過ぎてしまった。私はそれほどお酒に強いわけでもないのに、セーブしなかったせいで二日酔いになってしまったのだ。重い頭と食欲のないお腹のまま2日目も桃源郷に向かった。

 何度も登っている「アリババ」5.10bをまた登るも調子が悪い。前日やり残したホットコールドへ。二日酔いの身体ながら核心のハングを越えられたのだが、その先の易しいパートが湿っている、というよりビショビショに濡れていて保持できない。そうしてあえなくテンション。核心が越えられたというのに本当にがっかり。午後になるに連れて二日酔いは治まっていったのだが、結局この日は新たに落とせたルートは無し。ガリバーの岩場にある「ガリバー」5.11bやアリババの「魔法のランプ」5.11aを食い散らかす感じで終了。次回はちゃんとRPせねば。

 それよりも、やはりお酒は控えたほうが良いと反省した。せっかく岩場に来たのに、この始末ではわざわざ遠くまで来る意味がない。

降雪後の御岳ボルダーへ

 小山市から帰ってN村さんと別れた後、Kさんは明日も東村山のジムに行くという。2日間古賀志で登るつもりだったのが登れなかったため、せめてジムで頑張るそうである。私の予定を聞かれて、御岳にでも行こうかなと話したところ、Kさんも一緒に行くことになった。昨年、クライミングのブランクがあったKさんは今はとにかく登りたいようである。

 翌日曜日、Kさんと合流し一路御岳へ。しかし濡れた路面などは現地に近づくに連れて雪に…。周囲の山も雪をまとっている。ルートの経験は豊富だが外岩でのボルダリングは初めてというKさんを御岳に点在するボルダーを案内しながら回った。しかしどの岩もうっすら雪をかぶっている。

 発電所の駐車場に車を停め、まずは丸こんにゃく岩を数年ぶりに見に行った。それからソフトクリーム岩などのある広場に移動し、Kさんはすべり台岩の7級で外岩ボルダーのデビュー。鵜の瀬岩を横眼に見ながら橋を渡り、忍者返しの岩へ。Kさんには白狐岩の5級は難しかったようである。私はいつも眺めているだけでトライすることはなかったので今回登っておいた。その後、Kさんはマミ岩の4級をクリアしてこの日のボルダリングを終了。

 私はこの日ほとんど登ることはなく、Kさんのボルダリングをスポットすることに専念していたのだが、忍者返しの岩の子ども返しだけは登っておいた。また来た時に、忍クラやカニにトライしよう。ルートしかやったことのない人をこうやってボルダリングに誘うのも良いものだ。

 途中、Kさんが岩の近くに自生しているクレソンを発見。摘んでそのまま食べてみると口の中がニガニガする。少し摘んで家にもって帰った。食べられるや野草や山菜はまるで分からないが、こうして摘んでみるのも面白い。

小山市のロッククラフトへ

 21314日の週末は古賀志の岩場で登る予定で、N村さん、Kさんと私の3人で土曜日早朝に東京を出発。しかし空模様は怪しく佐野SAでは小雨。古賀志行きをあきらめ、この日は小山市内にあるロッククラフトというクライミングジムに行くことにした。開店は午後1時からなので、それまでの数時間をファミレスでおしゃべりをしながらつぶした。

 初めて行くロッククラフトは寒いのにはまいったが、ボルダー課題は何だかずいぶんと難しく頑張ってトライする。東京のあちこちのジムで使用を止めているオートビレイ機も現役だし、ベルトコンベアを立てたような動くクライミングウォールもあって面白い。

 翌日曜日こそは晴れて登れるという希望を込めて東京に帰らなかったのだが、ジムを出ようと外を見ると雪景色。地元クライマーの話では、古賀志はもっと深い雪だろうとのこと。観念してこの日のうちに東京に帰ることにした。信頼していたウェ○ー○ューズの予報も外れ、がっかりである。もう一度行くことはないだろうジムに行けたのは良かったが、交通費ばかりかかって気分はブルー…。

建国記念日、浦和のエナジーへ

 今日はアイスクライミングに行く予定だったけど、天気が芳しくないので中止。代わりに皆で浦和のエナジーへ行った。
 以前より難しいグレードにトライできるようになってきた。

9日、B-PUMP荻窪へ

 ここのところ週1回はジムに行くようにしている。あれこれムーブを考えながら、かぶった緑色2級の課題が落とせたので、その後は水色1級の課題にいくつかトライした。結局落とせなかったがゴール近くまで進めたものもあるので、1級課題にもどんどんトライしてみよう。

城ヶ崎シーサイド、海金剛スーパートリトン

  ○城ヶ崎シーサイド

 267日の週末はN村さんと伊豆の岩場を巡った。金曜日夜に東京を発ち伊東の道の駅でテント仮眠。土曜日は城ヶ崎のシーサイドエリアへ。N村さんはシーサイドに行くのが初めてとのこと。

 2本目に登った「ティンカーベル」5.10bは先月にも登っているのだが、長くて結構疲れるルート。サンセットエリアを離れサンライズエリアに移動し、「スカッド」5.11aNEW5.11aにトライするも惜しいところでレッドポイントできず。前夜の寝不足から調子が悪いというのが大きな原因だが、城ヶ崎独特の岩質というか潮の滑り感というものにどうも慣れない。翌日の行動を考え、この日は早々にシーサイドを退散 。もっと力をつけないとシーサイドでは楽しめないと改めて痛感した次第。

○海金剛スーパートリトン

 先月のスーパーレインに続いて、今回は左岩壁にあるスーパートリトンに挑戦。レイン側の壁に比べ中央稜をはさんだ左岩壁は岩が脆いという話なので、クラッククライミングを楽しむ以上に落石に注意するという慎重な行動が要求されそうである。

 前夜のうちに前回も利用した松崎の道の駅に移動してテント泊。当日は未明の4時に起床しコンビニで朝食を買い、車を停める雲見オートキャンプ場に移動。ヘッドランプの灯りを頼りに5時半過ぎに出発しアプローチ道をたどる。風もあり寒い。肌着、長袖シャツの上に上半身のみ雨具を着込む。下はズボンの下にタイツ。

 懸垂下降したポイントから目の前に見えるのがトリトンのある左岩壁。取り付き付近は崩れた岩が積もっており、見るからに脆そう。2P目の小ハングというのが見える。

 日本100岩場によると、スーパートリトンは全10ピッチで最高グレードは57P5.10a。午前711に行動開始。

1P目は、崩れた草付の岩場をロープをつけずに右上する。

 2P目からがいよいよ本格的なクライミング開始ということでロープを結ぶ。私のリードで、出だしの岩場は良いのだが後半はブッシュの間を抜けていく感じでルートが判然としない。かぶさるような岩の下の樹木に残置スリングがあったので、ここでピッチを切る。

 3P目はN村さんリード。左に回り込んで登っていくラインのようだが、レインのような明瞭なクラックはない。灌木でランナーを取りながら登る。

 4P目は私のリードがら、3P目でN村さんがずいぶん登ったようで、ブッシュ帯の中の歩きだけで面白くない。右手に進んでいくような感じなので、ルート図の左上とどうも一致しない。ブッシュ帯の小広場の正面に大きなディエードルが現れたので、その左側に

逆くの字クラックがあるだろうと思い探すがよく分からない。もっと左のほうの頭上にその逆くの字に走るクラックが見て取れた。

 核心の一つ、5P目はN村さんリード。一段上がったところから逆くの字クラックなのだが、クラックが細いうえ草がつまっており、切り立った壁にフットホールドもなく厳しいようで、N村さんはアメリカンエイドでじりじりと登っていく。フォローで登っても確かに厳しい。ナッツの回収時はテンションをかけざるを得ない。Imgp2337_2

 68P目は一気に私がリード。最初のトラバースが怖い。スーパーレインの2P目よりは易しいけれどやはり緊張する。そこからコーナークラックを登るのだが、4番キャメロットくらいが必要だが、フォローに残したままだった。途中ランナーを取っていないほうのロープでキャメロットを手繰り寄せ、クラックをテンションかけかけ何とか乗っ越した。

さらに緩いフェイスを右に進み、ハンガーボルト2本があるところでピッチを切る。ハンガーは白く錆びついている。アルミ製のようである。このボルトをビレイ支点とするのはちょっと危険なので、そばのクラックにエイリアンをきめこれを支点とし、ボルトはあくまでもバックアップとした。Imgp2341

 9P目はN村さんリード。頭上に大きな浮き石らしきものがあるのを避けながらコーナークラックを登る。

 最後10P目。私のリードで、右手に続く緩いワイドクラックをリッジを行くように進んでいく。やがて出た場所に見覚えがある。見上げるとまだ岩壁があり、どうも上部城塞のようである。ルート図にある「気持ちのいいカンテをランナウトしながらたどる」というあたりがどこだか分からない。どうやらもっと左のほうから上部城塞を登るラインがあるのかもしれない。12時半頃。Imgp2346

 レインの7P目を登ってもよいのだが、N村さんが実質的に登はん終了と言ったので降りることにする。トリトン側はずっと陽が当たらず寒かったが、レイン側を懸垂下降する時は陽が当って暖かだった。懸垂下降を終え、荷物をデポしたところに戻りクライミングシューズを脱ぐ。

 アプローチ道をたどりキャンプ場に帰着。まだまだ明るいうちに車で帰途についた。

 スーパーレインはそのほとんどがクラックを登るもので、ルートファインディングも迷うことはなく、カムやナッツを駆使しながらクラッククライミングに思い切りトライできる。それに対し、スーパートリトンは不明瞭なラインで浮き石やブッシュが多く、正直言って面白くなかった。レインのほうが人気があるのが分かる。

節分、B-PUMP荻窪へ

 アップの後は緑色2級の課題ばかりトライした。先週落とせなかった課題を2つほど落とせたり、まるで歯が立たなかった課題もあったりと、なるべくかぶった課題に挑戦している。少しずつ水色1級にも手を出すようにもしている。

神津牧場でアイスクライミング

 古賀志で登った翌31()は、総勢10名でアイスクライミングをやった。場所は西上州の神津牧場近くにあるアイスゲレンデ。

 前日から出かけている私とT辺さんは、早朝に東京を発つ28名と下仁田あたりで合流する予定。都心を朝6時に出発するようでは、スキー客で混む関越道の渋滞に巻き込まれて いるだろうからと、我々はちょっと遅めに起きて太田桐生ICから北関東道に乗る。途中彼らから電話がかかってくると、すでに上信越道の甘楽PAにいるという。まだ吉井IC付近を走っていた我々が一番遅くなってしまった。5分ほど待たせただけで済んだので良かったが、関越道はまったく渋滞していなかったという。メンバーはU井隊長、N村、Y木、S子、T村、M田、H口、Y本、T辺、私。

3台総勢10名で神津牧場を目指す。集落を抜け舗装してあるものの急な坂道を登っていく。路面が凍結していたら、この急坂はとても登れそうにない。牧場手前のスペースに車を停める。Imgp2263

装備をまとめて、駐車スペースから車道を少し戻ったところから踏み跡に入っていく。急な斜面を渓に向かってどんどん下っていくと、Imgp2272やがて右手奥に氷結した滝が見えてくる。神津牧場の氷瀑は、右エリアとインディアンサマー広場の2つ。見えたのは入門砦のようだ。私にとっては2年ぶりのアイスクライミング。入門砦の滝は約6mN村さんがリードしてトップロープを張って くれ、皆がそれをImgp2301Imgp2306る。しばらくしてN村さんが上に行こうと言うので一緒に行きナバホを登る。ナバホ は出だしが10m ほどで立っている。その上は緩やか。N村さんの話ではどれも氷がゆるいという。

2人が戻 ると他の8人はまだ入門砦にいたのでImgp2309、皆でインディアンサマー広場に移動することにした。インディアンサマー広場には4つ の滝があり、右から傾斜の緩いチェロキーアパッチシャイアンが並ぶように正面にそびている。左奥のリトルインディアンは下まで繋がっていなかった。先客パーティーが何人かいたのだが、我々10人が来てしばらくすると移動していった。我々が占拠していた入門砦に行ったのだろう。

N村さんがアパッチをリードして皆のためにトップロープを張る。N村さんばかり当てにするわけにもいかないので、私はチェロキーをリードすることにした。ここは本当に緩やかで易しい。アイスは久しぶりということで、スクリューをセットする練Imgp2313習を兼ねて登った。やっぱり易しいので、トップロープは張らずImgp2320にスクリューを残して 、他の人たちもリードで登ることになった。

N村さんはシャイアンも登ってロープを張ってくれたので、私もアパッチとシャイアンを登った。5時を過ぎ、暗くなる中アプローチの踏み跡を登り返した。

荒船の湯という温泉施設に寄り、藤岡までした道を走り「おやじのひれかつ丼」という豚カツが3枚も載った定食を注文した。2年前に注文した時は苦しいながらも平らげたのだが、この日は1枚残してしまった。同じものを注文した他のメンバーも軒並み食べ残している。大食いのN村さんも残している。

最近は以前ほどたくさん食べることに執着しなくなった。食べ残した豚カツがもったいないという気持ちよりも、無理にこれ以上食べた後の苦しさを想像すると、目の前の豚カツに箸をつける勇気が湧かなかった。自分も歳を取ったんだなあと感じる場面は最近はいくらでもあるが、残された豚カツを見て改めてそう感じた次第である。

古賀志の岩場へ

 30()は、T辺さんと古賀志の岩場へ行った。この岩場は以前、登はん禁止になりかけたことがあるそうだが、今は岩場の地主と神社とクライマーらの関係が良好に維持されているようである。数年前に訪れた時は、関係者が集まって岩場周辺の草刈りしたりして整備するという場面に出会った。各地でアクセス問題が発生する中、こういう岩場は大切に利用したいものである。宇都宮など地元のクライマーが多いようで、アットホームな雰囲気がある。

さて、昨年9月末に訪れた時は足首のケガの復帰から間もないことから、「(かもしか)ハング」5.11aを惜しくもレッドポイントできずに終わったいた。今回はRPをと考えていたが、この日は結局、不動滝エリアには触れずじまいだったが、その代わり左フェイスにあるハングのルートにトライした。

 まずは「粉屋の娘さん」5.8「鼻カンテ」5.10bでアップ。粉屋は、1ピン目から上部のガバを取りに行くのが核心部分で、小柄なT辺さんは苦労している。

 私は「ムーンサルト」5.11bにトライ。左フェイスにあるハングを右から登るルート。数年前に何度か来ていた頃は、こういうハングを越せるほどの力はなかったので、トライすらしたことがなかった。

この日は惜しくもオンサイトは逃したものの、1便目で十分登れることが分かったので、2便目で確実にRP

「日本100岩場」のコメントにある“細かいカチ”というホールドがどれか分からないまま、大きなアンダーから上部リップを取り、身体を引き上げて左にある凸状ガバホールドを取って抜けた。思ったよりあっけなく登れたので、5.11bもないのではと思ったくらいである。Imgp2251

 続いてこの日のメイン「ドラゴン」5.12b。同じハングの中央を突破するルート。地元クライマーの話では5.12aだったのが、核心部分のホールドが欠けて12bにグレードが引き上げられたとのこと。

ハング下部分にはあらかじめヌンチャクをかけておく。ハング下までは易しいので問題なし。ハング下では右にいくつかある大きなアンダーガバなどを使って身体を引き上げる。

1便目はどうすればよいのかまるで分からずあっさりテンション。2便目が事実上この日最後のトライとなった。

私の場合だが、そこから欠けて持ちが悪くなったというホールドを右手で保持。左足は左下方向の適当なフットホールドにあてる。右足は右下の四角い大きなホールドにヒールフック&インサイドで振れ止め。その体勢から身体をぐんと引き上げ、左上にあるハング上のホールドをキャッチ。リーチのない人には厳しいかも。さらに落ちないように耐えながら、右手を真上に伸ばし、内側から外側に手のひらをかぶせるように上部のホールドを取りにいく。これが遠い。右足を切り左足を跳ね上げ、ハングの先端にヒールフック。あとは城山南壁の短いハングルートでやったようなマントリングをするはずなのだが、1便目で目をつけていた左上方の遠いポケットに届かず、奮闘するうちにフォールしてしまった。

 下で見ていた地元クライマーに「98%終わったと思ったのに」と言われてしまった。おっしゃるとおりで、右手で持った凸状ホールドのさらに上にも良いホールドがあり、それを左手で取りにいって抜けるらしい。本当に惜しかった。

 1回のトライ毎にものすごく体力を消耗するので、T辺さんと交代交代で登るには回復が間に合わず、T辺さんには2回続けて登ってもらった。

 ドラゴン3トライ目は飛ばし部分であっけなくフォール。もう身体がヨレてしまってこの日はおしまい。このルートは名前も良いし面白いので、次回は何としてもRPしなければ。

 最近は少しずつ12台前半くらいのルートに手を出し始めている。ハングを豪快に乗っ越すルートが楽しい。ところで、買ったばかりのミウラーVSは結局出番は無し。この日やったルートでは、擦り減った古いミウラーでも困らなかったし、新品のVSはきつ過ぎてルートでは時間が長くて耐えられそうにない。ボルダーなどで少しずつ慣らしていくかなぁ。

 朝一番に岩場に来て、暗くなってゆく5時近くまで登って撤収。ろまんちっく村の温泉に浸かり、宇都宮のみんみんで餃子を食べ、佐野方面にある道の駅でテント泊した。翌日は2年ぶりのアイスクライミングだ。

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