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城ヶ崎シーサイド、海金剛スーパートリトン

  ○城ヶ崎シーサイド

 267日の週末はN村さんと伊豆の岩場を巡った。金曜日夜に東京を発ち伊東の道の駅でテント仮眠。土曜日は城ヶ崎のシーサイドエリアへ。N村さんはシーサイドに行くのが初めてとのこと。

 2本目に登った「ティンカーベル」5.10bは先月にも登っているのだが、長くて結構疲れるルート。サンセットエリアを離れサンライズエリアに移動し、「スカッド」5.11aNEW5.11aにトライするも惜しいところでレッドポイントできず。前夜の寝不足から調子が悪いというのが大きな原因だが、城ヶ崎独特の岩質というか潮の滑り感というものにどうも慣れない。翌日の行動を考え、この日は早々にシーサイドを退散 。もっと力をつけないとシーサイドでは楽しめないと改めて痛感した次第。

○海金剛スーパートリトン

 先月のスーパーレインに続いて、今回は左岩壁にあるスーパートリトンに挑戦。レイン側の壁に比べ中央稜をはさんだ左岩壁は岩が脆いという話なので、クラッククライミングを楽しむ以上に落石に注意するという慎重な行動が要求されそうである。

 前夜のうちに前回も利用した松崎の道の駅に移動してテント泊。当日は未明の4時に起床しコンビニで朝食を買い、車を停める雲見オートキャンプ場に移動。ヘッドランプの灯りを頼りに5時半過ぎに出発しアプローチ道をたどる。風もあり寒い。肌着、長袖シャツの上に上半身のみ雨具を着込む。下はズボンの下にタイツ。

 懸垂下降したポイントから目の前に見えるのがトリトンのある左岩壁。取り付き付近は崩れた岩が積もっており、見るからに脆そう。2P目の小ハングというのが見える。

 日本100岩場によると、スーパートリトンは全10ピッチで最高グレードは57P5.10a。午前711に行動開始。

1P目は、崩れた草付の岩場をロープをつけずに右上する。

 2P目からがいよいよ本格的なクライミング開始ということでロープを結ぶ。私のリードで、出だしの岩場は良いのだが後半はブッシュの間を抜けていく感じでルートが判然としない。かぶさるような岩の下の樹木に残置スリングがあったので、ここでピッチを切る。

 3P目はN村さんリード。左に回り込んで登っていくラインのようだが、レインのような明瞭なクラックはない。灌木でランナーを取りながら登る。

 4P目は私のリードがら、3P目でN村さんがずいぶん登ったようで、ブッシュ帯の中の歩きだけで面白くない。右手に進んでいくような感じなので、ルート図の左上とどうも一致しない。ブッシュ帯の小広場の正面に大きなディエードルが現れたので、その左側に

逆くの字クラックがあるだろうと思い探すがよく分からない。もっと左のほうの頭上にその逆くの字に走るクラックが見て取れた。

 核心の一つ、5P目はN村さんリード。一段上がったところから逆くの字クラックなのだが、クラックが細いうえ草がつまっており、切り立った壁にフットホールドもなく厳しいようで、N村さんはアメリカンエイドでじりじりと登っていく。フォローで登っても確かに厳しい。ナッツの回収時はテンションをかけざるを得ない。Imgp2337_2

 68P目は一気に私がリード。最初のトラバースが怖い。スーパーレインの2P目よりは易しいけれどやはり緊張する。そこからコーナークラックを登るのだが、4番キャメロットくらいが必要だが、フォローに残したままだった。途中ランナーを取っていないほうのロープでキャメロットを手繰り寄せ、クラックをテンションかけかけ何とか乗っ越した。

さらに緩いフェイスを右に進み、ハンガーボルト2本があるところでピッチを切る。ハンガーは白く錆びついている。アルミ製のようである。このボルトをビレイ支点とするのはちょっと危険なので、そばのクラックにエイリアンをきめこれを支点とし、ボルトはあくまでもバックアップとした。Imgp2341

 9P目はN村さんリード。頭上に大きな浮き石らしきものがあるのを避けながらコーナークラックを登る。

 最後10P目。私のリードで、右手に続く緩いワイドクラックをリッジを行くように進んでいく。やがて出た場所に見覚えがある。見上げるとまだ岩壁があり、どうも上部城塞のようである。ルート図にある「気持ちのいいカンテをランナウトしながらたどる」というあたりがどこだか分からない。どうやらもっと左のほうから上部城塞を登るラインがあるのかもしれない。12時半頃。Imgp2346

 レインの7P目を登ってもよいのだが、N村さんが実質的に登はん終了と言ったので降りることにする。トリトン側はずっと陽が当たらず寒かったが、レイン側を懸垂下降する時は陽が当って暖かだった。懸垂下降を終え、荷物をデポしたところに戻りクライミングシューズを脱ぐ。

 アプローチ道をたどりキャンプ場に帰着。まだまだ明るいうちに車で帰途についた。

 スーパーレインはそのほとんどがクラックを登るもので、ルートファインディングも迷うことはなく、カムやナッツを駆使しながらクラッククライミングに思い切りトライできる。それに対し、スーパートリトンは不明瞭なラインで浮き石やブッシュが多く、正直言って面白くなかった。レインのほうが人気があるのが分かる。

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