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2010年3月

メトリウス マスターカム

 スモールカムを買った。エイリアンは今となっては国内で購入できないので、メトリウスのマスターカムを買うことにした。ブラックダイヤモンドのC3やワイルドカントリーのゼロもあるが、お店の人の話ではマスターカムに落ち着いている人が多いという。
 カムを引く部分がワイヤーではなくケブラーとのことで、切れた場合はお店に持ってきてもらえればメーカーで修理してくれるそうだ。
 #1、#0、#00の3つを買った。
 それより大きいのは、BDのキャメロット0.3以上を持っているので買わなかった。00_2 0  1_2

降雪後の二子山へ&曇天の天王岩へ

26():二子山でクライミング(T橋・K端・O形さんと)

27():    〃   (T橋・K端・O形・K藤・Mね・I澤さんと)

28():秋川・天王岩でクライミング(Kきさんと)

26()

2628日の3日間連続でクライミングしてきた。29日の朝は身体中の筋肉が強張って起きるのがツラかった。

1月以来の二子山。前回初めて行った弓状エリアでは「悪魔のエチュード」5.10aを何とか登るのが精いっぱいで、かぶった石灰岩の壁にあっさりはね返されてしまった。

今回は、最近知り合ったT橋さん達と道の駅「龍勢会館」で待ち合わせてから岩場に向かった。数日前の降雪が途中の道路に残っていて、スタッドレスタイヤで正解だった。車を停め岩場にたどり着くと、祠エリアはコルネというコルネに氷柱が垂れ下がり、いたる所が濡れていた。アップしようと思っていた「話がピーマン」5.10aや「アルケオロジー」5.10bもおよそ登れる状態ではない。せっかく来たというのにがっかり。

東岳に移るとこちらも散々な状態。それでもまずは「ワーカーホリック」5.10bでアップ。ここは概ね乾いていた。4人は二組に分かれて、T橋・K端さんは「ホテル二子」5.11cにトライすることに。そうはいってもルートはほとんどビショビショなので大変そうである。O形と私は乾き具合の良い広場エリアの「クールダウン」5.10aでさらにアップ。昼前後にはチラチラと雪が舞って寒かった。

それから私はO形さんが薦める人気ルートという「ビッグ・モモ」5.11cにトライ。こちらも良く乾いている。弓状の下のほうのルートはどれも長いが、これは短くて持久力のない私には良さそう。トップロープを張って2度登るとだいたいムーブが分かって、イケそうな感じがした。出だしの上部ガバホールドが遠く、身長のない人は届かないため離陸から苦労しそう。私は無理無理届いてしまうのためスタートは問題なし。

リード1便目。中間部の核心っぽいところを突破できたが、終了近くの水平クラックのようなところに手を入れたところでフォール。力尽きてしまった。2便目。1便目で落ちたところを過ぎ、終了点に向けてマントルする直前の短いトラバースでフォール。何やってんだか。これで登れなかったら明日にお預けと登った3便目。覚えたムーブでするすると登り完登。やった。下のほうでT橋さん達もおめでとうと言ってくれている。T橋さん達はビショ濡れのホテル二子に苦戦していた。

夕方になり荷物をまとめて撤収。途中の温泉で汗を流した。小鹿野町のスーパーで食料を買い込み、下吉田キャンプ場にある建物に泊った。私はこの下吉田キャンプ場に行くのは初めてだったが、古びた建物ながら11,000円という安さが良い。飲んで食べたあとはコタツの周りに寝袋を広げて寝た。

27()

 再び二子山へ。祠エリアに着くと昨日よりは濡れているところが減っているが、やはり登れそうなところは限られている。10台のルートも濡れていて登れそうもないので、「ごんべえ」5.11aでアップ。ところどころ濡れているが十分登れる。核心は終了点手前の左へのトラバース。1便目ではテンションしてしまったが、2便目で無事レッドポイント。この日やって来た人は、氷柱と濡れた岩にがっかりしていたが、昨日の状態を知っている我々は、前日に比べればずっと良いと話した。

 Mねさん達がやってきて、弓状に場所を変えることにした。皆で「ホテル二子」5.11cをトライしたが、あきれるほどビショビショのため、民宿と言われている個所から先に進めないようだ。K端さんが数週間前からヌンチャクを掛けっ放しにしており、今日中に回収したいと言っていたので、誰かが何とかして登りきらなければならないのだ。私の番になり、何度もテンションを掛けながら登っていく。民宿から先は水が流れるほど濡れていて苦戦した。濡れたコルネは普通に持てないので無理無理ガストンで保持し身体を上げ、何とか突破。ルート名の由来となった大穴に入るところでは流れる水でズボンがビショビショに。その先も苦労したが、何とか終了点までたどり着くことができ、残置ヌンチャクを回収できた。

 再び祠エリアに移動し、T橋さんが薦める「鬼ガ島」5.11cにトライ。T橋さんは「シリアル」5.10dを登る。鬼ガ島もなかなか面白いルートである。テンションはかけてしまったが、いずれまたトライしてみたい。

 翌日は柴崎ロックへ行くというT橋さん達と別れ、Kきさんと天王岩で登る約束をしている私は今夜の寝場所として御岳ボルダーの駐車場に向かった。秩父から青梅に抜ける県道を走り、御岳の駐車場で車中泊。

28()

 Kきさんには武蔵五日市駅まで来てもらい、そこから私の車で天王岩に向かった。曇り空のもと、まずはいつもどおり「クラックジョイ」5.9でアップ。Kきさんはトップロープで登る。午前中チラチラと少し雨が降ったが、時期にやんでくれた。私は宿題となっていた「ニルバーナ」5.11bにトライするも出だしのアンダーホールドあたりなどがこれまた濡れている。何とかヌンチャクを掛けトップロールで二度ほど練習。Kきさんはクラックジョイをリードして見事RP

 私はその後、以前なら苦戦していた「ウォーミングアップ」5.11aをあっさり登る。このルートは「ドロボーカササギ」5.11aと近すぎてどれだどのルートなのか非常に分かりづらい。狭い壁にルートを作り過ぎである。

 その勢いで、ニルバーナも完登できた。かなり腕力をつかうルートなのでこれですっかり上腕がまいってしまった。トップロープを含め4回も登れば仕方ない。

 その間、Kきさんは「涅槃の風」5.10bや「蝉時雨」5.10bをトップロープで何度も練習。次回はしっかりリードして落としてもらいたいものだ。午後3時頃から再び雨がサラサラと降り出したので撤収。

陽春の城山と湯河原幕岩へ

20():城山のワイルドボアゴージでクライミング(T橋・K藤・A津さんと)

21():三島市のアウトドアショップ「SWEN」の人工壁でボルダリング(N保・Kさんと)

22():湯河原幕岩の桃源郷・喜望峰でクライミング(T橋・K藤さんと)

 この三連休で、以前I瀬さんが紹介してくれたT橋さん達クライミンググループと今回初めて一緒に行くことになった。T橋さん達は、67人のメンバーがいて、都合の合うメンバー同士で毎週どこかの岩場でフリークライミングをしているとのことで、めっぽう登れる人達ばかりだから一緒に行くと良いだろうとのI瀬さんの話だった。

 この三連休は、土曜日夜から日曜日にかけて低気圧が通過して風雨が強くて荒れるという予報だったので、土曜日に城山、一旦解散して再び月曜日に湯河原幕岩で集まるということになった。

【城山 ワイルドボアゴージ】

 土曜日の未明4時に東京を発った私は、一人車で城山に向かった。ワイルドボアゴージに着いたのは8時半。T橋さんから連絡があり高速道路が事故渋滞しており到着が10時頃になるとのこと。T橋さん、K藤さんと初対面の挨拶を交わし、さっそくアップに皆で「ファンタジーランド」5.10bを登る。遅れてA津さんもやってきた。A津さんは翌日から三日間、穂高の屏風を登りに行くらしい。すごい体力だ。

 次に、はっきり覚えていないのだが以前にも登ったかもしれないOVERDRIVE5.11dを私がリードしてトップロープをかけ、皆で登った。このルートは同じような難しさが延々と続くような感じで、ところどころホールドが遠いところがある。

 それからチューブロックとインナーウォール2の二手に分かれて、私はA津さんとチューブロックの「こんにちはマコロン」5.11bにトライ。出だしから厳しくて、テンションかけかけ何とか終了点まで行くもリードする気にはならず。A津さんも苦労しているようだ。

 一つくらい11台を落としておかないと悔しいので、再びワイルドボアへ戻りK藤さんと一緒に「心の愛」5.11bにトライ。1便目は出だし部分のバランシーなところであっさりテンションしてしまいオンサイトはならず。上部のハング部分は苦労しながらもテンションせずに突破できたので、次の便でレッドポイントできそう。

 2便目では出だし部分を慎重にこなし、上部のハングも腕がヨレる前に身体をどんどんあげていきRPできた。よかった。K藤さんはパワー系の上部で苦戦し完登ならず。夕方5時になり撤収開始。暗くなる中、駐車場に戻った。

 T橋さんとK藤さんは一旦帰宅し、明後日再び湯河原幕岩で待ち合わすことになった。私は東京に帰って出直すのが面倒だし、N保さんとKさんがこの日南西カンテを登りに来ていると聞いていたのでそっちに合流することにした。合流する前に一二三荘のお風呂で汗を流し、道の駅「伊豆のへそ」でN保さん達と合流し、それぞれ車中泊した。この夜から暴風雨になるという予報だったので、テントを張らずに狭いながらも車の中で寝たのは正解だった。後部座席を倒してフラットにし、前側の座席を前に倒すと足を伸ばして寝られるスペースは確保できた。

 この夜は、雨はもちろん風が強くて外の樹木は大きく揺れているし車も揺れた。それでも思ったより快適に眠ることができたのでテントを張らずに済むだけ車中泊は楽そうだ。

【三島のSWENでボルダリング】

 嵐の一夜が明けると、雨はほとんど止んで青空ものぞいてきた。風はまだ吹いている。ガストで朝食を食べている間にみるみる晴れてきて、路面が乾いていく。それでも城山南壁は乾いていないだろうとのことで、N保さん・Kさんと相談して、三島市にあるアウトドアショップSWENという店の中にある小さな人工壁でボルダリングをすることにした。

利用料はボルダリングのみで一日1,600円。ルートの壁もあるのだが、ビレイ方法等の認定試験というものが必要で費用が2,000円もかかるとのこと。普段岩場でさんざんビレイしているのに、こんなところでお金を払ってまで試されるのもバカらしいのでルートはやめておいた。湯河原幕岩なら乾きが早いから昼からでも登る考えもあったのだが、結局この日は湯河原には行かなかった。

 このお店は登山用品のほか、自転車やカヌーなども売っているのだが、クライミング用具は少ししかない。しかし、広い店内の一角にあるボルダー壁は狭いながら、設定されている課題は結構厳しいものばかり。初めて登る人がお試しで登るような8~9級くらいの易しいものがない。

 3人で11時頃から夕方5時頃まで登って過ごした。結構疲れた。翌日は湯河原幕岩に行くのだが、車中泊をする場所として道の駅「伊東マリンタウン」まで行った。

【湯河原幕岩】

 朝、幕山公園の駐車場に着く。すでに梅祭りは終わっていた。8時にT橋さんとK藤さんがやって来た。私はN保さん・Kさんと別れ、T橋さん達と桃源郷へ向かう。N保さん達は悟空スラブのほうへ行くらしい。桃源郷に着くと、私が以前所属していた山岳会のK谷さん・K原さんがいたので、あいさつを交わす。

 3人で「サンセット」5.10aなどでアップ。それからT橋さん達が前からトライしていたという「ダイヤモンドヘッド」5.11cに皆でトライ。前にもトライしたことがあるが、手も足もホールドが細かくてまるで歯が立たなかった。T橋さんは一回目のトップロープであっさり登ってしまい、次のリードでレッドポイントできた。本人も登れたことに驚いていた。残ったK藤さんと私もトップロープで数回トライするもやはり厳しい。

 それから希望峰にある「コンケスタドール」5.12aT橋さんと私でトライ。K藤さんは以前登っているそうだ。最初にトップロープで登ると、ホールドが適度にあっていけそうな感じ。その後リードでトライ。2回目のリードでは中間部の核心っぽいところを突破し、終了点近くのリップ手前の小さなホールドで持ち答えられずテンション。しかし、このルートは落とせそうな感じがした。今回はダメだったが、次回はフレッシュなうちにトライして確実にクリアしたいと思う。

 今回、T橋さんらと一緒に登れたのは、楽しかったし大いに刺激となった。12台にも積極的にトライしていきたい。

春の天王岩へ

17()はT辺さんと秋川の天王岩へ行ってきた。早く着いたし平日なのでまだ他には誰も来ていない。岩は前日の雨のためかところどころ濡れている。

まずは「クラックジョイ」5.9「鬼太郎音頭」5.10b/cでアップ。それから「ハット」5.11b/cにトライ。ハットは下部が鬼太郎音頭と一緒で、上部で鬼太郎音頭が左から巻くところをハットは直上する。ここのムーブは「始祖鳥」5.11a/bに似ていて、1回目はヌンチャク掛けのための試登。2回目はトップロープでムーブの確認。やはり始祖鳥に似ているが、ホールドなどは少し厳しい。3回目では覚えたムーブをそのまま再現しレッドポイントできた。

次に「ニルバーナ」5.11bにトライ。左上するところをガバホールドをたどるルートで、やはり1回目はヌンチャク掛け。2回目で本気トライするも左上から直上に代わるあたりで力尽きてテンション。レスト後の3回目でも同じ所でテンション。だいぶ腕がヨレてしまいこの日のトライは断念。

古賀志のドラゴンのように前半はほとんどアプローチみたいなもので核心の数手が極端に難しくなるようなルートはボルダー的で意外とできたりするのだが、ほどほど難しいのが長々と続くようなルートでは腕の力が持続できない。北川の長いハング部分があるようなのも苦手である。

前から分かっていたことなのだが、長いルートでも腕をうまくレストさせつつ粘り強く登り続けられるようにならなければ、早晩行き詰まってしまいそうである。

それでもハットが登れたのは良かった。他にも手ごろな11台のルートがあるから天王岩にはまた来たい。

誕生花「忘れな草」

 31314日の週末は、Kさんと栃木県は鹿沼にある古賀志の岩場に行ってきた。今回の私の目標は、1月末に完登できなかった「ドラゴン」5.12aのレッドポイント(RP)と、昨年9月末にこれも完登できないままだった羚羊(かもしか)ハング

5.11aRPである。

 前回聞いた地元クライマーの話では、ドラゴンは核心のホールドが欠けて5.12bにグレードが上がったという。また昨秋、羚羊ハングにトライした時は足首の骨折から復帰してそれほど経っていないので今ほど身体の調子は良くなかった。

313日】

 土曜日早朝に東京を発ち、東北道が空いていたこともあり8時頃には岩場に着いてしまった。地元のクライマーはこんなに早くから来ることはないので、我々が一番乗りである。花粉症の私はマスクを着用する。晴れてはいるが、数日前に降った雪のためか不動滝あたりの岩はビショビショだし、ドラゴンの出だしや中間部近くも濡れているようである。

 さて、Kさんはしばらくクライミングにブランクがあり、最近再開したばかりでまだリードには躊躇するようなので、私が登ってトップロープをかけることにした。まず、「粉屋の娘さん」5.8と「ウルトラマン・フェース」5.9でアップ。

それから私はさっそくドラゴンに取り組むことにした。出だしの凹角部分がまだ水が滴っているので、それを避けながら乾いているホールドを頼りに慎重に登っていく。まずはヌンチャクを掛けるのと岩の状態を見るのが目的なのでテンションしながら終了点まで行き、何とかトップロープをかける。ハング下の大きなアンダーホールドあたりはやはり湿っている。

 Kさんが登るところにトップロープをかけながら過ごした後、トップロープでドラゴンのハング越えのムーブを練習した。練習しながら、前回やっていたムーブを若干修正した。

欠けたという右手ホールドから一気に伸びあがって左手で左上リップホールドを捕える。それから右足を右下の四角いホールドにヒールフック。身体を壁に引きつけて右手でリップ先端を捕える。ここはまだ持ちが良くないので、左足の位置を少し上げ右足をさらに高い所にヒールフックし直す。再び身体を壁に引きつけて、右手ですぐ上の持ち良いホールドを捕える。それから右足を切って反対に左足でリップにヒールフック。身体を上げてハング先のホールドを左手、右手と捕えながら、ハング先端を越えて行く。

 トップロープ練習後、午後からトライしたのだが、1回目は下から登って来てハング下に至るところのムーブの確認が乏しかったため力尽きてテンションして失敗。

 アミノバイタルを飲んでKさんが数本登るのをビレイしながら前腕を休ませ再トライ。丁寧にハング下に迫っていくが、あまり慎重になり過ぎては腕が疲れてきてしまう。覚えているムーブを迷わず繰り出さなくてはならない。先ほど書いた連続ヒールフックでハングを越える際は声が出た。

そうして完登。やった。「日本100岩場」に記載されているグレードで自己初の5.12台のRP

 この日、313日は私にとって大切な人の誕生日。一週間ほど前、忘れな草という花が職場で話題に出た。ネットで調べた人が花言葉は「私を忘れないで」だと教えてくれた。私がさらにネットで検索すると誕生花という項目が出てきた。誕生石というのは聞いたことはあるが、一日毎に誕生日の花というものも決まっているらしい。ただし、サイトごとにその日の誕生花が異なっており、絶対的に決まっているわけではないようである。たまたま最初に覗いたサイトで、忘れな草は313日の誕生花だと載っていたのを見てドキッとしてしまった。花言葉も見て、単なる偶然ではないような気がした。

 忘れな草について、ウィキペディアから以下を引用↓

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属のの総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ(学名:Myosotis alpestris)、エゾムラサキ(学名:Myosotis sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。一般には、広義の意味で称される。季語

である。

名前の由来(伝説)

中世ドイツの悲恋伝説に登場する主人公の言葉に因む。

昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、「Vergiss-mein-nicht!(僕を)忘れないで)」という言葉を残して死んだ。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にした。

このような伝説から、この花の名前は当地ドイツで「フェアギスマインニヒト(Vergissmeinnicht)」と呼ばれ、英名もその直訳の「フォーゲットミーノット(Forget-me-not)」である。日本では、1905年明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳された。それ以外の国々でも、同様の意味の名前が付けられている花言葉

「真実の愛」「私を忘れないで下さい」も、この伝説に由来する。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 死を暗示させる点については目をつむるとして、写真で見るこの花はきれいだし、私の中ではこの花はこの日の誕生花であると決めた。そんなわけでドラゴンは何としてでも落とすつもりで臨んだのだった。

 その後、地元クライマー達が帰って行くのを横目に見ながら登り続け、5時を過ぎていよいよ我々だけになってから下山した。ろまんちっく村の温泉に入り、みんみんで餃子を食べ、今夜の寝場所として考えていた赤川ダムの駐車場に移動してテントを張った。缶ビールやおつまみをつついた後就寝。

314日】

 テントで寝ていると外が騒がしくなってきた。車がどんどんやって来ているようである。時計を見るとまだ朝6時までしばらくある。こんなに早くからどうして人が集まってきているのかと外を見ると、スポーツタイプの自転車に乗った人達がいる。そういえば先日インターネットを見ていて、1週間前に古賀志で自転車のイベントが開かれるというのを知った。たしか古賀志8耐というイベントで、おそらく先週は雨だったので、この日に順延されたようである。もう少し寝ていたかったが、テントを撤収して再び岩場に向かう。

 始めにマラ岩に行った。易しいルートでアップしてから「サムスペード」5.11aにトライ。核心は細かいカチが3つほど続く箇所で、2回目のトライではほとんど捕えていたのに惜しくもフォール。RPはあきらめて、不動滝エリアに下りた。Kさんが競技会ルートを初トライでリードした後、私はドラゴン以外のもう一つの宿題羚羊ハング

5.11aにトライ。これも核心のハング越え部分の大きなアンダーホールドが湿っていて、1回目はテンション。この時にハング越えのムーブを再確認して、しばらく休んでから2回目のトライ。覚えたムーブでレッドポイントできた。

 その後はいくつか登ったりしながら、やはり夕方まで過ごし撤収。所々渋滞している東北道をひた走り東京に帰った。

 古賀志の岩場は地元クライマーの人達によって大切に維持されているようで、雰囲気ものんびりしていて良い。行くと必ず見かける人達がいるし、アットホームな雰囲気である。この日は、私よりも30歳も年上の女性がトップロープながら5.11cを完登していたのを見て感心したものである。私も30年後もあれくらい登れるようでありたいものである。

B-PUMP荻窪のあと、ラーメン屋「丸福」へ

[B-PUMP荻窪]
 今日は雨で岩場に行けず、ひと月ぶりに荻窪のB-PUMPへ行ってきた。茶色3級や緑色2級の課題をやりながら、水色1級にもどんどんトライした。
 1級では、ゴール近くまで迫りながら落とせなかった課題などあれこれ食い散らかしてしまったが、前回できないままだった1階奥にある課題を一つ落とすことができた。ジムの課題で1級を登れたのは初めて(のはず)。
 ここのところ、握力をつけるトレーニングをこつこつとやっている。上腕や肩が疲れる前に、前腕が先にヨレてしまうことが多いためである。
 そのおかげか、長い時間トライしていても結構ヨレてこなくなったような気がするし、以前よりも小さいホールドに耐えられる場面が多くなってきた。いい感じだ。
 帰りがけに本日発売の「ロック&スノー47号」を購入。

[荻窪ラーメン「丸福」]
 夕方にジムを出て荻窪駅に向かう。お腹がすいたのでラーメンを食べていくことにした。有名な「春木屋」は今でもあるのだが、「丸福」は何年か前に通りかかった時には店が無くなっていた。すると路地を覗くと「丸福」の看板が見える。どうやら青梅街道沿いからこっちに移転したようで、中華そば680円を食べていった。前に丸福で食べたのはおそらく15年くらい昔のことだ。
 ところが帰宅してネットで調べてみると、青梅街道沿いの丸福は数年前に閉店していて、今ある丸福は別の店らしい。味については特にコメントなし。それなりに美味しいけれど、もう行くことはないと思う。

 当時、ラーメン屋をいくつか食べ歩いてみようと思い立ち、何軒か食べに出かけたことがある。べつにラーメンマニアというわけではないので、10数軒回ったあと面倒になって止めてしまったような気がする。
 食べ歩きの初めの頃に閉店した丸福に行って、その美味しさに感激したことを覚えている。同じラーメンとはいっても、近所の店で食べるような味とは次元が違うラーメン屋があるのだなぁと思ったものである。

ひな祭りの日、御岳ボルダーへ

3()、一人で御岳ボルダーへ。忍者返しの岩へ直行すると、前夜までの雨のせいでところどころ濡れている。ボルダラーは他に数人。

いつもどおり「子ども返し」初段でアップ。この日の狙いは、まだ少ししか履いていないミウラーVS「蟹(かに)3のトラバース部分を攻略することだったが、結局いつもの忍クラにトライした。

「忍クラ(忍者クライマー返し直上)2は一昨年秋からトライを初めて、トラバース部分から直上にリンクする部分でずっと行き詰まっている。右手でサイドカチを捕えてから、左手で三角ピンチの上方にある縦ホールドを捕えに行くのに苦戦。この部分が攻略できないまま1年以上経ってしまった。右サイドカチを使わずにやっている人もいるのだが、その手順でも私はできないままだった。

この日、やはり右サイドカチを使わずに、先ほどの縦ホールド上側を右手で持ち縦を左手で捕えに行く人がいた。私も改めてその手順でトライすると、右手が思ったよりしっかり持てる。右手を効かすため少し身体の重心を下げる。それから縦を左手で捕える。できた。使わなかった右サイドカチ上方にあるホールドを右手で捕える。できた。

それから左足を高いフットホールドに当て、右足をバックステップ気味に上げる。右足は、クライマー返しのスタートで右手ナックルとして使うあたりまで上げておかないと上部のホールドを捕えにいけない。ここまでは繰り返すうちに安定感が増してきたのだが、結局上部ホールドが遠く捕えることができなかった。それにしてもリンク部分を突破できたのは大きな収穫。

上部ホールドさえ捕らえられれば、その先のマントリングはそれほど難しくはなさそう。私の他に2人トライしていて、そのうち完登できた一人がそう言っていた。岩がもっと乾いていて、ヨレる前にトライすれば忍クラは落とせそうな予感がする。2段ではなくせいぜい初段というコメントも聞くが、まずはもっとも完登できそうな2段課題なので早いところ落としておきたいものだ。

忍クラにトライする合間に、ちょっとだけ蟹にトライ。トラバースしていって、右足を小さなフットホールドに引っかけながらクロスした右手を次のホールドに捕えに行くのができなかったのだが、一度だけ捕えることができ、足ブラ状態になっても耐えられた。新品シューズのエッジが減らないうちにこちらも攻略したもの。

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