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猛暑の東京を離れ、再び小川山で避暑

 8月21日から23日の3日間も再び小川山で過ごした。梅雨明けしてから6週連続で小川山か瑞牆山、甲府幕岩に通っている。
 今回の目標は、先週レッドポイントできなかったダンナ岩の「働け!ロッククライマー」5.12b。これが登れれば自己最高グレード5.12aを更新できる。

【1日目:屋根岩3峰下部露岩帯 ダンナ岩、ダンナ岩Ⅱ】
 土曜日朝、府中本町駅でK端さんを乗せ中央道から信州峠を経て廻り目平へ。キャンプ場に到着してテントを張っていると、T橋さんとK藤さん、Mさん、O形さんもやってきた。彼らはこの日は屋根岩5峰に行くと言う。
 K端さんと私はそれぞれ狙っているルートがあり、ソラマメスラブへ。まずは下部スラブでアップ後、ダンナ岩に行き、働け!ロッククライマーにチョンボ棒でヌンチャクを掛けつつトップロープで登る。
 先週までの本気トライは計8便。ムーブは全て覚えており、紙に書き出したら持ち替えなども含めて手と足合わせて40回のムーブだった。この日のトップロープでの練習時は核心部手前の左手ホールドを無理なく取りに行けるように足の位置を修正した。これでよりムーブが安定する。それに核心の右手サイドホールドから上部のガバのキャッチも思っていたよりすんなりできた。寝不足と運転疲れで頭が重く調子が悪かったので、脳を目覚めさせるためにブドウ糖を摂取したのだが、これが効いてきたのかも。
 いったんK端さんのやる「裏ジェットストリーム」5.11bへ。しかし1便目では完登できず。レストしてから再び働け!ロッククライマーへ。
 カメラの動画を回しながら登り始める。本気トライ9便目なので、さすがにムーブに迷いは無い。そして核心部、サイドホールドから上部ガバをいったん捕り損ねるも二度目で取れるという余裕があった。さらにこれまではクリップする余裕がないので省略しようと決めていた5ピン目のクリップも安定してできた。最後のカチ持ちも難なくこなせ、あっさりと言った感じで終了点へ。自身初の5.12bのレッドポイント。やった、やった。しかし登れる時は意外とあっけない感じがするものだ。
 私の成功に触発されたか、K端さんも裏ジェットをレッドポイント。ひと月ぶりの11台の完登に嬉しそう。2人とも目標のルートを片付けられて、時間が余ってしまった。
 他のエリアに行くのも面倒なので、すぐそばにあるダンナ岩Ⅱの「シナプス」5.12bをやってみることにした。これはボルト2本の短いかぶったルートで、ほとんどボルダーといった感じ。下部のガバから中段のガバに一気にランジかとも思われるが、かぶり具合からしていくらなんでも厳しすぎる。トップロープで何度も試みるうちに右側の浅いクラックにあるホールドをうまく使って行けば中段のガバが取れそうなことが分かった。無理にランジする必要はなく、やはりスタティックにできそうだ。
 クラック内のホールドを左手でラップ気味に持ち、すぐそばの小さなホールドを右手で保持。その際、左足は下部のガバにヒール、右足も別のガバにつま先立ちして、身体がかぶった壁から剥がされないようにする。前述の右手を取ったら右足を切ってデッドで左手で中段ガバを取る。これで実質おしまい。トップロープでこれができたので、さっそくリード。リード1便目は失敗したが、2便目でレッドポイント。何だかジムのボルダー課題をやっている感じだった。とにかく、この日一日で5.12bを二つも登れた。
 夜は5峰から帰って来たT橋さん達とともに夕食&焚き火。私は寝不足もあって早めにテントに入った。

「働け!ロッククライマー」5.12b RP
「シナプス」5.12b RP


【2日目:屋根岩5峰】
 晴れ。再び5峰に行くというT橋さん達とともに私も初めて5峰へ。T橋さんとK藤さんが前日からやっている正面壁の「JACK参上」5.12aに、私はいきなりアップを兼ねてオンサイトトライ。しかしあっけなくはね返される。こういう細かなカンテっぽいルートは苦手だ。T橋さん達のためにチョンボ棒も使ってなんとかヌンチャクを掛けるも、私はこのルートは封印。好きなタイプではないのだ。
 少し登った下部奥壁にある「永遠の塔」5.11dにMさん達がトライしており、私は近くの「パンキンプンクン」5.12bをやってみることにした。今回は12台前半ばかりをトライしていて、11台はやっていない。出だしの短い左上からのラインでちょっと迷ったが、少しやるうちに右寄りのラインよりもガストン持ちなどで直上したほうが身体を上げやすいことが分かった。ムーブをあれこれ考えたおかげだ。しかし、小ハング手前のムーブで力尽きてフォールしてしまう。気持ちは乗っていても、身体は確実にヨレているようだ。歳は取りたくない。
 永遠の塔は午後になると陽が当たってコンディションが悪くなる。夕方5時を過ぎて、陽が山に隠れてからMさんがトライするも岩が暖まっていて手汗をかいてしまうようでフォール。この日で帰るT橋さん達が下山した後、翌日も小川山にいるK端さんと私は岩場に残った。6時を前にK端さんがトライするも完登できず。ずいぶん暗くなってきてヌンチャクをそのまま残し、ロープなども岩陰にデポして下山した。私もパンキンプンクンを登れなかったので、翌日も5峰に来ることにしたのだ。

【3日目:再び屋根岩5峰】
 途中、出会った学生グループの道案内をしながら5峰に到着。アップ後、さっそくパンキンプンクンにヌンチャクを掛けるためにチョンボ棒を使ってトップロープで試登。核心の小ハング手前のパートが思ったよりすんなりできた。これはイケそうだ。K端さんの永遠の塔トライ後、リードトライ通算4便目。やはり核心をこなすことができ、小ハング下のガバアンダーを使って左にちょっとトラバース。上部のガバを取って乗っ越すのだが、ここで力尽きてフォール。ムーブ的には何でもないところなのだが、身体をグイッと引き揚げられない。2時間くらいレストして2便目(通算5便目)を出すも再び同じところでフォール。ダメだ。ムーブはできているだけに、単なるパワー不足なのだろう。
 結局これで諦めることにした。K端さんも永遠の塔を攻略できず、最後にヌンチャク回収のための便を出すところで雨が降り出した。みるみる強くなってきて、荷物をまとめて下山。やれやれ。キャンプ場にたどり着き、K端さんの知り合いの人が張るタープの下で雨宿りさせてもらう。しばらく土砂降りが続いたが、いただいたコーヒーを飲むうちに弱まったので帰ることにした。

 パンキンプンクンは惜しくも落とせなかったが、ヨレていなければ十分自信はあるので、そのうちまた来たいものだ。働け!ロッククライマーやこのパンキンプンクンのような感じのルートは結構自分と相性が良いようで、嫌いではない。このタイプのルートならもう少しグレードが上でも案外イケるかもしれない。トレーニングを積んで、秋には12cくらいのにもトライしてみようかな。

 今夏、梅雨明け以降この日までに通算19日もクライミングをしたことになる。仕事をしている日数より多い。文字どおり「働け!ロッククライマー」と言われてしまいそうである。

 ほとんど花崗岩ばかり登っていたので、シューズのソールが瞬く間に擦り減ってしまった。そんなわけで目白のカラファテに行って、履いているミウラーVSをリソールに出した。

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