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盛夏の候、小川山&瑞牆山へ

 731日から82日の3日間、三週連続で小川山へ行き一日登り、それから瑞牆山へ転戦した。メンバーはT橋さん、K藤さんと私の3人に、31日のみI澤さん、1日のみK端さんが加わった。

1日目:小川山 屋根岩2峰】

 初日は屋根岩2峰へ。屋根岩2峰に行くのは私は初めて。T橋さんは「蜘蛛の糸」5.11cというクラックルートにトライしており、I澤さんとK藤さんも近くのDDT5.11aを片付けるためにこの日も2峰に行くことになった。

 アップを兼ねて「ちゃわんむし」5.11aにトライ。1便目はダメだったが、休んで2便目でレッドポイント。DDTをやるI澤・K藤さんと別れ、私はクモ糸をやるT橋さんに付き合うことにした。クモ糸は5.8のスラブを1ピッチ登った先に取り付きがあるので、トライすること自体がちょっと手間がかかる。私はクラックをやるつもりはなかったのだが、下の駐車場からも見えると言うクモ糸は見ただけでも確かにやる気をそそられるルートだ。

 取り付きまでの5.8は私がリードしT橋さんがフォローで続く。T橋さんはクモ糸に何度もトライしており、カムやナッツは順番も含め使用する分だけを持ってきている。

 さっそくT橋さんのクモ糸トライ。残念ながら途中でテンションしてしまったが、終了点まで行き、続けて私はトップロープで登らせてもらった。ルート中の詳しいことは後述するが、いったん下まで降りて休憩。その間、私はDDTをフラッシュ。

 クモ糸2便目をやるため再び5.8のスラブを登る。2便目もT橋さんは残念ながらクリアできず。1便目で核心が2カ所と感じた私はカムを借りてリードしてみることにした。

出だしの右上する凹角のクラックは易しい。ここでは31番のキャメロットを使った。上に行くほどクラックは少し狭くなる。それからボルト2ヶ所を経る左のクモ糸クラックへのトラバース。トラバースでは左を向いたレイバック体勢から右向きレイバックに変えると安定するのだが、その振り替えが難しい。でも2便目ではそれがうまくいった。そのままレイバックでせり上がり2番キャメ、0.75番キャメと使った。もちろん上手な人はナチュプロを取る個所もずっと少ないのだろうが。

小さなダイクが上下2本水平に走っているのだが、下のダイク手前で前述の2番、上のダイク手前で0.75番を使ったと思う。上のダイクの上で、下から緑エイリアン、黄色エイリアン、ナッツと固め取りできるのだが、緑エイリアンを使う場所は後でフットホールドになるので邪魔になる。ナッツがしっかり効いているのでこのエイリアンは省略したい。

ここから上がるのが核心部分で、右手で高い位置の下が閉じたクラックを持ち、左足をフェイスの小さなホールドに当て、右足は頑張って緑エイリアンがあったところに当てて身体をぐいっとあげると上部の浅いポケットが届くはずなのである。結局ここでフォール。

その先はさらにクラックを上がり1番キャメを使い、クモ糸のクラックが途切れてくるので、左に並行する「枯れ木を落としたよ!5.11aのクラックに移行し3番を2カ所ほどきめながら終了点の灌木まで。

日本100岩場のコメントに「34を制限した限定ルートという見方もあるが、登って気になるという話は聞かない。」とあって、枯れ木のクラックを使っても良さそうに読める。クモ糸のクラックが途切れる最後はともかく、この核心部分で左に逃げてしまって良いのかどうかは疑問。11cのクラックルートともなれば、右のクラックだけを使って何とかいかなければならないだろうと思われるし、トップロープ状態でやった時は何とか突破できたのである。

 こうして蜘蛛の糸トライは終了。下に降りてPTA5.11bをやってみるも難しかった。川上村のお店で焼肉定食を食べ、温泉で汗を流し、その日のうちに瑞牆山にある植樹祭広場まで行きテントを張った。

2日目:瑞牆山 オランジュ岩】

 朝、K端さんが合流。T橋さんとK端さんはアストロドームやTTをやるため十一面岩左岩稜末端壁へ。K藤さんと私はカサメリのオランジュ岩に行くことにした。不動沢への林道はところどころ荒れていた。

 コセロックの「トータルリコール」5.10bでアップし、沢を渡り返した上にあるオランジュ岩へ。まずは下部にある「ボトレイアン」5.11aをオンサイト。続いて「はるな」5.11cにトライすることにした。下部の緩斜面を登り垂壁へ。レイバックなどで上がって行くもラインの見極めを誤りテンション。その後、ガバフレークから先の左への短いトラバースが核心部分であることが分かって終了点へ。

 K藤さんもはるなにトライ。しかしやはり核心部分のホールドが遠くて届かないようだ。私は2便目を出す。核心部分ではガバフレーク少し上にあるサイド持ちホールドを右手、右足はその下のホールドに。身体をせり上げ、細かなホールドはほとんど無視して左上にある水平ホールドに。この水平ホールドはより左寄りのほうがもち易く、その後マッチ。さらに左上にあるガバホールドが取れれば実質終りだ。こうしてレッドポイント。そのまま続く「ごっくん小僧」5.12aに進んでみるも、ヨレて歯が立たず早々にクライムダウンした。

 続いて、隣りの「あすか」5.11cをやってみるも、中間部のムーブが分からずテンション。これも長いルートなので1便で止めた。もう少し易しいルートをやろうということになったが、ここにはないので下に下りることにした。

帰り道にある姐御岩の「ぞうりむし」5.11aに目を付けた。リーチを活かして下部のオフィドゥスへの乗り込みは突破するも、上部で力尽きテンション。レストして2便目を出すもやはりテンション。ムーブを確認してこの日は終了。残念。

 末端壁に行っていたT橋さんはアストロドームを落とせず悔しそうだった。増富の湯で汗を流し、植樹祭広場で2泊目。

3日目:瑞牆山 モツランド】

 朝5時半ごろ目を覚ますとポツポツとテントを打つ雨音が。がーん、岩が濡れる。しかし、しばらくしてテントの外に出てみるとそれほど降っていたわけではないようで、路面は乾いている。それでも雲が垂れこめているので今にも雨が降ってきそう。

 コセロックでアップをしていると雨が降ってきた。結構強い。この日もオランジュに行くつもりだったのだが諦め、昨日の姐御岩へ。ぞうりむしはかぶっているので一部を除いて乾いている。私はこの日1便目でレッドポイント。K藤さんとT橋さんがトップロープでやってみるもだんだん濡れてきているらしくホールドが滑ってしまうらしい。ここも諦め、モツランドに行くことにした。

 私は初めて来たのだが三方を岩に囲まれた感じのエリアだ。先客数人が「レーザーズエッジ」5.10c/d「プラチナム」5.11cをやっている。ヌンチャクを借りて私もプラチナムにトライ。右テラスから廻り込み、凹角から垂壁に右移動。そこから細かなホールドも使っていく。中盤までは順調に行けたが終了点テラス下のガバマッチからカチへのマッチでフォール。2便目も同じ所でフォール。その後、先客パーティーの女性がプラチナムから上部の「ポパイ」5.12aをするすると登る。5.13bを登れるらしいから上手いわけだ。

 私は3便目でも同じところでフォール。さっきよりも湿ってきた。しかもフォールの際に左手指を岩にぶつけ出血。この日のトライはこれでおしまい。

 今回、一日一つずつ5.11cのやりかけを作ってしまった。クモ糸、あすか、プラチナム。どれも落とさないと。

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