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「ペトルーシュカ」5.12b RP 二子山

18()

[ペトルーシュカ]

 5週連続で1819日の週末も二子山。K端さんを東所沢駅で、T橋さんを東飯能駅で乗せ、R299経由で一路二子山へ。駐車場でI澤さんと合流。二段岩壁の下でアップをしているとMさんもやって来た。

T橋さん達は引き続き「ノースマウンテン」5.12aにトライ。私は先々週からやっている「ペトルーシュカ」5.12b。ペトは先週フォール時に右足のすねをケガした因縁のルートなので、何とか年が替わる前に落としておきたい。

そうはいっても、冬の二子の岩は冷たいのなんの。早くから陽が当たる二段岩壁寄りは岩が温まるのが早いようだが、斜面を右上するに従い陽が当たりだすのが遅いため、ペトあたりは午前中は冷たくてまともにトライできない感じだ。登るにつれて指が冷たさが感覚がなくなってきて、ホールドが保持できているのかどうか分からなくなってくる。

5ピン目まではチョンボ棒を使い下からヌンチャクを掛け、残りは先にトライした人に掛けてもらった。

このヌンチャクを掛けてくれたPさんという人は、話しを聞くと、なんと私の住所のすぐ近くに住んでいるという。私は4丁目なのだが、Pさんは1丁目という。歩いて行ける距離だ。「ペトルーシュクァー」5.12cにトライ中のK藤さんも仕事で極めて近い関係にあるとは前にも書いたが、ここペトで近い人に立て続けに遭うとは驚きだ。

さて、昼前にペトにトライ。アドバイスを受けて、レストできるところではしっかりとレストすることにした。下部は何度もやっていて自動化してきた。6ピン目のところで、コルネを片手で交互に持ちかえながら腕を休ませる。まだパンプしていないが、パンプする前に少しでも腕を休ませる。今までこんなことを丁寧にやっていなかったが、前傾の厳しい二子の壁を登るには、レスト技術が大切なんだと分かって来た。

そうして、カンテから7ピン目のある右に移り、8ピン目へとクリップする。その頃になると岩の冷たさで手がかじかんできた。まずい。終了点直下でいつものように力尽きそうだ。終了点のフレーク状ガバのすぐ下のコルネを左手でピンチで取りにいくのだが、その間に、穴ホールドを引きつける右手の感覚がなくなってきた。

右手の感覚がなくなってきたものの、右足をコルネに当て、左足をキョンにして身体を思い切ってあげると何とか左手がピンチに届いた。その左手も力尽きそうだ。しかし下から続けて登って初めて取れたホールドだ。下から「その手を放すんじゃない!というK藤さんの檄が聞こえる。思わず気合いの雄叫びが出る。声を上げながら、最後はバタバタした感じで必死になって終了点のガバを取ってレッドポイント。ゼーハーと息が切れる。危なっかしかったが、ともかくやった。通算11便目。足掛け5日。

5.12b10月の有笠の「用心棒」以来だ。年越しにならずに良かった~。ほっ。3月に古賀志の「ドラゴン」5.12aを登ったのが、初めての12台。以来、グレーディングが甘過ぎると言われるルートも含めて、今年は12台を21本登れた。そのうち例外を除いて、12bが最高で、小川山の「働け!ロッククライマー」「シナプス」、有笠の「用心棒」、そして今回の二子山の「ペトルーシュカ」4本を登った。

最近は12a以上にトライすると決めているので、完登本数はなかなか増えないが、これはこれで良いものだ。何とか12cを登ってグレードを更新したいが、それは来年の目標だ。

[火の鳥]

 ペトルーシュカが登れたので、次はどれにトライしようかと考えた。12cにトライしようかとも思ったが、ペトでのジタバタぶりからすると、もっとフィジカル面を上げなければ話しにならなさそうだ。するとK藤さんが「次は火の鳥かな?」と薦めてくれた。「火の鳥」5.12a。お薦めに従ってこれをやることにした。

しかしこの火の鳥というルートはペト以上に大変だということが分かった…。後から聞くところによると、以前はペトと火の鳥はグレードが逆だったそうだ。ペトは最後が遠くて難しいということでグレードが上げられたらしい。

そういうわけでヌンチャクがかかっている火の鳥にトライ。出だし付近のコルネがところどころ濡れている。コルネを伝って身体を上げていくのだが、けっこう大変だ。何度もテンションしてしまう。左上にある大きめの穴を取る際には左足をコルネにヒールフックするなど工夫すると取れそうだ。さらに右上してから大穴を目指す。この大穴では、残りを考えてうまくレストする必要があるのだろうが、足をうまくきめてレストする姿勢が見つけられない。

大穴から出て、すぐ上の縦ガバを右手、そのコルネ上方を左手でピンチ、右手で右上の穴を保持と進むのだが、その次の一手、右手をさらにコルネ上方に出せない。あとで他の人の登りを見ていると、正対で普通に取りにいっているように見えるのだが、自分にはそれができない。

4時前に2便目を出すが、下部は相変わらずテンションだらけ。大穴から終了点の間はやはりムーブが解決できず、この日はトップアウトできなかった。

その前に、K藤さんがペトルーシュクァーをRP。お見事! その直後、この火の鳥にトライしていた女性もRP。こちらもお見事。すごいなあ。

火の鳥の最後の部分が解決できずちょっと後味が悪いが、ペトルーシュカが登れたから良しとしよう。

 「両神温泉薬師の湯」に入り、「まいん」で皆で豚ショウガ焼き定食を食べる。680円。ご飯大盛は730円。スーパーで買い出しをしようと「おがわや」に行くと明りが消えている。先週行った時に店内の商品がガラガラだったので、閉店してしまうのかと話しになったのだが、やはり年を越すことはできなかったようだ。お惣菜などを入手するのに重宝していたお店なのだが、残念。これからは他のお店に行かないと。仕方がないので、この日はセブンで買い出し。例によって下吉田キャンプ場の管理棟で泊まる。

19()

 二段岩壁下部の5.9を登ったあと、久しぶりに「悪魔のエチュード」5.10aを登る。しかし岩がまだ冷たい。陽が当たる部分はまだ良いが、コルネの影などは冷たくて感覚がなくなりそうだ。とてもすぐに火の鳥に取りかかる気にならない。改めて焼き石の方法を教えてもらう。次回はやってみよう。厳寒の1月はホッカイロくらいでは手が温められそうにない。

 火の鳥の下部は相変わらずテンションしながら登る。ペトルーシュカより断然パワーが必要だ。懸案だった大穴から終了点までは、右足を中心線上の小さなフットホールドにあて、左足を左方離れた小さなコルネに出すような左向きの姿勢にすると右手をコルネ上部に出せることが分かった。ピンチで取ったら、すかさず左足を右足付近、右足をその右あたりの穴に乗せる。そうするとピンチ左上方の穴に左手を出せる。この日1便目(通算3便目)では、その際の右足位置を無理に上げ過ぎていて、終了点の大フレークへの右手デッドが出すに出せなかったのだが、次の便では右足を無理に上げず、手を伸ばせば大フレークに届くことが分かった。

 この日は3便(通算5便)出したが、とりあえず部分部分のムーブはできた。しかし、下部は疲れて力尽きるし、終了点手前もヨレた腕では厳しい。それに岩が冷たい。ペト以上に苦労しそうだなあ。

 相変わらず順番待ちの多いノースマウンテンでは、この日N川さんがRPした。T橋さん達もムーブが少しずつ固まりつつあるようだ。祠エリアで登っていたI澤さんは「鬼が島」5.11cを登ったそうで、次からは弓状に参戦するとのこと。

 それにしても、今年は本当にたくさん登ったなあ。来年もたくさん登るぞ~。その前に年末クライミング旅行だ。帰ったらまた日記に書こう。

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コメント

ペトおめでとうございます!読んでいて、気合が伝わってきました。「火の鳥」もがんばってください。年末年始、楽しんできてください。K端さんによろしく。

ありがとうございます!
出発は明日です。
帰国したらまた日記で報告しますね。

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