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ペトルーシュカに大苦戦… 二子山

【11日(土)】
 11~12日の週末も例によって二子山通い。土曜日朝、久しぶりに会うT橋さんを東飯能駅で乗せ、R299を一路二子山へ。
 何日か前に雪が降ったようで、少し雪が残っているし、両神山の北面も少し白い。すでにスタッドレスタイヤに履き替えてあるので安心だが、これから二子に行く人はそろそろ冬タイヤにしておいた方が良いかも。
 先週末よりは少し雲があるが、まあまあの天気。二段岩壁の下部の易しいルートでアップをしていると、Mさんもやって来た。T橋さんは「ノースマウンテン」5.12a初トライ。Mさんも引き続きノースにトライ。私は「ペトルーシュカ」5.12bにトライ中。寝坊したN藤さんが遅れてやって来た。
 私はまずはペトにチョンボ棒も駆使してヌンチャクを掛ける。T橋さん達はノースなのだが、ワールドカップのAさんがアップ代わりにさくさくとヌンチャクを掛けると、すぐに順番待ちになるほど何人もの人が。5人待ちとか10人待ちとか。先月、早々にノースを登っておいて良かった。
 若者たち数人は「フラットマウンテン」5.14d/15aにトライするので、下部を共有するこのルートはさらに混雑。順番が誰なのか分からなくなってくるようだ。T橋さんもMさんも一度トライしたら次の順番が巡って来るまで何時間もかかる様子。
 さて、私はペトに1便目を出す。5ピン目のクリップはできるようになった。しかし終了点直下で落ちてしまう。しかもフォールの際に右足のすねを岩にぶつけてしまう。降りてから傷口を見ていると大して出血しておらずそれほど痛くない。
 この日はさらに2便目、3便目も終了点直下で落ちるという同じことの繰り返し。テンション後にそのパートをやるとできるので、要は持久力の問題か。
 もう皆が帰り始める夕方4時半近く、A青年がフラットマウンテンにトライ。下で皆が固唾を飲んで見守る。惜しくもフォールしてしまい、皆がため息を漏らす。残念。

 両神温泉薬師の湯に行って洗い場で足の傷口を見ると、すねの中央部を長さ1㎝くらいぱっくりと開いていて、深さも3㎜くらいで結構深い。3㎜くらいという皮膚を触って分かるのだが、すねの骨の上の肉の厚さと同じくらいだ。つまり傷口の奥に骨が見えている??ゲゲッ!!やばいのでは??ばい菌が入って膿んだりしたら大変だ。傷口を洗い、浴槽には右足を入れずに横たわるように入浴。
 入浴後、傷口周辺のすね毛をビクトリノックスのハサミでチョキチョキ切って、大判の絆創膏を貼る。クライマーは救急セットは必携だ。
 マインというレストランで焼肉定食680円を食し、スーパーおがわやで買い出し。このおがわや、秩父に数店舗構えているらしいのだが、最近棚に並んだ商品ががらがらで、お酒売り場もビールが空っぽ。この吉田の店舗だけでなく、先週寄った小鹿野の店舗も似た様子で、もしかしたら近く閉店してしまうのかも?閉店してしまったらどこで買い出しするかなあ。遅く行くとお弁当がすごく安く売っていて助かっていたのに。
 T橋さん、Mさん、N藤さん、私の4人で部屋に入る。他の部屋も先ほどまで二子にいたクライマー達ばかりだ。この夜はある事情により熟睡できず…。

【12日(日)
 今朝は昨日よりも晴れているが寒そうだ。弓状に向かい、ノースのヌンチャクが回収されて無いので、私がアップを兼ねて登る。しかし身体は重いし岩も冷たく、テンションしまくりながら何とか全部ヌンチャクを掛ける始末。でも、ノースをトライするT橋さん達はヌンチャクを掛ける労力を節約できたはずだ。そのうちI澤さんもやって来た。I澤さんに会うのは3か月ぶり。
 さて、狙いのペトをやろうと思うのだが、日帰りでやって来たK藤さんが、レッドポイント狙いなんだからもっと岩が温まってからやった方が良いとアドバイスしてくれた。それから焼き石のことも教えてくれた。小石をバーナーで2~3分炙ってチョークバックに入れておくのだという。その際、チョークをたっぷり入れてその中に焼き石を入れないと、熱でチョークバックが溶けて穴が開いてしまうのだという。ホッカイロを入れておくのも良いかも。
 11時頃に1便目(通算8便目)を出すも結果は前日とまるで同じ。何がダメなのかなあ?フォールするところのムーブはこれ以上変えてもうまくいきそうもないし。それに11時でもトライするのがまだ早かった。まだ岩が冷たくて登るに連れて手の感覚がなくなってくる。
 2便目を出す前にT橋さんにパンプした前腕にコールドスプレーを吹きかけておくと結構良いよと教えてもらい、スプレーを借りる。熱をもった腕を強制的に冷やす感じが良いかも。しかし2便目もダメ。まったく同じ。さすがに落ち込む。
 ノースは前日ほどではないがやはり混雑していて、順番が分からなくなってくるので、T橋さんがお菓子の箱に順番待ちの名前を書くようにした。それを見た他の人達もその箱に書き込んでいく。何人も名前が連なっている。紙に名前を書いて順番が分かるようにしておいたほうがハッキリするから、クライマー同士お互い良いのかもしれない。どうせなら、しっかり順番待ちの名前を掛ける用紙とペンを用意したい。
 3時半頃、この日最後のペト3便目(通算10便目)。何も言うことはない。終了点直下でハマってしまった。私が途中でまったくレストせずに核心に突っ込んでいくのを見た女性が、私は4か所くらいでレストしますよとアドバイスしてくれた。その人がトライするのを見ると、がっちり持てるコルネで左右の手を交互に振ってレストしているし、突き出たコルネにうまく腕を掛けて前腕を休ませている。なるほど。
 限界グレードのルートをやって行く上では、こういうレスト技術が大切になってくるのだろう。勢いでぐいぐいと行ける場合もあるが、それだけでは早晩行き詰まってしまう場面に直面するだろう。前腕をパンプさせないように、レストできるところではそれを活かさなければならないのだ。次回はまずはこのレストを試してみてから、本気トライしようかな。
 そういえば、長いノースでもみんなニーバーでうまくレストしている。私はまったくレストせず一気に行って終了点直下でパンプしまくって何とかギリギリ切り抜けたが、こういうルートこそレストが大切なのだ。肩をコルネに掛けて手ぶらでレストしている人もいるし。

 それはそうと、足の傷口が心配だ。たまたま、前日岩場で転倒してやはり足のスネを切ってしまったという女性がいて、周りの人たちが、ばい菌が入ると骨膜炎になる恐れがあるとか話しているのを聞いて怖くなってしまった。明日かあるいは帰宅してから病院の夜間救急に行こうか。
 道の駅「ちちぶ」で野菜をたくさん買い込んで帰途につく。

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