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タイ・プラナン クライミング旅行記⑦ (12/29  Ton Sai Wall and RoofからCat Wallへ)

 今日はT橋さんとK藤さんが帰国するので、ホテルをチェックアウトしてから集合した。K端さんはプリンセスリゾートからYayaに移るのだが、日中不要な荷物を私の部屋に置いておく。Hidden Worldあたりに行くというT橋さん達と別れ、K端さんと再びトンサイへ。空は曇りがち。

Ton Sai Wall and Roof

 まずはStalagasaurus6c+(5.11c)をフラッシング。例によってこれも易しい。

 続いて3日前に一度触ったTon Sai Playboy7a+(5.12a)をやろうと思ったのだが、ヌンチャクを掛けるのがたいへんなのでやめた。

その代わり、ヌンチャクが掛っているCafe Andaman7b(5.12b)をやることにした。直上からレストポイントを経て、核心の左上するラインのルートで、人がやっているのを見ると終了点でのムーブが印象的だ。ここの人気ルートの一つのようで白人の人達も何人かトライしている。

出だしの乗り上がりがちょっと高いので左のほうからトラバースしてくる人もいるが、ヒールフックなどしっかりやれば直上できるようになっている。コルネを伝い登ったところから左上していくのだが、初めはホールドが分からずテンション。ほとんどガバばかりだしイケそうな感じだが、終了点の穴の縁を取ったところで再び力尽き降りる。

他にトライしている人達では、登れる人もいれば登れない人もいる。当たり前といえば当たり前だが、日本の岩場の風景と同じようなものだ。

K端さんのビレイをしたりしながら休み、2便目にトライ。出だしの乗り上がりからコルネ直上後の腰かけレストポイントでは海が臨める。Cafe Andamanの名前はこういうことかと思った。アンダマン海を臨めるレストポイントのあるルート。「ホテル二子」のようなものかな。ここでしっかり休んでから左上ラインに入る。指がしっかり入る水平クラックから左に廻り込んだ所にあるホールド、さらに左のアンダーホールドと伝い、さらに左のガバ棚を取りにいく。1便目で分かっているので余裕がある。頭上のポケット状穴2つホールドは他の人が親指を入れているところに逆に人差し指と中指を入れ、左手でガバをキャッチ。小コルネを経て、終了点の穴の縁を左手、右手と取る。その後、先ほど印象的と書いたムーブである右足を手よりも高く上げ、逆さまに近い形で穴の中に上に向かって突っ込む。そうするとトゥとヒールが穴の中で引っかかって効くのだ。そうして左手で終了点にクリップ。やった。

下で見ていたクライマー達が祝福の声をかけてくれる。いろいろな国から集まってきた人達と同じルートにトライし、こうして声援を受けると正直に嬉しいものだ。降りてくると、そのうちの1人が「カンパーイ」と声をかけてきた。そういえば先ほど彼は鞄の中から「越之寒梅」だかの日本酒の瓶を出していたので、タイに来る前に日本に行っていたのかもしれない。

二子山で苦労していることを考えると、日本のグレーディングよりはやはり甘めだ。というか日本が辛すぎるのかは分からないが。普段やっていて5.12b2便であっさり落とせるなんてことはないから、日本だと5.11dくらいかも知れない。有笠の「Please Jam Me5.11cよりは難しい感じだったし。

グレーディングはともかく、このルートは最後のムーブの面白さを含め、海側に面した開放的なラインであることからもおススメだ。

[マンゴー]

 休憩中に昨夜買ったマンゴーを食べることにしたのだが、一口食べた瞬間あまりの酸っぱさというか腐った漬物のような味に舌がおかしくなりそうだった。とても食べられる代物ではない。マンゴーって本当にこんな味なのか?後で捨てようと思い、ザックの外ポケットに袋ごと突っ込んでおく。

 欲を出してTidal Wave7b+(5.12c)にトライしてみた。Cafe Andamanよりももっとかぶっていて、ボルトごとの各駅停車でも4ピン目あたりで力尽きてしまった。それを2便ほどやった。これはもっと力を付けてからでないと歯が立たない。

Cat Wall

 午後3時をまわり、Cat Wallに行ってみることにした。Fire Wallとは別にある急斜面の踏み跡を登ったところにあるそのエリアは取り付きもフィックスロープを辿るので快適ではない。

 何だかやりたそうなルートがないのだが、Heart Of Darkness(Peyote)」の1P6c+(5.11c)を登ることにした。ずいぶんと長そうだ。ロープが足りるだろうか。ガバを延々と伝って登って行く。汗が噴き出してくる。暑い。最後は左のルートに寄ってしまったようだが、終了点に到着。

[猿被害]

 K端さんにコールしようと下を見ると、離れた所に置いた荷物が猿に荒らされているのが見えた。まずい。荷物をザックの中に入れておかなかったのはまずかった。自分はセルフビレイを取って、K端さんに猿を追い払って荷物をまとめるようお願いする。通りかかった白人クライマーが猿に石を投げつけて追い払ってくれる。

 あとで聞くと、K端さんはお菓子や果物など食べ物をみな取られてしまったという。私はザックの外ポケットに入れておいたマンゴーが取られただけだったので、むしろ捨てる手間が省けたのだが、さくらクラビの井上さんに事前に注意されていたのに油断してしまった。プラナンにこれから行く皆さんは注意してくださいね。

[ボート]

 帰りはトンサイからライレイウエストまでボートに乗ろうとしたのだが、その船乗りは、4人以上でないと150Bにしないと言う。2人だと1100B払えとのこと。仕方なくウエストビーチに行く人が現れるのを待つことにした。しばらくしてウエストに行くという白人夫婦が現れたので、4人になったと言うと、今度は5人揃わないと180Bだという。5人なら60Bという。さっきと言っていることが違う。皆で抗議しているうちに、もう一人現れ5人になり、しぶしぶ60Bで手を打というという雰囲気になった。まあ、船乗り側も生活がかかっているから観光客に対し料金を吹っ掛けてくるのは仕方ないのだが、こちらとしても安易に言われたまま払うというのは面白くない。普通の買い物なら値段が折り合わなければ買わないだけで済むが、今回は夕方で疲れて早く帰りたかったし雨も降りだしていたというのが、こちら側の弱みだろうか。

 ホテルに戻り、K端さんもYayaにチェックイン。私の部屋は1600Bなのだが、K端さんのは1,200Bで扇風機・お湯シャワーとのこと。夕食はバーベキューのお店へ。BBQを注文するとバイキングでサラダやご飯などがおかわりできるのだが、それとは別にご飯を追加してしまったものだから満腹になってしまった。でもBBQの牛肉は美味しかったし、サメ肉も淡白で美味しかった。満腹で苦しくこの日はマッサージはやめておいた。

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