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初登り「火の鳥」5.12a RP 二子山

暑いタイ・プラナン旅行から中二日、正月34日は極寒の二子山へ初登りに行ってきた。

正月3日。家で箱根駅伝を見ながらお節料理を食べて過ごすということはなく、クライミング好きの面々はやはり岩場にやって来る。

3日】

例によって二段岩壁下部でアップ後、私は暮れからトライし始めた「火の鳥」5.12aにまずヌンチャクをかけた。K端さんはすでにヌンチャクがかかっている「ノースマウンテン」5.12aに引き続きトライ。

それにしても眠い。タイから帰国する飛行機が夜中だったのだが、狭いシートに座った状態ではほとんど眠れず。以来、睡眠のリズムを崩してしまったようで、寝不足のはずなのに昨夜はなかなか寝付けなかった。

火の鳥に限らないが、ルートの下部にツララが張っている。ヌンチャクがけもまずはツララ落としから始まった。当然コルネはあちこち濡れているし。

今回、初めて焼き石というものをやってみた。二子の常連K藤さんに教えてもらったのが出、小石を23分バーナーで炙って、それをチョークバックに入れてホッカイロ代わりにするのだ。炙った直後の石は当然ものすごく熱いので軍手をすること。それからチョークバックの袋が熱で溶けて穴が開いてしまうなんてことになりかねないので、チョークをたっぷり入れておき、その中に石を乗せるようにする。チョークボールも出しておいたほうが良さそう。袋の底に布を敷いておくのも良いとか。

焼き石をチョークバックに入れておいて、それからロープを結んだりシューズを履けば、登る準備ができた頃には石が素手で触れる温度まで下がってくれるという寸法。触った瞬間か冷えた指が温まるので、チョークバックにホッカイロを入れておくよりずっと即効性がある。熱すぎる時は指の上で石を転がすようにして指を温めると良いかも。それにチョーク自体も温かくなっているし、チョークバックに手を入れただけでも中がほんわか温かい。ただし、火傷にはくれぐれもご注意を。

 そうして、火の鳥1便目(通算6便目)。氷と濡れたコルネですぐさまテンション。レストできる大穴どころかその下方にある中穴までも続けて行けない始末。テンションしながら登る。冷えた手に焼き石の温もりが嬉しい。握りしめるとアチチという思いをするが。

 大穴から上部は以前として苦手意識がある。上部コルネを右手ピンチで取りにいく際の足の位置が際どいのだ。

 ところが、隣りの「ペトルーシュカ」5.12bをトライしていたNさんという方が、苦戦している私を見て、自分は足位置をこうしたと言って、左右のフットホールドを教えてくれた。試しにやってみると確かにやり易い。というかピンチ取りがものすごく楽になった。ありがとうございます~。

 2便目は中穴の手前と終了点直前での2テン、3便目は中穴を通過したところでの1テンとトライごとに確実にテンションが減ってきた。大穴から先のセクションは解決したから、あとは出だしから大穴までを力尽きずに行けるかどうかがポイントだ。この日はこの3便で、レッドポイントトライは翌日に持ち越し。曇りがちで寒かった。

 K端さんもノースのムーブがずいぶんと整理されてきたようだ。

 休前日ではないので久しぶりに小鹿荘の温泉に入ることができた。他に誰もいなくてお風呂は貸し切り状態。スーパー「おがわや」が閉店してしまったので、これからはスーパー「ヤオヨシ」で買い出しだ。

夕食は、カフェ「まいん」http://www17.ocn.ne.jp/~cafemine/で例によって豚しょうが焼き定食を食す。680円。ご飯大盛で730円。Photo

食べ終わった頃、I澤さんがお店に入って来てびっくり。I澤さんはこの日、甲府の兜岩に行っていたのだが、私がお店についてからI澤さんに送ったメールを読んで、帰り道ここに寄ってみたという。現在地を書いておいたわけではないのだが、行動パターンが読まれている。暮れにN少年がフラットマウンテンを第2登した時の様子などを聞いて解散、下吉田キャンプ場の管理棟泊。

4日】

 仕事始めというところも多いはずなので(私の職場もそうなのだが)、この日は前日よりも人が少ない。弓状で20人もいなかったはずである。よく晴れているのだが、火の鳥の出だし付近は再びツララができあがっていたので、まずはそれを叩き落とす作業を行った。

 1便目(通算9便目)。出だし付近は氷が残っていたり濡れていたりと使えるホールドが限定されるうえ、下部は比較的ムーブがいい加減でも登れるので、ムーブを覚えていなかった。そんなものだからすぐにテンション。こんなことを繰り返すわけにはいかないから、下部の使えるホールドをしっかり確認したうえでムーブも決めてからトップアウトせずに降りた。

 2便目。焼き石や下部のムーブを固めたおかげもあって、中穴まで行けるようなったが、その先で力尽きてしまった。というより頑張りがちょっと足りなかったのかも。もっと集中しないと。

 この日は晴れていて風もなく、横になって休んでいるとポカポカと暖かいくらい。

Imgp2996

 3便目。良い感じで集中できているかも。こういう時の私は口を利かずに黙っていることが多い。覚えたホールドとムーブで順調に高度を上げていく。中穴から先、右上のコルネに至るところも処理できた。大穴にたどり着いて、右足でニーバーならぬ内股バーという感じでレスト。ここまでですっかり息が上がってしまっているので、腕を振ったり焼き石で手を温めたりを繰り返しながら、呼吸を静めていく。レストの間に、このあとのフットホールドの位置も確認しておく。落ち着いたところで、最後のセクションに入る。危なげなく余裕を持って終了点に到着。やった。新年初登りで結果を出せて良かった~。

 昨年11月末以来二子山に通うようになって、「ノースマウンテン」5.12a、「モダンラヴ」5.12a、「ペトルーシュカ」5.12b、「火の鳥」5.12a4本登った。さて次はどのルートにトライしようか。しばらく二子に通うことを考えると、時間がかかってでも、背伸びして12cに手を出しても良いかもしれない。登れれば自己グレード更新だからだ。

 K端さんのノースのムーブはさらに整理されてきたようだが、疲れるようでこの日は2便まで。残る時間は2人とも「オ・ララー」5.11b1便ずつ手を出すも完登ならず。私の場合、終了点直下の抜け口でたまらずテンションしてしまったのだが、ホールドが分かったので次は行けるだろう。時間のある時に片付けることにしよう。

 道の駅「ちちぶ」に寄って、両手にレジ袋を持つほど野菜を買い込む。白菜、ネギ、大根、人参、ほうれん草、チンゲン菜、椎茸…。みんな鍋の具にするのだ。

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