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八ヶ岳 南沢大滝アイスクライミング

 3月1日、一週間前の霧積に続きHN田さんと再びアイスクライミングに行ってきた。行き先は八ヶ岳の南沢大滝。南沢大滝は3年前の3月2日に訪れている。その時は腕が張って力尽きてしまい、途中で降りて他の人に替わってもらうという力の無さを思い知らされた記憶がある。今回はそれを払拭すべくレッドポイントするのが個人的な目的だ。

 前夜HN田さんを乗せ、首都高~中央道経由で諏訪南ICで降りる。美濃戸口に建つ八ヶ岳山荘の中で夜11時半には寝ることができた。
 翌1日はまだ暗い5時に起床。荷物をまとめて6時10分頃に出発。私の車では上の赤岳山荘までは入れないのでここから歩かなければならないのだ。この頃には外はずいぶん明るくなってきた。凍った路面で転びたくないので最初からアイゼンを付けて行く。アイス用のアイゼンはザックに入れ、縦走用のを装着。最近はアイゼンを使うような山行に行かないので、こういう時に遠慮なく使うことにした。Imgp3135
 途中、男性二人組に会っただけで、50分ほどで赤岳山荘に到着。私はアイスマスターというボリエールの靴を履いていたのだが、右足の踵が靴擦れして痛くなってきた。HN田さんに靴擦れ防止パッドをもらって貼った。これでずいぶんと痛みが軽減された。ところどころ青空が見え風もないが、予報では午後から崩れるはずだ。
 美濃戸山荘のところから北沢の登山道と別れ南沢に入る。防寒具やギアなど用心してたくさん持ってきたものだから荷物が重い。だんだんと足取りが遅くなり、すたすたと歩くHN田さんに付いて行けない。
 南沢大滝・小滝に入るところで、HN田さんが待っていてくれて、誰かに電話をしている。ドコモだとこんな山中でも通話できるのだ。私のはauだが、とっくに圏外なので電源を切っている。私の古い機種は来年7月で周波数の関係で使えなくなるのだが、これを機会にドコモに換えるかな。携帯電話会社を換えると手数料とかで余計な出費がかかるが、これからもずっと山に行くことを考えれば、使いこなせないほどの高機能で比較するのではなく、通話エリアの広さで選択すべきかも。思い返せば、携帯電話が急速に普及しだした10数年前は携帯各社は通話エリアがどんどん拡がっていることを盛んに宣伝していたが、今はそんなことは聞かない。その間、一向にauがドコモのように山中でも使えるようにならなかったのは、auの怠慢と言われても仕方ないだろう。
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 さて、話を八ヶ岳に戻そう。まずは小滝に行く。着いたのは8時35分くらい。小滝は右側の氷が崩れてしまったのか途切れているが、残りはしっかり氷がある。週末にたくさん人が来て登られているようで、表面は穴ぼこだらけだが。この日は平日なので我々二人だけの貸し切り状態。餅入り粉末お汁粉をお湯で溶いて食べてから、まずは私がリード、HN田さんがトップロープで登ってアップとした。

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 午前11時前に大滝に移動した。この頃になると空が曇ってしまいガスも出てきた。南沢大滝は3年前に訪れた際に感じたよりは大きくなく、傾斜も無いように見えた。これなら十分登れそうだ。HN田さんも以前訪れた時よりも傾斜がないと言っていた。が、帰宅してから見た3年前の写真と見比べると、氷の付き方は多少違いはあるにしても、それほど傾斜が異なるようには見えない。いずれにしてもたくさん登ろう。まずは持参したスコップで雪を切り崩し、荷物置き場を作る。それからチャイ風生姜湯というのを飲んだ。今はいろいろな味のものが売っていて便利だ。温まる。

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 リード&フォローで登ることにして、1便目は私のリード。滝の右寄りに取り付く。下部の斜度が緩いところでスクリューを2本。上部で4本使った。先週登った霧積の隠れ橋の氷瀑より少し難しいといった感じのグレードか。 アックステンションせずにところどころスクリューをセットしながら登り滝上に抜ける。もっとスクリューを使わずに登ることもできるのだろうが、セットするのも練習だから良いだろう。滝上の向かって右側(左岸)の樹木にぼろぼろの残置スリングを見える。そのスリングは使わずに、フォローで登るHN田さんをビレイする。3年前には歯が立たなかった南沢大滝も、今回けっこうあっさりと登ることができたので、少しは力がついたのかなあと実感(ダブルロープが交差してしまったけど)。

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 懸垂下降して、今度は抹茶オレを飲む。寒い時にはこういう甘い飲み物が美味しい。ちらちらと雪が降ってきている。2便目はHN田さんのリード。滝の中央あたりを登る。途中アックステンションしながら、使ったスクリューは5本。見事滝上に抜ける。HN田さんは先週、霧積に行った際にアックスの振り降ろし方を手首のスナップを利かせるようにしてから、無駄打ちがずっと減って、この滝もきっちりとリードして登った。

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 私はフォローで登るも、アプローチで濡らしてしまったアイス用のグローブがあまりにも冷たくて指の感覚がなくなりそうだ。早く下りて予備の手袋に交換したい一心で、がつがつと急いで登って、すぐに懸垂下降した。
 雪の降りが強くなってきて、荷物が雪まみれになる。時刻は14時40分頃。あと1便は登れるので、私はウールのグローブにオーバー手袋を重ねて、3便目を出した。取り付いたのは滝の左寄り。上部では凹角っぽいラインを登った。これまたテンションすることもなく抜ける。HN田さんも登ってきてすぐに下降した。
 取り付きに戻ると荷物はさらに雪に埋まっていた。パッキングを済ませ、16時10分に下山開始。下りは速い。美濃戸山荘に着いたところで、私はアイゼンを縦走用のに替えた。HN田さんはここからはアイゼンなしだ。17時半頃、車を停めた美濃戸口に帰着。普段こんなに長く歩かないものだから、疲れてしまった。
 立ち寄り温泉「もみの湯」で冷えた身体を温める。アイスの後の温泉は極楽じゃ~。先週の霧積と今回の南沢大滝と、なかなか行く機会のないアイスクライミングに二度も行くことができて良かった。同行してくれたHN田さんに感謝。

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コメント

これまた羨ましい平日の大滝です。
土日は人がいっぱいで、登る所がないといううわさですね。

無数の穴ぼこがそれを物語っていますね。
フッキングだけで登れてしまいそう。

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