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瑞牆山・カンマンボロン & 「アジアの星」5.12a RP ゴジラ岩・小川山

2526日の週末は、今シーズン初の瑞牆山と小川山へ。

25():瑞牆山 カンマンボロン】

土曜日朝、いろいろあって家を出たのは8時頃。瑞牆山カンマンボロンに行くというT橋さんとI澤さんを追いかける形で、中央道をひた走った。植樹祭広場の手前の駐車スペースに着いたのは午前11時前。高速道路の休日1,000円という割引料金が先週末で終了したせいか、遅い出発にもかかわらず、道は思ったより空いていた。

すでにT橋さんとI澤さんの車が停まっている。カンマンボロンには行ったことがないので、アプローチの道はロクスノに載っていた簡単な案内図が頼り。しばらくは植樹林の中を歩くのだが、どこでどう間違ったのかケモノ道のような不明瞭な踏み跡というよりヤブ漕ぎになってきてしまった。ふと後ろを振り返ると、カンマンボロンと大面岩らしき岩塔が遥か後方にそびえ立っている。あれれ?どういうわけか山の中を行き過ぎてしまったようだ。尾根を二つ越えるように道なき道を岩塔が見えた方向へと歩いて行く。汗だくだ。

しかも、途中でメガネがぽとりと落ちてしまい、見ると左のつるのネジが無くなっていた。仕方なくつるをテーピングで留めるがゆるゆるで、顔から落ちそうだ。

通常40分ほどで歩けるらしいところを1時間20分もかけてカンマンボロンの太陽のエリアにたどり着いた。正午を過ぎてしまった。見上げると、太陽の登(とう)という5ピッチのルートの1ピッチ目をT橋さんとI澤さんが登り終えたところだった。1ピッチ目は5.12aで、2ピッチ目も5.12a。この二つがT橋さんが目下トライ中のルートらしい。

急いで準備をして、下ろしてもらったロープで1ピッチ目を登る。スラブは苦手なので、やはりテンションしてしまったが、うまくすればリードできそうな感じだった。

1ピッチ目終了点は狭いテラスになっているし、木陰では寄りかかって休めそうだ。2ピッチ目はI澤さんがテンションを交えてヌンチャクをかけていく。続いてトップロープでT橋さんがムーブの確認をする。私はリードしてみることにした。

太陽の登(とう)2ピッチ目の1便目。出だしの右トラバースは始めたからガバホールドが届くので大変ではない。そこから直上していくのだが、その時にメガネが顔から落ちそうになった。アッと思った時にはすでに遅し。というより小さなホールドを持って何とか岩にへばりついている状態ではどうしようもない。メガネを下の樹林の中に吸い込まれるように落ちていった…。嗚呼。今のメガネは昨夏作ったものなのだが、前のメガネは小川山の廻り目平キャンプ場で夜お酒を飲みながら過ごしている時に地面に落してうっかり踏んづけてレンズをキズだらけにしてしまったのだ。今回も山でダメにしてしまった。あとで降りて探してみたが見つからなかった。

車の運転時は眼鏡使用になっているので、帰りの運転がちょっと心配だが仕方ない。極端に視力が悪いわけではないので、遠くが多少ぼやけるものの登るのにはあまり支障はなさそうだ。とにかく、これからはメガネにきちんとバンドを付けておこう。その前にまたメガネを買いに行かないと。

中間部に最初の核心が現れる。小さなポケットなどを使うようだが、ボルト沿いの直上ラインのムーブが分からない。あとで聞くとT橋さんは直上しているという。私はそれが分からず、左に逃げ気味に抜けた。岩茸が生えているし、左寄りはオリジナルのラインではないのだろう。

さらに終盤にまた悪いところがある。右上のポケットを取り、さらに上部のガバを取りに行くのが核心だ。テンションしながらムーブを探り、何とかイケそうなムーブを見つける。何とか終了点へ。

再び私の番が回って来て、2ピッチ目の2便目。中間部は再び左に避けながら越えるも、第二核心でたまらずテンション。その後第二核心は越えるも、最初の核心のムーブは解明しないまま終わった。私よりずっと身長のないT橋さんがイケているのだから、私もきちんとムーブを探ればイケると思うけれど、今日はここまで。午後だけなので、ちょっと登り足りなかったが、岩場にたどり着くまでが大変だったし、体力的には十分身体を動かしたかな。

下山は早かった。明日はK藤さんも合流して小川山で登ることになったので、信州峠を越えヘルシーの湯という温泉で汗を流し、ふじもとという食事処で焼肉定食を食べる。

Imgp3736

ナナーズで買い出しをして、夜9時を過ぎて廻り目平へ。道が舗装され走り易くなっている。テントを張ってビールを飲むと、とろとろと眠くなってきた。おやすみなさい。

26():小川山 火星人・ゴジラ岩】

 目覚ましをセットした朝6時半頃、テントをたたく雨音がし出した。え?雨?が~ん。一時間ほどすると雨は止んでくれたが、外はすっかり濡れてしまった。ほどなくしてK藤さんがやって来た。雨が上がったので、濡れたテントをそのまま残して、ゴジラ岩に行くことにした。金峰山に続く林道を長々と歩き、道中フェニックスの大岩を通り過ぎ、シオサブ沢脇の踏み跡を詰めていく。やがてゴジラ岩の下部に出るがグレードも高いので、ゴジラ岩の上部または火星人の岩場を目指すことにした。

 皆、初めて来る岩場なのでちょっと迷ったし、時間もかかってしまったが、なんとか到着。まずは火星人にある「狼男と十字架」の1P5.10aなどを登ってから、私は「フォボス」のバリエーション5.11aをマスターで登る。細かいホールドを慎重に登りオンサイトしたつもりだったのだが、その後登ったメンバーが皆、3ピン目付近の左寄りを行くパートで、より右のフットホールドを使わないでフラッシングしていく。私も後で物言いがつかないように、同じようなラインでもう一度登ってレッドポイントとした。

 続いて、T橋さんとK藤さんはとなりにある「ダイモス」5.11c/dをやると言う。フォボスよりずっと難しそうなスラブルートだ。火星人は風が通り抜けて寒いし、スラブは苦手なので、私とI澤さんはゴジラ岩の2階にある「アジアの星」5.12aをやることにした。こっちのほうが日当たりが良いし暖かい。金峰山の山頂が望める。あれが五丈岩か。

 私のリードで、アジアの星にトライ。ヌンチャクをかけながら、直上からすぐに左トラバースになる。なんとか突破してカンテを左に回り込んでレストポイントに出る。ここから左壁を直上するところが核心だった。たまらずテンション。ムーブをあれこれ探る。ここを抜けると最後にスラブのパートがある。落ち着いて行けば、先ほどのフォボスよりも易しい。

 金峰山を望むテラスで昼寝をした後、アジアの星2便目。トラバースをこなし、核心はリーチいっぱいに手を伸ばして無事クリア。上部のパートも落ち着いてこなしてレッドポイント。やったね。

T橋さんもダイモスを3便で登れたという。下山すると、車は我々の4台だけだった。テントを撤収して解散。帰り道ではメガネがない上に、国道254号線の内山峠を越えたところで濃霧に遭いヒヤヒヤの運転となったが、無事帰宅。しかしとにかく眠い。

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コメント

すごいですね~。
カンマンボロンには何年か前、中央洞穴ルートと鎌型ハング。ルートに行きましたが、最近開拓されたルートは難しそうでとても行く気持ちになれません。
ゴジラ岩も行ってみたい所です。

ゴジラ岩など遠い岩場は、混雑を避けて行くには良いかもしれませんね。

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