« ひと月ぶりにB-PUMP荻窪へ | トップページ | 土用の丑の日、B-PUMP荻窪へ »

海の日の三連休は瑞牆山で合宿 「金のわらじ」5.12a RP カサメリ

 海の日の三連休は、U野さんの呼びかけで10人が瑞牆山の植樹祭広場に集合した。S木さん、N野さん夫婦、フランスから来ているという○マ○ンと友人の○ベ○ル、I橋さん、M岡さん、O野さんに私といったメンバー。

【16日(土)】
 広場に各自のテントを張ってから、車で林道を進みカサメリ沢へ。駐車スペースは車だらけだったが、何とか停める。丸太橋を渡って、この日は一日コセロックで登ることになった。
 あまり覚えていないが、昨夏始めてカサメリに来た時は、このコセロックでは「トータルリコール」5.10bくらいしか登っていないはずだ。
 U野さんがヌンチャクをかけてくれた「ワニワニワニ」5.11bにアップでトライ。ちょっと厳しいのだが粘ってフラッシュ。なかなか良いスタートだ。次にこれまたU野さんが先に登ってヌンチャクをかけてくれた名無しのルート5.10bもフラッシュ(改訂版日本100岩場P.115コセロック④のルート)。
 続いて関西方面から来ているグループがトライしていてヌンチャクがこれまたかかっている「なべやかん」5.12aをトライするも、最初のハング越えがホールドが細かくて歯が立たず。諦めて降りる。少し休んでから、この核心を左から巻く「なべおさみ」5.11aをフラッシュ。思ったより身体の調子は悪くない。
 「ギャラクシィ」5.12b/cは手強過ぎるので、となりの「お先にマサカズ」5.11dにトライ。下から見た感じ、後半が悪そうだが何だかイケそうに見える。1便目はテンションしてしまうが、何とかトップアウト。休んでから2便目を出す。細かなムーブを覚えていないが、リーチを無理無理いっぱい伸ばしてホールドを取りにいくのが2ヶ所あったかな。レッドポイントできた。よし。
 O野さんは対岸の納涼岩にある「マスター・オブ・ザ・ゲーム」5.12bに一度トライしていた。なかなか楽しいルートらしい。今回はやらなかったが、そのうちトライしてみたい。
 皆は「漁師の娘」5.11cをやっていたが、順番待ちが長そうなので、名無しのルート5.11a(コセロック⑥のルート)にトライ。スラブの悪い出だしだったが、粘ってとなりの⑤のルートに合流してオンサイト。やった。いなみに、この⑤のルートは5.10bとあるが、出だしがえらく悪いようだ。
 初日は、ナナーズへの買い出しもあって早めに切り上げた。5.11台を一撃を含め4本登ったし疲れた。
 川上村にあるヘルシーの湯というお風呂に寄る。利用料が通常500円のところ、8月いっぱいは300円と割り引いてくれていた。ナナーズで食料を買い出しして植樹祭広場に戻る。
 テーブルを囲んでしゃぶしゃぶを食べる。ワインなどがテーブルの上にあると、翌日にひびくと分かっていながらつい手が伸びてしまう。

【17日(日)】
 O野さんはこの日小川山に移動するという。昨夜、O野さんがその昔、廻り目平に一時住所を置いていたという話しを聞いたときは、クライミングへののめり込み方が尋常ではないと思った。すごい。
[カンマンボロン]
 さて、再びカサメリに行く面々と別れ、私はM岡さんとカンマンボロンに行くことにした。M岡さんがカンマンボロンに残置してあるヌンチャクを回収しに行くためだ。M岡さんは先日カンマンボロンに行って、ヌンチャクをかけ終えたところで大雨が降り出してきて、そのまま下山してきたのだと言う。
 カンマンボロンまでのアプローチは40分くらいかかるが、ここのところ沢登りで長く歩く機会が多いので、これくらいは気にならない。それに私も先日初めてカンマンボロンへ1人で向かった際に道に迷ってしまったので、今回確実に覚えておきたかったのだ。
 歩いて見ると踏み跡がしっかりある。ロクスノ№48に載っているアプローチ図にある4m位の岩というのは金属プレートの道標が取り付けられている岩のことだろう。そこから少し登ると太陽のエリアに出る。先日トライした「太陽の登(とう)」がある。
 M岡さんが残置したのは「はやぶさ」というマルチピッチのルートの1ピッチ目5.10cのスラブだ。2ピッチ目以降はグレードが格段に上がる。午前中は陽が当たらずに済みそうだ。
 まずオンサイトトライということで私が登って、無事オンサイト。続いてM岡さんが2便目でレッドポイントしヌンチャクを回収。
 このルートの回収だけで下山するのはもったいないので、「Rainbow」5.11cにトライすることにした。1便目はテンションしながらトップアウト。2便目は上部核心部分でクロスムーブからデッドでホールドを取りに行くところで取り損なってフォール。惜しい。3便目でようやくレッドポイントした頃には岩場の上から太陽が覗いてきた。時間もお昼だ。下山する。
[カサメリ]
 M岡さんの車で、皆が行っているカサメリに移動。皆はオランジュ岩に行くつもりだと聞いていたが、結局昨日と同じコセロックにいた。
 昨日は混雑していた「漁師の娘」5.11cは人が空いているしヌンチャクも掛っているので、トライすることにした。3ピン目から4ピン目に行くとことが核心なのだが、粘ってフラッシュ。やった。
 午後の残った時間は5.11台ではなく、近くの姐御岩にある「金のわらじ」5.12aにトライすることにした。となりの「ぞうりむし」5.11aは昨夏登っている。
 金のわらじ1便目。ヌンチャクかかっていたので、それを使わせてもらう。下部のスラブは無事こなす。ハング下から少し左上して上部に抜けるところが核心なのだが、たまらずテンション。
 2便目は、ヌンチャクを回収するという人に私のヌンチャクにかけ替えてもらってトライ。核心でやはりテンション。ハング下を左上から、上部の見えないホールド取りに行くのだが、これが遠いのだ。時間的に今日はもう終わりだし、カンマンボロンにも行って身体が疲れている。ヌンチャクをそのまま残してこの日は終了。翌日に再トライだ。
 他の人達は一足先に下山したのだが、M岡さんと私はもう1便ずつ5.10台のルートを登ってから下山。U野さん達3人はこの日で帰った。川上村のヘルシーの湯とナナーズに行き、植樹祭広場に戻る。

【18日(月)】
 N野さん夫婦と○マ○ン、○ベ○ルの4人は高速の渋滞を考慮してお昼で上がるとのことで、午前中モツランドで登って帰ると言うので、広場で解散。3日目も天気には恵まれこれまで雨には降られていない。しかしクライミング3日目ともなると、気持ちはやる気があっても身体は確実に疲れている。
コセロックのトータルリコールでアップしてから、M岡さんは引き続き漁師の娘にトライ。
 私は姐御岩へ行き、金のわらじだ。通算3便目。核心のハング下から上部の見えないホールドに手が届くも指のかかった位置が悪く、耐えきれずテンションしてしまう。そこで何度かトライするうちに腕がパンプしてきてしまい、途中何度もテンションしながらトップアウト。腕を休ませないと。
 粉末アミノ酸を飲んだり、前腕にサロンパスをスプレーしたりして1時間半ほどレスト。いったん腕をパンプさせたのは返って良かったのかもしれない。
 通算4便目。下部スラブはまったく問題なし。ハング下にぶら下がる3ピン目にクリップし、核心に入る。アンダーでいったんマッチして、それからすぐ上の4ピン目にクリップしても良いのだが、その分ヨレるのでそこをスルーして上部の見えないホールドを取りにいく。左手で良い感じで取れた。右手を上げて奥のガバを取り、足を切って右上にヒールフック。頭上の大ガバを左手でキャッチして右手でも取り、右上に載り上がるようにして、右手でアンダーホールドを取り、核心のパートを越える。よし。あとは呼吸を整えてから後半のパートを確実にこなしていく。そうしてレッドポイント。やった。
………………
 ここで“金のわらじ”について解説。「金」をキンと読むのか「カネ」と読むのかで話しになった。あるクライマーはキンのわらじと言っていたら、別の人にそれはカネのわらじだと訂正されたという。私もこの言葉を知らなかったので、ネットで調べてみた。
■「金(かね)の草鞋(わらじ)で尋・ねる」
《いくら歩いても擦り切れない鉄製のわらじを履いて探す意から》辛抱強く探し回って歩く。
得難い物事のたとえにいう。金の草鞋で探す。「―・ねても二人とない好人物」
 「きんのわらじ」と読むのは誤り。(出典:大辞泉)

 ということで、正しい読みは「カネのわらじ」のようだ。これがどうしてこのルートの名前になったのかは知らないが、核心での上部の見えないホールドを手をいっぱいに伸ばして探るところから名づけられたのかも知れない。
………………
 高速の渋滞を嫌って、お昼で切り上げるグループが何組も帰っていく。我々はもう少し登ることにして、私は沢を渡ったあみだくじ岩にある「あみだくじ」5.11cにトライすることにした。星3つの人気ルートらしい。我々が着いたところで、ちょうどトライを始める人がいた。惜しくも完登できなかったが、ヌンチャクを回収するといので、私のヌンチャクにかけ替えてもらった。
 出だしからしばらくは易しいが、登るにつれてホールドが細かくなってくる。縦サイドプルのホールドも多い。ルート名どおり、フェイスに走ったいくつかの割れ目をたどって左に行ったり右に行ったりするルートだ。疲れてきたが、粘って粘って終了点へ。フラッシュ。やった。
 あとはM岡さんが、ぞうりむしを再登したり、私がモツランドの「ミルクミルク」5.10cを登って終了。植樹祭広場に戻って解散したのが午後4時。この頃にポツポツと雨が降り始めた。切り上げたタイミングはちょうど良かったのかも知れない。
 帰り道は信州峠を越えて、川上村を経て佐久方面へ。内山峠を経て国道254号線をひた走り、東京まで結局ずっとした道で運転して帰った。それにしても、3日間よく登ったものだ。初めて一緒に登った人達もいて楽しかったし、良いトレーニングにもなった。U野さん、皆さん、ありがとうございました。

« ひと月ぶりにB-PUMP荻窪へ | トップページ | 土用の丑の日、B-PUMP荻窪へ »

クライミング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1219264/40878067

この記事へのトラックバック一覧です: 海の日の三連休は瑞牆山で合宿 「金のわらじ」5.12a RP カサメリ:

« ひと月ぶりにB-PUMP荻窪へ | トップページ | 土用の丑の日、B-PUMP荻窪へ »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ