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正月三が日 伊豆ツアー② (1/2 西伊豆・海金剛スーパーレイン再訪)

 まだ夜といえる4時に起きだしてテントを撤収。雲見崎方面に向かって、途中コンビニに寄って朝食を買う。雲見オートキャンプ場に着いたのは、確か5時半頃か。来る途中、ぽちぽちと雨が降ったので、まさか天気が悪いとはと心配したが、すぐに雨は上がる。キャンプ場の管理人さんに海金剛に行く旨を告げ、駐車代500円を払う。この日に訪れることは年末のうちに電話でキャンプ場には伝えておいた。管理人さんは今日の天気はこれから良くなるはずだと教えてくれる。

 6時半くらいにキャンプ場を出発。車道を少し戻ったところに「雲見54」という番号の電柱があり、そこから海金剛へのアプローチ道が始まっている。下り気味のトラバース道をしばらく歩く。ところどころ崩れているところもあるが、歩ける程度だ。明るくなってきて、樹林も抜けると懸垂下降するところに出る。残置ロープがいちおうあるのだが信用できないので持参のロープで下りる。荒涼とした海に面した断崖の風景に、IS見さんは「昼ドラだ~」と声を上げる。刑事モノのドラマで崖から突き落とす殺人のシーンに出てきそうな風景だ。IS見さん、後ろから突き落とさないでね。

さて、見上げると海金剛の岩壁がどーんとそそり立っている。小さな岬を越え、樹林に入るとすぐにスーパーレインの取付だ。着いたのは7時半前でほかには誰もいない。クライミングシューズに履き替え、ギア類を身につける。セカンドが飲み物や食べ物を入れたナップザックを背負う。

2年前に来た際には、1ピッチ目を除いて私が全てリードして登った。ハイライトとなる35ピッチ目などは大変で何度もテンションしながらカムをきめ、苦労して登った記憶がある。今は当時より力が付いているはずなので、多少は余裕を持って登れるつもりだが、初めて来たIS見さんはクラックをリードする気満々なので、結果的にほとんどリードしてもらうことにして、私はずいぶんとラクをさせてもらった。

8時にIS見さんのリードで登はん開始。私がビレイしていると二人組がやってきた。正月2日に海金剛に登りに来るのは我々だけではなかったか。1ピッチ目はクラックに沿って灌木がたくさんありランナーがそこで取れる。クラックから右にトラバースして樹林帯に入るところでIS見さんはピッチを切っていた。

いちおう2ピッチ目となる樹林帯を右上に20mほど歩く。ビレイの必要は全然ない。見上げるとクラックが走っているのが見える。3ピッチ目だ。ちょっと上がって左上、それかあ右上、クラックが分かれるところは左側とIS見さんがリードで登って行く。フォローというラクさを差し引いても、2年前よりも易しく感じる。

ずっとフォローというのもつまらないので、4ピッチ目だけ私がリードすることにした。左上、そして右上するところのクラックでは前回は散々苦労した記憶があるが、今回はラクとは言わないまでも、それなりに危なげなく通過できた。しかし、直上するワイドクラックは腕を突っ込んでもジャムができず苦労させられた。フェイスクライミングばかりやっているので、こういうクラックの登り方が分からず、ついついクラック内のホールドを手で探してしまう。フットジャムをきめたつもりが、セットしたカムを踏んづけて登るようになってしまうも何とか突破。ふう。

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続く5ピッチ目は先人クラックと呼ばれるところだ。これも大変そうだがIS見さんがリードしていく。6ピッチ目は右側にある崩れそうにいくつかの岩がはまっているだけのように見えるところを登っていく。ここもIS見さんリード。後続のパーティーは追いついてくる様子はない。さらに下を見ると、まだこれから登って来る人達もいるようだ。眼下には駿河湾の海が広がっている。タイ・プラナンに始まり、前日の城ヶ崎といい、今日の海金剛といい、海を見ながらのクライミングが続いているなあ。

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最後の7ピッチ目は出だしのクラックのラインは正しかったのだろうが、そのあとIS見さんは右側のガレたとkろをトラバースして行ったので、結果的にここでラインを間違ったようだ。私がさらにガレた感じのところを登って行くも、以前たどり着いたような場所に出なかった。高度的にはスーパーレインは登りきっているはずなので、これで登はん終了とする。時刻は12時半頃。斜めのラインで二度ほど懸垂下降すると、6ピッチ目終了付近に出て、後続のパーティーが登ってきていた。さらに2回懸垂下降すると恂隊の中に入る。途中、数パーティーが登っている。この時間でまだ登っているとなると、完登は厳しそうだ。樹林帯から最後の懸垂をすると取付から一つ隣りのディエードル下に降り立つ。まだ午後2時くらいだ。まだ1ピッチ目を登っているパーティーもいて、さすがに登りきるのは時間的に無理だから、早々に終えて下りるようだ。

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靴を履き換え、朝来た道を戻る。まだ明るいので、遠くに見える雲見崎に行ってみることにした。ここには直上裏参道という名前のルートがあるくらいだから、山頂には表参道から至る神社があるはずだ。車で行くと、麓にやっぱり神社があって、石段の参拝道があった。初詣で兼ねて雲見崎を登ることにした。300段以上続く石段を登った入りして狭い山頂に着くと富士山が眺められるし、海岸線の風景がきれいだ。

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この日は車を走らせ、明日登る城山のある大仁(おおひと)へ。一二三荘のお風呂で汗を流す。大型スーパー・アピタで買い物をして、裏手の河川敷でテントを張って寝る。

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