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タイ・プラナン再訪 クライミング旅行記① (出発~12/23 初日はチロリアンウォールやネストへ)

 前年末に続き、2011年の年末は再びタイのプラナンというマリンビーチのリゾート地でクライミングしてきた。海外の岩場で登るのはその時のプラナンが初めてで、夏のカナダ・スコーミッシュが2回目。そして、今回のプラナン再訪が3回目だ。

【タイ・プラナン】

 プラナンは細長いマレー半島の真ん中あたり、クラビという街から何㎞か離れたアンダマン海に面した小さな半島にあるリゾート地だ。地理的にはプーケットやピピ島が近い。半島状のプラナンは懸崖のため陸路では行けず、クラビやアオナンなどの本土側からボートで渡ることになる。ライレイといったマリンビーチがあり、白人観光客がたくさんいるのだが、石灰岩の断崖絶壁の奇観も見ものだ。

その岩壁のあちこちにクライミングのルートが拓かれていて、トンサイウォールのように砂浜からそのまま岩場が切り立っているようなところでは、水着姿でクライミングをしている人達の姿が見られる。というわけで、クライマーにとっても南国リゾート気分で楽しめるところだ。クリスマス休暇で訪れる白人が圧倒的に多いのだが、日本人クライマーも訪れるようになっているらしい。というより、プーケットやピピ島はリゾート地として日本でも知られているが、知名度の劣るプラナンにわざわざ来る日本人はイコールクライマーだ。

2010年の年末、タイのプラナンというマリンビーチのリゾート地でクライミングをやってきた。海外の岩場で登るのは自身初めてだし、海外に行くこと自体が実に8年ぶりだ。それまではちょこちょことよく旅行に行ったものだが、2002年サッカーの日韓共催W杯が開催中にベトナムに行ったのが最後だった。

【準備】

 今回一緒に行ったメンバーは前年の顔ぶれと異なり、U野さん、Aさんと私の3人。さらに一日遅れの日程でN川さん夫妻、さらに遅れてI手さんも合流。U野さんはここ10年ほど毎年プラナンを訪れているという常連だそうで、今回の旅行の手配は全てU野さんがやってくれた。去る5月頃のある日、U野さんからお誘いのメールがあり、すかさず参加の返事をすると、その夜には航空機のチケットを予約したとの返事が来るという対応の素早さのおかげで、比較的安い料金で行けることになった。

1222日の深夜の便で日本を発ち、翌23日午前中にバンコクからクラビへ国内線で飛び、空港から半島の付け根の街アオナンへはタクシーで移動。アオナンの宿をベースに、毎日木造ボートでプラナンに渡るというもので、帰国は30日の夜になる日程だ。

【ルート図集、グレード換算】

はじめに断っておくと、プラナンのルートとそのグレードは「Rock Climbing in Thailand」というルート図集に寄る。前回、現地で2009年版のものを800Bで買っておいた。それまで岩場の絵が拙い手書き風で分かりづらかったものが、2009年版ではきれいになって見やすくなっている。私は主に5.11a以上のルートを狙って登ったのだが、ルート図集にあるグレード換算に従い、6b+5.11a6c5.11b6c+5.11c7a5.11d7a+5.12a7b5.12b とする。しかし、日本のグレーディングと比較するとずいぶんと甘いので、プラナンでは登れた気分にさせてくれる。まあ、いいか。

■現地入り

そういうわけで、1222日夜10時過ぎ、羽田空港のタイ国際航空のカウンター前でU野さん達と待合せ。荷物は寒い二子山に登りに行く時よりもむしろ少ないくらいだ。クライミング装備はいつも使っているものそのままだし、防寒着やテント、寝袋、ガス類もいらないし。Imgp4805

24:20発バンコク行の便に乗り、バンコクの空港到着は翌234:30 (時差は2時間)。クラビ空港行きの国内線に乗り換え、クラビ空港に着いたのは午前10時頃。空港からは600バーツでアオナンへ。U野さんが毎年泊まっているというアダムバンガローという宿にまずはチェックイン。私はU野さんと同じ部屋で1500B1人あたり250B、つまり700円もしない。素泊まりでシャワーも水だが、普段のテント泊に比べたらずっと快適だ。Imgp4807

短パン、Tシャツに着替えてから、向かいにあるセブンイレブンで買い物したり、両替したりしながら10分ほど歩くと海辺に出る。砂浜には何艘もむき出しのエンジンを載せた木造ボートが並んでいる。初日は近くのチケット売り場でお金を払いボートに乗った。この日は午後だけのクライミングとなるが、結局結構登ることになる。ボートが進んで行くと、一年ぶりのプラナンが見えてくる。海からそそり立つ断崖の光景が気分を盛り上げてくれる。西を向くトンサイビーチはすでにかんかん照りだ。

トンサイビーチ周辺のエリアを巡る

 一年ぶりのプラナン。まずは、ダムズキッチン(Dum’s Kitchen)というトンサイビーチの砂浜に面したエリアでアップすることにした。「Schlingel Moritz6a(5.10a/b)を登る。昨年も登ったかもしれないが、あまり覚えていない。

陽が当たってあまりに暑いので、岩場を少し登った右隣りにあるチロリアンウォール(Tyrolean Wall)に移動。取り付き部分は木陰なのだが、壁は陽が当たっていて暑そう。昨年、白人クライマーが登れずに延々と取り付いていたため、手を出すことができなかった「Missing Snow6b(5.11a)を登る。持ったヌンチャクが足りなくなり、途中間引きながら登るという易しいルートなのだが、とにかく暑くて汗だくになった。ついで、U野さん達が登った「Placebo6c(5.11b)もフラッシュ。とにかく暑いので、このエリアも退散することに。

どっかぶりのトンサイウォールを横目にビーチを反対端まで歩き、そこから陸地側に少し入ったネスト(The Nest/Wild Kingdom)という初めて行くエリアへ。

蚊が多くて、日本から持参した蚊取り線香を点ける。この時間、日陰になっているし、壁にあるルートも良さそうだ。右端にある「Overstay6b+(5.11a)はジムのルート壁をぐいぐい登るようにガバが多くて快適なルートで、あっさりオンサイト。となりの「Mutual Of Omaha6c(5.11b)も同様にオンサイト。

初日は午後のみのクライミングだったが、結構たくさん登った。帰りのボートは浜にいるボート手配の人間に声をかけるのだが、人数が集まらないと船を出してくれない。人数が少ないと倍の200Bとか要求してくる。しばらく待っていると数人のグループがやってきたので、彼らと同乗してアオナンに戻る。

夕食は、泊まっているアダムバンガローの食堂でグリーンカレーを食べる。食堂と言っても暑い土地柄なので、壁のないオープンな造りだ。カレーは辛い。その後、U野さんとタイマッサージのお店へ。1時間で足から背中、腕、頭と全身をマッサージしてくれて、200250Bと日本では考えられない安さなので、ほぼ毎日たくさんあるお店をあちこち行くことになる。マッサージしておくと筋肉がほぐれて、翌日に疲れを残しにくいはずだし。

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