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冬の八ヶ岳で「中山尾根」「石尊稜」「大同心南稜」の3ルートを登る【序・交通事故】

☆ 冬の八バリへ 1月14日(土)~16日(月)

 寒さ厳しい1月中旬、数年ぶりに冬の八ヶ岳のバリエーションルートを登ってきた。登ったルートは、中山尾根、石尊稜、それから大同心南稜の3本。

 5年前に連れられて小同心クラックを登ったのが初めてで、以降、阿弥陀岳北稜と赤岳主稜を登ったことがあるだけだ。

 この数年は専らフリークライミングばかりやっているので、今年こそは雪のあるところを少しは登りに行きたいと思っていた。八ヶ岳にはアプローチしやすいルートが赤岳鉱泉周辺にいくつもあるので、まだ登ったことのないルートを目指すことにした。

 同行者は、ここ最近一緒にクライミングジムに通う若いO石さん。重い荷物を背負うのも平気なので、赤岳鉱泉までのアプローチではテントなどを背負ってもらうことを私はすっかりアテにしている。

 日程は14()16()だが、初日の14日は私が午前中のみ仕事があるため、午後から東京を発つことにして、その日は夜になり暗くなっても赤岳鉱泉まで入る計画にした。翌15日は、中山尾根が主目的だが、それが早く終われば石尊稜も登るという欲張り気味の2本立て。さらに16日も、やはり大同心南稜が目的だが、これまた小同心クラックも登るという2本立ての計画にした。

 計画した以上完遂できるように行動するが、天候や疲労具合によってはもちろん無理はせず計画を短縮するつもりだ。

【準備】

 先月、富士山に登ってきたとはいえ、冬山に行くのは本当に久しぶりなので、装備に漏れがないか確認した。寝袋については、寒がりな私は富士山に行く前にイスカエア810という冬用のものを新調。テントは、普段使っているものが随分ヨレてきたので、今回に合わせてモンベルのステラリッジテント3型という幅180㎝のちょっと大きめのものを購入したが、外張りまでは買わず。

 さらに雪上にテントを設営することを考え、竹ペグを自作した。池袋の東急ハンズで竹を買ってきて、鋸で節を切り落とし、鉈で縦割りにして短冊状に。さらにドリルで中央に穴を開け、麻紐で2枚を十字型になるように結んだ。雪に埋めて万一回収できなくなることを考え、一応環境に配慮して竹と麻という自然素材を選ぶ。

 これをいくつか作ったのだが、結果的に使わず仕舞い。赤岳鉱泉のテント場ではわずかな積雪の下は凍った土のため竹ペグが埋められず。かわりに石がいくつも転がっていたのでそれでテントを張ることになった。

14()

 午前中の仕事は、早く終われ終われと心で念じつつ正午に終了。急いで帰宅して、車に荷物を積み込んでO石さん家に向かう。週末の日中ということで道路が混雑しており、抜け道を走る。午後2時前にはO石さん家に着き、そこで運転をO石さんに代わってもらう。国立府中ICから中央道に入ると、昼間の暖かさもあって私は助手席で居眠り。私の愛車ルーテシアは左ハンドルなので助手席は右側だ。

☆ 中央分離帯に激突っ!!

 時刻は午後3時前頃だったろうか。何が起きたが分からなかった。右側頭部に衝撃を感じ、目が覚める。車内に火薬の臭いが立ち込めている。事故を起こしたことは分かったが、車はそのまま走っている。運転しているO石さんは動揺しているようだが、運転を続けている。すぐに左端の路肩に停車する。道が空いていて良かった。他の車にもぶつかっていたかもしれない。

 このまま路肩に停車しているのは危ない。運転を交代することにして、いったん車外に出ようとするO石さんを引きとめ、狭い車内で席を入れ替わるように促した。高速道で車線側に回り込んでドアを開けて乗り込むというのはさらに危険だからだ。発信しようとギアを1速に入れようとするが入らない。すわ、JAFを呼ばないとダメかと思いちょっと焦ったが、いったんリバースに入れていみるとつながったので、少し後進して路肩の端ギリギリに寄せる。車が空いていて本当に良かった。昼間で明るいし。1速にも入ることを確認しすぐに発進する。

 O石さんに事故の事情を聴くと、西日がまぶしくて目が眩んだという。サングラスをしていたのだが、それでも眩しかったようだ。しかし、だからといって、ハンドル操作がブレるのはマズい。

ちょこちょこキズはついているルーテシアだが、今回は相当に激しく損傷しているはずだ。なんだかんだ言って長年乗ってきて愛着のある車だから、ちょっぴり悲しくなる。

 数㎞先の境川PAに入って、損傷具合を確かめる。ボディ右側は前から後ろまでガガーッと大きな線を引いたように激しく傷がついていて、2カ所ほど凹みが大きい。ウインカーのランプは幸い割れていなかった。ドア取っ手は、外から開けられない。取っ手の金具か何かが中でカタカタ言ってバカになっている。が、内側からは開けられるし、集中ロックも大丈夫そうだ。Imgp4966

 それから、私が座っていた助手席シートから飛び出したエアバッグの白い袋が垂れ下がって、有る完たらシートが無残に破けている。見たところ、損傷はこれくらいのようだ。山行を中止することも考えたが、とりあえずは走行できそうなので、このまま八ヶ岳に向かうことにした。

 しかし、今後の修理費用の見積りや保険、費用負担、買い替えの検討など様々に考えたり相談したりしたので、書きたいことはたくさんあるが、長くなるしネット上にあれこれ載せるのは適切ではないので書かない。それにしてもこの事故は、今回の八ヶ岳山行の波乱を予感させる始まりとなった。

 そんなこともあったが、美濃戸口に到着。駐車代を払い、身支度を整える。私の車では美濃戸までは入れないので、ここから歩き始めて、今日中に赤岳鉱泉に入る。歩き始めたのは夕方4時半。45分ほどで南沢との分岐となる美濃戸山荘。北沢を進み、いよいよ暗くなってきたので途中でヘッドランプを点ける。林道終点まではさらに40分ほど。そして夜7時過ぎには赤岳鉱泉に着いた。アイスキャンディーを見るのは数年ぶりだ。積雪は10cmほどで、その下は凍った土だ。買ったばかりのテントを張るが、せっかく持参した竹ペグは使えず、代わりにその辺に転がっている石でテントの張り綱を固定した。ほかにもいくつもテントが張ってある。小屋で幕営料(1,000/人・泊)を払い、水を汲む。小屋の中を覗くと、暖かそうな食堂でたくさんの人がくつろいでいる。いいなあと思いながらも、お金さえ出せば小屋には泊まれるけれど、テント泊も良いものだ。

 翌日は未明の315分に起きることにしてアラームをセットし、早々に寝る。夜の間、少しだが雪が降っていた。

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