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2012年2月

五たび、河又・雷岩へ 蛇岩も

2/28()

 一昨日の日曜日に続き、また河又の雷岩に行ってきた。雷岩は成人の日以降今日で5度目。私は日曜日に「サンダーボルト」5.12aが登れたのだが、T沢さんは本当に惜しいところでレッドポイントを逃していた。今日は二子山に行こうかという話もあったけれど、二子ではトライ中の任侠道が停滞気味だし、寒そうだし、どうせまた行くだろうから、T沢さんのサンダーボルトのRPを見届けるべく河又に行くことにした。

 一昨日は右目激痛事件のせいで最悪の体調だった中、サンダーボルトを登ることはできた。今日は体調も回復し、お気楽に5.11台でも登って過ごそうと考えていた。

 T沢さんのボルボに乗って、マックで朝食を済ます。一昨日同様、仁田山峠の駐車スペースに早く着いたので車内で30分ほど仮眠。天気は雲が取れ晴れてきて陽射しがある。陽が昇るにつれて陽射しがぽかぽかと暖かい。ごく易しいルートでアップしてから、サンダーボルトにヌンチャクをかける。T沢さんの1便目のトライは上部水平カチを取り損ねて惜しくもフォール。私は「晩秋のレクイエム」5.11bをやってみることにしたが、ホールドが遠いうえに細かくて、とてもできそうにない。しばらく粘ってみたが諦めてヌンチャクを回収する。悔しいので、一度だけ触っていた「時の流れに身をまかせ」5.11aを登っておく。

 昼頃になり、二人組がやってきた。先週火曜日にも来ていた人達で、再び会った。彼らが来たところで、T沢さんが2便目を出す。前便でさらにムーブを精査していたので、迷いのないムーブで上部核心をこなし、見事レッドポイント。何年も前から時折訪れてトライしていたと言うから、喜びもひとしおだろう。おめでとうございます。

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 二人ともサンダーボルトに区切りが付いたので、残った時間は私の希望で少し歩いたところにある蛇岩で登ることにした。蛇岩は樹林帯に隠れて日当たりが悪く寒い。

 まずは「あとは野となれ山となれ」5.11bをやる。早々にテンションしてしまうが、2便目でレッドポイント。続いて隣りの「クラゲ」5.10cも登っておく。さらに「竜頭蛇尾」5.11bをやってみることにしたが、誰にも登られていないのか、砂だらけというか苔だらけというか、岩に触るとザラザラと堆積物が落ちてきて、身体中が粉まみれになるほど。とても登れるような状態ではないので、ヌンチャクを回収して降りる。サイン、コサインや洗脳ゲームあたりもやってみたかったが、やはり苔むした感じだったのでやめた。午後3時頃、蛇岩を撤収して、再び雷岩へ。

 先ほどの二人組がちょうど帰るところで、残った時間で「冬の稲妻」5.10dをフラッシュ、ワークアウトに「レンコン畑」5.10aを再登、再び冬の稲妻を登り、終了とする。

帰路、夕食はかつやの卵とじのカツ丼514円。

「サンダーボルト」5.12a RP 河又・雷岩

2/26()

 前夜、二子山の帰り道で右目に異物が入って激痛に見舞われ、必死になって帰宅。夜中に綿棒で何とか異物を取り除き、頭がぐらぐらと痛むまま数時間の睡眠に就いた。

 そして、翌日曜日まだ暗い中起き出す。金曜日から続くクライミングは3日目。この日はT沢さんと河又の雷岩に行くのだ。雷岩には成人の日以来、今回で4度目。サンダーボルトがなかなか完登できず、先の火曜日にもT沢さんと登りに行ったばかりだ。

 頭はまだ少しぐらぐらするし、綿棒で散々突っついた右目の目尻は腫れぼったいし、寝不足だし、お腹の調子はいまいちだし、二子で登って身体は疲れているし、はっきり言って家でゆっくり安静にしているべき状態だ。しかし、迎えに来てくれたT沢さんのボルボに乗り込んで河又に向かう。部屋の中でごろごろしているのは嫌だし。

 途中寄ったマックでは、食欲が沸かなかったが、ハンバーガーをひとつ食べる。コーヒーを飲むとちょっと落ち着く。

 仁田山峠の駐車スペースに着き、車内で少し仮眠してから雷岩に向かう。岩場はこの日他には誰も来ない貸切状態。

 天気は時々薄日が射すことはあったものの曇天で気温が上がらず、前回と比べるとずっと寒い。この分では二子山も結構寒かったはずだ。土曜日が5人だけと少なかったから、この日は結構混雑したのではないか。曇って寒いうえに混雑したのでは、空いた土曜日に行ったのは正解だったかもしれない。

 軽くアップしてから、チョンボ棒を使ってサンダーボルトにヌンチャクをかける。ヌンチャクは全5本で、ゲートの向きは下から左左左右左とした。5本目は手が届きやすいように長ヌンで。

 サンダーボルト1便目(通算10便目)。曇天では待っていてもどうせ岩は温まらないだろうということで、焼き石を用意して10時半頃に1便目を出すことにする。5ピン目までは何とか行けるのだが、核心となる右手大穴持ちから左手中継カチ、左右の足をあげて、さらに左手上部ポケット取りのところで身体が上がらずフォール。この体調ではこの日のレッドポイントは覚束ない。

 T沢さんのトライのあと、ゴザのうえでしばらく横になるが、寝付けない。しかし、起きてみるとほんの少し頭が重いのが軽くなった感じ。

 2便目(通算11便目)。前便を終えてから1時間半ほどして登りだす。このルートは右手のほうがヨレやすい。5ピン目からの核心部に入る。先ほど取れなかった左手ポケットが取れ、右足を移してから右手タテカチ。左右の足をそれぞれ置き換えてから、左手中継カチを取るところでフォール。レストしてからやり直してみると、すんなりイケる。身体をしっかり壁に引き付けていれば、比較的スタティックに取れるのだ。右足首をひねって返したりすると、さらに踏ん張りが効く感じがする。ヨレて必死になってくると、こういう細かな配慮ができず、手を伸ばすだけになってしまうから、余計登れないのかもしれない。続くT沢さんも完登ならず。

 再びゴザの上で横になる。今回は少し寝付くことができた。起きてみると前よりも頭がボーっとしていない。ヨレ具合を考えると、つぎの3便目が実質最後のトライだ。

 3便目(通算12便目)。焼き石したりと、のんびりと準備をする。気負わないようにゆっくりと深呼吸しながら、シューズを履いて登りだす。出だしから数手の小さめのホールドをこなし登っていき、5ピン目にクリップ。ここで右手で長々とぶら下がっていては前腕がヨレてしまうので、すぐに左手を中継カチに出す。この日の最初の便でのフォール後、左足上げを二回に分ける修正をしていた。右手大穴も下辺から左辺に持ちかえる。そうして安定して左手ポケット取り。その後、上部の左手中継カチもしっかり取れ、下の中継カチに左足を乗せ、左手をさらにうえの水平カチに出す。取れた。右手をカンテのガバに飛ばし、左足を大穴に入れ左足も近くの凹みに置くと、カンテガバのさらに上が取れる。右足をガバにハイステップで乗せると、終了点周辺のガバに手が届く。こうしてレッドポイント。やったあ~(ため息)。二子の任侠道で悶々としていたので、ひさしぶりの5.12aというのも嬉しいけれど、体調が思わしくなかったので、今日はもう登らなくても良いのだと思うとホッとした。やれやれ。

 続くT沢さんのトライは核心の入りで足がロープにかかってしまったようで、その処理のためフォール。30分ほど休んでから最後の4便目を出す。核心をこなし、カンテガバからそのうえのカンテホールドを取ったところでフォール。ああ、惜しい。完登目前だったのに。

 時間は午後3時半頃と早かったが岩場を後にする。帰路、青い吉野家に寄って、もりそばを食す。本格的なそば屋には敵わないが、山田うどんのヘナヘナそばよりは美味しい。個人的には山田うどんのチープさが好きだけれど。

 体調が悪いのは相変わらずなので、帰宅すると洗濯してシャワーだけは浴びると早々に床に就いた。

任侠道はこう着状態… 二子山

2/24()2/25()

 金土の2日間、例によって二子山へ。同行はT橋さんで、積雪のある林道走行が心配だったのでT橋さんのフォレスターに乗せてもらった。

24()

 祠でアップして、弓状に行くとN井さん達がいた。この日は結局この4人だけの貸し切り状態。しかもよく晴れて気温はぐんぐん上昇。結局、最高14℃という春のような陽気になって、午後は岩がヌメる感じがしたほどだ。

 この日は任侠道に3便(通算計26便)出すが特に進展は無し。5ピン目から6ピン目を目指す核心部で毎度フォールしていて、前週は1テンとなっていた。下からつなげて6ピン目まで行けなくては、レッドポイントには程遠い。そこで左上ホールドを取り行く一連のムーブを修正することにした。足数は増えるが、このままでは安定して6ピン目のクリップホールドを取りに行けない。それでも下からつなげて6ピン目を取り行くには力が足りないなあ。最後にホテル二子を登っておく。

 T橋さんも任侠道をRPできず、この日は終了。小鹿荘で温泉に入り、スーパーやおよしで買い出し、カフェまいんで夕食後、下吉田キャンプ場泊。T橋さんが一升瓶の日本酒をこたつの上に出すものだから、ついつい飲み過ぎてしまい、翌日後悔することに…。

25()

昨夜呑み過ぎたせいで頭が重い。お腹の調子もいまいちだ。わざわず遠くまでクライミングに来ているのにお酒を飲み過ぎて調子を落とすなんて本末転倒なのに。

夜から降り出した雪は、下吉田から二子山に向かうにつれてどんどん降り方が強くなり、林道は積雪10㎝近くはあっただろうか。途中、T橋さんの知り合いのO塚さんと待合せ三人で二子山の駐車場へ。雪には先を行く車の跡はないない。駐車場に着くと、すぐにもう一台がやってきた。H本さんのエクストレイルでH原さんも一緒だ。雪が降るこんな天気でも二子に来るなんて、皆もの好きだなあ。

まだ雪が降っていて日差しはまったくないので、祠にはいかず直接弓状へ。着いた時点で気温はプラス1℃。午前中に雪はやみ、ときたま薄日が差したりしたものの、この日の最高気温は4℃どまり。人数は結局5人だけという、週末とは思えないような、前日に続く貸し切り状態。

岩は、前日の高温と放射冷却が抑えられたせいか、ものすごくキンキンに冷たいということはないようだ。もちろん焼き石は必須だけれど。壁がかぶっているおかげで、雪で濡れているということもないし。Imgp4988 Imgp4990

しかし調子の悪い私は任侠道に手を出すも(通算27便目)、予定どおりというか5ピン目先でテンション。その先の変更したムーブの練習をしてトップアウト。

任侠道は先週1テンまで持ち込んだとはいえ、下から続けて6ピン目まで行けたわけではない。ここを突破できなかれば、実質ルートとしては5.11台の5ピン目までをやっているだけで、レスト後にそこから先をもう1本登っているようなものだ。力が及ばずどうもこう着状態になりつつあるし、この日は調子が悪いので他のルートをやることにした。

「穴のムジナ」5.12cを触ってみることに。任侠道が登れたら穴ムジをやろうと思っていたけれど。やってみるとかなり大変そうだ。3ピン目あたりが最初の核心のようだ。左側のコルネを使ったりしてみたが、H原さんとH本さんによると、それは手では使用せずに直上するようだが、厳しそう。そこから先も大変そうで、遠い4ピン目には行けず。2便出してみたが結局同じ感じで下りる。でも、またやってみよう。

最後に再び任侠道をやることにした(通算28便目)。やっぱり5ピン目先でフォールし終了。この日、H原さんが真珠入り5.13aを見事レッドポイント。すばらしい。

解散後、スーパーやおよしに寄る。あとは帰るだけだったのだが、これから地獄の体験をすることに…。やおよしで買い物中、右目に痛みを感じる。ゴミか何かが入ったようだ。目を開けていられないほど痛むので、トイレに行って水で洗ってみるも痛みは治まらない。目じりの奥に砂粒か何かが入ってものすごく痛い。タオルで年度も拭ってもダメだ。しかたなく、まともに右目が開けられない状態で車を運転することに。無理やり目を開け続けているので頭も痛くなってきた。痛みがたまらず時々車を停めて休む。カーブの多い国道299を本当に必死になって運転した。目の激痛と頭がぐらぐらする中、何とか帰宅。すぐにシャワーを目にかけるがまったく治らない。どうしよう。目を閉じていると少しは痛みが治まるし、頭が痛むので寝ることにしたが、なかなか寝付けない。

夜中に起き出して、綿棒で目尻の中をいじってみることを思いついた。まぶたの裏側に異物がくっついているのではと思ったからだ。綿棒を目尻側に入れてぐるぐる回すことを何度も繰り返す。綿棒を数本替えながら繰り返していると、そのうち一点を刺すような痛みが治まっているように感じる。まぶたは腫れぼったくなってしまい、頭はずきずきするが、どうやら異物が取れたようだ。使った綿棒をよく見ても、異物が付いているようには見えないが、1本だけごく小さな黒い点が見えたのがあったので、もしかしたらそれかもしれない。とにかく良かった。ようやく寝ることができそうだ。

三たび、河又・雷岩へ

2/21()

 1/92/3に続きこの日、三回目となる河又雷岩へ。狙いは「サンダーボルト」5.12a。すでに5便出しているが、まだ登れず。今回の同行者はT沢さん。T沢さんもこのルートがやりかけということで一緒に行くことに。

 T沢さんの車で、飯能経由で河又へ。岩場はよく晴れて、この日はぽかぽか陽気に。レンコン畑5.10aでアップし、サンダーボルトにチョンボ棒を使ってヌンチャクをかける。結論から言うと、この日4便(通算計7便)出すもレッドポイントできず。T沢さんも。

核心は5ピン目から終了点までの間。5ピン目までは、出だしがちょっと悪いものの行けるようになった。3便目ではテンションした後に、ムーブをさらに修正することにした。右手大穴から左手で上部のポケットを直接取りに行くのではなく、左側にあるカチを中継に使用したり、足も高い位置にあげるなどいくつか修正した。さらに上部でも左手カチを中継に使用してから水平カチを取りに行くようにしたり、その水平カチを取る前に左足を最初の左手中継カチに乗せるなど。

ここまでムーブが固まってきたからには、何としてもこのルートを登りたい。ということで、後日再びT沢さんとここを訪れることになる。

任侠道、1テンに 二子山

2/18(土)~19(日) 二子山

【18日(土)】
 この週末も二子山。先週に続き、今回もT沢さんが車にお世話になる。二子山への林道入口でH原さん達と合流。数週間前に降っていまだに残る凍った雪の上に、前日の雪がさらに少し降り積もっている。新雪でタイヤのグリップは先週より効きそうだが、最低地上高の低い2駆が通れるかは微妙なところ。
 アップする祠から見るこの日の空は雲が多く、風もあり寒い。弓状に移動した頃は氷点下4度くらい。結局この日は気温が上がっても0度に至らなかったはずだ。
 唐獅子・任侠ラインはこの日約9人待ちとなり、2番手として正午前に1便目を出したあと、2便目が巡ってきたのは午後3時過ぎ。3便目が巡ってくる時間はなかった。
 トライ中の任侠道5.12dは、先週の最終便で2テンまで持ち込むことができた。テンションして休めば、トップアウトはできるようになってきたが、下からつなげるとなると厳しい。岩も冷たいし。6ピン目に至る核心部はまだしも、6ピン目から先ではテンションせずに、せめて1テンに持ち込まないと。

 任侠道1便目(通算20便目)。気温が低く岩も冷たいだろうから、焼き石を持っていくも登るにつれて指が冷えてくる。それでも何とか核心部前の5ピン目までノーテンで登り、2つの縦ホールドを持ち替えながらレストする。レストするといってもそのホールドも冷たいので、冷えた指を回復させるということではあまり意味がなさそう。
 それでも両手それぞれアンダーから左上の遠いホールドを取りにいく。と、左手で取ったところで、力尽きてフォール。その先ではたまらず右寄りにある流れのヌンチャクにロープをかけつつ、2度ほどテンションしてトップアウト。こうも岩が冷たくてはなあ。

 任侠道2便目(通算21便目)。3時間ほど待ってようやく順番が巡って来た。前の便よりはあきらかに岩は冷たくなくなっているが、焼き石はやはりあったほうが良い。5ピン目まではほぼ自動化されてきつつある。しかし、核心部の左上を取ってマッチしたところまでフォール。下からつなげてくるとヨレているため、このホールドで耐えて、右足を5ピン目すぐ下の穴に突っ込んで、さらに上のホールドに右手を伸ばすというのができない。その後、6ピン目をクリップしたところで再びテンションし、2テンでトップアウト。前回の最終便と同じような感じだ。

 3便目が回ってくる時間はないので、既登のホテル二子5.11cを登ることにする。疲れているためか、ひいひい言いながら登って行き、なんとかテンションせずに登りきることができた。やれやれ。T沢さんは任侠に1便出したあとはトライ中のマイライフをやっていた。しかし、翌日はさらに寒くなるらしいとの予報から、マイライフは沢から上がる風が当たって寒いのでヌンチャクを回収していた。
 温泉はいつもの小鹿荘。スーパーやおよしで買い出し。夕食は、カフェまいんではなく、釜の上農園村というところに初めて行き、そこでしょうが焼き定食を食べる。700円。まいんの豚しょうが焼定食680円よりは少なくともご飯が多いし、同じくらいの値段でほかにもいくつかメニューがあるので、また来てもいいかも。泊まりは下吉田キャンプ場。120218700

【19日(日)】
 朝からよく晴れている。風もなさそうなので前日よりも気温が上がるかもしれない。林道入口でH原さんと合流し、祠でアップ。I澤さんんもやってきた。この日は日中4度くらいまで気温があがったので、やはり暖かかったのだ。
 唐獅子・任侠ラインにトライする人はこの日7~8人ほどだったか。午前10時半過ぎではまだ誰も登る人はおらず、2便目の順番が早く回ってくるようにするために、トップバッターで1便目を出すことした。

 任侠道1便目(通算22便目)。前日よりも1時間以上早いので、岩はさらに冷たい感じだった。なんとかノーテンで5ピン目まで到達したものの、いつもの左上ホールドを取ったところで力尽きフォール。その後いつものように6ピン目で再びテンションし、右上の流れのヌンチャクには頼らずにトップアウト。やるたびに6ピン目から先のセクションの苦手意識はなくなってくる感じ。

 任侠道2便目(通算23便目)。午後2時半頃だったか。気温は午前中よりも高く、岩も冷たくなくなっているのが登っていて分かる。とはいえ、もちろん焼き石持参だ。
 核心に入って、左上ホールドにマッチして、右足を5ピン目したの穴に何となく入れたものの、ヨレていたのと足がきちんと定まっていないのとで、6ピン目クリップホールドには身体が落ちつつ手を伸ばしただけで、そのままフォール。
 じっくりレストしたあと、6ピン目をクリップし、いつもここで2度目のテンションをしてしまうところを耐えてトップアウト。初めて1テンで抜けられた。T沢さんが1テンになって初めてスタートラインに立てると言っていたので、ようやくここからレッドポイントに向けてのトライということになるのか。1テンまで持ち込むと言うとりあえずの目標は達せたが、RPへの道のりは長そう。

 残った時間で前日と同じくホテル二子を登るも、さらにヨレていて民宿を出たところでテンションしてしまう。この日、T沢さんも任侠に2便出していた。H原さんは真珠入りに引き続きトライ中。I澤さんはトライ中のSVPがRPならず。
 帰り道、西武秩父駅の近くにある小さな古びた洋食屋さんで夕食。レストランエデンというお店で、T沢さんのおすすめ。私はとんかつ定食800円、T沢さんは上とんかつ定食1,200円で肉厚だ。肉は柔らかく、香ばしさが食欲をそそる。小鹿野や秩父に頻繁に来ているのだから、こうしていろいろなお店を訪ねてみるのも良さそうだ。120219800

任侠道に引き続きトライ 二子山

2/11(土)~12(日)

【11日(土)】
 ここ数週間は、平日は職場に通勤して、週末になると二子山に出張という生活。今回は、T沢さんが自宅まで迎えに来てくれて、ボルボで二子山へ。林道入口でH原さん達と合流し、数週間前に降った雪が凍結して残る道を進む。
 祠に着くとI澤さんもすぐにやってきた。いつもどおり、ごんべえとピーマンでアップしてから弓状へ移動。唐獅子・任侠ラインは約11人が順番を待った先週ほど混雑してはおらず、最終的に7人ほど。
 トライ中の任侠道は、先々週、ヌンチャクを思わずつかみながらも、核心セクションに入った6ピン目に初めて至ることができ、その数手先を探ることができた。先週は、足位置をきちんと決めておけば、その6ピン目のクリップが普通にできることが分かった。そうやって少しずつ進展はしているけれど、アプローチともいえる5ピン目に至るまでに何度もテンションしている様は相変わらずだった。

 1便目(通算14便目)。レッドポイントがかかっている人たちがまだ登り始めない午前11時頃に2番手で登りだす。先週までより身体は動いて、冷たくなる指先を焼き石で温めながら5ピン目までノーテンでたどり着けた。が、核心への入りは当然のごとくテンション。その後、6ピン目のクリップホールドを取ってクリップはできたものの、その先数手をこなして上部の穴を取るのがやはりできず、ブラッシングして下りる。

 2便目(通算15便目)。午後になり順番が回ってきて2便目を出す。岩は前便よりも少し冷たくなくなっていて、やはり5ピン目まではいけた。テンション後、6ピン目をかけ、その上部を探る。上に見える縦に穴が二つ並んだのを取るのがどうも安定的にできない。と、すぐ近くで真珠入りをトライしているH原さんが四苦八苦する私を見て、ムーブを教えてくれた。アドバイスどおり足をあげると穴が取れて、さらに左足右足とあげるとその穴のアンダー持ちが効いてくる。さらに左手でカチを取る。が、ここでたまらず右手に見える美しき流れで使用するヌンチャクをつかみロープを通す。任侠ではクリップしないヌンチャクなのだが、下にある6ピン目と左に見える7ピン目の間隔が開いていて、先のホールドが分からないだけに怖くなってしまった。
 さて、ここまで来たからにはトップアウトしておかないと。右足を小さなところにキョン気味にあてつつ、右手を上部のホールドに伸ばすと届いた。それから足を左に送って左方にある大フレークを目指す。大フレークからの直上は、左手カチながらもフレークの中に右足ヒールを突っ込むと壁にへばりつくように安定して、終了点左側のホールドを取りにいける。こうして15便目にしてようやくトップアウト。長い道のりだった。

 3便目(通算16便目)。再び順番が巡ってきた。疲れていたものの、さらにムーブを固めるため登ることにした。5ピン目までは同じでここでテンション。6ピン目先の上部穴2つの上穴を取りいくところでは、できないわけではないが身体が安定しない。左足位置をきちんときめないといけないようだ。それでも再びトップアウト。

 今日は、初めてトップアウトできたということで、収穫があった。SVPにトライしているI澤さんは調子が良かったようで1テンまで持ち込んでいた。T沢さんはマイライフにトライ中。
 陽がのびてきて下山する時間も少しずつ遅くなる。小鹿荘で温泉、スーパーやおよしで買出し、カフェまいんで豚しょうが焼定食、下吉田キャンプ場で泊まるという定型化した行動は書くまでもないか。私は翌日のことを考えて、黒ビール1本にしておいたが、T沢さんは何本飲んでいたかな。それにしてもこれまで2便までしかトライしなかったのを、3便もトライすると疲れる。

【12日(日)】
 窓ガラス越しに陽が差し込んで、すっかり明るくなって起きる。祠でアップして弓状へ。この日も2番手として前日よりさらに30分ほど早く登ることになった。

 1便目(通算17便目)。岩はまだ冷たいが、焼き石で指を温めながら5ピン目までノーテンでいく。核心に入る左上ホールドの左手取りは手を出しただけでフォール。その後トップアウト。核心部に入ってからの各部のムーブはだいぶ固まってきた感じだけれど、これをしたからつなげてこなすとなると相当大変そうだ。

 2便目(通算18便目)。前便とほとんど同じ具合。テンションまじえつつトップアウト。5ピン目まではノーテン、それからトップアウトできているということで、先週までの下部でもテンションだらけの有様よりは、トライしても良さそうな程度には近づいてきたかな。午後からやってきたT橋さんも任侠をトライ中で、そのビレイをする。各所で自分とはムーブが異なるようだ。

 3便目(通算19便目)。直前にT橋さんの奮闘的なトライをビレイしながら見ていたのと、その前にK藤さんがブローストを見事レッドポイントしていたのに触発されたか、この日3便目で疲れていたものの、核心に入るところでさらに頑張ってみた。が、左上ホールドをマッチしたところから、キャンパシング気味に身体を上げて、右足を5ピン目下の穴に入れるというころがやはりできずフォール。その後、6ピン目の先でビビッてテンションして、トップアウト。いちおう2テンはこれまでの最小テンション数だ。

 個々のムーブ自体はこの日のトライでさらに固まってきた感じがする。この週末はトップアウトしてムーブをかなり固めることができたということで収穫があったといえるかな。問題は下からつなげていけるかという持久力か。I澤さんは前日の疲れが残っていたのか、SVPのRPはならず。T沢さんはマイライフの終盤直上部分のムーブを探っていた。
 そのまま解散せず、皆野町にあるというT沢さんおススメのインド料理屋さんに3人で寄る。カレーを3種類注文して、ナンはおかわり自由とのこと。空腹で、最初の1枚目のナンはカレーをつけながら早々に平らげる。2枚目のナンは少し小さめで、結果ほどよく満腹になった。T沢さんに家まで送ってもらった解散。お疲れさまでした。

2月に入り、河又・雷岩と二子山へ

2/3()5()

3日は河又の雷岩、45日二子山と、3日間登った。

3() 河又・雷岩】

雷岩は成人の日に初めて行って、「サンダーボルト」5.12aにトライ。レッドポイントするべく、HN田さんを誘ってこの日再訪した。

HN田さんとは八ヶ岳のバリエーションルートに行く計画をしていたのだが、やむを得ない事情により計画はお蔵入り。せめてフリークライミングをしようということで、陽当たりの良いここにした。

キズだらけのルーテシアを駆って、河又の岩場の上にある仁田山峠の駐車スペースへ。登山道をしばらく歩き、小泉エリアを素通りして雷岩へ。午前中の早い時間は陽が十分に差し込まずまだ寒い。

まずは五月雨5.10aでアップ、続いて既登のレンコン畑5.10aも登ってどちらにもトップロープを張る。これをしばらくクライミングをごぶさたしているというHN田がトライする。

私は狙いのサンダーボルトにトライすることに。1便目(通算3便目)はヌンチャク掛けとムーブを思い出すため。細かいホールドで苦戦しテンションをかけながら登る。前回できなかった5ピン目から終了点までの間のところが何とかできてトップアウト。

その後、お昼に持参したおしることお餅をおいしく食べたのだが、そのせいか午後に出した2便目(通算4便目)を出す際、身体がちょっと重い感じ。それでも何とか5ピン目まで続けて行けた。が、そこから上部の遠いホールドを取りに行くところで力尽きる。足の上げ方も足りなかったようだ。

レストの合間に蛇岩を見に行く。踏跡を5分ほど歩くだろうか。樹林の中で陽当たりが悪く寒いものの、雷岩よりも横幅がずっと広く、面白そうなルートもありそうだ。そのうち来て登ってみたいものだ。

さらに、3便目(通算5便目)を出すも、ヨレて早々にテンション。ヌンチャクを回収しないといけないので、なんとかトップアウト。結局この日サンダーボルトは落とせず。

あとは先日他の皆がトライしていた「時の流れに身をまかせ」5.11aをやってみるも、2ピン目から先の核心でテンション。陽が傾いてきた頃にバラバラ5.10bを登っておしまい。

HN田さんはこの岩場で楽しめそうなのはだいたい手を出したから、河又にまた来ることがあるにしても今度は蛇岩かな。

明るいうちに駐車スペースに戻り、車でHN田さんを西武池袋線の飯能駅まで送る。私は帰らずに、土日に二子で登るためR299を秩父方面へ。道の駅に駐車し、ルーテシアの車内で冬用シュラフに包まり寝る。

45(土日)

4()6時過ぎに起床。寒い。車の温度計を見ると外気温は氷点下9度を示している。寒いわけだ。前日スーパーで買っておいた冷たいお弁当を食べる。積雪のある林道はルーテシアでは行けないので、林道入口でT沢さんと待ち合わせ乗せてもらうことになっている。T沢さんの車にはY田さんが乗っているほか、H野さん、Mぽりんさんも同乗して、計5人で駐車場に行くと、T橋さんも合流して祠へ。

アップを済ませ、弓状に移動する。気温はプラス1度ほどで、氷点下だった先週より暖かい。けれど、この日は強い風が吹いていて、吹き付ける土ぼこりに参った。I澤さんもやってきた。I澤さんは目下、SVPにトライ中だ。

時刻は午前11時前だったろうか、まだ誰も任侠・唐獅子ラインに取り付く人がいなかったので、レッドポイント態勢には程遠い私は、どうせテンションだらけになるのだから、岩が温まるのを待つ必要がなく、トップバッターで1便目(通算10便目)を出した。予想通り5ピン目までのガバ地帯でもテンションしまくり。先週初めて6ピン目をヌンチャクをキャッチしながらも取れたのだが、今回も右手のクリップホールドのカチを保持しつつ、怖くてヌンチャクをつかむ。せっかく6ピン目まで来れたので、その先のホールドを探ってみる。左手ガストンから右手ガストンらしく、とりあえずそこまでやって降りる。

この日、任侠・唐獅子ラインは混んでいて、人数は11人くらい。2便目が回ってくるまでに何時間も待たざるを得ず、待ちきれずにピヨピヨ5.11bをやることにした。下部が既登のマイライフ5.12aと一緒なのだが、先週もやって完登できなかった。この便でも足位置を微妙に間違え、力を要するこのルートにはね返される。

そうして、午後3時をまわっていただろうか、ようやく2便目(通算11便目)が巡ってきたので、これまたテンションシながら6ピン目へ。同様に上部を探って降りる。なんだかトップアウトできる自身がない。

唐獅子をトライ中のY田さんのビレイをした後、まだ時間があったので、再びピヨピヨをやることにした。ヨレていたけれど、さすがに覚えたムーブをこなして、なんとかレッドポイント。やれやれ。

この日来ていた多くの人が日帰りだったが、T沢さんとI澤さん、私の3人は、小鹿荘で温泉、スーパーやおよしで買出し、カフェマインで豚しょうが焼定食680円というお決まりの行動後、これまた常宿の下吉田キャンプ場へ。

5()。この日は雲がいくぶん多いものの、風は前日よりはずっと弱い。祠でアップ後、弓状に行くと、前日よりはずっと人が少ない。前日に続き、今日もトップバッターで任侠に手を出す(通算12便目)。下部でテンションしてしまうものの、まあいいや。この便で初めて6ピン目を手づかみでなく、普通にクリップできた。ホールドを保持できていればなんでもなさそうだ。左足は足元の小さな突起に乗せ、右足は右下方の水平フットホールドにあてると身体が安定する。

クリップホールドのすぐ上にあるホールドを左手ガストン、右足を水平ホールドのすぐ右脇にところにキョン気味にあてると右方のホールドをガストンで取りにいける。でもこれはガストンよりも上からカチ持ちしたほうが、次の一手が出しやすそうだ。テンションシながらムーブを探るも、行けたのはその後の左手サイドプルまでで、足を上げて、上部の穴2つの上側の穴を取りに行くも一瞬触れるだけでおしまい。降りる。

この日は取り付く人が少ないので、じき順番が回ってきた(通算13便目)5ピン目まではこれまでより頑張ってテンション回数が減らせた。5ピン目でのテンションレスト後、6ピン目のクリップもできたのだが、その後の穴2つの上部穴を取るのがどうもできない。前便ではそれなりに手が伸ばせたのだが、足位置が悪いのだろうか、どうもバランスがいまいち。降りる。トップアウトの道のりは長そうだ。

残った時間では、I澤さんと一緒にジョーズ5.11bをやることにした。すでに登っているが、筋トレ代わりだ。陽が暮れるまでに2便出すも結局ノーテンでは登れず。

帰り道、やおよしに寄って、野菜を買い込む。この野菜類で何度も鍋をつくって食べるのだ。これだけ食べていれば野菜不足ということはないだろう。

厳寒の二子山で、任侠道にトライ

1/29()

 三週間ぶりに日帰りで二子山に行ってきた。林道は一週間ほど前の降雪で、私の車では通れない可能性が高いので、小鹿野市内でI澤さんと待合せ、I澤さんのランドローバーに乗り換えて行く。林道はやはり雪が積もっていて、私の車では絶対にハマっていたはずだ。最低地上高の高い四駆でないとちょっと厳しいだろう。そうでなさそうな車も来ていたが、はやり台数は少ない。1月は本当に寒いうえにこの積雪では。

 晴れていて日差しは暖かいのだが、時折吹く風は冷たい。カラカラに乾いた祠でアップしてから弓状へ。前回、SVP5.12bが登れたので、これまで何度かトライしている任侠道5.12dに再び手を出すことにした。昨年11月上旬以来のトライのはずで、これまで7便出しているはずだ。

 任侠・唐獅子ラインはまだ誰もトライを始めていないようで、午前11時頃に一番乗りでトライする。というより、まだまだ岩が冷たいので、他の人達は手を出さないのだ。レッドポイントがかかっているわけではないので、私は気にせずトライ。

焼き石をチョークバッグに入れて登り始めるも、とにかくテンションしまくり。これまで核心セクションに入る5ピン目までしか行けておらず、トップアウトなどは想像がつかない。這う這うの体で5ピン目にたどりつく。両手それぞれアンダーから、左上の水平カチを左手で取る。右手でマッチするのだが、それが持ちにくい。そうして右足を穴に入れて左足は左下方の細かいのにあてる程度。伸び上がって上方のカチホールドを取るのだが、これが遠い。数回やってみて、指先が触れたくらいでフォールしてしまうので、諦めて下りる。

I澤さんはSVPにトライ中。午後になって、任侠道に2便目を出す(通算9便目)5ピン目までは相変わらずテンションだらけ。そうして核心に入る水平カチのマッチから上方のカチが初めて取れた。カチだが、何とかクリップできそうな感じだ。この時は怖くてヌンチャクを掴んでしまったけれど。右足を穴に入れても乗れた感じがしないのが気になるが、たぶん我慢するしかないのだろう。

6ピン目のクリップホールドが取れたのは嬉しかったが、初めて目の前に見えたその先のホールドはさらに悪そうだった。クリップカチホールドの上にあるホールドは右手なのか、左手ガストンなのかどうかも分からない。その先も何だか分からない。クリップホールドが取れた喜びもつかの間、さらに難しそうなセクションが目の前に広がっているように見えた。歯が立ちそうもないので下りた。

ほんのちょっぴり進展のあった任侠道はこれくらにして、残った時間で、T沢さんがマイライフにトライしてるので、そのヌンチャクを使わせてもらってピヨピヨ5.11bをやることにした。昨シーズン、マイライフは登っていて、先日はこのピヨピヨをやってみたのだが、ヨレていて登れず。この日も2便出すもやはり登れず。でも、ムーブはマイライフをやっていた頃のを随分思いだしてきて、コルネにヒールフックを2回掛けるムーブで行けそうなのが分かった。またやろう。陽が山の端に隠れると気温がぐんぐんと下がってさらに寒くなってきたので、撤収。

小鹿野市内に戻り、I澤さんと別れ、やおよしで野菜をたくさん買い込んで帰途につく。

クライミングジム通い(1月)ほか

■新年になって2度目、ベースキャンプへ

1/11()

新年2度目のベースキャンプ。O石さんには、この後の週末に行く山行で使うアブミを持ってきてもらった。昨年からクライミングを始めたO石さんは、アブミを使うのは初めて。プレートと細ロープで自作したという。

私は、これまで何度かトライしていた奥のアーチにある黒ホールドの5.11c/dのルートがこの日ようやくレッドポイントできた。ここのところはゴールのホールドがキャッチできずにフォールしていたのだが、この日は疲れる前にトライして登った。ジムでも5.12が登れるようになりたいもの。

■週末の天気予報が悪いので、B-PUMP秋葉原へ

1/20()

 週末の天気予報が悪くて岩場に行かないことにしたので、週末を前にひと月ぶりに神田明神近くのパンプへ。あれこれ茶色3級や緑色2級をトライしていると、久しぶりにNと会う。水色1級などをトライしていて、なんだか前よりも力がついているようだ。うーむ、こっちも負けてはいられないと言いたいところだが、すでにヨレヨレ。結局閉店23時までいたので、翌朝は目ざまし時計もセットせず寝坊気味。

■日曜日は午後からベースキャンプへ

1/22()

 前日土曜日は某スポーツクラブに行って、マシントレのほかスタジオで跳んだり跳ねたりと慣れないことをして筋肉痛気味ながら、翌日曜日は午後からベースキャンプへ。

 午後1時頃に着いてみると、駐車場は満車、そして中も人でごった返していた。二子常連のMぽりんさん達のほか、タイ・プラナンで短い日程ながら一緒だったI手さんが家族を連れて来ていた。

 しばらくボルダリングしていると、I澤さんがやって来たのでルート壁を夕方までやった。I澤さんが帰った後も、残ってボルダリングを1時間ほど粘って、夜7時過ぎに店を出た。次の日もここに来るのだ。

■連日、ベースキャンプへ

1/23()

 前日もベースキャンプに行ったのだが、この日も仕事を終えてベースキャンプへ。O石さんとここに来るのは通算12度目か。さすがに疲れていたのでこれといった成果はないが、とにかく登って登って、良い筋トレにはなったかな。

B-PUMP秋葉原、特になし

1/25()

 ジム通いが続いている。緑色2級にあれこれトライ。垂壁くらいのは何度かやって2つほど登れた。ヨレてきたせいもあるが、かぶった課題はできず。茶色3級はそれなりに登れるのが多い。

 だいたいいつもこのへんのグレードをトライするのが中心だ。2級をそれなりに登れるのはずっと前に比べれば力はついているかも知れないが、水色1級とか黄色初段とか登れるようになるにはこのままではダメだよなあ。別途、筋トレとかしないといけないかなあ。

■献血へいこう

1/28()

 晴れているが、この日は山や岩には行かず。買い物のため池袋に行ったついでに、献血をしてきた。外国から帰国した人は4週間経過しないと献血できない決まりなのだが、年末のタイから帰国したのが先月30日なので、丸28日が経過してこの日から献血できるはずだ。

 いつもどおり血小板献血をしたのだが、今回は濃い目に成分を採りますのでよろしくお願いしますと言われた。何が違うのか分からないが、一時的にちょっと血が薄くなったかも。

 翌日は寒い寒い二子に行くことになっているので、前日に血を抜くなんて身体によくなかったかな。早く寝よう。

■冬は朝から鍋。久しぶりにB-PUMP荻窪へ

1/31()

 2012年が明けたと思ったら、早いものでもうひと月経った。

 普段は朝6時半に起きている。夕食はジムに行ったりしてコンビニのパンとかで済ませてしまうことが多いので、せめて朝食はしっかり作って食べることにしている。

今日はセットした目ざまし時計が鳴る前に起き出し、冷蔵庫から野菜などをどさどさと出して包丁でどんどん切っていった。

冬は朝から土鍋に野菜などをたっぷり入れて鍋料理を作っている。小鹿野町のやおよしで、帰りに野菜を買い込んでいるのはそういうわけなのだ。

火の通りにくい大根を最初に入れ、今日などはニンジン、ニンニクの芽、長ネギ、里イモ、白菜の硬い部分と続けて入れる。その後、白菜の葉や小松菜、エリンギ、ワカメ、肉だんごを入れた。卵を溶いて入れ、豆乳も足した。ミソを溶き入れ、しょう油をちょっと足す。今日はうどんにしたが、ご飯を入れて雑炊風にしたり、お餅を入れたりも。そんな感じで丼2杯分は作るので、けっこうお腹がいっぱいになる。

 と、外がなんだかまだ暗い。あれ?時計を見るとまだ6時半前。なんと5時半に起きてしまっていたのだ。貴重な睡眠時間が~。齢をとると早起きになると言うのはこういうことなのか…。

 そんなこともあったけれど、この日は、久しぶりに荻窪のパンプに行ってきた。前回行ったのは1020日だから、三か月以上経っている。その間は、入間のルート壁ならベースキャンプ、ボルダーなら秋葉原に行っていた。

 あちこちの壁のレイアウトが変わっていて、どの課題も新鮮にトライできた。

 茶色3級は何度かトライして、1階でも2階でも何本か登れたものの、緑色2級はゴール手前まで迫った課題もあったものの結局登れず。

 同じパンプだから、秋葉原と比べてグレーディングの難易は変わらないのだろうけれど、2級くらい何便かで登れるようになって、水色1級を気持ちよくトライできるくらい力をつけたいなあ。筋トレもちょっとやってみるかな。

冬の八ヶ岳で「中山尾根」「石尊稜」「大同心南稜」の3ルートを登る【16日 大同心南稜】

16()

 3時半に起床。寝袋を片付けて、お湯を沸かして水分を摂る。作夜鍋に少し残した具材にうどんを足して朝食。前日よりも少し遅い5時半頃に出発。暗い中、大同心ルンゼへの入口にロープが張られ、それを越えて大同心稜に取り付いて行く。よく踏まれた跡があるので、道は分かりやすい。樹林帯の中を延々と登って行く。疲れてきたので途中で休憩しながら、やがて開けてくる。高い雲がかかっているものの、見通しは良く山々が眺められる。

R9291260

 大同心の岩壁が目の前に迫ってくる。目の前に見えるのは正面壁か。南稜は右に回り込んだところにあるはずだ。大同心の基部を右手に回り込むと、傾斜が緩くなったところにピンがあった。どうやらここが取付のようだ。ラインは左方に上がって行くようだが、ここから見てもどうも良く分からない。ルート図によると全4ピッチ中、最終4ピッチ目がアブミを要する人工登攀なので、ここを私がリードすることにして、1ピッチ目はO石さんに行ってもらうことにした。

Ⅲ級ほどの雪の岩場をO石さんは着実に登って行く。下でビレイしていてO石さんの姿がやがて見えなくなったのだが、結果的にO石さんの選んだラインはばっちりだったようだ。私もフォローで続く。前日に比べたら風は無いに等しく快適だ。1ピッチ目は前日の石尊稜に比べたら易しい感じ。ロープは40m以上伸びて、おそらくルート図よりももっと先でピッチを切ったようだ。

 2ピッチ目は私のリード。岩場を登ると雪斜面に出て、ランナーをとらずにどんどん左上に見えるリッジに向かって斜面を登る。リッジの岩でランナーをとって、岩を乗っ越すとその先に最終の人工ピッチの取付らしきのスリングが見える。その手前にも支点があり、そこまでロープを伸ばしてピッチを切る。結局、3ピッチかけるところを2ピッチで登って来たわけだ。時間の節約にもなる。人工ピッチの取付は数m先に見えるので、登って来たO石さんにそのままそこまで登ってもらう。私もそこに着いて、アブミを用意する。

 出だししばらくはアブミを使わずハーケンにヌンチャクをかけてそれを握るというA0で登る。グローブをしていると岩を保持できないので、冷たいながら素手になってちょっと登ったりも。中盤でアブミを使う。R9291263

 ハーケンが抜けずにもってくれるのかは分からないが、アブミに乗り込む。ハーケンに短く細いスリングがかかっているのが右頭上に見える。アブミに乗り込むも、そのハーケンには微妙に届かず、スリングにアブミをかける。乗り込むとスリングは切れずにもってくれた。もう一度素手になったりしながら、終盤で再びアブミを使う。ペツルのボルトがばっちり打ってあるところには、カラビナ2枚でそれぞれロープを通す。そこを登ると終わりが近いようだ。ヌンチャクの数が限られるので、全てのピンにヌンチャクをかけるわけにはいかないので、上にかけたら下を回収するという間引きながら登る。そうして人工のセクションを越え、ビレイ支点に出る。眺めが非常に良い。浅間山も見えるし、谷川岳方面も見えるようだ。北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプスもくっきりと見える。眺めを堪能しながら、フォローのO石さんをビレイする。ロープにテンションがかかりO石さんも苦戦しているようだが、なんとか登って来た。少し登れば大同心の頭だ。テントが張れそうなくらい平坦だ。大同心ルンゼへの下降ルートが下に見える。R9291266

 まだ午前中なので、小同心クラックを登ることもできたのだが、O石さんはアブミ登りで腕が張ってしまったと言うし、私は行きの交通事故の件が気になって、ここで切り上げても良いかという気分だったので、小同心クラックは止めて下山することにした。

 大同心ルンゼへの下降点は小同心との間で、岩壁のところにチムニー状の箇所がありそこから降りられる。さらに降りて行くと、小同心と大同心に左右に分かれるところに出て、右に進み朝登り始めた取付を通過する。大同心稜を下って行き、赤岳鉱泉のテント場に帰着する。

 まだ昼なので、O石さんが前日地蔵尾根でカメラのレンズのふたを落としたようだから探しに行くと言うので、一時間ほどテントの中で荷物をまとめたりしながら待っていた。O石さんが戻って来たのでテントを撤収する。レンズのふたは結局見つからなかったそうだ。下山ではアイゼン不要。行きよりもラクだが、2日間の登はんでさすがに疲れた。

美濃戸口に着き、車ですぐに温泉に向かいたいところだが、もみの湯は午後5時以降300円に安くなるようなので、時間つぶしに30分ほど山荘で休憩。もみの湯のお風呂に入った時は、疲れて冷えた身体が一気に温まって気持ち良かった~。

 夕食は、した道を延々と走って甲府昭和ICに近い知る人ぞ知る「ぼんち食堂」へ。食べきれないほど山盛りで出てくるお店だ。二人とも400円のラーメンを注文し、餃子も一皿注文。O石さんにはもっと量の多いご飯ものにとらいしてほしかったなあ。その後、高速に乗って東京に帰る。

 今回、小同心クラックはやめたものの、初日には中山尾根と石尊稜の2本を登り、2日目には人工ピッチのある大同心南稜を登るという充実した内容となって良かった。車は修理しないといけないけれど。

冬の八ヶ岳で「中山尾根」「石尊稜」「大同心南稜」の3ルートを登る【15日 中山尾根・石尊稜】

15()

 まだまだ暗い午前315分に起床。中山尾根だけでなく石尊稜も登る欲張った計画なので、とにかく早め早めの行動が肝心だ。暗いうちになるべくアプローチをこなして明るくなったら岩場に取り付くくらいのつもりで早く出発したい。

 テルモスのお湯を温め直したり粉末飲料を飲んだりして、朝食は棒ラーメンにお餅などを入れたもの。登はん具や食料などをサブザックに入れて、テントの中でハーネスをつけてスパッツ、登山靴を履く。空は曇っているようだ。ヘルメットにヘッ電をつけ、小屋の前でアイゼンを装着し、5時過ぎに歩き始める。まずは中山乗越を目指す。行者小屋に至る幹線道路みたいなものだから、トレースというより道としてはっきりしている。乗越からは右手に入るトレースがある。中山尾根に至るトレースだが、右手の斜面に下っていくようなトレースを辿ってしまい少しだけタイムロス。すぐに戻って樹林帯を登っていく。ゆっくり登っていって、樹林が疎らになってきたあたりで明るくなってきて、ヘッ電を消しただろうか。

 やがて中山尾根の下部岩壁が見えてくる。我々より先に登っているパーティーはいない。下部岩壁の取付は狭いらしいので、少し手前でロープを出して結んだ。コピーしてきたルート図には下部岩壁はⅢ級+とある。昨年からクライミングを始めたO石さんもずっとフォローではなくリードしたいと言っていたので、ここはO石さんに行ってもらうことにした。O石さんが登り始めると、後続パーティーが下から登ってきた。少しあがったところから、右側に少しトラバースするようだが、右のほうにガバらしきホールドが見えるがそれが遠いようだ。しばらく試行錯誤していたが、諦めて下り、私と交代することにした。

 登ってみると確かに悪い。分厚い手袋をしている状態は、普段の素手のフリークライミングとはまるで勝手が違う。私も掛けたヌンチャクをつかみながら何とか登って行く。ダブルロープの掛け方がこれまた悪かったらしく、全力で引っぱっらなくてはならないくらい重かった。あんまり大変だったので、どのようなピッチだったかうろ覚えだが、その後の雪稜はコンテで進んで行く。上部岩壁では、再び私がリードする。目の前の凹角が難しそうで、右寄りを上がるがここも大変でテンションしまくり状態。もとの凹角に戻り、さらにそのうえのチムニー状を上がるところが核心のようで、ここを上がったところでピッチを切った。その後もコンテで登って行ったはずだが、ピナクルは左から巻いた。トラバース気味に進むと主稜線に出た。

R9291246

 風を避けるため岩陰でロープを解く。O石さんが持っていた温度計では氷点下12度を示している。時折強く吹く風は少なくとも風速10m以上はあるとO石さんは言う。風速1mで体感気温が1度下がるというから、体感では氷点下20度を下回っているということか。見通しの良い稜線を南に向かう。しばらく歩くとお地蔵さまの立つ地蔵尾根に出る。地蔵尾根を下っている人達がいる。後ろの人が前の人をショートロープで結んでいる。ガイドとそのお客さんのようだ。地蔵尾根を前半は急だが、やがて斜面の傾斜が緩くなり樹林帯に入ると、どんどん歩くペースが上がる。樹林帯に入ってもロープでつながった人がいたが、いくらなんでもここで結ぶ必要はないだろう。滑ってもそこで転んで止まるだけなのに。冬の八ヶ岳に来ること自体が間違っているような気がするけれど。

 そうしてあっという間に行者小屋に出た。登はん中は、今日は中山尾根だけにして石尊稜はやめようと話したのだが、まだお昼くらいなのでやっぱり行くことにした。中山乗越を越え、赤岳鉱泉方面に未明に来た道を戻ると、右手にロープが張られたトレースがある。トレースはもっと下の方にもあるのだが、上の方のトレースから入った。谷状のトレースをたどると真南に向かってしまうので、東を目指して樹林の間を抜けるともう一つのトレースに出た。結局、下の方のトレースから入れば良かったようだが、あとはこのトレースをたどって行くと、やがて石尊稜らしきものが見えてくる。石尊稜の取付までは結構歩く。左手には側壁が切り立ったルンゼが見える。三叉峰ルンゼだ。

R9291255 

石尊稜の下部岩壁ではO石さんにリードしてもらうことにした。中山尾根に比べて、グローブをはめた手で岩を掴んで登るよりも、ピッケルを刺しつつ登る場面が多そうだ。ランナウトしながらもO石さんは着実に登って行く。クライミングを初めて間もないO石さんは雪山などは結構行っているらしいから、フリークライミングよりも、こうした雪稜のほうが得意なようだ。それでも落ちればヤバい距離を支点を取らずに登っている。

その後の雪稜はコンテで延々と歩く。長い。上部岩壁もO石さんがリードする。あまりよく覚えていないのだが、その後は右のほうにトラバースするように進んで稜線に出たと思う。結局、石尊稜はO石さんのオールリードで登ったワケだ。すでに暗くなり始めているのでのんびりしていられない。再び地蔵尾根を目指すが主稜線を歩く距離は今回のほうが長い。ヘッドランプを点けて、途中ピークを巻くところでちょっと迷ったりしたが、寒い中お地蔵さまのところに着いた。昼間に通った時よりも寒くて長くて疲れた。地蔵尾根を慎重に下るが、かなりヘトヘトだ。途中何度か休憩を取りながら、行者小屋、中山乗越を過ぎ、夜7時前くらいだったろうか、赤岳鉱泉に帰着した。

テントに入ると、一息つける。持ち寄った具材でキムチ鍋を鍋いっぱいに作る。疲れた身体にうまい。明日は大同心南稜と小同心クラックを登る計画にしてあるので、未明の330分に起床することにして寝袋に入る。

冬の八ヶ岳で「中山尾根」「石尊稜」「大同心南稜」の3ルートを登る【序・交通事故】

☆ 冬の八バリへ 1月14日(土)~16日(月)

 寒さ厳しい1月中旬、数年ぶりに冬の八ヶ岳のバリエーションルートを登ってきた。登ったルートは、中山尾根、石尊稜、それから大同心南稜の3本。

 5年前に連れられて小同心クラックを登ったのが初めてで、以降、阿弥陀岳北稜と赤岳主稜を登ったことがあるだけだ。

 この数年は専らフリークライミングばかりやっているので、今年こそは雪のあるところを少しは登りに行きたいと思っていた。八ヶ岳にはアプローチしやすいルートが赤岳鉱泉周辺にいくつもあるので、まだ登ったことのないルートを目指すことにした。

 同行者は、ここ最近一緒にクライミングジムに通う若いO石さん。重い荷物を背負うのも平気なので、赤岳鉱泉までのアプローチではテントなどを背負ってもらうことを私はすっかりアテにしている。

 日程は14()16()だが、初日の14日は私が午前中のみ仕事があるため、午後から東京を発つことにして、その日は夜になり暗くなっても赤岳鉱泉まで入る計画にした。翌15日は、中山尾根が主目的だが、それが早く終われば石尊稜も登るという欲張り気味の2本立て。さらに16日も、やはり大同心南稜が目的だが、これまた小同心クラックも登るという2本立ての計画にした。

 計画した以上完遂できるように行動するが、天候や疲労具合によってはもちろん無理はせず計画を短縮するつもりだ。

【準備】

 先月、富士山に登ってきたとはいえ、冬山に行くのは本当に久しぶりなので、装備に漏れがないか確認した。寝袋については、寒がりな私は富士山に行く前にイスカエア810という冬用のものを新調。テントは、普段使っているものが随分ヨレてきたので、今回に合わせてモンベルのステラリッジテント3型という幅180㎝のちょっと大きめのものを購入したが、外張りまでは買わず。

 さらに雪上にテントを設営することを考え、竹ペグを自作した。池袋の東急ハンズで竹を買ってきて、鋸で節を切り落とし、鉈で縦割りにして短冊状に。さらにドリルで中央に穴を開け、麻紐で2枚を十字型になるように結んだ。雪に埋めて万一回収できなくなることを考え、一応環境に配慮して竹と麻という自然素材を選ぶ。

 これをいくつか作ったのだが、結果的に使わず仕舞い。赤岳鉱泉のテント場ではわずかな積雪の下は凍った土のため竹ペグが埋められず。かわりに石がいくつも転がっていたのでそれでテントを張ることになった。

14()

 午前中の仕事は、早く終われ終われと心で念じつつ正午に終了。急いで帰宅して、車に荷物を積み込んでO石さん家に向かう。週末の日中ということで道路が混雑しており、抜け道を走る。午後2時前にはO石さん家に着き、そこで運転をO石さんに代わってもらう。国立府中ICから中央道に入ると、昼間の暖かさもあって私は助手席で居眠り。私の愛車ルーテシアは左ハンドルなので助手席は右側だ。

☆ 中央分離帯に激突っ!!

 時刻は午後3時前頃だったろうか。何が起きたが分からなかった。右側頭部に衝撃を感じ、目が覚める。車内に火薬の臭いが立ち込めている。事故を起こしたことは分かったが、車はそのまま走っている。運転しているO石さんは動揺しているようだが、運転を続けている。すぐに左端の路肩に停車する。道が空いていて良かった。他の車にもぶつかっていたかもしれない。

 このまま路肩に停車しているのは危ない。運転を交代することにして、いったん車外に出ようとするO石さんを引きとめ、狭い車内で席を入れ替わるように促した。高速道で車線側に回り込んでドアを開けて乗り込むというのはさらに危険だからだ。発信しようとギアを1速に入れようとするが入らない。すわ、JAFを呼ばないとダメかと思いちょっと焦ったが、いったんリバースに入れていみるとつながったので、少し後進して路肩の端ギリギリに寄せる。車が空いていて本当に良かった。昼間で明るいし。1速にも入ることを確認しすぐに発進する。

 O石さんに事故の事情を聴くと、西日がまぶしくて目が眩んだという。サングラスをしていたのだが、それでも眩しかったようだ。しかし、だからといって、ハンドル操作がブレるのはマズい。

ちょこちょこキズはついているルーテシアだが、今回は相当に激しく損傷しているはずだ。なんだかんだ言って長年乗ってきて愛着のある車だから、ちょっぴり悲しくなる。

 数㎞先の境川PAに入って、損傷具合を確かめる。ボディ右側は前から後ろまでガガーッと大きな線を引いたように激しく傷がついていて、2カ所ほど凹みが大きい。ウインカーのランプは幸い割れていなかった。ドア取っ手は、外から開けられない。取っ手の金具か何かが中でカタカタ言ってバカになっている。が、内側からは開けられるし、集中ロックも大丈夫そうだ。Imgp4966

 それから、私が座っていた助手席シートから飛び出したエアバッグの白い袋が垂れ下がって、有る完たらシートが無残に破けている。見たところ、損傷はこれくらいのようだ。山行を中止することも考えたが、とりあえずは走行できそうなので、このまま八ヶ岳に向かうことにした。

 しかし、今後の修理費用の見積りや保険、費用負担、買い替えの検討など様々に考えたり相談したりしたので、書きたいことはたくさんあるが、長くなるしネット上にあれこれ載せるのは適切ではないので書かない。それにしてもこの事故は、今回の八ヶ岳山行の波乱を予感させる始まりとなった。

 そんなこともあったが、美濃戸口に到着。駐車代を払い、身支度を整える。私の車では美濃戸までは入れないので、ここから歩き始めて、今日中に赤岳鉱泉に入る。歩き始めたのは夕方4時半。45分ほどで南沢との分岐となる美濃戸山荘。北沢を進み、いよいよ暗くなってきたので途中でヘッドランプを点ける。林道終点まではさらに40分ほど。そして夜7時過ぎには赤岳鉱泉に着いた。アイスキャンディーを見るのは数年ぶりだ。積雪は10cmほどで、その下は凍った土だ。買ったばかりのテントを張るが、せっかく持参した竹ペグは使えず、代わりにその辺に転がっている石でテントの張り綱を固定した。ほかにもいくつもテントが張ってある。小屋で幕営料(1,000/人・泊)を払い、水を汲む。小屋の中を覗くと、暖かそうな食堂でたくさんの人がくつろいでいる。いいなあと思いながらも、お金さえ出せば小屋には泊まれるけれど、テント泊も良いものだ。

 翌日は未明の315分に起きることにしてアラームをセットし、早々に寝る。夜の間、少しだが雪が降っていた。

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