« 「私生活」5.12c RP 二子山、前日は有笠山 | トップページ | ちっぽけ岩の週末 有笠山 »

暑~い湯河原幕岩でクライミング、丹沢水無川新茅ノ沢で沢登り

5/19()20()

 天気に恵まれたこの週末、某山岳会に最近入会した私は、会の山行に初参加して、神奈川県内で登ってきた。

 両日ともメンバーの多少の出入りはあるものの総勢約30人という大人数。

土曜日は湯河原幕岩。私自身はユガマクを訪れるのは2年ぶり。梅林で知られる幕山公園は木々が青々と茂り暑く、とっくにクライミングシーズンは終わっている。そのため、大人数であっても、ほかに来る人は少ないので、結果的に選んだ場所としては良かったようだ。

 いくつかの班に分かれ、普段クライミングをほとんどしない人もいるようで、ビレイや懸垂下降といった基本技術の確認といった練習をしつつ、クライミングをした。

 日曜日は、前夜のうちに丹沢の登山口となる大倉から川を挟んだ林道の終点にある戸沢キャンプ場に行って泊まり、当日は7班に分かれて、周辺で沢登りをした。

■車のこと■

 愛車ルーテシアが事故に遭って、なんとか自走しているものの、まともに修理するとなると買い換えたほうが良いくらいの費用がかかるとディーラーで見積もられたことは、ずっと前の記録に書いたと思う。具体的にはボディ右側面の外装関係、作動してしまったエアバッグ関係だ。

 ボディ側面が前から後ろまでガリガリ傷だらけになったのに加え、右側(助手席側)ドアの取っ手がバカになっていて、外からは開けられず、運転席側から入り内側から開けないといけない状態だ。

 助手席シートに内蔵されたサイドエアバッグが作動したためシートが破けたのはもちろん、ドア下に内蔵されているというインパクトセンサーやその他コンピュータ一式を丸ごと交換しないといけないという。

 さて、先日、冬タイヤから夏タイヤに履き替えてもらうため、カー用品店に行ったら、右前輪が曲がっており、タイヤが著しく片減りしていると指摘された。

 さらに、今回の山行出発前に普段は外している後部座席のシートを取り付ける際に、後部座席用のシートベルトまでもが伸ばせず壊れていることが判明。

 また、後進する際、キーっと高い音がするようになってしまい、当初は何かの警告音かと思っていたのだが、この車にはそんな親切な機能は付いておらず、要は損傷による異音であるようだ。

 さらに書くと、これはその事故とは関係ないが、マフラーが傷んでいて、走行中ボーっと漏れるような音がずっとうるさいし、前側バンパー下の車体下の樹脂製の保護カバーが外れかけていて、テーピングテープで借り留めしているという始末。

 事故後の処理に関しては、私に代わって運転していた人間とは、その後話しがまとまったので金銭面での問題は解決している。

 一方、とりあえず開かないドア取っ手だけでも修理してもらおうとディーラーにお願いしたら、フランス本国からのドア取っ手部品の取り寄せが当初よりずっと時間がかかるなどと、ずっと後になってから連絡があり、その間一向に連絡がない私としては、前述のこともあり、いよいよ買い換えなければならないと思うようになっていた。

 車検が秋なのでそれまでには買い換えようかと思っていて、では何を買おうかといろいろと考え始めているところだ。一つ言えることは、山で走れる車ということ。

 どうして今回このことをここで述べたかは書かないけれど、買い替えのことは進展があればまた書こうかな。

5/19()

 さて、私はA見さんという人を乗せて湯河原幕岩に向かうことになった。A見さんは今冬雪山を登ったりして、数か月前にこの山岳会に入会したそうだ。クライミングの経験はまだほとんどないらしい。

 始発電車で最寄駅まで来てもらい、環8から東名道、小田原厚木道路と走り、7時半頃にはユガマクの駐車場に着いた。集合時間は9時半頃なので、それまでアップで少し登っておくことにした。

 A見さんは岩場は越沢バットレスに一度行っただけで、今回のユガマクが二度目らしい。私の案内で、葉の茂った梅林の中を歩き桃源郷エリアへ。ほかには誰もいない。今日は暑くなりそうだ。

Imgp5344

 ハーネスの装着、ロープの結びなど基本的なことを確認し、1ピン目でテンションをかけてビレイのチェックもする。

 私のリードで5.7の易しいルートを2本登る。どちらもA見さんにはトップロープで登ってもらう。グレードにかかわらず、まだ初心者の人にいきなりリードは禁物だ。

 最後にサンセット5.10aを登って、これもA見さんにトップロープでトライしてもらったが、上部核心部分で止めて下りる。荷物をまとめて、いったん駐車場に下りると、会の人達がだんだんとやって来た。

 人数が多いのでいくつかの班に分かれるのだが、A山さんをリーダーとする私のいる7人の班は、アプローチの長いウイングスロックへ。あと1人いるのだが、ケガのため見学のみ。その他の班は桃源郷周辺で登るらしいが、以前行ったことのあるサイレントヴァリーのさらに奥にウイングスロックはあるはずだ。山道を登って行くと暑さで汗が噴き出してくる。

 誰もいないウイングスロックに着くと、講師役のA山さんは「海を見ていた午後」5.9の上に登り、残り6人が3組に分かれ、このルートをリード&フォローで登り、懸垂下降することになった。それを一組ずつ終えたあとは、リードとフォローが交代してもう一度繰り返すので、3組で計6回登ることになる。順番を待つほかの組はその間、近くのルートを自由に登ることにした。

 N野さんと組んだ私は3番目なので、待ち時間に「レッセッセ」5.10aを登ることにした。任侠道を登った者として、これくらいのルートはサクッと登らなければならないところだが、どういうわけかラインを誤り不覚にもテンション。さっさとトップアウトして、あとでもう一度登ってレッドポイントしておいた。

 ほかの人達もトライする。私はほかに「カンテの心」5.9∔、「股旅」5.9、「ルートは緑」5.10bを登ったりした。とにかく陽射しが暑い一日だ。

 リード&フォローの練習では、登ること自体は何でもないが、終了点でフォローをビレイしたり懸垂下降のセットをしたり、普段あまりやる機会がないので良い練習になった。懸垂下降のセットに就いては、昨年末に行ったタイ・プラナンのマルチピッチルートで、私の非常にヤバいやり方を見かねたイタリア人が、きちんとした方法を教えてくれたので、それを実践してみた。これを見たA山さんは、これは良いと思ってくれたようだ。なんたってアルパイン先進地ヨーロッパアルプスの一流登はんガイド(?)直伝だからね。

 つい先ごろまで二子で焼き石して登っていた身としては、こんなに暑い中で登るのは非常に疲れる。暑さに中てられたというか。ひととおり練習を終え、桃源郷に下山すると、ほかの班の全員がサンセット周辺で登っていた。人数が多いので見ている人が大半だけれど。引き上げる時間まで少しあったので、私は「夕暮れ時」5.10bを再登しておく。

 駐車場でいったん解散したあと、メンバーの大半がそのまま丹沢の戸沢キャンプ場に行くことになっている。翌日の沢登りのためだ。A見さんを乗せ、小田原厚木道路を少し走り、渋沢駅前にあるいろはという食堂に入って夕食。私はカツ煮定食を食べる。店内の壁には完側県内の山岳会の会員募集のチラシがいくつも張ってあった。この駅は丹沢の玄関口みたいなところだから、この店には登山者がたくさん来るのだろう。現に、ほかのお客の登山者のかっこうだ。

Imgp5349

 お風呂に入りたかったが適当な温泉施設が見つからなかったので、そのまま戸沢へ向かう。夜7時半頃だったろうか。長いダートの林道を走っていると、道端に女性4人組がいた。あとで聞いた話では、下山路を誤って塔ノ岳からこちらに下山してきてしまい、林道を歩いていたところだったらしい。林道だからあとは迷いようはないのだが、他のメンバーが車に乗せて下まで送って行ったらしい。

 戸沢に着くと、他のメンバー達も集まって来ていた。いくつもテントを張る。私は新しく買って1月の八ヶ岳で一度使ったきりのモンベル・ステラリッジテント3型を張った。

 皆で焚き火を熾し、お酒を飲んで過ごし、夜も更けてきて各自テントに入る。

5/20()

 陽が当たってきてテントの中が暑くなってきて起き出す。昨夜はビールのほか泡盛も飲んだので、ちょっと頭が重い。が、8時半の集合時間までゆっくり支度をしているうちにそれも治まってきた。

 この日も約30人が集結。7パーティーに分かれ、源次郎沢やモミソ沢、セドノ沢右俣・左俣などに入って行く。

Imgp5350

 S藤さんをリーダーとする私を含む5人の班は、新茅ノ沢を目指す。

 林道を少し戻り、橋のかかる標高約520mの新茅ノ沢出合から入渓する。沢を詰めると標高1,136mの鳥尾山の山頂に出ることができるはずだ。標高差は約600m。

Imgp5353

 最初の滝F1でさっそくロープを出す。ロープは私が持ってきた830mのべアール製。左側の凹角を私がリードして、後続がアッセンダーで確保して続き、最後はフォローで引き上げる。F2S藤さんのリード。Imgp5364

 そして、この沢のハイライトF5大滝15mが現れた。参考にした「東京起点沢登りルート120(山と渓谷社)の遡行図には水流右側を登ることもできるが、さもなくば右岸から巻くようにとある。

Imgp5367

 古びた残置スリングが見える水流右側の直上ラインを観察してみると、水流で濡れているものの登れそうに見える。ここは私のリードで登ることになった。荷物は後続に上げてもらうことにして、上半身雨具を着て登はん開始。

滝の右側から直上ラインに入ると水流を浴びるようになるが、水は思ったより冷たくない。左足を乗せたい左側の水流の中にもフットホールドを見つけられた。安定したムーブで当てにならない残置ハーケンにヌンチャクを掛けて登る。上部の岩は乾いていて、普段のクライミングに比べればはるかに易しいところを乗っ越すと、見慣れない金具を使ったしっかりしたボルト支点があったので、そこで後続をビレイする。

ほかのメンバーも水流にびしょ濡れになりながら頑張って登って来た。今回の沢登りではほとんど濡れないはずと思っていた人もいたけれど、巻かずにこうして登ったほうが断然楽しい。

Imgp5377

あとはロープを出すような滝はなく、どんどんと標高を稼いで行く。Imgp5391 Imgp5398

水が枯れたチョックストーンを越えると、ガレガレになってきて、さらに土の斜面を登ると鳥尾山山頂にひょっこり出る。9時過ぎに入渓して山頂に着いたのは1225分頃だから、約3時間20分だ。山頂にはハイカーがたくさんいた。流行りの山ガールっぽい人達もいる。

Imgp5399

私は今回沢靴を新調し、新たにモンベル・サワートレッカーを買った。それを登山靴に履き替え、服も上半身はTシャツ1枚になる。

塔ノ岳方面に登山道を進み行者岳の少し先から下山する道に入る。下山路分岐から38分で戸沢に到着。沢の水で沢靴の底を洗ってからキャンプ場へ。2パーティーが帰着しており、その後2時間くらいの間に残りのパーティーも帰って来た。

全員が集まって総括したあと解散。A見さんとT橋さんを乗せて、大渋滞しているらしい東名道を避けてした道を走って帰る。こうして入会した山岳会の山行に無事参加することができた。

« 「私生活」5.12c RP 二子山、前日は有笠山 | トップページ | ちっぽけ岩の週末 有笠山 »

沢登り」カテゴリの記事

コメント

城山でご一緒した京都の学生です、覚えてますか?
雨男のA山さんから同じ会に入ったって聞きましたよっ! 
イタリアツアーうらやましいぃ~!!

ごぶさたしてます。
はい、クライミングシューズの底に「雨」って文字を書いているA山さんのいる会に入りました。
クライミングの世間は狭いものですね。
海外に行くのはそれだけでわくわくするものですが、クライミングという目的があるともっと楽しくなりますね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1219264/45368829

この記事へのトラックバック一覧です: 暑~い湯河原幕岩でクライミング、丹沢水無川新茅ノ沢で沢登り:

« 「私生活」5.12c RP 二子山、前日は有笠山 | トップページ | ちっぽけ岩の週末 有笠山 »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ