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2012年7月

クライミングジム通い(7月後半)

■ひと月ぶりに、BPUMP秋葉原へ

7/12()

 日曜日に行った西丹沢の沢登りの下山で頑張ったせいか、情けないことに腿が筋肉痛になってしまい、それが水曜日まで続いた。齢はとりたくないものだ…。

ようやく筋肉痛が落ち着いた木曜日はアキパンへ。やっぱり身体のキレが悪い。積極的に橙色1級課題にあれこれとトライするも、どれも落とせず。カチ系課題にもトライして、指を酷使したところで切り上げた。

■那智の滝の報道後、B-PUMP荻窪へ

7/19()

 那智の滝を登ったというニュースでは、当事者たちを非難する記事はいくらでもあるけれど、古来、富士山に象徴されるように、信仰されるほどの対象を登りたいという気持ちはむしろ自然なような気がするのだけど。山はもちろん滝だって。

 2,700年間一度もこういうことがなかったとどうして分かるのかはともかく、登られることによってこの名瀑の存在意義がより重みを増すようにも思うのだけれど。昔の修験者にはトライする人はいなかったのかなあ。せっかくの滝が観光客の単なる見せものだけでは…。

 ということで、今日はオギパンへ。水色2級を中心にあれこれトライ。目立った成果は相変わらずないけれど、水色2級が2つ登れた。

■新車1ヵ月点検の翌日、B-PUMP荻窪へ

7/24()

 昨日23日は、エクストレイルが納車されて1ヵ月が経って、ディーラーで点検してもらった。もちろん異常なし。この1ヵ月の走行距離は2,140km。週末の岩場の往復だけだから、よく走ったものだ。

 で、今日はまたオギパンへ。1階にある水色2級を4つ登った。橙色1級もいくつかトライするがどれも落とせず。ランジ課題をばしばしと撃ったものだから、いつも以上に早く疲れた。

■今週2度目の、B-PUMP荻窪へ

7/26()

 前日はジュンク堂に行って地形図を買った。沢登りのためというよりも岩稜歩きを検討中で。地形図を買ったものの、行くかどうかはまだ考えているところ。

今日は中一日でオギパンへ。最近は、水色2級から橙色1級を中心にトライするようにしていて、少し前はよくトライしていた白色3級課題を今日は触りもしなかった。

で、一昨日トライしていた1階の橙色1級課題が登れた。

ぽつぽつと何年も通っているけれど、オギパンで1級が登れたのは初めてかもしれない。水色は一つも登れなかったけれど、今日もよく上体の筋肉を使った。くたくた。

「転がる理事長」5.12b RP 中里の岩場(前日は雨の甲府幕岩へ)

7/21~22
 所属山岳会のS木さんとクライミングへ行ってきた。
21日(土)は、雨を覚悟で甲府幕岩へ。終日貸し切り状態。
 22日(日)は、岩が乾いていることを期待して中里の岩場へ。こちらもほぼ貸し切り。

■7/21(土) 甲府幕岩
 20日(金)夜、京王線の明大前駅でS木さんと待ち合わせ、永福ICから中央道を経て須玉ICで下り、塩川ダムで仮眠。辺りはびっしょり濡れていて、小雨も降っている。甲府幕岩で登る予定だが、絶望的かも。

 明けて土曜日、いちおう雨は降っていないが、辺りはガスって一面真っ白。岩下の十王から甲府幕岩に行くと、当然のごとく駐車スペースには他の車は停まっていない。
 豊饒の森エリアに着くと、トライ中の幻の右は上部が濡れているし、ほかのルートも水没しているものばかり。
 甲府幕岩は初めてというS木さんを最奥の山椒王国まで案内したあと、クライミング初級者のS木さんが登るために、私が登ってトップロープをかけることにする。
 ナベちゃん5.8や動物がいっぱい5.10bは部分的に濡れていたり湿っていたりするものの、普通に登れた。ピリカ5.10b/cは序盤の核心部分が濡れてしまっていてテンション。なんとかトップアウトして、S木さんにもトライしてもらう。私はピリカにはもう一度トライしてみて、テンションしたものの、びしょ濡れのカチホールドに耐えて、下部核心部を登ることはできた。
 ピリカを登り始める前から、雨が降り出してきてしまい、荷物も濡れてしまうし、まともなトライもできないので、昼過ぎには撤収することにした。
 この日、当然のことだが我々のほかに来る人はおらず貸し切り状態。クライミングジムに行くという選択肢もあったが、日曜日日帰りでこっち方面まで来るのは面倒なので、とりあえず行ってみようという判断で出発したのだから、まあ仕方ない。

 いったん須玉まで行ってスーパーで買い出しをし、増富の湯に行って1時間以上ゆっくりとお湯に浸かる。それから、今夜の寝床として植樹祭広場へ。雨の中、ほかに数組がテントを張っているだけだ。瑞牆山のギザギザした峰は全く見えない。
 建物の軒下にテントを張り、私が用意してきた焼肉を焼いて夕食とする。肌寒いけれどビールは美味しい。21時頃には就寝。雨が降り続いている。明日はどうしよう。

■7/22(日) 中里の岩場
 6時前に起きると、雨はほぼ止んでいるものの、つい先ほどまで降り続いていた感じで、草木はぐっしょり濡れているし、瑞牆山の岩峰もガスっている。夜中雨が降り続いていたことを考えると、甲府幕岩のコンディションは、より悪くなっていることはあっても、良くなっていることはないだろうと想像できた。
 どこの岩場もダメだろうと諦めて、クライミングジムに転進することもS木さんと話したけれど、秩父方面に向かいながら道中登れる岩場を訪ねてみようというということになった。いよいよダメならそのまま入間のベースキャンプに行けば良いわけだ。
 信州峠を越えると、川上村のレタス畑は雲が割れて陽が射している。が、小川山に行くのは避けて、国道299号線から十石峠へ。途中の十石峠の岩場は、濃霧に覆われ道路からは見えなかった。上野村を通過し、神流町にある中里の岩場に行くことにした。曇っているものの、路面は乾いている。これは期待できるかもしれない。
 理事長岩を目指すことにする。ダートの林道をしばらく走ると、駐車スペースのすぐ上に理事長岩エリアが樹幹越しに見える。

 私は中里の岩場に来るのは、今回で2回目。初めて来たのは2年前の5月連休時で、5月1日に理事長岩で登り、翌2日に木古里岩で登っている。二子山に何度も来ていることを考えると、距離的にはそれほど変わらないはずの中里の岩場にももっと行っても良さそうなものだが、なかなかその機会がなかったので、再訪したいと思っていたのだ。それに理事長岩ならS木さんが登れそうなルートもいくつかあるし。
 2年前の理事長岩では5.11台のルートは3つほど登っていて、「転がる理事長」5.12bは2便ほどトライしたものの登れず仕舞だった。

 今日の岩の状態は、ところどころ濡れているところはあるものの、ほとんどはよく乾いている。湿気っているということもない。これは一日クライミングが楽しめそうだ。二子山以来久しぶりに石灰岩に触れるのも良いし。
 準備をしていると、長野県から初めてこの岩場に来たという女性二人組がやって来た。その人達は午前中ここで登ったあと、木古里岩に移動していったので、この日の理事長岩はほとんど貸切状態だった。
 S木さんに登ってもらうために「シャレード」5.9にトップロープをかける。S木さんが1便出したあと、2年前からの宿題になっている転がる理事長をやることにした。2~3ピン目間の数手に核心部が凝縮された短いルートだ。

○「転がる理事長」5.12b 1便目(通算3便目) ×
 2年ぶりのトライは核心部でさっそくテンション。3ピン目をチョンボ棒でクリップして、いったんトップアウト。トップロープ状態でムーブを探る。
 核心部の入りは、左手縦サイドホールドから上方のウニュウニュした形状のホールドに手をいっぱい伸ばしてピンチ。その時右足は足下のコルネ上。それから左足を左下のコルネに当てると、私のリーチなら左手で上方のカチに手が届く。身長が無いとこれが遠いから苦労するのだろう。そして、右足を壁中の小さな凹みに当てつつ、右手をさらに上方のホールド、左手をすぐ隣りのホールドへ。右足をハイステップ気味に右方にあるホールドに乗せながら3ピン目のクリップ。あとは、右足に乗り込みながら右のコルネを取って、岩を右に回り込むように登り、登った先の左ちょっと奥に終了点がある。

 S木さんが「シャレード」にもう一度トップロープで練習したあと、リードで登ってレッドポイントする。岩場では5.10aをいくつか登っているそうで、ジムでもっと登れることを考えると、岩場に慣れてくればグレードがもっと伸びるだろう。
 S木さんに次に「ジャスミン」5.10aを登ってもらうためにトップロープをかけてから、転がる理事長に2便目を出すことにする。

○「転がる理事長」5.12b 2便目(通算4便目) RP
 先ほど書いたとおりのムーブで核心に入ると、思わず気合の声が出る。核心部から右のコルネが取れるとホッとする。あとは落ち着いて終了点へ。こうしてレッドポイント。以前は歯が立たなかったことを思うと、この2年で少しは力がついたのかなと思う。あちこちの岩場に残っている宿題の一つがこうして片付いて良かった。

 S木さんが「ジャスミン」にトップロープで3便ほどトライする合間に、私は「復活・右」5.11cをやることにした。

○「復活・右」5.11c OS
 「復活・左」5.11aは2年前に登っているので、今日は右にトライ。岩を見上げると、上部の岩がこちらに倒れ掛かって来るようにかぶって見える長いルートだ。
 ガバホールドを伝ってぐいぐいと登っていく。日本100岩場のコメントを見ると、「珍しいトウファのテラス」とある。トウファとは何だろうと思いながら登っていくと、中盤の棚状のところがどうやらそれらしい。あとでネットで検索してみると、Tufaと書いて石灰華とかいうものらしいがよく分からない。ここでレスト。
 テラスからはかぶってくるが落ち着いてホールドを探ると見つかるものだ。だんだん腕がヨレテきたが、無事マスターオンサイト。やった。しかし、グレーディングとしては甘いのかなあ。長いだけでこれと言った核心はよく分からなかったし。でも、ジム気分でぐいぐい登りたい人にはおススメ。

 理事長岩で残っているルートは、濡れている5.11台の1本を除いて、あとは5.13aばかり3本となってしまったので、S木さんを誘って、一度行ってみたかった天狗山南壁を探すことにした。「デジタルステップ」5.12aなど、やってみたいルートがあるのだ。
 理事長岩から踏み跡を辿っていくと、ボルトの打たれた岩場が現れる。これが天狗山南壁かと思ったのだが、そうではなく、群馬エリアというところらしい。100岩場のルート図と実際の岩場を照合してもよく分からない。
 植林のなだらかな尾根の鞍部の先に別の岩場が見える。どうやらこれが天狗山南壁のようだ。ルート図と照らして、「デジタルステップ」5.12aを見定める。上部ハング部分で、下部が共通する「職業ランジ」5.12cと別れて左に登って行くようだ。

○「デジタルステップ」5.12a 1便目 ×
 前半も気が抜けないが、ヌンチャクをかけながら落ち着いて登っていく。4~5ピン目あたりからだったか、ラインが右にトラバースするようになる。ここで、左足を小棚にトウで残しつつ細かいホールドを伝って、じわじわと右に身体を移していくところが悪い。何とか粘ってそこをこなし、ハング下縁に達する。ここまでで5.12aくらいありそう。
 見上げると、確かにボルトが二手に分かれている。目指す左上方には薄いコルネが見えるが、そこに行くまでのハング下縁に保持できそうなホールドがない。手を伸ばしたものの、どこにも手は届かずテンション。探してみてもイケそうなホールドもムーブも思いつかない。本当に5.12a?と思いつつ、残り時間を考え、これ以上のトライを諦める。
 残置カラビナを頼りに下りる。敗退。

○「うっちゃり」5.11a OS
 せっかく天狗山南壁まで来たので、手堅く落とせそうな5.11aをやることにした。デジタルステップを終えてそれほど休んでいないので腕が重いのだが、理事長岩に戻ってS木さんがもう1本登ることを考えると、もたもたしていられない。
 凹角に走ったクラックにところどころ指が入るサイズの隙間があり、これを横に引くように登っていく。前便で身体はヨレているのだが、粘って登っていく。クラック内のホールドで濡れているところでは、左右の手を持ち替えながらチョークアップする。そして、最後のハングの乗っ越し。腕の力が無くなってしまう前に越えてしまわないと。右手はハング先の右向き角状のホールドへ。左手でやはりハング先の適当なホールドを持ち、右足をハング上にハイステップ。ここでも気合の声が出して乗り越える。目の前に終了点があり、登り終えたことが分かった。かなり必死になって登ったのだ。オンサイトできて良かった。理事長岩から離れた岩場まで付き合ってビレイしてくれたS木さんに感謝。

 鞍部の下に見える車道を目指して、車道と並行するようにあるかすかな踏み跡を辿って車道に下りる。理事長岩から歩いてきたほうが楽かもしれない。
 理事長岩に戻ると、時刻は午後5時前。最後にS木さんに「セレナーデ」5.10aを登ってもらうため、トップロープをかける。出だしがかぶり気味で、終盤は二子山祠エリアの「話がピーマン」5.10aの上部の形状のようなガバ穴ホールドが続くルートだ。
 S木さんには筋トレも兼ねて、トップロープで連続5便登ってもらった。たくさん登って、目指せイレブン!

 宿題だった「転がる理事長」が登れたし、5.11台を2本オンサイトできたし、天狗山南壁にも行けたし、前日の甲府幕岩がほとんど登れず消化不良だった気分が晴れた。
午後6時過ぎに岩場を離れる。小鹿野町のようかみ食堂で夕食。国道299号線を経て解散。

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海の日の3連休、甲府幕岩へ

7/14(土)~16(月)
 この3連休は、T沢さんと初日を除き甲府幕岩で登った。

■7/14(土) 山荘で過ごす
 早朝、中央道から山梨県に向かう。T沢さんから連絡があり、観音峠経由で岩場に向かわずに、まずは韮崎にあるT沢さんの山荘へ行くことにする。
 途中濡れていた路面は甲府あたりは乾いていたが、須玉が近づくと再び濡れてきた。明るい曇り空といった感じの空模様だが、岩場は濡れていそうだ。この日は、山荘の中にずっといた。クライミングはできなかったけれど、T沢さんといろいろと話をした。そのなかで、夏の間にちょっと山登りをしてこようかなと思うようになった。ここ何年もしっかりとした山登りをしていないので、北アルプスあたりにでも行けたらいいかな。T沢さんも北アを巡ってくる計画があるらしい。
 夕方、スーパーに買出しに行って、T沢さんが夕食を作ってくれる。山荘の近くに生えているヤブカンゾウの花を摘んで、それを茹でて料理に添える。アルコールが入ると眠くなってくる。

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■7/15(日) 甲府幕岩①
 私の車で、岩下の十王経由で岩場へ。駐車場でM田(Mっつん)さんと合流。
 私はM田さんに会うのは初めてだが、M田さんはアラポテト5.13aをトライ中とのことだから、3週間前に甲幕に来た際に会っていたのかもしれない。これまた初めてお会いするG藤さんも加わる。
 私は、T沢さんがトライ中という幻の右5.12cをやってみることにした。アラポテトの左隣りにあるルートだ。
 わささび5.10bを1本登ったあと、幻の右にトライ開始。高い1ピン目からフレークを使って直上、そこから右にトラバースするところが最初の核心、アラポテトとホールドを共用するようにトラバースを終えると、つぎの核心左に向かって登っていく。ここが難しいところ。
 1便目は、テンションしまくりながら登るもトップアウトできず。2便目は、自分なりのムーズを見つけて何とかトップアウト。3~4便目は、ほかの人達のムーブを見て、左足杯ステップのムーブをやってみるが、自分には合わないようだ。最後の5便目は2便目のムーブに戻して、テンションまじりで再びトップアウト。疲れた。最後の便は、気温が少し下がってきて岩が若干結露してきた感じで、ヨレた身体ではまるで話にならなかった。
 この日、アラポテトにトライしたのはM田さん一人。幻の右をトライしたのは、すでにアラポテトを登っているMぽりんさん、H野さん、G藤さん、T沢さんに私の5人。

 アラポテトを完登できなかったM田さんは翌日も登るかもしれないということで、不帰に我々と山荘に泊まることになった。T沢シェフによる夕食を食べながらビールを飲む。

■7/16(月) 甲府幕岩②
 M田さんは午後に所用があるので、午前中だけという条件で岩場へ。幻の右を登りながら、アラポテトにヌンチャクをかけてくれる。が、岩は前日よりも湿気っていて、前日の疲れが残った身体では確実にはトライできないようで、M田さんは1便のみ登って回収、帰って行った。
 T沢さんと私も幻の右に1便ずつだけだして回収。残った時間はほかのエリアに行くことにした。
 森の散歩道エリアで荷物を解き、つぎいってみよー5.11bをやってみることにした。中間部の核心部ができずオンサイトはならず。2便目で確実にレッドポイント。
 続いて、左隣りにあるジョージア5.11b/cをやる。これもオンサイトできず、2便目でRP。

 山椒王国エリアではK藤K子さんが、スモーキーマウンテン5.12cをトライしていた。クライミングを終え、山荘に戻る途中、富士山の方角を見ると渦のような不思議な形の雲が空に浮かんでいた。

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 どうせ大渋滞している中央道に慌てて乗っても仕方ないので、ちょっと横になって休んでから山荘を発った。夜10時頃でもまだ20kmという渋滞が続いているようで、途中のサービスエリアで車中泊してから、翌早朝に帰宅。シャワーを浴びて仕事に行く支度をする。しかし、車中泊ではぐっすりとは眠れないので、日中は眠かった。

西丹沢・東沢本棚沢でなく、カル沢で沢登り…。

7/8(日)
 前日ベースキャンプで登った際に、所属山岳会のN野さんと話して、翌日も雨模様の予報だけれど、またジムで登るよりはどうせ濡れてしまう沢登りに行こうということになった。
 行き先は、滝登りが楽しめそうな西丹沢の東沢本棚沢。先日、悪沢に行った際に立ち寄った西丹沢自然教室が起点だ。

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 日曜日早朝、N野さんと待合せ、首都高~東名道から大井松田ICで下り、丹沢湖経由で西丹沢自然教室へ。準備を済ませ出発したのが7時半。キャンプ場のある車道を少し歩き、右手の登山道に入っていく。ツツジ新道をずっと歩いていくと、ゴーラ沢出合近くで登山道が河原を横断しているので、そこで沢靴に履き替える。

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 このあと、10個ほど堰堤を越えることになるのだが、水の中を歩くわけではないので、フェルトソールを消耗させないためには、堰堤地帯を過ぎた林道に架かる橋で履き替えれば十分だ。朝のうちは陽射しもあったけれど、橋のあたりでぽつぽつと雨が降ってきた。以後、少し降ったくらいで、下山時はやんでいた。

 橋下にあるのが、5mF1か。その次に10mF2があり、いちおうロープを出して私がリードするが易しい。

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 その後25mF3本棚を目指してしばらく歩いていくと思ったのだが、あとで振り返るとこのあたりのどこかで沢を間違ってしまったようだ。結論から書くと、本棚沢のF3に至る前に、左手に分かれるカル沢という沢に入ってしまったようだ。あとで思い返してもどこで間違ったのか思い出せない。

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 本棚沢と思い込んでいるカル沢を詰めていくと20mくらいの滝が現れた。これがF3だと信じ私のリードで取り付く。
 滝の右側の段状から取り付き中盤へ。そこからさらに直上するのは無理そうなので、水流に濡れながら左にトラバース。そこから草付きの中にある古いスリングがあるところを越えるのがライン中の核心となった。動いてしまう石があるので、おいそれとはつかめない。浮いているガバ石よりは、カチでも良いのでしっかりした石のほうが安心して体重をかけられる。なんとかフリーで身体をあげ、右斜上するように登っていく。相当ランナウトしているし、途中きめたカムもあてにならないけれど、A0することもなくフリーでこの滝を突破することができた。難易度的には、先日行った悪沢のF2と同じくらいの印象。
 フォローで登るN野さんをビレイするため、適当な立木が近くにないため、沢床にある大石にスリングをかけて支点とする。

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 その後は、開けた二俣を左に取り、それらしい滝もないまま登っていくと、左岸の枝尾根が近づいてくる感じで、稜線まで間もない様子。おかしい。20mF6滝も45mF7涸滝も現れない。ガレを詰めると登山道のある尾根に出てしまった。あれれ。
 時刻は正午頃。時間があるので、登山道を左に少し歩いたところから、別の沢を下りてみることにした。45分ほどくだると、二俣を経て、先ほど登った滝に行き着いてしまった。明らかに本棚沢ではない。再び登り返し、開けた二俣を今度は右に取り、途中から右手の枝尾根に入る。しばらくそこを登ると再び登山道に出た。沢靴を履き替えて、登山道を右手に歩いていくと、檜洞丸の山頂に着いた。Imgp5663

 山頂に向かって左側に出てしまったことが判明した。いまさら戻って本棚沢をやり直す時間はないので、今回は諦めてツツジ新道を下山することにした。N野さんに山岳会の人達の話しを聞きながら、どんどんと下っていくと、途中、数組のハイカーを追い抜いた。車を停めた西丹沢自然教室に着いたのは午後4時半頃。
 東名道は事故渋滞している区間を避けて、厚木ICから乗って帰った。残念ながら本棚沢に行けなかったので、N野さんとはいつかリベンジしようという話しをして解散。

クライミングジム通い(7月上旬)

■梅雨の中休み、ベースキャンプへ

6/26()

 仕事を終え、ベースキャンプへ。ボルダリングをやって疲れた頃にN野さんがやってきた。この日は、ミニコンペが行われて、5.10台、~5.11b5.11c~と3つにクラス分けして、用意されたルートを各自で登って、到達高度を競うという内容だった。

 面白そうなので、5.11c以上のクラスで参加することにした。順番待ちで混雑していたので、しばらく他のルートを登ってから、4番というのをやってみた。終了点手前がヨレてきたところでホールドが細かくなるのだが、ここでどこの馬鹿者か、レーザーポインターでチラチラと照らして邪魔する輩がいたものだから、ただでさえギリギリだったのに、集中力が切れてフォール。こんなマナー知らずの奴には二度とジムには来てほしくない。

 平日夜の限られた時間の中、順番をずっと待っているというのはもったいないし、先のレーザーポインター事件があって、すっかりやる気が失せてしまった。

 あとは、N野さんと交代でひたすら登り続けてヨレヨレ。でも良い筋トレにはなった。

■小川山から転進、ベースキャンプへ

7/1()

小川山から転進してきたSのさん、S木さん、私の3人がベースキャンプに到着すると同時に、小川山で別グループで登っていたN藤さん達2人もやってきた。ほかのメンバーは帰宅してしまったと言う。

着いたのは午前11時半頃で、夕方6時までみっちり登った。ヨレ気味だったけれど、私は平日夜に来た際にトライしていた5.11cがレッドポイントできたし、5.12aも完登できなかったけれどたくさんトライできた。S木さんもジムではこれまで5.10aが最高だったそうだが、5.10b、さらに5.10cと登って喜んでいた。

2人をそれぞれ送ってから帰宅。小川山で一日しか登れなかったのは残念だったけれど、ジムで登り込めたから、まあいいかな。2人も父岩などでいくつも登れて良かったようだし。

■丹沢の沢登りのあと、初めてのPUMP2

7/3()

 西丹沢・中川川悪沢の沢登りが体力的にあまり疲れなかったことから、私の希望で、HN田さんとともに中野島のPUMP2へ。私はこのジムに行くのは初めてだ。

 初回登録を済ませてから、ルート壁へ。これがうわさに聞くツナミか。確かに高くてかぶっている。沢でそれなりに疲れていることから、5.10cくらいから登り始めて、5.11aまでしかトライしなかった。PUMP2には5月のGWに一緒に行ったS井さんや、タイ・プラナンで日程が少し重なったI手さんも来ていて、また私が所属する山岳会の数人もこの日来ていた。みんな、頑張っているなあ。

 HN田さんを家に送らないといけないので、夜9時にはジムを出る。また、このジムに来ることがあるかどうか分からないけれど、とりあえず登ることができて良かった。

■蒸し暑さの中、ベースキャンプへ

7/5()

 今日は蒸し暑かった。仕事を終えて行ったベースキャンプも蒸し暑かった。一昨日の沢登りの疲れが残っているというより、冷房をつけて寝たせいだと思うが、身体がだるい感じ。

 それでも、ベースキャンプでいまだに登れていない5.12aに何度もトライ。結局登れなかったものの、筋トレにはなった。ここのところ、暑いせいで食欲も落ちてちょっと痩せたかもしれない。一緒に登ったA見さんも調子はいまいちの様子だった。

■雨の七夕、ベースキャンプへ

7/7()

 雨の予報のためこの週末は岩場に行くのは中止。その代わり、A見さんに連絡してベースキャンプに行くことにした。あれこれトライしていて宿題ばかり増やしていたが、この日、5.12a3つも登れた。

ジムのルート壁に通いつめるということをしてこなかったので、何年も前の浦和エナジーで登った1本を除けば、ジムで5.12aを登ったのは今日が初めてだ。

先月、平日夜にミニコンペのようなものがあって、その4番目の設定ルートがまず初めに片付き(このルートは明日でなくなってしまうようだ)、あとは数便ずつトライして2本を登った。4本目もと頑張ったが終了点まで2手程迫るまででレッドポイントできず。でもこれもヨレてなければできそうだ。やはり明日でなくなってしまう5.11cも登れた。これからは5.12bあるいは12cくらいをトライすることにしようかな。

ところでこの日、シライシアシマちゃんという女の子がベースキャンプに来ていた。アメリカ在住で、昨年に若干10歳で5.13dを登ったという。天才少女っているんだなあ。

西丹沢・中川川 悪沢で沢登り

7/3(火)
 HN田さんと西丹沢の中川川にある悪沢を遡行してきた。ハイライトとなる30mF2滝では、巻くのは論外として、A0することもなくフリーで突破できるなど短いながら充実した沢登りが楽しめた。

 早朝5時に新車エクストレイルでHN田さん家まで迎えに行く。首都高~東名道と走り、大井松田ICから丹沢湖経由で悪沢に架かる割沢橋のたもとに駐車。今は晴れ間があるが、今日はこれから天気が崩れてくるはずだ。
 私は丹沢の西部に来るのは初めてだが、HN田さんは当然ながら丹沢に関してはものすごく詳しい。当初は玄倉川のザンザ洞に行く予定だったのだが、玄倉林道が土砂崩れで不通となったそうで、悪沢に変更した経緯がある。
 今回参考にした遡行図は、例によって「東京起点沢登りルート120」(山と渓谷社)で、滝の記載などはそれに寄る。

 準備を済ませ、7時半に出発。すぐに10mF1滝が現れる。
さっそくロープを出して、私がリードで登る。水流の右側を登るのだが、それほど難しくなかったと思う。

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 前述のガイドブックの記載ではF1からF4まで立派な道から巻いてしまってばかりだが、これらの滝をみな巻いてしまっては、わざわざ悪沢に沢登りに来る意味が半減してしまうだろう。

 そして、この沢の核心となる30mF2滝。
 水流の右側に残置スリングが垂れ下がっているのが見える。まずはあそこまで登り、左の水流に向かってトラバース、水流から再び右側を登り、落口に抜けるラインとなったのだが、このトラバースが最も大変だった。
 8:15に私のリードで取り付く。慎重に残置スリングまで行き、ランナーを取る。そこからさらに壁を直登するのはやはり無理のようなので、残置ピンだけでは心もとないので、ハーケンを打ち足し、トラバースを試みる。
 ネットの遡行記録を読むと、このピンにスリングをかけて、それをつかんでA0しながら身体を左に移していくようだが、まずはフリーで突破できないものか試みることにする。
 残置ピンの位置から左下を見るとフットホールドになりそうなものがあったので、少しクライムダウンする。残置スリングをつかむことはせず、濡れて滑りそうなホールドを右手で持ちながら、左側のほうにホールドを2つ見つけて、それに移る。
 そこから、左側の水流のさらに向こう側に左足を伸ばすと、身体が水流の真ん中に入る。水流の両側をステミングしながら数歩あがり、再び水流右側の壁に移るラインを見つける。残置ハーケンにランナーをとったほか、その上方の岩の割れ目にキャメロットをきめておく。
 さらに登って滝の落ち口を突破。やった。水を浴びてビショビショだけれど、A0することなく、F2をフリーで登攀できた。時計を見ると8:49。34分を要したわけだ。フォローの支点を取るのに、残置ピンも適当な立木もないので、少し奥の沢床中央に転がっている石にスリングをかけて支点とする。スリングがすっぽ抜けないように、ほかの石を積み上げておく。
フォローで登ってくるHN田さんをビレイしながら写真を撮る。後半部分でHN田さんがヌンチャクを引っ張ったところ、残置ハーケンが抜けたようで、ロープにびよーんとぶらさがっていた。私がリードした際は、その上にカムをとっていたので、万一落ちてもカムが効いてくれたはずだが。
 抜けたハーケンを持って、HN田さんが滝上まで登ってきた。見ると、赤茶色のサビサビで膨らんでいる。私が打ったハーケンも回収してくれた。今後登る人は、打ち足さない限り、抜けた個所の残置ハーケンは無いのでそのつもりで。まあ、すっぽ抜けるような古いハーケンを頼りにするよりは、自分で打ったほうが安心だろう。

Imgp55802 Imgp5588

 F2を超えたすぐ目の前にある7mF3滝。
 ここでもいちおうロープを出して、水流の左側を登る。
 それから25m3段F4滝。高さはあるが、右側から登れる。F2よりずっと易しい。Imgp55934

 いくつか滝を越えV字状のゴルジュを抜けると、今度は10mスラブ10m滝。
 ここは、HN田さんがリードすることになった。ガイドブックには水流右の細かいホールド・スタンスを拾ってとあるが、HN田さんは滝の左側にある斜面を登る。ガイドブックでいう10mスラブ滝だと思うが。
 HN田さんが果敢なクライミングで抜けたあと、私がフォローで続く。グズグズの斜面をトラバースしていくのが怖い。よくこんなところをリードできたものだ。

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 続く2段8m滝は私のリード。水流の右側から1段上がる。そこからさらに直上するのは厳しそうなので、水を浴びながら水流の左側にトラバース。左側から滝を2段目を超える。ここもフリーでいける。

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 ロープを出したのはここまでで、その後、多段15m滝はロープを出さずに登る。Imgp5607

 いくつも小滝を越えていくと、水量も減ってくる。だんだんと曇ってきた空から雨が降り出してきた。二俣を右にとり、水流がなくなると、斜面の中の岩床をたどって立木をつかみながら登っていくと、尾根上に出た。12時40分頃。入渓から5時間10分。

 下降は沖箱根沢の計画で、尾根の反対側の下のほうに見える沢がどうやらその沢のようだ。そこを下っていって、クライムダウンできないところでは、左手の尾根のうっすらある踏み跡らしきものをたどっていく。

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 再び沢に戻り、現れた滝を懸垂下降すると、あれれ、なんだかつい先ほど見た感じがする。2段8m滝だ。雨はけっこう降っている。太い立木にロープを架けて懸垂下降を何度か繰り返す。下部の滝あたりには立派な作業道があるので、それをたどって下りていくと、車を停めた入渓点に帰着。
 行程が短いので体力的にはそれほど疲れなかったが、滝登りでは一切巻くことはなく、それもA0することもなくすべてフリーで登れたのは良かった。

 エクストレイルの荷室に濡れて汚れたギア類をどかどかと積み込み、HN田さんの希望でいったん西丹沢自然教室という中川川を奥に行ったところにある施設に行く。
 その後、帰途につくのだが、それほど疲れなかった私がHN田さんに無理にお願いして、まだ行ったことのない中野島のPUMP2に行くことにした。
 詳しくは、別途「クライミングジム通い」に書くことにする。

今年初めての小川山

6/30()

 67月にまたがる週末は、金曜日夜発で小川山へ。メンバーは入会した山岳会のSのさんとS木さんと私の3人。納車からまだ一週間の私の車で、残業して待っているSのさんの会社まで迎えに行き、続いてS木さんを明大前駅まで迎えに行く。そこから永福ICはすぐそばだ。Sのさんは山スキーを含め登山歴は長いようだし、S木さんはこれからもっとクライミングをやりたくてたまらないといった感じだ。3人の中では、クライミングのグレード的には私が一番登れるので、いちおうリーダーということにして小川山の岩場を巡ることにした。

同会のほかのグループも当初の谷川岳に行く計画を中止して小川山に転進することにしたらしい。深夜、塩川ダムに着いた我々3人はテントを張る。ビールをちょっと飲んでから寝る。

 土曜日朝、天気はまずまず。信州峠を越え川上村に入ると天気はもっと良くなってきた。昨秋以来の廻り目平は、翌日の天気予報が悪いせいか、来ている人は少ない印象。テントとタープを張っていると、同会の他のグループの人達もやってきた。

 我々はまずは兄岩に行くことにした。私がトップロープを張って、もみじ5.10aやガンバレクマさん5.10bを他の2人が登る。私がムーンサルト515.11aを再登してから、乳岩に移動。

 小川山ストーリー5.9を団体が占めている間、近くにあるタジヤンⅡ5.10aというスラブのルートをやることに。下部に2カ所の核心があるのだが、何とかテンションせずに登りきれた。スラブは苦手だ。トップロープで二人も登る。ストーリーが空いたので、S木さんが果敢にリードで挑戦するも惜しくもテンション。

私が、クはクライマーのク5.10cをこれまた辛くもオンサイトしたあと、二人は小川山ストリート5.9にトライ。出だしから少し悪いようなので、これも私がトップロープを張る。

最後に妾岩に行った。ここでは、ザ・ファーム5.11bをトライ。湿気ったホールドに耐えて、チョークバッグからチョークボールを取り出して、ホールドにチョークを付けながら登るという格好で、マスターでオンサイト。やれやれ、よかった。二人はトップロープにして左側面のボルトが抜かれているらしいクレインⅠとかⅡをやるも、真ん中のワイドクラックの処理がなかなか大変なようだ。

こうしてこの日のクライミングは終了。テントサイトに戻ると、同会のほかのグループの人達もすでに戻ってきている。

シャワーを浴びてから夕食の準備をする。夕食は私の担当で、カセットコンロに焼肉鍋に、冷凍しておいた焼肉、サラダなどを用意する。あとは自販機で買ったビールを飲みつつ、食べる。一方で、Sのさんが焚き火を熾してくれる。

 飲み過ぎたなーと思いつつ、食器を洗ってからテントに入って寝る。金峰山荘の受付で見た明日の天気予報は雨。どうしよう。

7/1()

 朝、起きてテントの外を見ると、まだ雨は降り出していないものの、どんどん曇ってくる空模様だ。雨の降りだしを気にしながら登るのもイヤなので、廻り目平を離れることにした。

ちなみに、これまで圏外だったauがここ廻り目平でもアンテナが立つようになった。よかった。

群馬県方面の雨の降り出しが遅い予報だったので、榛名黒岩に行ってみることにした。しかし、軽井沢あたりから逆に雨が強くなってきた。榛名山の麓あたりに来たあたりで黒岩を諦め、クライミングジムに転進することにした。3人で向かった先は入間のベースキャンプ。

ジムの記録は、別途「クライミングジム通い」に書こう。

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