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雨と晴れの甲府幕岩

8/18(土)~19(日)
 お盆後半の週末、N野さんと甲府幕岩へ行ってきた。当初、谷川岳に沢登りに行くつもりだったのだが、土曜日の天気予報が悪く増水を心配して中止。代わりに、クライミングに行くことにした。
 土曜日は、予報どおりと言えばそのとおりなのだが、甲府幕岩でも雨が降り出してほとんど登れず。一転、日曜日は快晴で終日クライミングが楽しめた。

■8/18(土)
【甲府幕岩】
 早朝、西武鉄道の所沢駅でN野さんと待ち合わせ、入間ICから圏央道~中央道と走り、甲府昭和ICで下りる。観音峠から甲府幕岩へ向かおうとオートキャンプ場を過ぎたところで、犬の散歩をしているおじさんが手を振っている。車を停めて聞くと、すぐ先で通行止めになっているから観音峠からは行けないという。
 仕方がないので、通行止めになっているところから分岐している林道に入る。途中ダート区間もあり、明野方面に出てから岩下の十王から甲府幕岩に行った。
 クリスタルラインは瑞牆方面は通行止めになっているのは知っていたが、観音峠のところは土砂崩れで不運にも前日に通行止めになったばかりのようだ。
 そんなわけで、林道の通行状況は刻々と変わりえるので、事前にネットで「山梨県 県営林道通行規制情報」などで調べてから行くのが無難だ。
 ただでさえ、いつ雨が降り出すか分からない天気予報のこの日、予定より遅れて岩場に到着。駐車スペースには他の車はまだ来ていない。
 前日も雨が降っていたはずだが、岩はそれなりに乾いている。まずはアップでメルヘンランドにあるHIVE5.10aを登る。
 それから、私は森の散歩道エリアにあるオンリーワン5.11d/12aをやってみることにした。

○オンリーワン5.11d/12a 1便目 ×
 まずはヌンチャク掛け。限定があるのかどうかは知らないけれど、右側にある凹角クラックは手も足も使わない。クラックそばのホールドまでは使うけれど。1便目はヌンチャク掛けのつもりだし、やはり難しいのでテンションしまくり。岩は乾いてはいるけれど、湿度が高いので保持しているとヌメってくる感じがする。なんとかヌンチャクを掛け終える。

 数組のクライマーがあとからやって来たようだ。N野さんがGATE5.10b/cに1便出してみる。時々陽が射していた空もいつの間にか雲が厚くなってきて、そのうちごろごろと雷鳴が聞こえるようになってきた。まだ午前中なのに~、と空に向かって文句を言う。N野さんは何とかトップアウトしてヌンチャクを回収する。いつ雨が降り出してくるか分からないからだ。
 まだ降り出してきていないので、私はもう1便オンリーワンに手を出してみることにした。

○オンリーワン5.11d/12a 2便目 ×
 テンションしながら不確定なところのムーブをさらにあれこれと確かめる。しかり雷鳴が近づきつつあるので、ヌンチャクを回収して下りる。明日は晴れてくれることを期待しよう。

 降り出す前に荷物を撤収して、いったん車に戻ることにした。正午前頃だ。まだ登っているパーティーもいる。駐車スペースに戻る途中、先月末に小川山に行った際に久しぶりに会ったKきさん達にばったり会う。Kきさん達も観音峠が通れずに今頃到着したという。
 降り出していた雨は、車に入ったとたんにザーザーと雨足が強くなってきた。夕立のようだ。絶妙のタイミングで切り上げたおかげで濡れずに済んだ。しかし、これで今日の岩場はもうダメだろう。Kきさん達もすぐに車に戻ってきた。

【サントリー白州蒸留所】
 午後丸々空いてしまったので、どうして時間をつぶそうかと話して、白州のサントリーのウイスキー工場を見学に行ってみることにした。
 私もN野さんも何度も見学に行ったことがある。私は、前回行ったのはちょうど2年前で、甲斐駒・黄蓮谷の沢登りから下山してきて、HN田さんとO形さんと行った時だ。このときは見学後のウイスキーの試飲の際に、10分ほどの限られた時間でO形さんが4杯くらいおかわりして、べろべろに酔っぱらっていた。ドライバーの私はもちろんジュース。

 で、今回も私はドライバーなのでジュースのみ。夏休みだからか見学者が多い。
見学後に、ほとんど登らず大して疲れていないけれど、むかわの湯という立ち寄り温泉で汗を流す。
 温泉後に買い出しに行ったスーパーやまとでは、ウイスキーを飲んでいる人たちを見て自分も飲みたい気分になっていたので、発泡酒のほかに缶のハイボールも買って、今夜の寝場所へ。

【ラタトュイユ】
 某所の駐車場に車を停め、近くの東屋にテントを張って、お酒を飲みながら夕食の支度をする。
 今晩の食事は私が用意した。考えた献立は、先日、上越の万太郎沢に行った際にHN田さんが用意してきたラタトュイユという野菜煮込み。こういう料理もあるのかと、自分も作ってみることにしたのだ。元々予定していた沢登りで試してみるつもりで食材を買ってしまっていたので、使ってしまわないといけないし。
 あれこれと夏野菜を鍋に入れて、水は一切加えずに、コンソメやコショウでで味付けするだけ。
 用意した野菜は、ピーマン、パプリカ黄、ズッキーニ、ニンジン、カボチャ、ぶなしめじ、トマト、たまねぎ、ナス、ニンニク1片。あと、コンソメとコショウ、オリーブオイル。
 オリーブオイルをひいてニンニクを炒め、あとは火の通りにくい野菜から入れ、調味料も入れる。はじめは炒めるような感じだが、しばらくすると野菜から水分が出てきて、あとは煮込むだけでできあがり。いたって簡単だ。
 食べてみるとなかなかイケる。ご飯のおかずに合う。また、作ってみよう。
 食事を終え、外にいるのがちょっと寒くなってきたので、テントの中に入って残りのお酒を飲みながら枝豆を食べる。寝たのは21時半頃だったと思う。

■8/19(日)
【甲府幕岩】
 5時半に起きる。夕べお酒をちょっと飲みすぎた。頭がちょっと重い。お酒の強いN野さんは何でもなさそうだけど。深夜のうちに、同山岳会のA山さん達4人も来たようだ。
 簡単に朝食を済ませ、我々はA山さん達より一足先に甲府幕岩に向かう。まだ7時半。まずはペンタゴン5.9でアップ。私は前日トライしたオンリーワン、N野さんはピリカにトライするということで、ほぼ中間地点のペンタゴンに荷物を残して、2つのルートを行き来することにした。明け方にも雨が降ったようだが、岩はよく乾いていて、HIVEのアプローチ部分が濡れていたくらいかな。

○オンリーワン5.11d/12a 通算3便目 ×
 前日雨で回収したヌンチャクを改めて掛け直す。このヌン掛け便であれこれムーブを確認して固めておく。

○オンリーワン5.11d/12a 通算4便目 RP
 N野さんがピリカにトライしてヌンチャクを掛けた後、オンリーワンに戻る。
 ところで、普段履いているクライミングシューズをリソールもしないまま履き続けているので、いよいよエッジが擦り減ったシューズしかなくなってしまっていた。スポルティバのシューズを買うことが多いのだが、値段が高いし、あまりこだわってはいない。そこで、金曜日に目白のカラファテに行って、スカルパのインスティンクトというレースアップを買ってみた。ソリューションもリソールしないとなあ。
 どんなシューズでもそうだが、新品はエッジが立つので小さなホールドでも安心して立ち込める。前便で固めたムーブを忠実に再現して、またレストできるところでは前腕をシェイクさせながら、じっくりと登って行き、無事レッドポイントできた。ほっ。

○初夏5.11d 1便目 ×
 オンリーワンが登れたので、荷物をHIVEのところに移す。N野さんがピリカにトライしたあと、初夏5.11dをやってみることにした。グレードがちょっと辛めという人もいるらしい。
 出だしの草が生えた斜面はちょっと濡れている。右カンテを使う終盤まではアプローチみたいな感じで、終盤にこのルートの難しい部分が凝縮されている。
 右カンテを使いながら身体をあげていくもテンション。あれこれホールドを探るが、終了点一つ下のピンに至るところが核心のようで届かない。右手でカンテを持ちながら、左手でいったんカチを二つ中継して、ピンそばのクリップホールドをキャッチするというのができない。ちょうど一日で一番暑い時間帯で、壁にも陽が当たって暑い。
 フォールを繰り返すも、数回目でクリップホールドをキャッチできて、ようやくトップアウトできた。終了点直下では、カンテを回り込み気味にカンテをあがり、カンテ上部のリップを取りに行って終わりのようだ。

○初夏5.11d 2便目 ×
 まだ陽があたっているが2便目を出す。例の核心部分に至るもカチに手が出せずフォール。うすかぶっているので、落ちてもどうせ空中だ。ふわーっと落ちる感じが悪くない。しかしヨレてきた。

○初夏5.11d 3便目 ×
 陽が西に傾いて、初夏の壁は日陰になった。上を見上げてもまぶしくないし。しかし結果は同じ。5.11dくらい一日お持ち帰りしなければいけないとは思いつつも、夕べちょっと飲みすぎたことを言い訳にする。
 涼しい秋にトライすることがあれば、きちんとRPしておきたい。

 N野さんもピリカのムーブを概ね解明できたようだが、残念ながらRPには至らず。代わりに、以前一度だけ触ったという動物がイッパイ5.10bをRPできた。
 残った時間で、私は木の実がイッパイ5.10c、ピリカと登り、A山さん達を含む他のパーティーが帰っていく中、最後にHIVEを登る。ずいぶんヨレてきたらしいN野さんにもトップロープで登ってもらった。

 岩場を離れたのは18時過ぎ。今日は一日良く晴れてくれた。中央道は大渋滞しているだろうと推測して、上信越道~関越道経由で帰ることにした。
 いったん信州峠を越えて川上村に入り、中込から国道254号線で内山峠を越え、下仁田で高速道路に乗る。鶴ヶ島付近で短い渋滞があったほかは順調に流れていて、22時過ぎにN野さんを自宅近くまで送って解散。

 6月23日に納車されたエクストレイルの走行距離はこの日までに4,300km弱。週末に岩場や山に行くのに、基本的に早朝か夜しか運転しないことを考えれば、ひと月に2,000km以上だから、けっこう走ったものだ。

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