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2012年10月

クライミングジム通い(10月)

■朝ラン B-PUMP荻窪へ

10/3()

 思い出したように時々走っているけれど、いつもは夜。今日は早起きして初めて朝走ってみた。起き抜けで身体の調子が出てくるのにちょっと時間がかかるけれど、涼しい空気の中走るほうが気持ちが良さそうだ。

 夜はオギパンへ。白色3級はいくつも登れて水色2級は登れないという、まあだいたいいつもの感じ。かぶった壁の課題もしつこくトライして筋トレにはなった。

○ダウンパンツ

10/10()

 モンベルの新宿南口店に行って、ULダウンパンツを買った。

同じものを持っていたのだが、今年5月にイタリア・スペルロンガのクライミングツアーの帰りの機内に置き忘れてきてしまったのだ。

 寒い季節に備えて買っておくことにした。

B-PUMP荻窪へ

10/11()

 3連休の鳳来での疲れが数日経っても抜けきらない感じだが、オギパンに行ってきた。

前回できなかった白色3級が登れたり、既登の橙色1級が登れたりした。

2週連続でどっかぶりの鳳来の岩場を登ったことで、疲れているとはいえ、かぶった壁に対応できる力がちょっぴりついたのかな。

■ベースキャンプへ

10/16()

 ベースキャンプに行くのはひと月ぶりだ。

 Sのさん、N野さんが来るまでボルダリングをしていたが、甲府幕岩の疲れがまだ残っている感じ。

 それでも、ルート壁を登り始めると、アップでよく登っている5.11cがこれまで以上にあっさり登れた。さらに、前は登れなかった赤テープ5.12aも登れた。

 二度しか行っていないとはいえ、鳳来のどっかぶりの壁を登ったおかげで、かぶったルートにちょっと慣れたのかも。

 3人で交代で登り続けたけれど、結構早いペースで順番が回ってきたので、早々に良い感じで疲れた。たまにジムのルート壁を登るのも良いもの。

○バッテリーあがり

10/18()

 翌日未明から鳳来に行くため、あらかじめ車に荷物を積んでおこうと駐車場に行くと、車のドアが開かない。リモコンキーのボタンを押しても反応しない。まさかバッテリーがあがってしまったのか。鍵穴にキーをさし車内に入ると、エンジンがかけられないし、室内灯も点かない。完全にバッテリーがあがっているようだ。何が原因だろう。どこが点けっ放しなのか分からないが。室内灯が点いていたというのがよくあるパターンだろう。

 ディーラーの担当者に電話すると整備士を連れて車ですぐに来てくれた。ジャンピングケーブルをつなぐとすぐにエンジンがかかった。

 整備士によると、完全にバッテリーがあがってしまったので、しばらくエンジンをかけておいて少しでも充電したほうが良いとのこと。10分ほどエンジンを回してからいったんエンジンを切り再びエンジンをかけるとかかった。完全にバッテリーがイッてしまっていると、ケーブルなしにエンジンはかからないということで、ひとまず安心。翌日は鳳来まで長距離運転するので、それだけ走れば走行中にバッテリーに充電されるだろうとのこと。

 それでも、一度あがってしまったバッテリーはあがりやすくなってしまうという。特に冬期長い間エンジンをかけないと、少しずつ放電しているので、あがってしまうリスクがあるという。

 放電を避けるためには、マイナス端子側のコードを外しておくとよいそうだ。ちょっと手間だが。もちろんエンジンを切った状態で作業すること。

 翌日からの鳳来では、エンジンがかかりにくいということもなく、とりあえず安心した次第。ディーラーの担当者さんと整備士さん、ありがとう。

○「山岳映画の夕べ」を観にいく

10/22()

 池袋の豊島公会堂で「第29回ユニセフチャリティー山岳映画会」というのがあったので、観に行ってきた。山の映画らしいということだけで、どういう映画なのかは知らなかった。

 開場前の建物前には行列ができていて、山岳映画というだけあって登山好きの人達が多そうだが、その大半は高齢者だった。

 上映された映画は5本。ビデオで登山の様子を撮影することを趣味としているアマチュアの人達が、自分たちが撮った作品を上映するというものだった。素人が個人で作ったものなので、本格的な映画と思っていた私としては期待外れだったが、こういう趣味もあるのかと参考になった。

 最後に上映された大正時代に撮影された冬期北アルプス登山の映像はなかなか楽しめた。

■ベースキャンプへ

10/23()

 ベースキャンプへ行ったが、3日間登った鳳来の疲れが残っている感じ。アップで登っている5.11cでは、先週より身体のキレが悪かったし。5.12aあたりをいくつもトライしたけれど、トップアウトもままならず。それでも、たくさん登ったから良いトレーニングになった。Sのさんと、遅くやって来たY内さんと。

1Q84」村上春樹著/新潮文庫(6)

10/24()

2ヵ月近くかけてようやく読了。天吾と青豆という2人の登場人物の物語。

並行して読んでいる本があるので、それも読み終えたら、さて次は何を読もうかな。

読書の楽しみは読むことそのものはもちろんだが、読みたい本を探したり選んだりするその過程にもあるな~。

B-PUMP荻窪へ

10/26()

 週末にはクライミングに行っているので、前日の金曜日にジムに行くということはまずないけれど、めずらしく今日は行ってみた。

といって、翌日岩場に行かないかと言うとそうではなく、所属山岳会の行事があって日中は某岩場で登ることになっている。けれど、本数も少なくグレードも易しい小さな岩場らしいので、ゆるゆると登るだけだろう。

なので、本気トライするようなことはないだろうから、ジムに行って指や身体をちょっと酷使しておいたわけ。

日曜日も別の岩場に行って登る予定なのだが、天気予報が微妙なところだ。

■雨の日曜日、ベースキャンプへ

10/28()

 所属山岳会の川井キャンプ場での行事を終え解散した日曜日朝、雨のため聖人岩に行く計画は中止、代わりに、Sのさんの車でベースキャンプへ。10時の開店直後に到着。別途、N野さんとS原さんも合流。

 金曜日夜にオギパンで登り、前日の土曜日は日向和田の岩場でゆるく登り、なによりも昨夜のキャンプでお酒を飲んで二日酔い気味の私の体調は相当にいまいちだ。それにキャンプで食べ過ぎた。

 いつもアップで使う5.11cのルートも、登ってみると身体が重い。時間はたっぷりあるので時々昼寝しながら登っていると、少しずつ頭が重いのが治まっていった。

先日登れないままだった5.12aがこの日3便目のトライで登れたし、ずいぶんヨレた頃にルーフの5.11cが登れたので、良いトレーニングになった。

初めてお会いしたO前さんによる即席クラック講習では、壁に作られたクラックルートをO前さんが歩くようにさくさくと登っていくのに感心。私もやってみたけれど、登るにつれてクラックの幅が狭まっていくので、ハンドジャムもフットジャムもうまくきめられなくなり途中で断念。クラックは奥深いと改めて思った次第。

すっかり暗くなった17時過ぎ、まだ雨が降り続く中、思い荷物を背負って武蔵藤沢駅に向かって帰る。

朝ラン

10/30()

走っていると書きながら10/3以来ひと月近くサボってしまった。

このままでは三日坊主なので、11月を迎える前に走った。

まだ暗い早朝5時過ぎ、前回走った時よりも季節は冬に近づき肌寒い。ゆっくり走っていると、少しずつ明るくなってきて朝を迎えた。

多くのスポーツに共通することだと思うが、体力づくりの基本はやっぱり走ることなんだろうなあ。

朝ラン & エスカラード クライミングジム

10/31()

・朝ラン

久しぶりに走った昨日の朝に続き、今朝も走った。

明日の朝は走らない。今夜はジムに行くから、朝はぎりぎりまで寝ていたいので。

・エスカラード クライミングジム

ということで、新宿にできたというジムに初めて行ってきた。

 場所は、新宿駅よりも新大久保駅から歩いたほうが近い。

 ビルの1階にあって、とても小さなボルダリングのジムだ。

私が会員カードを持っているジムでは、高田馬場のエナジーに初めて行った時にずいぶん小さいところだと思ったものだが、そこのさらに半分くらいだろうか。

 壁の傾斜もほんのうすかぶりが少しあるくらいで、どっかぶりの壁は無し。

 3時間ほどやって、3級課題がいくつか登れて2級も2つほど登れたので、グレーディングの感じはパンプと同じくらいなのかなあ。

 毎週通うようなジムでは決してないが、登録手数料を払ったことだし、来年のうちにもう一度は行くかな。

 小さい狭いと書き連ねてしまったが、こちら方面に用のある人はちょっと覗いてみては。

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奥多摩・カーネルロック & 川井キャンプ場

10/27(土)
 10月最後の週末、所属山岳会の会員が年に一度集まってキャンプするというイベントがあったので参加した。キャンプそのものは集合が夕方なので、日中は数名でクライミングすることにした。

■奥多摩・日向和田 カーネルロック
 T内さんの呼びかけでJR青梅線の日向和田駅に集まったメンバーはS見さん、O野さん、それから私。

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夜のキャンプには数十人の会員が集まるそうだが、キャンプ会場の準備をしなければならないメンバーを除いても、クライミングをしようという人が思ったほど少ないというのは、ちょっと寂しい感じ。
 さて、T内さんが提案した行き先は、日向和田駅から数分歩いたところにあるカーネルロックという岩場。日本100岩場の本には載っていないし、私もその存在を知らなかったのだが、一昨年公開された小さな岩場らしい。詳しくは以下を参照のこと。
奥多摩クライミング委員会HP http://okutamaclimbing.com

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 カーネルロックは、駅から青梅街道を西に向かって歩き(途中、へそまんのお店を通り過ぎる)、多摩川に向かって少し下りたところにある斜面にある石灰岩の岩だ。HPにトポがあるとおり、ルートが5.9~5.11bの7本しかない。
 なお、岩場に下りて行く入口となる敷地内の階段のところに、お金を入れる小さな箱があるので、一人500円をきちんと入れよう。

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 トポ図の記載に沿って各ルートの概略を書いておく。入口から下ってくる斜面の途中にトポ図の①・②の2本、多摩川に面した側に③~⑦の5本がある。
なお、私は7本全部1便で登ってしまったので、今後再びこの岩場に来ることはもうないかも。

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①へそまん 5.10c
 ちょっとかぶったところを直上する短いルート。上部のかぶったところを抜けるところが一応の核心か。
②ティンバー 5.10c/d
 へそまんと同じ面にあるルートで、左側からガバを伝って右上し、最後はへそまんに合流する。へそまんに合流する手前が一応の核心か。
③プレイヤー 5.9
 ガタガタしたところを登る易しいルート。
④カモン・エディ! 5.11a
 中盤の小ハング越えが核心部。ハング面にあるホールドを左手で取り、身体を引き上げて、ハングのリップを右手で取れさえすれば、リップがガバだらけなので乗っ越しは易しい。
⑤セント・フローリア 5.10a
 この岩場ではアップ向きのルート。
⑥ぷらり 5.10c
 出だしがかぶってるが、ハング下に左手アンダーのホールドがあり、それを持った状態から、右手でハング上のクラック内フレークガバを取れればオッケー。出だし核心のルート。
⑦さざれ 5.11b
 出だし部分でぷらりとどこまで共有するかちょっと分からないが、左手アンダーは共有するようだ。帰宅後トポ図のコメントを読んで分かったのだが、ぷらりのフレークは限定と書いてあったので、フレークを使った私は厳密には登ったことにはならないみたい。でも、再登のためにカーネルロックに行くなんていうのは面倒なので、まあいいや。

 といった感じで、皆それぞれ自分のグレードに応じてトライしていた。ほかにも2パーティー来ていて、計11人という人数でだいたい岩場はいっぱいの感じ。
 川井キャンプ場には16時集合なので、15時過ぎには撤収し駅に向かう。

■川井キャンプ場
 日向和田駅もそうだが、川井駅の駅舎も小さいながら近年建て替えたばかりという感じできれいだった。
 川井キャンプ場と聞いて思い出したのは、中学生時代の部活でここでキャンプしたことだ。夜に誰かが持ってきたお酒を皆でちょっと飲んだだけなのだが、後日、顧問の先生にバレて反省会を開いて怒られたという、懐かしいささやかな思い出のあるところだ。お酒と言っても缶チューハイだかを舐める程度に飲んだだけだったと思うけれど。

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 大きな橋か河原を見下ろすと、我々山岳会のものらしいテントがいくつも張ってある。担当の人達が昼前からテントを張ったり、料理をたくさん作って準備してくれていた。芋煮汁だとかキノコ汁、ギョウザなど食べきれないほど作っている。お酒もたくさんあった。本当にご苦労さまでした。
 暗くなるとビンゴ大会が始まった。シーツを張ったスクリーンにプロジェクターで投影してビンゴの数字を映し出すという手の込んだものだ。
 各自が持ち寄った登山用品などを景品にして、ビンゴをやった。私はマムートのクライミングシューズをゲットした。サイズが女性には大きすぎるし、男性には小さすぎるという微妙なサイズだったためかどうか、先にビンゴした人が誰もシューズを取らないので、私がもらっておいた。履いた感じでは、私にはこれでも若干緩いうえ、本気トライで履くほどトンガッていないモデルなので、アップ用かジム専用にしようかな。
 翌日は、また別のメンバーと聖人岩に行く予定だったのだが、天気予報によると雨らしいので中止になりそう。夜中に一時雨が降ったうえに、翌朝から予報どおり雨が降り出したので、やはり岩場は中止。キャンプ場の片づけを済ませ解散。
 雨の中ハイキングに出発した人たちもいたが、岩場を中止した私はSのさんの車で入間のクライミングジム・ベースキャンプへ。ジムのことは別途、クライミングジム通い(10月)参照。

鳳来3回目(「That’sクライミングショウ」5.12c RP)

10/19()21()

トピックス

① Mぽりんさんが「ステロイド・パフォーマンス」5.13cRP!お見事!

② 私も「Thatsクライミングショウ」5.12cRPできました

10/19()

 今秋3回目となる鳳来。前々回一緒に行ったT沢さん、前回一緒に行ったMぽりんさんと私の3人で行ってきた。

 金曜日未明、Mぽりんさんを載せてT沢さんの車がやって来た。私の車に乗り換えて、東名道~新東名道~三遠南信道と走り鳳来へ。平日なので台数が限られた駐車場の場所取りを急ぐ必要がなく、前回より遅い到着。ゆっくりと1時間5分かけて歩き、鬼岩に到着。

 今回の鳳来ツアーの3日間、天気は晴れの予報で雨の心配をせずクライミングできた。前回よりもさらに空気が秋めいた感じで、レスト中は肌寒いものの過ごしやすい気候だった。

○「あんこ」5.10b 再登

 アップの定番。

○「Thatsクライミングショウ」5.12c(通算5便目) ×

 まずはヌンチャクがけ。無理せず早々にテンションしながらヌンチャクをかける。7ピン目のところの大穴でニーバーができると聞いていたので試してみるが、ニーバーするために穴に無理にヒザを入れるほうが労力を要する感じ。ニーバー状態で上部のホールドを取りにいくムーブも窮屈だ。

○「Thatsクライミングショウ」5.12c(通算6便目) ×

 下部の核心となる上方ガバホールドアンダー取りのムーブは、安定してできるようになり、取り損ねるということがなくなった。上部核心では、相変わらずニーバーからのムーブは解決できず。

○「Thatsクライミングショウ」5.12c(通算7便目) ×

 ニーバーのムーブは自分には合わなさそうだ。左手サイド持ちから、上部のスローパー状を右手で取りに行くのだが、ニーバーではなく、その大穴に右足をキョン気味にして、左足を左方の壁面の小さなところに当てながら、上部スローパーを取りに行くのが私に合いそう。この日のクラショウのトライはここまで。

 Mぽりんさんは、ステロイドにヌンチャクをかけ、ムーブにさらに磨きをかけている。T沢さんはアフター・ザ・レインにトライ。

○「よい子」5.11c(1便目) ×

 この日の残った時間で5.11台を一つ登っておこうと思い、このルートを選んだ。取り付きは「パレード」5.12bと同じく、隣りの岩からメインウォールへの通路をまたぐようにする。

 2ピンほど登ると、カチホールドのパートになり、そこでテンション。あらら。トップアウトして下りる。

○「よい子」5.11c(2便目) ×

 皆そろそろ帰りかける時間帯となっていたが、登れず悔しいのですぐに次便をだす。だが、ホールドやムーブをきちんと固めていなかったため、カチの核心部分で再びテンション。諦めてヌンチャクを回収。

 ところで、ハイカラ岩に向かう登山道の倒木などに白いキノコが生えていた。植物に詳しいT沢さんによると、スギヒラタケとのこと。以前は食用として食べられていたが、死亡する事例が散見され、数年前に毒キノコ扱いになったという。人工透析を受けている人など身体の弱い人は、その毒で死んでしまうこともあるのだという。食べて食べられないことはないらしいが、毒があると知っていては、わざわざ食べる気はしない。

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 下山して、温泉施設「ゆうゆうありいな」で汗を流し、盆栽センターで夕食(私は親子丼680円を食す)

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 コンビニで買い出しして、鳳来湖キャンプ場へ。寝不足だったので、この夜はぐっすりと良く眠れた。

10/20()

 早起きして乳岩駐車場へ。ロープなどの荷物は鬼岩にデポしてあるので、背中の荷物が軽い。さくさく歩いて50分で到着。

○「あんこ」5.10b 再登

○「Thatsクライミングショウ」5.12c(通算8便目) ×

 7ピン目大穴のところから、左手サイド、右手上部スローパーと取りに行きたいところでフォール。

○「Thatsクライミングショウ」5.12c(通算9便目) ×

 スローパーから左手カチアンダーを中継し、左上穴へ手を伸ばしてアンダー気味に取りに行くところでフォール。しかし、前便よりは少し進んだ。

○「Thatsクライミングショウ」5.12c(通算10便目) ×

 左上穴が取れ、左足を左に送ると左手アンダーが効いてくる。クラック内のカチホールドを右手で取る。そこからリップのガバを目指すのだが、多くの人は左手で左側のリップガバを取りに行くらしい。私の場合、リップすぐ上にある9ピン目ボルトの右側のガバを右手で取りに行くムーブだ。その際、足は切れずフットホールドに残す。左手は穴アンダーのまま。ランジして足を切ってしまうならともかく、これはリーチがないと届かないだろう。そのリップガバは右手で取れたのだが、左手をマッチしてからクリップしたかったのだが、そこで力尽きて落ちる。惜しい~。マッチできていれば、そのままリップを乗り越えられただろうに。

 なお、8ピン目はクリップする余裕がないのでトバしている。なので、リップを取り損ねると結構フォールする。

○「Thatsクライミングショウ」5.12c(通算11便目) RP

 本日4便目のトライ。結果に関わらずこの日最後のトライだ。核心部分までの途中にいくつもあるガバ大穴へは中継などせずぐいぐいと手を伸ばして登っていく。ガバを伝ってかぶった壁を登っていく感じは、ジムのルート壁を登っているようだ(というか、ジムの壁が岩場を模倣して作られているわけだが)

 ニーバーしない穴の上方の右手スローパー、左手アンダーカチ中継から左上穴へリーチいっぱい手を伸ばしてアンダー取り、足を移して右手クラック内のカチ、足を少しあげてから、ぐいっと身体を伸ばして右手で遠いリップガバ取り。前便よりは余裕がある。マッチもできた。一つトバして9ピン目にクリップ。足がロープにかかっていたけれど、足ぶら状態にしてロープを避け、左リップにヒールフックして乗り上がる。ハング先に乗り越えるのはガバが多いので易しい。終了点にクリップするときは、ロープがクラックに挟まり重かったが、無事レッドポイント。やった~。

 ヌンチャクの回収は、終了点にロープをかけたままロワーダウンするとリップでロープが擦れて流れが非常に悪くなるので、終了点に通したロープを外し、ちょっとクライムダウンしながら、9ピン目にぶらさがる。あとは、残置ビナにクライマー側のロープを通しながら回収していく。

 こうして、鳳来の4つ星ルートを登ることができた。先週、甲府幕岩で「幻の右」が登れたので、2週続けて5.12cが登れた。クラショウはほとんどガバばかりのルートだけれど、ハイカラ岩の圧倒的などっかぶりを登れたのは嬉しい。

 特にこの日はトライごとにフォールする地点が少しずつ上に伸びて行って、レッドポイントに少しずつ近づいていく感じが楽しかった。

 この日、ステロイドをトライするMぽりんさんは3便とも1テンという、RP目前という状況。T沢さんはアフター・ザ・レインの核心となる12ピン目間のムーブ解明にトライしていた。

 温泉施設「ゆうゆうありいな」、盆栽センターで夕食(私は「盆栽ラーメン」880円を食す。味は…え~と)、コンビニで買い出し、鳳来湖キャンプ場という流れは前日と同じ。

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10/21()

 今朝も荷物は鬼岩にデポしてあるので楽だ。前日よりもさらに速く歩いて41分で到着。

○「あんこ」5.10b 再登

○「あんこ」5.10b 再登

 まだ時間が早いので、もう一度登っておいた。

○「猫も杓子も」5.12c(1便目) ×

 前日クラショウが登れたので、つぎの目標ルートとして、同じく4つ星の5.12cルートであるネコシャクをやってみることにした。

 出だしから左に回り込み直上。左手2本指ポケットのところでテンション。その先のガバから右上トラバースするところも悪そう。トラバースから右上方にある遠いホールドから最後直上し終了点へ。チョンボしまくり、テンションしまくりながら、とりあえずひと通りホールドを触ることができた。

☆「ステロイド・パフォーマンス」5.13c RP by Mぽりんさん

 Mぽりんさんが、この日最初のトライでステロイド・パフォーマンスを見事レッドポイントした。

3年前に何度かトライしていたとのことで、2週間前の鳳来再訪でステロイドのトライを再開したMぽりんさんは、2週間前と今回とを合わせて約16便のトライで完登した。

 日ごとにムーブが固まっていって、前日はトライした3便とも1テンまで持ち込んでいたので、RPは目前だったわけだが気迫の完登はすばらしかった。

 私はビレイをしていたので、下部を共用する「ALLER5.12cと別れた先の核心部の様子は見えずよく分からないのだが、すごいの一言だ。

 Mぽりんさんにとってグレード更新となるとのことだが、私としてもなかなか立ち会う機会のない5.13c完登のビレイができて良かった。それも2週前と今週と、完登に至る過程を見ていたし。おめでとうございます。

○「猫も杓子も」5.12c(2便目) ×

 2本指ポケットから右上トラバース前のガバ取りのところまで続けていけた。その後はテンション混じりでトップアウト。

○「猫も杓子も」5.12c(3便目) ×

 右上トラバースを半分ほどいったところでテンション。少しずつは伸びているものの、持久力不足だ。ネコシャクのトライはこれでやめておく。またいつかトライしたいものだ。

○「よい子」5.11c(通算3便目) ×

 一昨日登れなかったルートを片付けておくことにした。が、核心部でまたもテンション。とりあえずヌンチャクを掛け終える。

○「よい子」5.11c(通算4便目) RP

 4便かかってようやくレッドポイント。

 T沢さんもMぽりんさんもそれぞれトライして、3日間のクライミングを終える。

帰路、三遠南信道から新東名道までは高速道路は順調だった。しかし、東名道に入って、秦野中井ICを過ぎたところでぴたりと止まってしまう渋滞に巻き込まれた。いつもの大和トンネルの渋滞ではないようだ。すると、緊急車両が路肩を何台も走って行く。事故があったようだ。30分かそれ以上まったく動かない状態で、ガソリンの残りが少なかったのでエンジンを切っておいた。やがて、のろのろと前の車が動き出した。3車線がぎゅっと1車線に絞られたかと思うと、グシャグシャにつぶれた数台の車がある。追越車線側に2台。その先の路肩側にも2台。少なくとも計4台はあった。車軸がふっ飛んでいる車もあり、乗車していた人間の無事が想像できないほどの壊れ方をしている車ばかりだった。

渋滞で止まっていたところから事故現場まではそれほど長い距離ではなかった。事故原因は分からないが、もし、ほんの少し早くそこを通っていたら、事故に巻き込まれていたかもしれない。改めて車の運転には気をつけないと。

 そんなこともあったけれど、T沢さん達と解散。このひと月で鳳来に3回行って、それなりの成果もあったので良かった良かった。

「幻の右」5.12c RP 甲府幕岩

10/13(土)~14(日)
 すっかり秋めいた空気の甲府幕岩へ。「幻の右」5.12cをRPできた。

■10/13(土)
 「秋の日はつるべ落とし」という言葉は、秋の日暮れの日ごとの早さを言うが、夜明けも同様に遅くなっていく。
 早朝というにはまだ暗い時間帯、私の車でMぽりんさんと☆野さんを乗せ、中央道から岩下の十王経由で甲府幕岩へ。道中、高速道路からは南アルプスや八ヶ岳が山ひだのひとつひとつまで見えるほど、空が晴れ渡っている。素晴らしい秋晴れだ。
 中央道の渋滞を避けるために相当早く発ったので、岩場の駐車場に着いたのは7時半前。一番乗り。

 まずはメルヘンランドにある「HIVE」5.10aでアップ。続いて私は、7月の3連休に6便出した「幻の右」5.12cをやることにした。
 後からT沢さんとKまボンさんがやって来た。Kまボンさんは今夏ずっと沢登りをしていて、この週末からフリークライミングにシフトするとのこと。

○「幻の右」5.12c(通算7便目) ×
 まずはヌンチャクがけを兼ねて1便目を出す。テンションしながらムーブを思い出していく。
 7月にトライした際は、ホールドを保持していても湿気で滑ってきたものだが、この日は見違えるように保持しやすくなっていた。からりと乾いた岩は良いものだ。梅雨~猛暑の夏~秋雨の季節が過ぎた今、クライミングシーズン到来万歳、といった感じ。

○「幻の右」5.12c(通算8便目) ×
 8月に買ったスカルパのインスティンクトはそれなりに良いシューズなのだが、こればかり履いているのでエッジがずいぶんと丸まってきてしまった。
 そこで、リソールしたファイブテンのアナサジ・アローヘッドを履いて登ってみた。しかし、シャンクがヨレてしまっているのか、元々の構造がそうなのか、爪先立ちになると、シューズがしなって伸びあがりにくい。前に履いたばかりのインスティンクトの固さに比べると、すごく柔らかく感じる。
 ムーブのほうは、下部のアプローチから縦ホールドを伝って直上、それから右へのトラバースはできる。その後、となりのア・ラ・ポテトと共用するホールドから直上~左上するところのムーブが固まりきっていない。

○「幻の右」5.12c(通算9便目) ×
 最後のパートで左足を小さなフットホールドに乗せるところがあるので、左足のみリソールしたアナサジを履いて登ってみた。共用ホールドから直上するところで、ムーブをど忘れしてテンション。

○「幻の右」5.12c(通算10便目) ×
 左右のシューズを履き分ける意味があまりなさそうなので、結局両足ともインスティンクトを履くことにした。
 最後の左上の棚のリップ取りでは、今回右手クロスで取りに行くムーブがなんとなくできていた。テンションしてしまったあとのムーブ探りでは、正対のまま普通に左手で取りに行けた。これが次便で迷いを生んでしまう結果に。

○「幻の右」5.12c(通算11便目) ×
 この日5便目のトライ。最後に左上の棚リップ取りでは、左手が出ず右手を出そうにもこれも出せず、力尽きてフォール。
 その後のムーブの再確認で、ビレイしてくれているT沢さんが、右足をキョンにしては、と下からアドバイスしてくれた。右足をハイステップ気味にあげひざを内側に巻き込むようにキョンにすると身体が安定して、スタティックに右手クロスで棚リップに手が出せた。これはなかなか良いムーブだ。
 残念ながらこの日のうちにレッドポイントできなかったので、明日改めてがんばろう。

 5人それぞれにいろいろトライしてこの日のクライミングを終了。
 太陽館という温泉施設で汗を流し、すき家に寄って手早く夕食を済ます。スーパーやまとで買い出しをして、T沢さんの山荘へ。お酒とあつまみで、夏に比べてずっと涼しくなった夜を過ごす。それにしても、T沢さんも☆野さんもKまボンさんもインターネットの無線環境にいろいろと詳しい。Nexus7とかいうタブレット端末も見せてもらった。
 デザリングとかWi-fiとかクロッシィとか、私はこういうことに全く疎い。☆野さんのアドバイスによれば、私のようにとりあえず外でもネットを使いたいという人には、多くの人が使っているようにスマホが無難とのこと。ほとんどメールしかしないので不便はあまり感じないけれど、ガラケー買い換えるかなあ。

■10/14(日)

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 7時前に起きる。ちょっと頭がだるい。たいしてアルコールに強くない私は、発泡酒500ml缶とハイボール350ml缶を飲んだのだが、これくらいの量までが翌日にひどく残らないぎりぎりのところか。さらに焼酎を飲んだりしていたら、確実に二日酔いだったろう。
 皆で朝食を済ませ、荷物をまとめて出発。一番手前にある豊穣の森エリアに荷物を広げる。この日は、少し曇り気味の空模様。あとから続々とやって来るクライマーは前日よりも多い感じで、豊穣の森もにぎわってきた。

 私は、「イエローマウンテン」5.9と「わささび」5.10bでアップ。続いて、幻の右をレッドポイントすべく早速登ることにした。

○「幻の右」5.12c(通算12便目) RP
 前日の最終便で確認した、最後の棚リップ取りのムーブは、右足キョンから右手クロス取りに決めていた。前夜のお酒の影響はだいたい無くなった感じだ。右へのトラバースも無事こなし、ア・ラ・ポテトとの共用ホールドから最後の核心部に入る。決めておいたとおりのムーブをやって無事に棚をキャッチ。呼吸を落ち着かせて棚に乗り上がり終了点にクリップ。やったー。5.12cを完登したのはひさしぶりだ。

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 ちなみに、私がこれまで登った5.12c以上のルートは以下の6本。といっても、最高グレードは「任侠道」5.12d(二子山・2012/3/31)の一つなので、あとはみな12cで、それもやっと5本だ。

○「おいしいよー」(二子山・2011/2/13)
 実質初めて登れた5.12c
○「From Beneath You It Devours」(カナダ・スコーミッシュ Cheakamus Canyon-Chek-Forgotten Wall・2011/7/31)
 昨夏行ったカナダで登ったルート
○「Is Danzas」7b∔(イタリア・スペルロンガ Grotta Dell’ Arenauta・2012/5/4)
 今年のGWに行ったイタリアにある洞窟状の岩場のルート
○「私生活」(二子山・2012/5/13)
 イタリアから帰った勢いで登れた国内2本目の5.12c
○「幻の右」(甲府幕岩・2012/10/14)
 今回登れたルート
・番外 「烈風」(小川山 ストリームサイドエリア・2010/7/17)
 このルートを初5.12cと言うにはちょっと気が引けるので個人的には除外
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 さて、午前中のうちに幻の右が登れたので、後の時間はとなりにある「ア・ラ・ポテト」5.13aに手を出してみることにした。上記のとおり5.12後半をいくつか登って来ているので、もう5.13aにトライしないとね、とは周りの人に言われてきたけれど、まだやってこなかった。
 雨宿りを兼ねて、山椒王国エリアにある「風になれ」をアプローチの下部のみ触ったり、有笠山のアドベンチャーランドにある「感謝の心」5.12aが登れたときに、延長版の「海賊船」をちょっとだけ試してみたことがあるだけだ。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a(1便目) ×
 1ピン目までは幻の右側にある石台も使って凹角を上がる。2ピン目ボルト付近にあるポケットを左手で持つのが良いようだが、最初はそれが分からず右手を入れてしまいテンション。その後、遠いカチをつないでいくところも大変でテンションだらけ。チョンボしながら4~5ピンほど登って、幻の右とラップするところまで上がる。その先の傾斜が少し寝てくるところで手が出せず下りることにする。他にRPトライしている人たちも多いので、のんびり試しているわけにもいかない。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a(2便目) ×
 2ピン目のポケットは今度は左手で使う。その後カチをつないで3ピン目のクリップまではできた。同じところまで登って下りる。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a(3便目) ×
 前便まで保持できたカチも今回は持てず。ずいぶんヨレている。早々に諦めて下りる。

 ということで、トップアウトもできずはね返された結果だが、今回せっかくトライしてみたのだから、甲府幕岩に来た機会にはア・ラ・ポテトをやってみるのも良いかもしれない。
 残った時間で、「シリコロカムイ」5.10dをやることにした。T沢さんによると、このルートはラインの読みがポイントとのことで、人が登っているところは見ずにオンサイトトライするべきとのこと。
 そういうわけで、既登しているT沢さんにビレイをお願いして登ってみることに。ほかのルートもそうだけど、オンサイトしようという人は読まないで。

○「シリコロカムイ」5.10d(1便目) ×
 前半はガバばかりで易しい。後半のライン取りがポイントのようだ。見上げると岩の右半分は黄色く、左半分は黒い。黄色くて縦ホールドが2スジほどある右半分を上がっていきたくなる。右に回り込んだ面には大きな板状の岩がへばりついていてそっちも使えそうだし。
 黄色の右半分に行ってしまえば上部でおそらく行き詰まってしまいそうなので、どこかで黒い左側に移っていきそうだ。左のほうに見えるホールドに左手を伸ばして身体を移す。そこからさらに登ろうとしたが、ホールドが思いのほか悪くあえなくテンション。ああ、オンサイトできず。なんとかトップアウトして下りる。

○「シリコロカムイ」5.10d(2便目) ×
 もう登っている☆野さんにビレイをお願いして2便目を出す。先ほど左手で取ったホールドは、もっと下から近づいて右手で取る。その後左のカンテを使いながら上がっていくが、やはり行き詰まってテンション。まだしても登れず。
 テンション後、☆野さんのアドバイスで、カンテを回り込んで最後は左面をあがるのがおそらく5.10dとしての正解ラインだろうとのこと。確かに試してみるとそんな感じだ。

 そんなわけで、オンサイトどころか2便目でもRPできず、時間切れで宿題となってしまった。でも、今日は幻の右が登れて良かった。
 T沢さん、Kまボンさんと別れ、信州峠を越えて上信越道~関越道経由で☆野さん、Mぽりんさんを送って帰った。T沢さんは翌月曜日もここで登るそうだ。皆さん、お疲れさまでした。

鳳来2回目(「卒業」5.12b、「アフター・ザ・レイン」5.12a、「パレード」5.12b RP)

10/6()8()

 先週に続き、3連休は再び鳳来へ。今回一緒に行ったMぽりんさんは、3年前にT沢さんと鳳来に通ったとのことで、その時にトライしたままとなっている「ステロイド・パフォーマンス」5.13cが目標らしい。一方の私は、先週宿題となった「卒業」5.12bと「アフター・ザ・レイン」5.12a2つが片付けておきたいルートだ。

10/6()

 深夜1時にMぽりんさんと待ち合わせ、環8~東名道~新東名道~三遠南信道と走り鳳来の乳岩駐車場へ。上の駐車場が埋まってしまうと、下の駐車場に停めて戻って来なければならないため、まだ暗いうちからクライマーの車が集まってくる。

 車内でちょっと寝てから朝6時半頃に鬼岩に向かって歩き出す(前回の日記では「鬼石」と書いたけれど、現地の案内表示に合わせて「鬼岩」にする)。1時間ほどで鬼岩に到着。岩はよく乾いていそうだ。この3連休の天気予報は良さそうなので、ばっちり登れそうだ。

 クライマーがぞくぞくと集まってくる。先週T沢さんが、つぎの週末にはMぽりんさんが鳳来に来ると、会ったクライマーに散々宣伝しておいたので、久しぶりに会う人は懐かしそうだ。

○「あんこ」5.10b 再登

 まずは、アップであんこを登る。あんこにはアップで毎日登った。

○「卒業」5.12b(通算6便目) ×

 ヌンチャクがけ便として、頑張ってマスターで登る気は初めから無し。核心部手前でテンションして、ヌンがけ終了。核心部のムーブを新ためて確認。

○「卒業」5.12b(通算7便目) RP

 先週トライしている時から、もう登れると実感していながら、結局37便かかってしまった。とりあえず卒業できてホッとした。

○「thatsクライミングショウ」5.12c(1便目) ×

 卒業が片付いたので、日本100岩場の本に★マークがたくさん付いた5.12cをやってみることにした。

 それらのルートとは、「猫も杓子も」5.12c4つ、「thatsクライミングショウ」5.12c4つ、「ジェットシューター」5.12c4つ、「ALLER5.12c3つの4ルート。

どれをやろうかあれこれ考えて、thatsクライミングショウ(クラショウ)をやってみることにした。

 ハイカラ岩に行ってみると、ヌンチャクがかかっていないので、まだ誰もトライしていない様子。すると、これから登るという人がやってきて、テンションしながらもヌンチャクをかけた。それを使わせてもらってトライ開始。

 出だしのカチやガバ穴をつなぎ、上部のアンダーカチを右手で取り、頭上の遠い大きなホールドをカチを中継しつつ左手アンダーで取りに行くところが前半の核心か。それが取れると右手でもキャッチ。ここはできた。

 その後、大きなガバ穴を伝って登っていくのだが、傾斜がきつくなってきて大変だ。テンションしながらガバ穴パートを探る。

 最後、持ちづらい右手パーミングから左手穴アンダー気味、それからクラック沿いにあるカチを右手で取ると、リップのガバをぐんと伸びあがって取りに行く一連のパートが核心だ。

 いちおうトップアウトできたけれど、これほどかぶったルートを普段やることがないので、この1便でものすごくヨレてしまった。疲れた。

○「thatsクライミングショウ」5.12c(2便目) ×

 前の便で相当疲れたけれど、もう1便やってみることにした。核心部に入る7ピン目までノーテンで行けた。そこで力尽きたけれど、その後核心部分もこなして再びトップアウト。まるでできないわけではないことは分かったけれど、身体の調子を良くしておかないと、この傾斜をこなすのは無理そうだ。

○「アフター・ザ・レイン」5.12a(通算4便目) ×

 クラショウをこれ以上やるのはキツいので、先週宿題となったアフター・ザ・レインをやることにした。まずはヌンチャクがけ便としてトライ。序盤の核心部分でテンションしつつヌンがけする。

○「アフター・ザ・レイン」5.12a(通算5便目) ×

 この日のうちに片付けたいと臨んだこの便でも核心部分をこなせずフォール。ダメだ。クラショウのトライで身体が終わっていたか。上部は難しくないので、このまま下りる。

 こうして初日のクライミングを終える。Mぽりんさんは、ステロイド・パフォーマンスに3便出していた。3年前にやっていた時のムーブはほとんど忘れているとのことで、まずはホールドやムーブを確認する作業からのようだ。荷物はがっかりエリアにデポして良いことになっているそうで、ありがたくデポさせてもらう。これなら明日のアプローチの登山が楽になる。

 先週と同様、夕食のため盆栽センターへ。親子丼580円を食す。

121006580

 それからゆうゆうありいなという温泉施設へ。コンビニで買い出ししてから、鳳来湖キャンプ場へ。

10/7()

 夜中に雨が降ったようだが、起きた時には雨はあがっていた。先週の台風の翌日でも登れたくらいだから、岩のコンディションは心配ないだろう。前日はそれほど気温が低くなかったけれど、今朝はけっこう涼しい。大陸から高気圧が押し出してきて、土曜日よりも日・月曜日のほうが好天が期待できる一方、気温は少し下がるはずだ。先週よりも秋めいた感じ。レスト時はそろそろ防寒着が必要だ。

○「あんこ」5.10b 再登

 アップであんこを登るのは定番になりつつある。

○「アフター・ザ・レイン」5.12a(通算6便目) ×

 午前中早いうちにさっさと片付けておくつもりだったのに、序盤の核心がまたしてもできず。足位置などきちんと確認しておいて、上は登らずに下りる。

○「アフター・ザ・レイン」5.12a(通算7便目) RP

 いい加減に片付けなければ。ということで無事レッドポイント。やれやれ。

○「thatsクライミングショウ」5.12c(通算3便目) ×

 アフター・ザ・レインが終わったので、再びクラショウへ。

しかし、結果は散々。カチアンダーを見落としたこともあり、前半部分からできず。上部ガバ穴地帯でも前日のようにぐいぐいと行けず、結局トップアウトもできなかった。疲労が蓄積してきたかな。

○「パレード」5.12b(1便目) ×

 5.12cはちょっとキツいので、一つグレードを落として12bをやることにした。そこで、先週T沢さんがトライしていたパレードをやってみることにした。幸いヌンチャクもかかっている。

 ウォームアップの岩側から、メインウォールへのアプローチをまたぐようにルートに取り付く。易しい序盤からカチの中盤へ。ここでテンションしてしまうが、ホールドそのものは普通で、思っていたより悪くない。そこをこなしてアフター・ザ・レイン側に合流するように登っていく。

○「パレード」5.12b(2便目) ×

 思いも寄らず雨が降り出してきた。それも夕立のように強い降りだ。広げてあった荷物を慌てて岩の下に寄せる。ザーザー降りの中、もう1便出しておくことにした。かぶっているのでルートは濡れない。

 核心部分で、指3本入る穴を私は右手で使うのだが、上部の遠いガバを左手で取りに行く際に、その穴を順手からアンダーに持ち替えたいのだ。それほど難しいわけではないのに、足のきめ方が悪くバランスを崩してフォール。あらら。ヌンチャクの持ち主が回収してほしいとのことで、回収する。

 スコールのように降った雨はすぐに止んだ。まだ1時間ほど時間はあったけれど、Mぽりんさんは、ステロイドに3便出してこの日のクライミングは終わりとのこと。私も改めてパレードにヌンチャクを掛けるには疲れていたので撤収することにした。

 Mぽりんさんは、この日もステロイド・パフォーマンスに3便トライ。ニーバーレストを含め、前日よりもさらにムーブが固まりつつあるようだ。

 ゆうゆうありいなでお風呂に浸かり、盆栽センターではカツ丼950円を食す。

121007950

 コンビニで買い出し後、鳳来湖へ。

10/8()

 クライミング3日目。疲れていないわけがないけれど、今日も鬼岩へと足しげく通勤。

○「あんこ」5.10b 再登

 アップ。

○「thatsクライミングショウ」5.12c(通算4便目) ×

 前日と違い、一昨日のトライと同じ7ピン目まで行けた。が、左足ニーバーレストする穴から先のムーブができない。どうやって上のホールドを取りに行ったかなあ。一昨日はできたはずなのに忘れている。ニーバーそのものもどうもうまくできずレストにならない。その部分をチョンボして、最後のリップガバ取りをやって下りる。

○「パレード」5.12b(通算3便目) ×

 ヌンチャクがけ便。中盤カチ地帯を通過できたけれど、その先でフォール。まだホールドの確認が甘かったところがあったので修正。

○「パレード」5.12b(通算4便目) ×

 今度こそ登れるだろうと臨んだこの便では、アフター・ザ・レインのホールドに合流するあたりでフォール。もったいない。これで終わりにするつもりだったが、まだ時間があったので、あともう1便だけやることにした。

○「パレード」5.12b(通算5便目) RP

 ようやくレッドポイント。ムーブをきちんと固めておいて、もっと少ない便数で確実に登れるようなならないと。

○「社会勉強」5.11a OS

 最後にメインウォール右壁の中央にある長いルートを登っておくことにした。パレードを登ってからそれほど休まずトライしたので、疲れが残ったまま登り始めた。長かったけれど無事オンサイト。

 なお、この社会勉強で、私がこれまで登った5.11aのルートの数がちょうど100本になった。

Mぽりんさんは、この日もステロイド・パフォーマンスに3便トライ。テンション数も減ってきて、さらにムーブが固まってきた感じ。今回はRPできなかったので、また来る機会がぜひあってほしいもの。

私は5.12ab3つ登れたものの、満足感はいまいち。星がいくつも付いた5.12cのルートをどれか登りたいものだ。そうは言っても、かぶった岩をこうして登るのは楽しかった。

帰り道、新東名道の浜松あたりの電光掲示板には、御殿場~横浜町田渋滞60㎞とあった。ぐったりするような渋滞長だが、幸い近づくにつれ長さは縮まっていき、普通の渋滞で済んだかな。Mぽりんさんを家まで送って解散。お疲れさまでした。

今の車が6月下旬に納車されてから3ヵ月半で、走行距離が8,000㎞を超えた。週末に岩場に行くだけにしてはよく走ったものだ。これからの季節は行っても近場の岩場になりそうだから、走行距離の伸びは少し抑えられるかも。

鳳来

9/29(土)~10/1(月)
 初めて鳳来へ行ってきた。鬼石(おにし)というどっかぶりの岩場があるというのは聞いていたので、いつか行ってみたいと思っていた。
 今回一緒に行ったT沢さんは、3年前に足しげく鳳来に通ったということで、現地のことをよく知っている。T沢さんの案内で、岩場はもちろんアプローチやキャンプ場、温泉なども知ることができ、鳳来にもっと来やすくなりそうだ。
 肝心のクライミングの成果はと言うと…、どっかぶりの岩にコテンパンにはね返され、鳳来の洗礼を受けた格好だけれど。

 東京から愛知県新城市(しんしろし)にある鳳来までは、今年開通した新東名道から現在無料区間の三遠南信道を使うと、そのまま鳳来に着いてしまうというということで、東京からの交通利便性がぐんと上がった。
 「高速道路の出口がコンビニよりも近い」と誰かが言ったのを聞いていたのだが、クライマーご用達のサークルK新城名号店(というか、この付近のコンビニはここだけ)よりも、三遠南信道終点の鳳来峡ICのほうが、岩場に向かう途中の三河川合駅の町に近いのだ。なんだかクライマーのための道路ができたという感じだ。

■9/29(土)
 高速道路ができて利便性が上がったとはいえ、遠い鳳来まで行くのに、T沢さんと待ち合わせた時間は早い。土曜日の深夜1時にT沢さんがボルボで私のところまで来て、そこで私のエクストレイルに乗り換える。環8経由で東名道に入り、さらに新東名道に入ると、カーブが少なくてスピードが出しやすい構造になっていることが分かる。気づかないうちに体感以上のスピードが出ている。
 片側2車線と3車線のところが交互にあるが、トンネルなどは今は2車線でも3車線分の幅が確保されているから、将来的には全て3車線になるのだろう。そうしたら、最高速度も100kmから120kmに引き上げられるのだろうか。
 物流の大動脈だからトラックが多いのは当然としても、夜中の空いた新東名道は運転しやすく、距離が長い割には運転していて疲れない。眠いけれど。途中SAに二ヵ所寄ったけれど、休むのは1回くらいで済みそう。

 無料区間の三遠南信道を走るとそこは鳳来だった。3年ぶりに鳳来に来たT沢も高速出口がコンビニよりも岩場に近いと知って驚いていた。コンビニで買い出しをしてから乳岩峡の駐車場に着いたのはまだ暗い朝5時で、想定していたよりずっと早く着いた。
 車中で寝ていると、あとから少しずつ車がやって来た。クライマーが停められる駐車スペースが限られていて、ここが満車になると、あとの車はずっと下の駐車場に停めなければならない。ここに停めたければ、混雑する週末は早く来ないといけないのだ。

【鬼石】
 駐車場に並んだ車の前でクライマー達が準備をしていて、顔の広いT沢さんの知り合いが何人もいるようだ。明るくなったので、我々も岩場に向かって歩き出す。向かう先の鬼石までは1時間ほどかかるとのこと。汗をかくので替えのシャツがいると、予めT沢さんに言われていたが、そのとおりだった。増水すると川になってしまう岩畳を少し歩くと登山道になる。ひょうたん岩やガンコ岩など手前にある岩場への分岐を分け、鬼石に向かう。
 地元のクライマーの人達は鬼石のことをオニと読んでいたが、ちなみにアクセントは頭のオに置くらしい。

 つづら折りの道を汗だくになって登り、なおも歩くこと約1時間、左手に忽然と大きな岩が現れる。オニだ。仰け反るように見上げるほどかぶった岩に圧倒される。すごいなあ。この岩には「猫も杓子も」5.12cという人気ルートがあるそうだ。右奥にも高い岩が見えて、アーリーモーニングライトウォールというメインウォールがそこだ。あとで見に行ったのだが、少し離れたところにあるハイカラ岩もどっかぶっていた。
 すでに何人もの人達が登り始めていた。T沢さんがすぐに登り始めようというので、急いでハーネスを履いてメインウォールへ。ギャラリーと読んでいる後ろ側の岩に挟まれるように、各ルートの取付きがある。
 アップでよく登られるルートは、「あんこ」5.10bと「鬼岩入門」5.11aの2本らしく、すでに何人も順番待ちになっている。T沢さんが急いでいたのはこのためだ。

○「あんこ」5.10b OS
 鳳来デビューということで先に私が登ることに。後ろにある岩に立ってスタートするあんこは無事オンサイト。それでもかぶったルートは、二子以来ごぶさたしているので、寝不足の身体には堪える。

○「鬼岩入門」5.11a OS
 このルートも何人も順番待ちしてから、無事オンサイト。この日の結果から言うと、調子良く登れたのはここまでだった。それにしても、陽が当たって暑い。台風の影響か、余計に気温が高いようだ。それでも、このエリアは11時頃には太陽が岩の上に隠れて以降は日陰になった。

○「卒業」5.12b(1便目) ×
 T沢さんのおススメとして、あんこをやってから、鬼岩入門、「留年」5.11d、「卒業」5.12bとグレードをあげていくということで、留年を割愛して、つぎは卒業をやってみることにした。幸いすでに誰かのヌンチャクがかかっている。
 確か6ピン目くらいまではノーテンで行けただろうか。7ピン目から先が核心部分で、ここまでの長いパートを延々とこなしてから、この核心をやるのは大変そう。カチを保持しながら上部のガバを取りに行くムーブをあれこれ探る。何とかトップアウトして下りると、シャツが汗でビショ濡れ。

○「卒業」5.12b(2便目) ×
 確か壁が日陰になってからのトライだったと思う。言い訳になるが、ここ数日の寝不足気味と今朝の長い運転とアプローチで疲れていて、とにかく眠い。それにかぶった壁に身体が対応しきれず、テンションしながらトップアウト。そう易々とは卒業させてくれなかった。

○「アフター・ザ・レイン」5.12a(1便目) ×
 せっかく鳳来まで来たので他のルートも触りたいということで、卒業は諦めて、「アフター・ザ・レイン」5.12aをやることにした。T沢さんがやっている「パレード」5.12bの左隣りにあるルートだ。
 かぶった出だしから苦戦させられるルートだが、1ピン目をプリクリップしてスタートし、何とか2ピン目をクリップできた。しかし、そこから先が核心部で、テンションしてしまう。力づくで右手ピンチしたりして、突起状ガバをつかみ突破。その後もずっとかぶっているけれど、下部よりは易しくてトップアウトする。

○「アフター・ザ・レイン」5.12a(2便目) ×
 核心部で落ちてしまったので、そこですぐに下りる。

○「アフター・ザ・レイン」5.12a(3便目) ×
 もはやヨレて手が終わっていた。先ほどできた核心部のムーブもできない。ヌンチャクを回収しないといけないのでテンションしながらトップアウトする。

○「かみなり」5.11a(1便目) ×
 疲れに疲れて、5.12台はもうとてもできないので、残った時間でせめて5.11aをひとつ登っておくことにした。
 右寄りから左に寄るところで手が急激にヨレてきて、かけたヌンチャクを思わずつかんでしまう。ダメだなあ。

○「かみなり」5.11a(2便目) RP
 ほとんど休まずすぐに2便目を出す。この日のあまりの登れなさぶりもあって、ほとんどムキになって登る。

 顔の広いT沢さんは3年ぶりに訪れた岩場でも多くの人と再会していた。その岩場を後にしたのは夕方の5時過ぎ。下山も長いので、もたもたしていると暗くなってしまう。明日は、接近中の台風が本州に上陸するらしいという予報だ。朝から風雨に見舞われるわけではなさそうなので、明日日中いつまで登れるかが思案のしどころ。そんなことを話しながら、ヘッドランプのお世話になるぎりぎり前に駐車場に着いた。
 夕食のため、T沢さんの案内で盆栽センターというお店へ。そこでメニューを注文しておいて、そこで温泉施設の入浴券を借りる。ゆうゆうありいなという温泉施設で汗を流し、盆栽センターに戻って、注文しておいたみそカツ定食を食す。みそカツ定食そのものは、1,200円なのだが、先ほどの入浴券のセットで1,400円。つまり600円かかる入浴料が差引200円で済んだ計算だ。

Imgp6005
 夕食を済ませてから、今夜の寝床となる鳳来湖キャンプ場へ。暗い中、キャンプ場に着いてテントを設営。軽くビールを飲んでから、寝不足のため早々に就寝。

■9/30(日)
 夜が明けるまでまだ時間があるはずなのに、どこかでしきりに鶏が鳴いていてうるさい。そのせいで、寝不足を十分に解消できなかった。
 今日は台風が来る予報だから、クライマーもそれほど来ることはないだろうという読みで、早々と駐車場に行かなくても良さそうだ。
 起き出して、鳳来湖を見に行くと、水がほとんどなく湖面がはるか下に見える。

Imgp6008

 朝の支度をしているキャンプ場のおやじに一人300円を支払って出発。コンビニで買い出ししてから乳岩峡の駐車場へ。着いてみると、台風接近の予報にも関わらず数台の車が停まっていた。
 人のことを言えないが、こんな予報でも登れる限りは登ろうと考えるクライマーはいるものだ。アプローチの長い鬼石は大雨が降り出したら下山が大変なので、近くにあるひょうたん岩やまねき猫に行ってみることにした。

【まねき猫】
 登山道脇に以前は炭焼き小屋として使われていたらしい建物がつぶれて屋根だけを残しているところがある。その先を左に入り、沢を渡りながら行くと、道の右上にひょうたん岩が見える。気軽に5.11台をやりたいので、12台以上ばかりのひょうたん岩は見るだけにして、まねき猫に向かう。まねき猫はずいぶん離れていて、決して近いとは言えない。日陰岩のすぐ上側にある岩場だ。

○「御大家」5.11b ×
 後から来たクライマーによると、御大家は“おだいや”と読むそうだ。この御大家、マスターで取付いたT沢さんは、前半も気が抜けないが、バンドを経た上部に核心が控えている。あとで聞いた話ではこの部分のホールドが欠けてグレードが上がったらしい。
 核心部で降りてきたT沢さんに続いて、私もトライ。前半部は登れたものの、核心部ではテンションしながらムーブを探る。このホールドでこのムーブで5.11b? 厳しすぎる。
 チョンボ棒をあげてもらい、隣りの無名ルートに逃げる。途中、トップロープ状態でムーブを探ってみた時に何とかそれらしいムーブを見つけたものの、5.11bにしては厳し過ぎるので諦めてヌンチャクを回収する。あとで奥の院で会った人は、御大家は5.11dくらいだと言っていた。さもありなん。

○「赤塚ルート(仮称)」5.11b(1便目) ×
 日本100岩場では、まねき猫の④番はルート名が記載されていないが、昔のロクスノのコピーを持ってきていた人に見せてもらったら、赤塚ルート(仮称)と記載されていた。
 このルートもえらくキビシイ。前半の凹状部分のところが核心か、テンション。後半は普通。

○「赤塚ルート(仮称)」5.11b(2便目) ×
 前便では凹状の核心部を何とかできたのに、このトライではもはやヨレて身体を上げられず。トップアウトしてヌンチャクを回収。その前に、コピーを見せてくれた人が見事レッドポイント。

【奥の院】
 晴れていた空が少しずつ曇ってきて風が吹くようになってきた。台風が近づいているのだろうが、まだ雨は降りだしていない。そこでコピーを見せてくれた人の道案内で奥の院へ。
 一番易しいルートをやろうということで、「風はどこに?」5.11aをやることにした。

○「風はどこに?」5.11a OS
 ピンの間隔が近いので、ガバを伝ってぐいぐい登っていって無事オンサイト。やれやれ、登れるのは5.11aばかりだ。

 続いてT沢さんが登っていると、雨が強く降り出してきた。これは撤収だ。時刻は午後1時頃か。荷物をまとめて雨具を着て下山の途へ。樹林帯の中なのでそれほど濡れることはなかったが、駐車場に戻ったころは相当の降りだ。まだ残っている車があるということは、鬼石で登っている人たちがまだいるのかも知れない。T沢さんによると保水力の無いこの山はすぐに増水するらしい。
 コンビニに着いた頃には土砂降り。前夜同様、鳳来湖キャンプ場でテント泊の予定だったが、この暴風雨でテントを張るのは難儀だし、今夜早いうちには通過するらしい台風をそれまで車の中でやり過ごすのも嫌だ。温泉施設に行っても台風のため早めに閉館してしまう恐れもある。
 そこで、道端に素泊まり3,000円と看板を出していたあかとんぼというところに電話して、今夜泊まれるか聞いてみた。今は買い出しに出かけているが、16時前には戻るので、泊まれるとのこと。ここは無理してテント泊せず、建物の中で寝るのが無難だ。
時間があったので、T沢さんの案内で、まるいち食堂という鄙びたお店に行って、親子丼を食べる。

Imgp6009

 再びコンビニで買い出しをしてから、あかとんぼへ。着いてみると、ペンション風の造りの建物だ。T沢さんと食堂でビールを飲んでいると、部屋のベッドメイキングが済んだというので荷物を運びこみ、別棟の建物にあるお風呂に入る。この日は、工事関係者の人達も8人ほど停まっていた。
 彼らが夕食を食べていると(素泊まりの我々はコンビニで買ったビールとおつまみ)、突然照明が切れてしまった。ブレーカーが落ちたわけではなく停電しまったのだ。祝はsくしゃに配られた電池ランタンの灯りを頼りにしばらく食堂で過ごし、それから部屋へ。夜9時頃か10時頃だったか、窓を開けて外を見てみると、それまで激しかった雨風が治まって、すでに晴れ間に星が見えていた。これなら明日は登れそうだ。岩が濡れていなければだけど。この夜は数日ぶりにぐっすり眠れた感じ。

■10/1(月)
【再び鬼石】
 朝6時過ぎに食堂に行って、コンビニで買っておいた弁当を食べる。オーナーによると朝食は600円ほどとのこと。それならコンビニ弁当などではなく、食事を付けたほうがよかった。

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 昨夜の暴風雨による天然の洗車機できれいになったエクストレイルで乳岩の駐車場へ。8時頃に到着したのだが、平日なので数台が停まっているのみ。川の水量はそれなりに多いが、昨夜の台風直撃時はもっと増水していたはずだ。枝や葉っぱが散らばった登山道をゆっくりと歩いていき、途中の沢では飛び石が水面下に沈んでおり、靴を脱いで裸足で渡る。9時過ぎに岩場に到着すると、河原の広場も水が流れていた。
 岩を見上げると、台風などなかったようによく乾いている。ただし、「留年」5.11dあたりは上から水が流れ落ちていた。

○「あんこ」5.10a 再登
 まずは、あんこ5.10aでアップ。順番待ちがないので、急かされることなく自分のペースで取り付ける。

○「卒業」5.12b(通算3便目) ×
 一昨日触った卒業に再びトライすることにした。まだ陽が当たっている時間帯だが、まずはヌンチャク掛けを済ませておきたい。この便で無理してヨレたくないので、テンションしながらヌンチャクを掛け終える。下りてきたのは10時半頃。

○「卒業」5.12b(通算4便目) ×
 正午頃に本気トライ便を出す。7ピン目の核心部入りのところまで、少しずつ腕がヨレてくるが登っていけた。そうして核心部分。右手カチホールドから左手カチアンダー、右手小突起ホールド(右足はハイステップ)からにじり上がり、右手を8ピン目クリップホールドへ。クリップ後、左手ガストン気味のホールドから、右手を頭上のパーミング気味の穴ホールドへ。が、ここで力尽きた。この穴に右手が届いたものの、まるで力が入らずそのまますとんとフォール。だああ。1テンで抜ける。

○「卒業」5.12b(通算5便目) ×
 午後2時頃に再びトライ。ホールドもムーブもさらに覚えているので、前便よりは疲れを溜めずに核心部分へ。しかし、出来はもっと悪かった。左手カチアンダーのところで、ムーブを誤ったのか手こずってしまいフォール。ダメだ、そう易々と卒業させてくれなかった。ヌンチャクを回収して下りる。

○「どこいったんや~」5.11a(1便目) ×
 残った時間は、5.11aのルートを選んで登っておくことにした。鬼石に向かって見て左下のほうにあるがっかりエリアを見に行くと、垂れ下がったような形の岩の下端から取り付く5.11aのルートがあるようだ。足元に踏み台の平らな石が積んである。これは出だしからずいぶんパワフルなルートのようだ。
 1ピン目にプリクリップしてスタート。右手でガバ穴、左手はその隣りの穴を持ち、足を右方に挙げて岩に取り付く。左上にあるピンチ状の四角いホールドを取りに行くようだ。が、ここでテンション。やっぱりすごく力が必要なようだ。その後、テンションしながら左に回り込んで直上。上部はピンが乏しい代わりに傾斜が緩くなる。湿っていたけれど。

○「どこいったんや~」5.11a(2便目) RP
 5分ほど休んでから2便目。出だしの左上ホールドは左手で上部をつかみ、その下側を右手でマッチ、足を寄せてさらに左手を左方の大ガバへ。さらにガバをつたってクリップ。腕がヨレてくるがガバを伝って完登。やれやれ、こうして5.11aばっかりコレクションが増えていく。でも、ルート自体は、特に出だしはジムのボルダ―課題っぽくて面白い。

○「おくりもの」5.11a/b(1便目) ×
 当初は明日までの4日間の日程だったのだが、この3日間でヨレヨレになってしまったので1日早く切り上げて今日変えることにした。
ということで、残った時間で最後にもう一つ登っておきたくなり、おくりものを登ることにした。
 あんこ同様に後ろの台状の岩から取り付くが、ヨレている身体には出だしからキビシイ。終了点を前にしたガバと思ったホールドが持ちづらくそこでテンション。

○「おくりもの」5.11a/b(2便目) RP
 これまたあまりレストせず2便目を出してレッドポイント。あまりの自分の登れなさぶりにほとんど自棄だ。

 こうして初めての鳳来クライミングは終了。冒頭書いたように、鳳来の洗礼を受けた3日間だったけれど、どっかぶりの岩場は新鮮で面白かった。
 暗くなりつつある登山道を下って駐車場へ。三遠南信道から新東名道へ。平日なので渋滞もなく、途中SAで時間をつぶしてから22時過ぎに用賀で下りる。T沢さんと解散して帰宅。ああ、疲れた。

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