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「かえる」5.12b RP 十石峠、二子山・有笠山も

2012.11.23()25()

 勤労感謝の日の3連休、二子山~十石峠~有笠山と岩場を巡ってきた。

 ここのところ甲府幕岩でトライ中の「ア・ラ・ポテト」5.13aばかり触っていたので、久しぶりに石灰岩も触れたし、ほかの岩場で登ったのは良い気分転換になった。

 それに、半年ぶりに訪れた二子山の弓状の前傾壁を見上げながら、今季はどのルートをトライしようかと考えを巡らせた。

11.23() 二子山

 この日は雨降りの予報なので、雨でも登れそうな二子を目指して遅めの待ち合わせとした。私の車で、同行者のT沢さんとKまボンさんを乗せ、朝マックに寄ったり、途中弱い雨に降られたりしながら、国道299号線経由で二子山へ向かう。

 道中の小鹿野市内はちょっとしたコンビニ出店競争の様相で、信濃石の交差点にサンクスができあがっていたり、セブンイレブンのひとつがスーパーやおよしの向かい側に移転して駐車場が広くなっていたかと思うと、よく待ち合わせに使うセーブオンが改装工事中だった。

 今季初二子山ということで、とりあえず祠エリアに行ってみることにした。駐車場に停まっている車の台数にしては祠エリアにいる人は少ない。

 雲間から時々陽が射したりする中、まずは「ごんべえ」5.11aでアップ。二子ではいつもアップで登っているこのルートだが、半年ぶりにしてはホールドをよく覚えていた。

 続いて、既登の「鬼ガ島」5.11cを登るつもりが、残置ヌンチャクにつられて、これまた既登の「鬼ごろし」5.12a/bのラインを登ってしまい、核心部に至って間違っていたことに気付く始末。核心部はできる気がしないので、チョンボしてトップアウト。

 気分を変えて、祠エリアの左端にある「モダンの取り巻き」5.11aをオンサイトしておくも、ホールドに蜘蛛の巣が張っていたり、上部は苔生して自然に還りつつある有様。T沢さん達にまったくおススメできないので、ヌンチャクは回収。

 荷物を持たずに、弓状を見に行くことにした。二子の常連の面々がいるけれど、生憎の天気だからか、来るのを見合わせた人達もいるようだ。

 祠に戻って、私はヌンチャクがかかっている「SSS(スリーエス)5.12aという短いルートをやってみることにした。右上の遠いポケットを取りに行くところが核心部のようで、計3便出したけれどレッドポイントはできず。そのうち、またトライしよう。

 今季初二子は、弓状では登らず祠だけだったけれど、これからの二子シーズンも頑張らないと。

 道の駅両神にある薬師の湯(JAF会員証で\600\540に割引き)で身体を温めて、スーパーやおよしで買い出しをして、下吉田キャンプ場の建物棟へ。3連休ということもあって予約は多かったようだ。ビールを飲みつつ、夕食は買ったお弁当やお惣菜で手軽に済ませた。翌日の行き先を十石峠と決めてから就寝。

11.24() 十石峠

 外を見ると空は雲に覆われているものの、採掘されて特異な山容の武甲山が眺められる。

Imgp6044

 今日は十石峠に行くので、ちょっと時間がかかる。志賀坂峠から中里の岩場の近くを通り過ぎ、上野村に入って十石峠の岩場の駐車スペースに到着。空は晴れている。

 私が十石峠に来るのは今回で3回目。一昨年のGWに初めて来た際は「ファイブ・オー」5.12aを登り、今春T沢さんとI澤さんと来た2回目では「ホロン」5.12aを登った。今回はもちろん「かえる」5.12bのトライだ。

 崩れやすくて歩きづらい土の斜面を登って行き、下の岩場を通過してかえる岩へ。「アンバランス」5.10bでアップしていると、だんだんと暖かくなってくる。岩場は我々3人だけの貸切状態で、レスト中に横になると陽射しが暖かくて、疲れのためとろとろと眠くなってくる。

○「かえる」5.12b 1便目 ×

 アップ後、まずはヌンチャクがけとムーブ探りのために、かえるに1便目を出す。核心部分入口と言えそうな両手カチホールドから上部左向きフレークガバを取りに行くところでテンション。フレークの上に左向きレイバックしそうな

 ところがあるのだが、持ちが甘くて右上遠方のガバをとても取りに行けない。とりあえずチョンボしてトップアウト。

○「かえる」5.12b 2便目 ×

 やはり核心部のムーブが分からないのでテンションしたが、ロープにぶら下がった状態で解決ムーブを探る。その結果、フレークガバはもちろん左手、右足を垂線上の小さなところに乗せ、右手をレイバック状に逆手、左足を小さなところにあげて身体を上げると、右足を後方の突起ガバに乗せられる。そうするとレイバック状に右手を移すのがスタティックにでき、続いて右上方ガバ棚に手が届いた。これでこのパートのムーブは解決した。

○「かえる」5.12b 3便目 RP

 先ほど固めたムーブを再現して核心部をこなし、その先のカチ1手も何でもなく、ガバを伝って終了点へ。やった。これでこの岩にある5.12台のルートを3本とも登ったことになる。

Imgp6051_2

 T沢さんとKまボンさんは、ファイブ・オーにトライ。T沢さんは終了点手前の遠いカチ取りまで迫るも、惜しくもRPならず。私も既登のファイブ・オーに2便出すも、疲れてしまい再登ならず。

 陽が山の端に隠れると急激に気温が下がって寒くなってくる。荷物をまとめて斜面を下り車に戻る。帰り道、上野村にあるヴィラせせらぎという温泉施設で疲れた身体を癒す(JAF会員証で\600\500に割引き)。やおよしで買い出しして、下吉田キャンプ場へ帰る。今夜は6畳のバンガロー泊まりだ。カセットコンロにかけた鍋でおでんの具材を温めて今夜の夕食をいただく。翌日は有笠山に行くことにして就寝。

121124_202002

11/25() 有笠山

 今朝はものすごく寒い。よく晴れてくれたけれど、そのかわり放射冷却で冷え込んだのだ。下吉田キャンプ場は泊り客がさらに増えてテントも数張りある。車の温度計は氷点下を示していた。寒そう~。

 今日はI澤さんも合流するので、メールで有笠山に向かっていることを伝える。本庄児玉ICから関越道に乗り渋川伊香保ICで下り中之条へ。高速道路上からは遠くに行きをまとった山々が眺められた。谷川連峰や上州武尊方面のほか、浅間山も白くなっていた。

 有笠山の東口登山口には数台の車が停まっていた。フェアリーロックに着くとまだ誰も来ていない。私は、昨春以来たびたびトライしながら未だに登れていない「予感」5.12b/cをトライするため、アップとヌンチャクがけを兼ねてさっそく登ることにした。

Imgp6059

○「予感」5.12b/c (通算1719便目) ×

 1便目はヌンチャクがけと割り切っているので、チョンボ棒をぶらさげながら登って行き、「ロマンチック街道」5.12bと別れるところからは某を使いまくってヌンがけを終える。

 2便目はロマンチック分岐後の左トラバース部分でテンション。ここで力尽きているようではダメだなあ。岩も冷たいし、早くも気分は回収モード。

 3便目は頑張って左トラバースから右足での高いヒールフックから上部ガバ棚取りの直上パートをこなす。思わず声が出る。が、その先の左上方ポケット左手取りから、右遠方のカチ取りに何とか右手が届いたところで力尽きる。このルートとは何だか長い付き合いになりそうだなあ。ヌンチャクを回収して下りる。

さて、「翁」5.11cというえらくキビしいルート(私はまだ登れてない)があるのだが、その右側に3つルートが新たに作られていた。

 3つのうち、右端の「ラスカルの泉」5.10aは、春に来た時に取付にルート名の書かれた小石が置かれていたので知っていたけれど、さらに2つ追加されたようだ。真ん中が「パトラッシュ」5.10b、左が「アメデオの手」5.11bと、どちらもやはり取付に名前の書かれた石が置いてあった。ルートを作った人は、アニメの世界名作劇場シリーズが好きなのかも。

ラスカルの泉は短いので高さ的にはボルダ―といった感じで、T沢さんがロープを結ばずに登った。ルートの高さはともかく、5.10aルートをフリーソロオンサイトしたということで嬉しそう。

ということで、私もフリーソロで登った。2ピンしかない前半は何でもないが、3つのルートが共用する終了点まで左上するところのほうがよほど怖かった。岩の右端から簡単に下りられる。

Imgp6065

T沢さんとI澤さんは、アメデオの手もトライしていたが、どうやらえらくキビしかったようだ。

 その後、T沢さんとKまボンさんは、「パスファインダー」5.11b/cを触る。

私は、既登の「入梅」5.11a2便出すも、どちらもテンション混じりで再登ならず。

I澤さんは、「夢を見る頃」5.11a/bにトライするも、これまたかぶったルートが大変そうだった。

○「No Siesta5.11c RP

 夕方、これも以前触ったままになっている「No Siesta5.11cをやることにした。

1便目はヌンチャクをかけながら登って行くも、核心部と言える上方ガバ棚取りの手前で力尽きる。その先の左トラバースしながら終了点に達するパートもムーブがわからず、チョンボしながらトップアウト。

 T沢さん、I澤さんがそれぞれトライしたあと、陽が陰って少しずつ暗くなってくる中で2便目を出す。核心部の左手中継ホールドからガバ棚へ手を出すところでは思わず声が出る。そこから乗り上がるところでは、見つけたホールドでムーブを起こし、終盤の左トラバースへとつなげる。

 前のトライからそれほど時間が経っていないし、今日の後半はペースも考えずに次々と登って疲れていたはずだけれど、No Siestaを登ることができて良かった。昨年末のタイ・プラナンで会ったI手さんとも岩場で再会できたし。

 気温が下がって寒くなってきた。荷物をまとめて下山。帰り道、I澤さんと私がおススメする蕎麦屋「そばぜん」で夕食。私とT沢さんは三味蕎麦945円というのを食べる。値段の割には、3種類のそばが味わえるし、天ぷらと茶碗蒸しも付いて満足。関越道も渋滞がほとんど解消していて良かった。

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追伸

 先週末の甲府幕岩で右手人差し指の腹を切ってしまったことを書いたが、薬局で買ったキズパワーパッドという絆創膏をこの週末を迎えるまで貼っておいた。

 初日の二子山の祠エリアに着いて、絆創膏を剥がしてみると赤い肉まで見えていた傷口が内側のほうで塞がっているらしく、すでに乾燥していた。

 この3日間はテーピングテープを巻いて登ったけれど、傷口を酷使するようなホールドが無かったこともあるけれど、再び出血することもなく済んだ。

 中3日間でほぼ傷口が塞がってくれたというのは、思っていた以上に早い回復だった。

 このキズパワーパッド、普通の絆創膏より値段が張るけれど、早く治したい人にはぜひおススメしたい。

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