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アラポテクラブ継続中、指の腹をざっくりと…。甲府幕岩

2012.11.17(土)~19(月)
 晩秋の甲府幕岩で3日間を過ごした。先週末1テンまで持ち込むことができた「ア・ラ・ポテト」5.13aに引き続きトライしたが、指をケガしてしまったこともありRPできずに終わった。

■11.17(土)
 同行者は先週と同じくT沢さんとKまボンさん。今回はT沢さんの車で岩場へ。数日前に観音峠の通行止めが解除されたので、久しぶりに敷島町方面から行くことができた。
 この日の天気予報は悪いと分かっていたので、岩場に行くべきか行かざるべきか3人で相談したが、朝はまだ雨が降り出していなかったので、とりあえず岩場に行こうということになった。岩下の十王あたりを含め道中の紅葉が本当にきれいだ。
 雨の予報では他のクライマーの来る数も知れていると思っていたが、9時頃に駐車場に着くと先客の車だ2台停まっていた。以後我々の後には誰も来なかったから、結局3組のみ。

 駐車場から岩場までのアプローチは落ち葉が積もっていてとても滑りやすい。先週に比べると葉が一気に散って、岩場の見通しがずいぶん良くなっている。
 しかし、空は曇り風もあって寒い。岩も冷たそうだ。なべちゃんやイエローマウンテン、わささびでアップするのはここ最近の定番メニュー。うう、冷たい。まずは各自トライ中のルートにヌンチャクを掛けないと。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a(通算15~17便目) ×
 通算15便目はヌンがけ便。ここで無理したくないので途中チョンボ棒も使ってヌンチャクをかける。ホールドの感触を思い出すためトップアウトしておく。
 16便目、17便目は弱い雨が降り出してきた中で登った。焼き石をチョークバッグに入れて登る。どちらの便も冷たさで途中で指がかじかんできて力尽きてしまい、1テンで抜けるのがせいぜい。

●指腹を切る
 悪いことに、右手人差し指の腹側(指腹・しふく)の皮を切って血が滲んできた。第一関節から指先寄りに5㎜ほどのところが横に切ったように傷口がある。少し前にジムで指皮を減らしてしまっていた箇所で、それがここにきて下の皮膚まで切れてしまったようだ。以後、このケガに悩まされることになる。

 T沢さんは「幻の右」5.12c、Kまボンさんは「ナイトミュージック」5.12aにトライするも、雨足がさらに強くなってきて他のパーティーも帰っていくので、我々も午後2時頃に撤収することにした。

●中村農場
 雨で早く切り上げたので、T沢さんおススメの中村農場というところに行って食事することにした。中村農場は、清里近くにある養鶏場らしく、そこで育てられた鶏の肉や採れた卵を使った食事がとてもおいしいのだという。
 建物は見かけ簡素な造りで、卵や冷凍された肉を販売している店舗に併設して食堂がある。親子丼や唐揚げ、焼き鳥を注文する。親子丼はよくあるタマネギを使っておらず、卵は濃厚で肉もジューシーで、そこらの定食屋で出てくる親子丼よりずっと濃厚な味だ。唐揚げもジュワッと濃い味がして、味のしないような肉とは違う。

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 そんな感じで満腹にはならないものの味に満足してお店を出て、太陽館という旧明野町にある温泉施設で身体を温めた。中村農場の食事だけでは満腹にならなかったので、スーパーやまとで鍋の具材を買ってT沢さんの山荘へ。
 買った野菜などを包丁でざくざくと切って、こたつの上にセットした卓上コンロでぐつぐつと煮込み、ビールと一緒に食す。明日明後日とI澤さんが来れるとの連絡があった。指のケガが気になるけれど、天気は良くなるはずだからがんばらないと。

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■11.18(日)
 山荘の外を見ると、前日から一転して晴れ渡っている。八ヶ岳や甲斐駒の山頂付近には雲がかかっていたが、その下の山肌は白くなっている。高いところでは雪だったのだ。

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 岩場に移動し、アップを済ませアラポテトにトライ開始。5.10さんやKータローさん達もやってきて、アラポテ・幻ラインは順番待ちだ。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a(通算15~18便目) ×
 指腹を切ってしまっているので、液体絆創膏を塗ったうえにテーピングを巻いておく。この日は暖かくて、お昼前後のトライでは岩が温かくて焼き石が不要だった。4便出したけれど結局RPできず。言い訳かもしれないが、限界グレードを更新しようとしているのに、肝心の指をケガしていては登るのは厳しい。4便のうち2便は1テンで、残る2便では足位置を改めて修正したり、核心部先で少しやりやすくなったかな。
 しかし、この日のトライで指の傷口がさらにひどくなったようだ。トライのたびに途中から血が出てきて、チョークで白いホールドに血がついてしまう。テーピングテープからにじみ出てくる血で指が滑ってくる感じもイヤだ。そもそも痛いし。傷口を見ると擦り傷状ではなく、刃物で切ったような切り傷だ。血が出てくるのは4ピン目先で右手で使うガバ気味ホールドらしく、そのホールドの同じ個所を保持するたびに傷口が深くなっていくようだ。

 暖かくなったこの日は、KまボンさんはナイトミュージックをRP。ING田さんがアラポテを見事RP、K.K.さんも幻をRP。おめでとうございます。いいなあ。
 この日で帰るKまボンさんはKータローさんの車に乗せてもらい、T沢さんとI澤さん、私の3人は太陽館でお風呂に入ってから、やまとで買い出しをし山荘へ。前夜と同様、鍋をつつきながらビールを飲む。たいした量のお酒を飲んだわけでもないのに、2日間の疲れが出てきたのかトロトロと眠くなってきたので、一足先に寝袋に入りこむ。

■11.19(月)
 前日のぽかぽか陽気から再び一転して曇りがちで冷たい風が吹いていた。指の傷口が悪くなる一方なのだから3日間も登ることはなかったのかもしれないけれど、日課のごとく岩場へ。この日は、初めて会うI田も合流。I澤さんはアフリカ象が好き5.12bにトライ。T沢さんは幻の右。I田さんは、ジベリングスなどをどんどん登っていた。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a(通算19~21便目) ×
 19便目、20便目とも4ピン目クリップ先の核心部で左上の遠いガバホールド取りができずフォール。ますます傷口が深くなっているのか、トライのたびに血が出てくるのは同じ。この2便で中盤の足位置やクリップホールドをさらに修正して少しでも楽に登れるようにした。
 痛む傷口を圧して、午後3時頃に出した今回最後となる21便目を出す。ムーブを修正したおかげか、核心部を越えることができたが、その先で力尽きて5ピン目のクリップができずにフォール。

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 テープをはがして指の傷口を覘いてみると、スパリと切ったような傷口の深さは2㎜くらいだろうか、皮膚の層の下の肉らしき赤いところまで見える有様。うわわ、痛いわけだ。
 もう1便出そうかとも思ったけれど、これ以上やっても傷口を広げるだけなので、他のトライしていた人にヌンチャクの回収をお願いして終えることにした。

 幻の右にトライしているT沢さんは、右トラバース部分は確実にこなせるようになっていて、トラバース後の直上から最終4ピン目クリップして、数手こなして、左上棚リップ取りまであと少しというところまで迫っている。
 象さんにトライしているI澤さんは、2~3ピン目の核心部のムーブ解明にもう少しかかる様子。

 T沢さんは翌日もI田さんとここで登ることになっているので、私はT沢さんにJR穴山駅まで送ってもらい電車で帰る。駅に送ってもらう途中、ドラッグストアに寄ってもらい、キズパワーパッドという普通の絆創膏とは違うタイプの絆創膏を買った。9月に榛名黒岩の山道ですっころんだで、右腕を擦り傷だらけにした時に、同行者にもらったのがこれだ。
 説明書を読むと、柔らかいシート状の絆創膏がカサブタ替わりになって、傷口を湿潤状態に保って皮膚の再生を促すらしい。傷口が数日でふさがるとは思えないが、少しでも早く治したいのでこの絆創膏にすがるしかない。

 普段岩場に出かけるときは車なので、電車に乗って帰るのは新鮮な感じだ。18:28発の大月行きの上り電車に乗り、大月で中央特快に乗り換え、東京に帰った。

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