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春分の日の二子山

2013.3.20()

 春分の日、日帰りで二子山へ。曇り空だったのが、二子山に向かう林道はさらにガスに覆われて、着いた駐車場は肌寒いくらい。今日は陽射しが望めなさそうだ。この日の気温は、11.5℃を上回らなかったはずだ。真冬に比べればはるかに暖かいけれど、陽射しが無いし、一度暖かさに慣れた身体には寒く感じる。

 I澤さんは先週以来、体調不良のため今日も二子に来られず。T橋さんと弓状エリアへ行くと、いつもの面々がすでにアップを始めていた。我々も二段下部の無名ルートやワーカホリックを登る。

 「振り返るな」のトライも30便を越えた。この日、振り返るなをトライした人は私を含め5人。各人のトライを見ていると、JINさんやMYKさんはもうレッドポイント目前だ。そういう私も先の週末に核心部のムーブを修正して1テンに持ち込めたことで、俄然RPの意欲が出てきた。これまでのムーブ探りからRPトライに確実に切り替えた。

☆「振り返るな」のくちびるホールド欠損

さて、ここでホールドが欠損したことをきちんと報告しておかないと。この日その場にいた人達は見ていて知っているけれど、いなかった人は伝え聞かない限りは登ってみるまで分からないし。

欠けたのは、クリップできない8ピン目から右トラバースで使う、(通称?)くちびるホールド。あのフットホールドが無くなったら登れないではないか!?という声が聞こえてきそうなので、詳細は以下に書いておく。

○「振り返るな」5.13a(通算3234便目) ×

 1便目。曇っているので岩が温まらずまだちょっと冷たい。アプローチといえる(リングボルトの1ピン目を含む)6ピン目までは、ぐいぐいと登って行く。6ピン目までは、先の週末よりもさらに楽に行けるようになった。

ガバの多いこの長い区間で、時間をかけて登っていると返って指がヨレてしまうので、じっくりレストするのは基本的に2か所だけに決めた。最初は4ピン目付近でステミング気味に立てるところ。つぎは56ピン目間のコルネを右脇下に抱えるところ。

ここのところちょっと筋トレしたおかげか、ぐいぐいと身体が上げられ、これまで中継で使っていたホールドも省略できるようになった。

7ピン目にクリップしガバを伝ってから右へのトラバース。左手アンダー2本指ポケットが取れ、右手を1手、2手と右に出せた。さらに左手を薄いピンチに出せた。ここから右足をかかりの良いヒールフックにするのだがここでフォール。しかし、先の週末よりさらに手数を伸ばすことができた。ちょんぼして8ピン目にクリップして、1テンでトップアウト。

 2便目。この時に件のホールドが欠けた。アプローチをこなし右トラバースへ。左手アンダーポケットから右手を1手、1手と出す際に、踏み替えて左足で乗っていたくちびるホールドが欠けたらしい。らしいというのは、登っていた私はホールドが欠け落ちてもフォールすることなく、その瞬間は何が起きたのか分からなかったからだ。しかし、下にいる人達から石が落ちてきた~とかいう声が聞こえてきて、足元を見てみると見慣れない茶色い部分がちらりと見えた。

それがくちびるホールドだったというのはその時は分からなかったので、そのまま左手薄ピンチを出し、さらに右足ヒールフックからコルネ付け根の左手取り、さらにその右側の穴ホールドを右手でピンチするというところまで一気に進めた。が、ここでフォール。これまでの最高到達点で、もちろん8ピン目はクリップしていないので、このルートのトライで最もフォールした。うーむ、滞空時間が長い。

 ゴボウで登り返すのも大変だ。7ピン目にセルフビレイを取って、どこが欠けたのか見てみると、確かにくちびるホールドがあったところがぱっくりと剥落している。足を乗せていた箇所を上端に10cm四方くらいの面積で剥がれており、剥がれた跡は茶色く現れている。

 くちびる部分は無くなってしまったけれど、剥落箇所の下端が奥行5㎜ほど、横幅8㎝くらいで新たにフットホールドにできそうな形状でできていた。

 つまり、位置は10㎝ほど下になったけれど、足が乗せられるスタンスはある。触ってみると茶色い部分はぽろぽろと土のように取れてしまうし、欠損したばかりなので新たにできたフットホールドも安定しているかどうか分からない。

 このフットホールドを確かめないまま下りてしまうのはちょっと無責任なので、これを使って右トラバースを試みる。すると、普通にトラバースできたので、とりあえず使えることが分かった。

 ただし、剥落箇所の側面をよく見ていると隙間があるようなので、剥がれそうな箇所はまだあるのかもしれない。ホールドの穴から水が浸入したりして、外壁のタイルのように剥がれやすいのかも。

 なによりも、これまで何百回と人間が体重を乗せているわけだから、今回のホールド欠損は不可抗力ということでご理解を。

さて、気になるのは5.13aというグレードが変わってしまうかどうかだけれど、この新たなホールドがある限りは少なくともグレードが上がるということはない。この日、ほかの人達もフットホールドとして普通に使えていたようなので。

また、これだけをもってグレードが下がるというのもないかなと。位置が低くなって、くちびる形状ではなくなったことで普通に上から足を乗せられるようになったので、個人的には新しいホールドのほうが若干使いやすくなったけれど、慣れてきた右トラバースのムーブが俄然やり易くなったわけではないし。ということで釈明はこれでおしまい。

P3200002

(↑欠損したホールド。H本さんが見つけた)

 3便目。右トラバースをこなして右足をヒールフックしたいところでもたついてしまい、ここでフォール。この1テンでトップアウト。

 ホールドが欠けるという思わぬ出来事もあったけれど、1便目と3便目で1テンとなり、RPをずっと意識するようになった。ムーブはほぼ固まっているのだから、あとは核心部分を以下に確実にこなせるかが勝負だ。

 T橋さんは引き続き「火の鳥」5.12aにトライ。中間部のムーブが解決できつつある様子。私も最後に火の鳥をテンション混じりで登って、本日は終了。またがんばらないと~。

P3200003

(↑欠けたホールドにJINさんが書いた)

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