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ぽかぽか陽気の二子山

2013.3.16(土)~17(日)
 2週間ごとに二子山に行くたびに、季節が春に向かっているのが分かる。特にこの週末は、積雪のためずっと普通だった坂本側からの林道もすっかり雪が融けて通行できるようになっていたし、2日間ともぽかぽか陽気で、厚着だと暑いくらいだった。しかし、下界ほどではないとはいえ花粉シーズン真っ盛りなのはちょっとツラい。

■3/16(土)
 I澤さんが体調不良のため参加できなくなり、T橋さんと二人で二子山へ。土曜日朝、東飯能駅でT橋さんを乗せて、花粉の舞う国道299号線を走り小鹿野町へ。1月の大雪の際の二子からの脱出劇はこの日記にも書いたけれど、それ以来坂本側からは積雪のため林道が不通になっていた。ところが、T橋さんによると先週には通行できるくらいに雪が減っていたという。トンネルを抜けると、日陰に少し雪が残っている程度で、走行にはまったく問題なし。ここのところの暖かさで一気に融解が進んでいるようだ。

 寒さが厳しかったころは、先に陽が当り始める祠エリアでアップをしてから弓状に移動していたものだが、ここまで暖かければ最初から弓状に行って、トライ中のルートに早めに順番を入れておきたい。
 二段岩壁下部の無名ルートや悪魔のエチュードでアップしてから、「振り返るな」をトライするため二段岩壁へ。この日、振り返るなをトライしていた人は、私を含め4人。

○「振り返るな」5.13a(通算26~28便目) ×
 この日は3便出して、(リングボルトを含む)8ピン目、9ピン目はちょんぼしてクリップして、いずれもトップアウトしておいた。
 この日のトライでは、一連の核心部(左手アンダー穴から右トラバース、直上してコルネ付け根取り~天辺取りまで)の後半となるコルネを取るところのムーブを改善できたのが成果といえば成果。
 右足をばち効きヒールフックしてから、左足の位置を少し上げると頭上のコルネの付け根に手が届く。
 他の人のトライを見ていると、この付け根をクロス気味に右手で取りに行く人が多いようだが、私は左手で取るようにしている。そのほうが楽なのだが、その後右手をどこに寄せるかで苦労してして、コルネを伝っていくところまで持ち込めていなかった。付け根の右側あたりをよく探ってみると、4本指のほかに親指が入る穴があり、右手でそれをピンチで持てることが分かった。これまでの悪いホールドに比べたら格段に保持しやすい。
 この体勢から右足のヒールフックをトゥフックに変えつつ身体を少しあげて、左手でコルネ中間をキャッチ。身体をコルネに引きつけておいて、右足を浅いヒールフックに当て直し、右手でコルネの天辺をキャッチする。
 まだまだ安定感に欠けるが、これまでほとんどできなかったコルネ部分のムーブが解決できた感じだ。

 この日は、気温は少なくとも17℃くらいまでは上がった。トライの合間に昼寝をしたけれど、ダウンを着ていると暑いくらいだった。T橋さんは「火の鳥」5.12aにトライ中。私はワークアウトに「ホテル二子」5.11cを登って、さらに悪魔をもう一度登り、そのままクライムダウンしながらヌンチャクを回収した。

 須崎旅館でお風呂に入り、スーパーやおよしで買い出し、ようかみ食堂でラーメンを食べてから、下吉田キャンプ場へ。寒さの厳しい冬は、キャンプ場の部屋に入るなりすぐにストーブを点けて暖をとったものだが、今はもうそれほど寒くない。今シーズンはスペインや雪山に行ったりして、毎週のようには二子に通わなかったけれど、私自身3シーズン目となる二子の越冬を終えた気分だ。

■3/17(日)
 7時半過ぎに駐車場に着くと、一番乗りだった。誰もいない弓状へ。ワーカホリックと無名ルートでアップしていると、日蔭だった弓状にも陽が当たりだした。
 まだ10時前だけれど、振り返るなに1便目を出すことにした。この日、振り返るなにトライした人は5人。

○「振り返るな」5.13a(通算29~31便目) ×
 1便目。岩がまだ冷たいと思って焼き石を持って取付に上がるも、いつも使っていた石にガスバーナーの火にかけたら、石がぼろぼろと割れてしまった。仕方ないので、気休めに破片を温めてチョークバッグに入れる。
 7ピン目にクリップしてガバを伝い、右トラバースに入る左手アンダー穴取りができずにテンション。予想通りだが、やはりここが苦手だ。ちょんぼして8ピン目にクリップ。しばらくレストしてから、テンションしたところからやり直す。右トラバースから直上し、コルネ付け根を取りそのまま天辺を取って、9ピン目にクリップ。8ピン目ではちょんぼしたけれど、初めて下からコルネをこなして9ピン目に自力でクリップできた。1テンでトップアウトできたのも最少回数だ。

 昼過ぎに2便目。このトライでは2テンしまう。二子2日目でさすがに疲れがたまってきたかな。5~6ピン目間では、右脇下にコルネを抱えるようにしてちょっとレストを試してみる。振り返るなのアプローチ部分とも言える6ピン目まででヨレるわけにはいかないので、レストできるところでは極力レストしたいのだが、余裕でレストできるようなところがないのがツラいところ。

 3便目。この週末最後の便ですでにヨレヨレなのだが、いつも落ちている左手アンダーポケットが取れて、右手を1手デッド。取れた。さらに右手をもう1手出す。それも取れたけれど、もう保持していられずフォール。でも、これまでで一番手数を続けられた。これまでは左手アンダーポケットから先には進めなかったから。その先も少し試したけれどヨレヨレだったのでトップアウトせずに下りる。

 T橋さんは、引き続き「火の鳥」にトライ中。私は最後に前日と同様、ワークアウトにホテル二子を登って終了。東飯能駅にT橋さんを送って解散。
今回のトライでは、核心部のコルネ部分のムーブを改善できたし、アンダーポケットから先へも手数を伸ばせたし、少しだけれど前進できたのは良かった。

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