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山形県 山寺 フリークライミング ◆東北クライミングツアー②

2013.921()23()  東北クライミングツアー

 東北ツアー2日目は、観光名所・立石寺で知られる山寺の奥にある岩場でフリークライミング。

9/22() 山形県 山寺 フリークライミング

 行った人の話だと、山寺など東北のグレーディングは、関東よりもカラめらしい。山寺は11.5くらいカラいからそのつもりでトライして、と言われていた。つまり、5.11aといっても5.11b5.11b/cくらいということか。T村さんの話だと、高グレードほどその差はなくなり、5.13台は変わらないらしいとのこと。

 夕べはお酒を飲み過ぎたけれど、夜中に目覚めた際に水を飲んだこともあり、ヒドい二日酔いは避けられた。泊めてくれたU松さんは、今日はマイタケ取りに行くとのことでクライミングには行かず。

 O前さん、T村さん、私の3人で山寺の岩場へ。立石寺の前を素通りし、林道を走り、岩場に至る登山道入口にある広い駐車スペースへ。

 まだ他に車は来ていなかったが、我々が登山道を歩き始めたところで、林道を何台か走ってやって来た。T村さんによると、おそらくH野さんやK沢さんとのこと。

 20分ほど山道を歩いて、着いた岩場は午前岩。まずはここでアップを兼ねて登ることにした。O前さんは二日酔い気味で足取りがちょっとツラそう。

・「セイフティ」5.10a OS 御前岩

 T村さんのおススメで、セイフティをトライしてみる。5.10aのはずだけど、けっしてナメてかかれない。直上してから、木の下を右にトラバースするところもフットホールドがちょっと悪いし、そこから終了点までも気が抜けない。

 やはり山寺のグレードはカラいのは事実のようだ。それに蜂が周りを飛び回っていて、生きた心地がしない。小川山や瑞牆も今年は蜂が多いらしく、全国的に蜂の当たり年なのだろうか。

 我々が御前岩で登っている間に、続々とクライマーがやって来て、H野さん達もいた。錫杖で会った私を見て、ちょっと驚いた様子。皆、奥にある仙人堂エリアに行ったらしく、我々も後を追う。途中、直角ハングというエリアを通過。

・「壱番」5.11b OS 仙人堂

 仙人堂に着くと、10人ほどのクライマーがいた。壱番という4つ星ルートがあり、ヌンチャクがかかっていたけれど順番待ちがいなかったので、さっそくトライすることにした。

 壱番は2ピッチのルートだけれど、通常は5.11b1P目のみを登っているとのこと。ラインが「マールボロ」5.12a/bと交差しているので、間違えないように下からよく観察しておく。

 前傾気味のこのルートに登り始める。チョーク跡を追えるので、ホールドに迷うことはあまりない。比較的ガバが連続しているので、疲れを溜めないように丁寧に登っていく。

 途中、左手パーミングしたところから、右上カチを右手で取るところがあり、ここがルート中の核心となった。左手はマントル気味に残して、右手カチに耐えつつ、右手をデッドで出してすぐ上のリップのガバをキャッチ。取れた。

 その後もレストできるところでは前腕をほぐしながら登り続け終了点へ。オンサイト。やった。

 山寺は花崗閃緑岩という岩質らしいが、ザラついていてフリクションが効く。

・「茶色の小瓶」5.11a 敗退 直角ハング

 O前さん達が直角ハングエリアにある「ブラック&ブルー」5.10aを登るというので、私は隣りの「茶色の小瓶」をトライすることにした。直前に、男性がこのルートに取り付いていたのだが、中盤が難しいらしく、隣りのブラック&ブルーに逃げて、ヌンチャクを回収して敗退していた。

 それを見ていた私は、どれほど難しいのかと思い、マスターで登り始める。序盤は良いのが、その男性が苦労していたパートに入ると、とたんにホールドが悪くなった。カンテ状のところを行くはずなのだが、まともに保持できそうなホールドが無い。しばらく試行錯誤したものの、結局私もB&Bに逃げて敗退することにした。

 この茶色の小瓶というルート。T村さんによると比較的新しいルートらしいが、どこが5.11aなのかちょっと分からない。

・「大行進」5.11d 2RP 仙人堂

 再び仙人堂へ。「マールボロ」をススメられたけれども、残った時間でレッドポイントするのはキビしいので、ここは手堅く5.11台のルートを選ぶことにした。

 そこで、隣りにある「大行進」を登ることにした。このルートも2つ星なので、そこそこ面白そうだ。午前中架かっていたヌンチャクが外されていたので、まずはマスターでトライ。しかし、このルートは長く、ヌンチャクは14本を要す。

1便目

 前半はガバを伝っていくのがほとんどで、壱番よりも易しく感じるくらいか。中間に数手カチをつなぐところがあり、そこが第一核心となった。23手カチを繋げられたのだが、その上で力尽きてフォール。

 第一核心を抜けると、再びガバ地帯。しかし、終了点直下に第二核心が待っていた。マッチできる小棚状ホールドから左上のカチを左手、そこから右手で右上リップを取りに行くのが核心だ。ここでもフォール。2便目にRPを賭けよう。

 T村さん達が、仙人堂の奥にある苦四楽岩で登ったあと、大行進の2便目を出すことにした。ちなみに、苦四楽と書いてクジラと読むそうだ。

2便目

 前腕をパンプさせないように、要所でレストさせながら登っていく。第一核心のカチもしっかり保持できる。夏の間、岩場でのクライミングは遠ざかっていたけれど、ここのところジムによく通っているので、指の保持力は以前くらいに戻りつつあるのかも。

 終了点直下の第二核心も小棚状マッチホールドから、左手カチは人差し指を隅に当てる感じで保持、それから足位置を変えて、右手をリップ下のおつまみホールドで中継してすぐにリップに飛ばす。このリップにぶらさがって、左手でクリップ。やった。

 壱番の星4つと大行進の星2つの差は良く分からないけれど、この大行進もおススメだ。

 今回は、「マールボロ」5.12a/bをトライしなかったけれど、これも3つ星ルートで、この日も何人もの人達がトライしていたので、また山寺に来る機会があればその時はこのルートをやってみよう。

 U松さんが自宅で芋煮を作って待っているということで、午後3時と早めに岩場を切り上げることにした。今夜は我々3人のほか、山寺で登っていたH野さんとT橋さんもU松さん宅に泊めてもらい、明日は6人で黒伏山南壁に行くのだ。

 H野さんはもともと宮城の人らしいけれど、今は仕事で長野に住んでいるとのこと。今回のために長野から山形まで来たのだ。若者のT橋さん、岩手から来ているそうだ。ずいぶん年季の入ったランクルに乗っていた。

 東根市内にあるおおた湯という立ち寄り温泉で汗を流し、U松さん宅へ。牛肉の入った里芋の煮込みが美味しい。山形と言えば巨大な鍋と重機を使って作る芋煮会が有名だ。

 ビールに続き、差し入れの天童ワインや日本酒「上善水如」などが出てきて、前夜に続き飲み過ぎ気味になったけれど、ほどほどのところでブレーキをかけておいた。この日もアイス談義が続く。

 明日は出発が早いので、早々に寝ることにした。

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