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2013年10月

瑞牆山 十一面岩左岩壁 山河微笑

2013.10.27()

 瑞牆山十一面岩左岩壁にあるマルチピッチルート・山河微笑を登った。

 瑞牆の各ルートを登る我々6人と小川山に行く3人の計9人が、台風一過の前夜某所に集まって大宴会。各自持ち寄ったワインボトルが次々と空になり、きりたんぽ鍋も美味しかった。私も相当にお酒を飲み過ぎてしまった。明日の天気は申し分ないはずだけれど、果たして登れるだろうか。

 瑞牆山のマルチピッチルートとしては、

200711月 大ヤスリ岩「ハイピークルート」(紅葉がきれいだった)

20105月 十一面岩末端壁「調和の幻想」

・今年8月 十一面岩正面壁「ベルジュエール」(7P目まで)

・今年9月 十一面岩左岩壁「山族79黄昏ルート」

4つのルートを登ったことがある。

 まだ暗い5時に起き出すけれど、案の定頭が重い。秋も深まり明け方は寒い。お湯を沸かしてお茶を飲んだりカップラーメンを食べて、張ったテントを撤収する。小川山に向かう3人と別れ、6人で植樹祭広場へ。

 私はK藤さんと組んで、十一面岩左岩壁にある山河微笑というルートを登ることにした。H明・M上さんパーティーは、私も先月登った隣接する山族79黄昏ルートを登るという。HO田さんパーティーは、大面岩にあるルートを登いりに行くそうだ。

 二日酔いの身体を押して、1時間20分かけて歩き十一面岩左岩稜に到着。途中の末端壁には朝早いのでまだ誰も来ていなかったけれど、ルートによっては濡れているようだ。

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(↑錦繍の植樹祭広場)

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(↑十一面岩末端壁)

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(↑八ヶ岳を望む)

 先月に山族を登った際に、山河微笑の取付を確認しておいたので、取付探しで迷うことは無かった。山河微笑は、最高5.10aを含む全5ピッチのルートとのことで、私が奇数ピッチを、K藤さんが偶数ピッチをリードすることにした。H明さん達は山河微笑の取付で支度をしてから、山族の取付へ移動していった。

前日は雨が降ったはずだが、岩は概ね乾いている様子。登攀開始は9時頃。

○瑞牆山 十一面岩左岩壁「山河微笑」5P

1P(5.8)リード私

 クラックの奥は湿気っている感じがするけれど、ビショビショということはなかった。カムをきめながら登っていくと、頭上の小ハング状岩に行き当たる。この岩の下側にカムをきめながら左に抜けるところが一応の核心か。左の壁に抜け出ると、左上する感じで登っていくと、ホールドが大きくなっていき易しくなっていく。そこから今度は右上するように登り、木の根をつかんで乗っ越すと奥の木にカラビナのかかったスリングが回っている。大きな木が生えるテラス状だ。フリーで登れたのは結局このピッチだけ。

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(↑山河微笑の取付。写真横向き)

2P(5.7 chim)リードK

 目の前に立てた本のように巨大な板状の岩があり、その右手には深いチムニーが切れ込んでいる。左手にも出だしダブルクラックのようなラインがあり、こちらが山河微笑のルートのようだ。このピッチ、出だしからして悪く、K藤さんも人工交じりで何とか越える。フォローの私も、この出だしではテンションして、カムをつかまないととても登れない。傾斜が緩んでもなお難しかった。

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(↑2P目を登るK藤さん)

3P(5.9)リード私

 このピッチではエイドしまくり。というか、こんなワイドクラックをとても登れる力量はないので、ひたすらアメリカンエイドで登る。疲れた。リードの私がその先で使うために下のカムを回収しながら登ってしまったので、フォローのK藤さんは手づかみできるカムも乏しく大変だったようだ。

 山族を登っているH明さんパーティーも同じくらいのペースで登っているようで、山族の4P目のバンドを右に回り込んでH明さんが我々のすぐ近くに上ってきた。

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(↑3P目を見上げる。写真横向き)

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(↑3P目フォローのK藤さん)

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4P目 リードK

 テラスにいったん上がり、5P目のオフウィズスの取付きにクライムダウンするピッチ。クライムダウンする上部でカムやハーケンでランナーを取って、リードのK藤さんをロワーダウンする要領でビレイした。

 クライムダウンするのでフォローの私のほうが怖い。ここではカムをつかみながら下に下にセットしつつ下りた。

5P(5.10a o.w)リード私

 このピッチは3P目以上に大変だった。最初からひたすらカムエイドしまくりで、途中ほんのわずかフェイスを使ってフリーで登れたのもつかの間、傾斜が緩くなるところでもカムエイドしないととても登れない。

 出だしでは5番も使えるが、あとは3番と4番がとにかくほしい。セットしたカムにスリングをかけ、アブミの要領でそれに足をかけて立ち込む。こんな登り方だからとにかく時間がかかった。

 途中の灌木のある緩傾斜から再び岩のセクションを登り頭上の岩を右に抜けると大きな岩が集まる平場に出た。ああ、本当に疲れた。

 残したカムが乏しいためフォローのK藤さんはさらに大変だったはずだ。フォローなのでフォールする恐怖感はないだろうけれど。時間が押してきて16時が近づいてきている。秋の陽はつるべ落とし。17時ではもう暗くなっている。これからまだ懸垂下降することを考えるとのんびりしているワケにはいかない。

 ロープをとにかくぐいぐいと引っ張って、長い時間をかけて何とかK藤さんも登ってきた。エイドしまくりだったけれど、とにかく山河微笑のルートを登り終えた。

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(↑5P目フォローのK藤さん。写真横向き)

 山族を登っているH明さん達は残置したカムの回収の関係で、いったんカナトコ岩(左岩壁の頭)まで登るそうだ。

 我々は山族の終了点にある支点を使って懸垂下降に入る。途中、ロープの絡まりに苦戦しつつ、懸垂下降4回で17時頃に取付に降り立つ。樹林帯の取付に下りると暗く、ヘッドランプを点ける。少し先に下りていたH明さん達が片づけをしていた。

 暗い中を4人で下山していく。来るときは明瞭な踏み跡も真っ暗な中では時々迷いそうになる。18時を過ぎていただろうか、ようやく植樹祭広場に帰着。O田さん達が出迎えてくれた。O田さん達は大面岩に行ったはずだけれど、O田さんの体調不良でクライミングはしなかったという。不動沢まで歩いてみたりと、我々が帰ってくるまで時間をつぶしていたらしい。

 というワケで、想像以上に山河微笑には苦戦させられた。普通のハンドサイズのクラックだってろくに登れないのに、こんなワイドクラックは手も足も出ない。アブミの乗り込みのせいか、股関節が攣りそうになるほど筋肉が張っているのが分かる。本当に疲れた。今回はHさんの車で瑞牆まで来たので、帰りの渋滞する中央道では後部座席で眠らせてもらった。八王子で解散後、自分の車で帰宅。

秋田県 森吉山 ノロ川桃洞沢~赤水沢 沢登り ◆東北クライミングツアー3

2013.10.18()20() 東北クライミングツアー

 東北ツアー3日目は、秋田県は森吉山(もりよしざん)東部にあるノロ川の桃洞沢(とうどうさわ)~赤水沢で沢登りをした。

 

10/20()  秋田県 森吉山 ノロ川桃洞沢~赤水沢 沢登り

 4時起床。テントを撤収して登山口となる森吉山野生鳥獣センターに向かう。森吉山に近づくにつれて空模様が怪しくなり、雨が降り出してきた。ザーザー降りというほどではないし、濡れるのが当たり前の沢登りだから、中止にすることはない。

 こぎれいな野生鳥獣センターのある駐車場に着くと、同じ沢登り目的らしき人達が何人か準備をしており、我々が着替えなど支度をしている間に出発していった。我々も7時前に出発

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 しばらく紅葉の森の中にある遊歩道を歩いて行く。雨に濡れそぼった紅葉した樹々が本当にきれいだ。幹の表面がまだら模様をしたブナノキが多い。この紅葉を見られただけでもここに来た価値があったというものだ。

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 桃洞沢と赤水沢の出合まではノロ川左岸の遊歩道を歩いて行った。出合から100mほど桃洞沢に入ったあたりに標識とベンチががあり、そこから桃洞沢に入渓する。

 

 歩き始めの沢床は砂地で歩きづらかったけれど、やがて平らな岩の沢床が出てくる。話に聞いていたとおり、ナメ沢だ。両岸の紅葉が本当にきれいだ。平らと言っても、あちこちに大小さまざまな凹穴(ポットホール)が口を開けていて、足元をきちんと見ていないとその穴に落ちてしまいそうだ。

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 平らなところではだいたい足首の上くらいまでの深さのところを歩いて行くので、時々ヒザより上が濡れるくらいだ。この時期、こんな冷たい水の中に上半身まで濡らして遡行する気にはならない。

 これらの凹穴、深いものは何メートルもありそうだ。落とし穴のようにたくさんある。この穴に落ちようものなら、頭まで完全に落ち込んで、下手をすると溺れかねないかも。

 そんな凹穴を躱しつつ歩いて行くと、桃洞沢のハイライト、桃洞滝40mが現れた。滝の落口から流れ落ちる水流は、いったん幅広くなると、下ですぼまって穴の中に落ちていくように見える。夏に行った岐阜の沢上谷(そうれだに)にある滝も不思議な流れだったけれど、この滝も一見の価値ありだ。

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(↑桃洞滝40m。写真横向き)

 この滝は、左岸側にご丁寧に岩にステップが掘られているので、それを伝って登ることができる。桃洞滝から先も、ちょっと登りづらそうな小滝があると、必ずステップが見つかる。誰が掘ったのか知らないけれどご苦労なことだ。広葉樹の上に、杉の木が現れてくる。秋田杉らしい。210m滝では左岸に残置ロープがある。

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 右に本流を分け、なおも歩いて行く。二俣で分かれるたびに水量が少しずつ減っていくが、ナメ床は続く。小道のように狭くなってきて、ナメから、終盤の源頭の雰囲気になってくると普通の石ころになってくる。ほんの少しブッシュを漕ぐと、地形図上の938mと941mピークの間のどこかに出た。ここから反対側の赤水沢に下りるのだが、20mも下りていかないうちに、舗装された小道のような沢に出た。赤水沢は、桃洞沢以上に舗装されたような平らな沢床で、脇から合流する枝沢も、沢が出合うというより、小路が交差するT字路のようだ。

 その赤水沢は下って行くにつれて幅が広がっていく。途中の傾斜の緩い滝では、斜面に沿って小走りに下る。210m滝はちょっと急だったので、左岸のブッシュを伝って巻いて下る。

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(↑つくばいのような凹穴)

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(↑うさぎ滝)

 すると、うさぎ滝40mの落ち口に至る。滝の下を見ると、先パーティー4人組がいて、左岸のブッシュにある残置ロープを伝って下りたところのようだ。我々は巻いて下りるようなことはせず、うさぎ滝の緩そうなラインを選んで小走りで下りる。滝壺には大きな凹穴が空いているので、勢い余って穴に落ちないように気を付けないといけないので、ちょっとスリルが味わえる。

 先行Pを追い抜き、あとは幅の広いそれこそ平らな道をジャボジャボと歩いて行く。ごく弱い雨が降っているし、スネくらいの深さとはいえ、だんだんと身体が冷えてくる。紅葉はひたすらきれいなのだけれど、そろそろ出合に着かないかなあと思った頃に、桃洞沢との出合に到着。桃洞沢側に100mほど戻った左岸から、入渓した遊歩道に上がれる。

 遊歩道を戻ると、野生鳥獣センターが開いていた。中ではクマゲラなど動植物を紹介する写真やパネルが展示してある。こうして5時間40分ほどの遡行を終える。

 

 さて、これから東京に帰らなければならない。その前に温泉に寄ることにした。少し走ったところにある杣温泉に行く。鄙びた感じの建物にある内湯と離れの脱衣所がある露天風呂がある。この鄙びた感じがよい。

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 それから車を西に走らせ、五城目町へ。ここで食事を取りたかったのだが、適当なお店が見つからず、秋田道に乗ることにした。秋田県内のSAの食堂で、B級グルメ?の横手焼きそばを食べ、岩手県を経て宮城県内のSAでは盛岡じゃじゃ麺を食べた。

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(↑横手焼きそば)

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(↑盛岡じゃじゃ麺)

 雨がザーザーと降っていてワイパーを動かしまくる。相当降っている。運転を交替しながら、ひたすら南下し、助手席で寝ていて目が覚めると浦和が近づいていて、雨もほとんど止んでいた。外環を経て自宅へ。K寅さんと別れて帰宅したのは日付を回った1時頃。ああ、疲れた。

 

 今回の東北ツアーでの走行距離は約1,900km。よく走ったものだ。縫道石山での敗退はざんねんだったけれど、詰め込み気味の計画をこなすことができた。ほとんど行ったことのない東北には魅力的な山や沢がたくさんあるはずだ。クライミングでなく普通の山歩きでも良いので、これからも機会を作って訪れてみたい。

青森県 下北半島 縫道石山 マルチピッチクライミング(敗退) ◆東北クライミングツアー2

2013.10.18()20() 東北クライミングツアー

 東北ツアー2日目は、青森県は下北半島の縫道石山(ぬいどういしやま)でマルチピッチクライミングを試みるも途中敗退。

10/19() 青森県 下北半島 縫道石山(ぬいどういしやま) マルチピッチクライミング(敗退)

 縫道石山は、下北半島にある岩山で、その岩壁がマルチピッチクライミングの対象となっているそうだ。今回の東北行を計画している時に、YT川さんに薦められた場所だ。ネットで登攀記録を調べてみて、東面にある「緑友ルート」がグレード的にも難しくなさそうなので登ってみることにした。

 しかし、結果的には間違ったラインに取り付いてしまい、行き詰まって途中で登攀を中止し、敗退する結果となってしまった。

 まだ暗い5時に起床。寒い。南側の野平から縫道石山の登山口へ至るダートの林道に入るが、すぐに整備中の舗装道路に出た。整備中のこの道路、仏ヶ浦を通る国道のバイパス的な道なのかも。

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(↑縫石道山登山口)

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(↑熊除け鈴を貸し出す箱があったけれど、中には2つしか無かった)

 登山口の駐車場には、貸し出し用のクマよけの鈴があったので、一つ持って行くことにした。登山道をしばらく歩いて行き、鞍部を超えて再び登っていくと、樹間越しに岩壁が見えてきた。登山道の適当なところから左手に入る。踏み跡らしい踏み跡は見分けられなかった。しばらくヤブ漕ぎして行くと、岩壁の下に出た。見上げると大きな壁が広がっている。

 手持ちのルート図を眺めてみるも、目指す緑友ルートがどれなのか判然としない。顕著な凹角やカンテがあるのだが、そのどれが緑友ルートにあたるのかがよく分からない。初めてくるところはまずは岩場にたどり着けるかが核心だし、ラインを見つけるのも難しい。

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(↑東面を見上げる)

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(↑フォローのK寅さん)

 結局よく分からないので、それらしい凹角のところを登ってみることにした。ダブルロープを結んで、私のリードで登攀開始。時刻は8時頃。登り始めてみたものの、残置ピンも見当たらず、ラインが分からないので、樹林帯の際を右上に登っていく。これだけでも結構苦労して、いたずらに時間を費やしてしまう。

 緑友ルートも出だしは凹角のはずなので、それと見定めた凹角(結果まるで違っていたワケだが)を目指して左に移動するように登っていく。が、これもとにかく悪い。

 岩そのものは固くしっかりしていて、プロテクションは細い灌木で取ったり、カムも結構きまる。

 細かな点は省略するけれど、そんなこんなであっという間に数時間が経ってしまう。チクチクと痛いブッシュをつかんだり、およそⅣ級とかⅤ級とかのグレードでは済まないところを登ったりするも、いよいよ行き詰まってきて、はるか頭上に見えるブッシュ帯に至るのは無理と判断し、登攀を諦めることにした。顕著なピナクル状岩があったので、それに細ロープを結び、懸垂下降する。懸垂下降1回で取付近くの樹林帯に降り立てた。あれだけ苦労して登ったところも、わずか50mしかなかったわけだ。K寅さんも下降してくる。

 荷物をまとめてから、岩壁の取付付近をぐるっと見てみることにした。左手のほうに歩いていくと、だんだんとラインが分かってきて、ボルトが打ってあるというHCCルートが目印となり、「傷だらけのクラック」という顕著な凹角クラックのルートが分かり、それにより緑友ルートの位置も分かった。下から眺めた本当の緑友ルートは、Ⅳ級ということで確かに易しそうだ。

 ということで、敗退という結果になり非常に悔しい。わざわざ下北半島まで来ながら、狙った登攀ができなかった。あんまり悔しいので、この日記にもあまり詳しく書く気にはならないのだが、K寅さんと話して、いつか機会を作ってリベンジしようということにはなった。本当にまた来る機会を作りたいものだ。

 登攀をやり直す時間はないけれど、まだ時間はあるので、登山道を歩いて山頂には行くことにした。天気が良ければ山頂からは遠く北海道が望めるはずだ。登山道をしばらく登っていくと、岩だらけの山頂に到着。果たして北海道も眺めることができた。周辺のなだらかな山の紅葉もきれいだ。

 岩壁を登って山頂に至り北海道を眺めるということが叶わず、ますます悔しい思いだが、いつまで悔しがっていても仕方ない。山は無くなってしまわないから、また来ればよいのだ。

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(↑山頂から遠く北海道を望む)

 さて、下北半島といえば恐山が有名だが、私もK寅さんもそれぞれ過去に訪れたことがあるので、恐山観光に寄ることはせず、次なる目的地の秋田県を目指すことにした。マグロで有名な大間にも、さすがに寄り道する時間はないし。

 青森県内で温泉に入って行こうということで、青森市に近い浅虫温泉に行ってみることにした。すっかり暗くなった頃、ゆーさ浅虫という道の駅にある温泉施設に到着。露天風呂がないのが残念だが、この施設にあるB級グルメを標榜する牛バラ焼定食980円を食す。すき焼きみたいなもの。

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 東北道に乗って秋田県に入り、鹿角にある道の駅に到着。テントを張って寝る。

岩手県 久慈・侍浜 フリークライミング ◆東北クライミングツアー1

2013.10.18()20() 東北クライミングツアー

 先月に宮城県と山形県の岩場を巡ってきたのに続き、今回は、岩手県~青森県~秋田県の岩場と沢を巡ってきた。

 初日は、岩手県は久慈・侍浜でフリークライミング。

 2日目は、青森県は下北半島の縫道石山(ぬいどういしやま)でマルチピッチクライミングを試みるも途中敗退。

 3日目は、秋田県は森吉山(もりよしざん)の東部、のろ川桃洞沢(とうどうさわ)~赤水沢で沢登り。

 前回の東北ツアーに味をしめて、遠くて行く機会のない東北の岩場を再び巡ろう、所属山岳会のK寅さんを誘った。

 3日間あるので、K寅さんの提案で、ナメナメの癒し系の沢らしい森吉山のノロ川桃洞沢に行くことにした。

 それから、東北に行く計画をYT川さんに話したところ、下北半島に縫道石山という岩山があると薦められたので、そこにも行ってみることにした。縫道石山にはマルチピッチのルートがいくつかあるそうだが、取り付いたラインを間違え、途中で敗退する結果となった。

 もう一か所は、下北半島や森吉山の位置関係から、私の提案で久慈の侍浜を選んだ。

 東北にはなかなか行く機会がないけれど、今回敗退した縫道石山にはいつか再訪したいし、三崎海岸などのまだ行ったことのない岩場もある。K寅さんも白神山地など行ってみたい場所がいくつもあるようだ。

 岩でも沢でも、東北には今後も訪れてみたいものだ。

10/18() 岩手県 久慈・侍浜 フリークライミング

 目指す侍浜までは、東京から約670km。とにかく遠いので、前日17日の夜はなるべく早く出発することにした。K寅さんと待ち合わせ、大泉ICから外環に乗り、東北道に入る。運転を交替しながら一路みちのくを目指す。

 八戸道の九戸ICを下りたのは翌18日の4時前。高速を下りたところに、道の駅おりつめがあったので、少し仮眠することにした。K寅さんは車内で横になり、私は車の外でマットを敷いて寝袋に包まった。寒くなってきて6時前に起き出すと、寝袋の表面がしっとりと濡れている。霜が降りていた。寒いわけだ。

 朝早い久慈の街に移動する。NHKの朝ドラ「あまちゃん」のロケ地として知られたそうで、放映が終了した今も朝ドラを観光資源にしているようだ。しかし、朝早くからそれらしい観光施設が開いているワケでもないので、港を眺めただけで、すぐに侍浜に向かう。

 日本100岩場の北海道・東北版の分かりづらい案内図を頼りに、なんとか侍浜の岩場に至る遊歩道の入口にたどり着く。浄水施設?前の道端に車を停めて、岩場に向かう。

 伊豆・城ヶ崎海岸のような岸壁が開け、快晴の太平洋が眺められる。素晴らしい眺めだ。目指す展望台下エリアは、文字通り展望台の真下にあり、岩がごろごろした小さな入り江だ。広々とした城ヶ崎のファミリーエリアなどに比べたらずっと狭い場所だ。入り江の奥から容易に下りられる。垂直を少し寝かしたような壁にボルトが打ってある。

 まずは「Yellow Wave5.9と「Adams Apple5.10aを登る。城ヶ崎と同様、岩の表面が潮でベタベタした感じで慣れない。K寅さんは「入学試験」5.10aも登る。

 なお、このエリアはどれもそうだと思うが、終了点がラッペルリングなので結び替えが必要だ。

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(↑展望台から侍浜海岸を望む)

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(↑Yellow Wave5.9を登るK寅さん)

○「東風(やませ)5.11c 3RP

 5.11台で今日一日で登れそうなルートを登っておこうということで、「レッドゾーン」5.11aは波打ち際にあるようで取り付きづらそうだったので、「東風(やませ)5.11cをトライすることにした。

 このルートはアップで登った他のルートと違って、壁の中ほどで終了するので短いのだが、後半に核心部がある。

 うすかぶった核心部のムーブを解決するのに、最初の2便を費やした。左手カチアンダーで耐えながら、右手でカンテを伝っていき、上部のカチにデッドするあたりが悪い。

 右手カンテでは、私の場合4か所を上に上にと右手を移していった。4手目の右頭上斜めスローパーを止めるにはフェイスの中の小さなフットホールドに足を乗せておかないと届かない。さらに、微妙な足位置を変え、右手を頭上のカチにとばす。RPした3便目ではここで声が出る。この間、左手はずっとアンダーカチ。さらに、左手でもう一つ上のカチにつなげ、右カンテにハイステップでヒールをきめつつ身体をひきあげ、右奥のフレークガバを右手でキャッチできるとようやく一息つける。終了点はすぐそこ。

 このルート、5.11cというグレードにしては難しい。カチをつなぐ感じからして、先週登った小川山のローリングストーンの岩にある「トルネード」5.11dと同じくらいでは。先月行った山寺でもそう言われていたけれど、みちのくグレードはやっぱりカラめなのかも。

 ロケーションといい、右カンテが肝というところといい、昨年12月に登った城ヶ崎のファミリーエリアにある「デルトイド(直上)5.12aに似た感じのルートかも。もちろんムーブは全然異なるけれど。

○「蟹工船」5.10a BNP OS

 午後は場所を変えて、さんさエリアに行ってみることにした。さんさエリアはFIXロープを伝って下りた波打ち際にいくつかルートがある。

 K寅さんが選んだのは、ここにある「蟹工船」5.10aという3つ星ルート。出だしのクラックではナチュプロが必要とのことだが、K寅さんがカムを1セット持ってきてくれていた。

 ハンドサイズのクラックを数メートル登ってから、水平に並ぶフレークを左へ左へと辿っていく風変わりなルートだ。取り付きも海面に近いが、左のほうはそのままロワーダウンしてしまうと完全に海の中だ。登る前から、ギアの回収の大変さが想像される。

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(↑「蟹工船」5.10a。写真横向き )

 5.10aとはいえ、いきなりK寅さんがリードして登るのは危なそだったので、まずは私が登ることにした。カムとヌンチャクをぶらさげて、潮でしっとりしたクラックに手を入れてハンドジャムする。私自身、普段クラックなどやらないので、かなり必死になってカムをセットしながら登っていく。ほんの数メートルだけれど、左上のガバホールドに手が届くとホッとした。あとはガバフレークを辿って左へと移動していく。5ピンほど左移動すると、最後にマントルしてテラス奥にある終了点へ。

 この終了点、ハンガーはあるのだが、ラッペルリングが無い。とりあえず、ヌンチャクを残して、トラバース部分を伝って取付に戻る。

 続いて、K寅さんがトップロープで試みるも、ほとんど未経験のクラックに苦戦して途中で下りる。

 さて、カムやヌンチャクを回収しなければならない。気が付くと、先ほどよりも海面が少し上がってきているように見える。ちょっと大きな波が来ると、足元に置いたロープが濡れそうになる。潮が満ちてきているようだ。のんびりしてもいられない。早く回収しないと。

 フォロー状態でまずはもう一度登って終了点へ。終了点のヌンチャクを回収して、クライムダウンしつつ、一つ前のヌンチャクへ。トラバース部分では、右隣りのボルトにセルフを取ったら左のヌンチャクを回収するという方法で、右に移動していく。クラック部分では、カムを2つ固め取りして少し下ろしてもらい、手の届く範囲で下にカムをセットしそれにセルフ。そうしたら上のカムを回収する。セルフを取ったカムを直接つかむと向きが変わってすっぽ抜ける危険があるので、手でつかむカムはまた別にセットする。ハンドジャムでも良かったのだろうけれど。

 寝不足もあり、早めに撤収することにした。早めとはいえ、今日のうちに下北半島まで移動しなければならないので、ゆっくりもしていられないのだ。平日のこの日、侍浜のこのあたりで登っていたのは結局我々だけだった。

 車を北に走らせ、八戸へ。八食センターという大きな施設に寄り夕食。私は普通の海鮮丼。K寅さんは贅沢に生ウニ丼。

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(↑海鮮丼)

 さらに北上し、東北温泉という立ち寄り温泉へ。青い森鉄道という鉄道の乙供という駅が最寄駅のようだ。この温泉、お湯が黒い。真っ黒というか、澄んだ黒といった感じ?。でも、やっぱり黒いので浴槽の底は見えない。適度な湯加減で、疲れた身体を癒す。

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(↑東北温泉)

 すっかり暗くなってしまったが、今日のうちに下北半島の縫道石山の近くまで移動する必要がある。二人で運転を交替しながら、むつ市街を通過し、道の駅かわうち湖へ。テントを張って寝る。

体育の日の3連休 甲府幕岩~小川山~甲府幕岩

2013.10.12(土)~14(月)
 体育の日の3連休は、甲府幕岩と小川山でクライミング。

■10/12(土) 甲府幕岩
 金曜日夜のうちに東京を発ち、山梨県内の某山荘でT沢さんと待ち合わせる。T沢さんの知り合いの人達もやって来て、彼らは翌日からの北アルプスや甲斐駒の登山に備えていた。

 快晴の空のもと、土曜日の朝を迎えた。この3連休はずっと天気に恵まれたけれど、土曜日は気温が高く、東京では前日に続き30℃を超えたらしい。

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 この日は甲府幕岩へ。
私は甲府幕岩へ行くのは昨秋以来11か月ぶり。昨秋は自身初の5.13a完登を目指して「ア・ラ・ポテト」5.13aへのトライを重ねた。
 そしてレッドポイントを狙って、岩場に至る林道が閉鎖される直前の12月初めに現地に向かうも、凍結した林道で車がスリップして脱輪するという事故を起こして、岩場にたどり着くことなく敗退していた。
 そんなことがあり、昨年はア・ラ・ポテトのRPを逃してとても悔しい思いをしたけれど、その悔しさは年が明けて今年3月、二子山で「振り返るな」5.13aが37便のトライの末に登れて溜飲を下げた。

 ということで、今回トライするルートはもちろんア・ラ・ポテトだ。昨秋のトライですでに25便も出している。
 ア・ラ・ポテトのある豊穣の森エリアにはすでに何人もの人達がいた。私とT沢さんもまずはアップでイエローマウンテン5.9を登る。
T沢さんはしばらく前に肋骨を痛めたそうだが、草津温泉に浸かったおかげか、少しずつ痛みが退いてきているそうだ。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a (1~5便目(通算26~30便目)) ×
 昨秋のトライでは1テンまで持ち込んだものの、それから何度登っても結局RPすることができなかった。今回まずはその時のムーブを思い出さないと。
 この日記にこれまでたびたび書いているが、左肩から背中周辺の痛みは相変わらず残っているし、右手人差し指も少し痛めてしまっている。
 そんな状態ではあるけれど、テンションしまくりながらあれこれとムーブを探る。手で使うホールドは分かりやすいので早々に思い出したものの、遠いカチを取りに行く際のフットホールドなどをきちんと定めないといけない。
 2ピン目先のカチ取りや3ピン目先のスローパー処理、5ピン目周辺の左上方ガバ取りから頭上四角ホールドのアンダー取り、その先の右上ムーブなど、繰り返すうちにだんだんと当時のムーブを思い出して固めていくことができた。しかし、この日は気温が高めのせいか、ホールドを持つ手が滑りがちだった。
 そんな感じでこの日はアラポテに5便も出してヨレヨレだ。

 T沢さんもアラポテにトライした。
 先日、久しぶりに有笠山の駐車場で会ったMねさんとH野さんも甲府幕岩にやって来て、Mねさんはアラポテの隣りにある「ジベリングズ」5.11dにトライ。
 K野さんも来ていて、「風になれ」5.13aをトライしているとのこと。
 最後に「わささび」5.10bを登って、この日は終了。

 夜は山荘に戻り、Mねさん達も合流して4人で鍋を囲んで宴会。H野さんの若かりし頃の熱い話しを聞けたけれど、ビールやワインをちょっと飲み過ぎた。寝不足もあって、アルコールが入ると私はトロトロと眠くなってきたので、先に寝させてもらった。

■10/13(日) 小川山
 朝起きると、前日よりもずっと気温が下がっているのが分かる。山荘の外を眺めると、澄んだ空はさらに晴れ渡って、甲斐駒も八ヶ岳もくっきりと眺められる。昨日今日、山に登っている人達は絶好の山岳展望を得られているはずだ。
 この日も甲府幕岩で登るMねさん、H野さんと別れ、T沢さんと私は日帰りで小川山に行くことにした。3連休なので廻り目平の駐車場は満車だろう。車が停められるかどうか心配だけれど、行ってみることにした。

 9時頃に到着した廻り目平は予想通り車があふれかえっていた。私の車を含めさらに車が続々とゲートを入って来るので、金峰山荘前では車がつながっている。
 これでは駐車は無理かなと思っていたら、山荘の人がロープの張られたキャンプエリアを一部開放してくれたおかげで、タイミング良く私のエクストレイルを停めることができた。

○キノコ狩り
 岩場に向かう前に、キノコ狩りをすることにした。キノコや山菜には疎い私は、良い機会なのでT沢さんにキノコの見分け方を教えてもらう。T沢さんは草花や樹木などの植物に詳しいけれど、キノコにも詳しい。
 キャンプエリア周辺で、足元を見ながらキノコを探すもなかなか見つからない。T沢さんによると、2週間ほど前まではたくさん採れたそうで、すでにキノコのシーズンは過ぎつつあるようだ。
 途中、野ブドウを摘む。食べてみると酸っぱい。
 キャンプエリアの某所でやはりキノコを摘んでいる人達がいた。聞くと、クリタケというキノコが生えているという。そう言われて探してみると、あちこちに密集するようにクリタケがある。T沢さんが用意した布袋に摘んだクリタケを入れていく。今夜はキノコ鍋だ。
 続いて、岩場に向かいながらキノコを探すことにした。キノコのシーズンを過ぎて数が少ないせいか、なかなか見つからなかったけれど、ハナイグチやキヌメリガサを今夜の鍋料理を作れるくらいには摘むことができた。今回これら3種類のキノコを覚えることもできて、とても勉強になった。

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(↑クリタケ)

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(↑キヌメリガサ。写真横向き)

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(↑ハナイグチ。写真横向き)

 この日向かった岩場はローリングストーンの岩だ。私は行くのは初めてだが、T沢さんは以前一度来たことがあると言う。
 日陰の樹林帯の斜面を登っていくと、ローリングストーンの岩に着く。先客が2人いて、「トルネード」5.11dにトライしていた。我々もこのルートに登るのがこの日の目標だ。
 まずは「ももちゃん」5.10cでアップする。T沢さんはすでに登っているので、私が先に登ってオンサイトする。3ピン目までの前半が核心で、後半は易しい。

○「トルネード」5.11d 3RP
 取付きは、陽が当らずとても寒い。先客2人がトライしているのを見て、カチホールドの続くルートっぽいことが分かった。
 1便目。1ピンある大きな段状2段のアプローチを上がり、2ピン目からが垂壁だ。ボルトラインの左側から取り付き、カチを交え、右上するところが核心の入口だった。1便目はここでテンション。ホールドを探ると、細かなカチに耐えて頭上のカチを取るのが核心部のようだ。そのすぐ上が水平クラックで、その水平クラックから終了点までは易しい。
 2便目のトライは、核心部がうろ覚えだったこともあり、ムーブを間違えてしまいテンション。
 最後のトライと決めた3便目を15時半頃に出す。さすがに覚えたムーブをこなし、悪い左手カチから右手カチに飛ばす。キャッチする際思わず叫ぶ。水平クラックで一息ついてから、上部をこなし終了点へ。やった。

 トルネードが登れたのですぐに下山。帰り道もキノコを探したけれど見つからなかった。ナナーズで今夜の食事の買い出しをして山荘に帰る。
 山荘に戻ると、甲斐駒から下山してきた人達が帰って来ていた。日向山から鋸岳の稜線~甲斐駒~黒戸尾根と歩いてきたと言う。このコースは以前、登山雑誌・岳人にも紹介されていたのを読んだ記憶があるが、ワイヤーやハシゴなどが整備されていて、歩きやすいバリエーションルートらしく、他の登山者も多かったという。そのうち私も行ってみようかな。
 T沢さんが豆乳鍋を作ってくれる。摘んだキノコが美味しい。特にハナイグチの食感が良い。
 甲斐駒を登ってきた一人は、北米マッキンリーや南米アコンカグアにも行ったことがあるらしい。すごいなあ。

■10/14(月) 甲府幕岩
 起きて外を見てみると、八ヶ岳や甲斐駒に雲がかかっているものの、天気は良さそうだ。昨日と同じくらい涼しい。
 今日も岩場へ出勤。行き先は一昨日行った甲府幕岩。
 駐車場に着くと車が何台も停まっているにも関わらず、アラポテのある豊穣の森エリアに行くと、まだ他に誰もいなかった。もっと奥のエリアに行ったらしい。
 我々が、「イエローマウンテン」5.9や「動物がイッパイ」5.10bでアップしていると、このエリアにも続々と人がやって来た。
 動物がイッパイは、短いルートで、私も以前に登っているはずだけれど、後半はボルトの左側を登って行くらしい。今回、右手は右のカンテを使いつつ、カチを使って直上するラインで登った。直上すると10bというのはちょっとカラいかも知れない。

○「ア・ラ・ポテト」5.13a (通算31~33便目) ×
 この日はアラポテに3便出した。クライミング3日目となると身体も手指もヨレているし、昨晩もちょっとお酒を飲み過ぎて、身体がだるい。
 1便目はこれまでと同じムーブをテンションしながら試してみる。2ピン目先やスローパー処理もまだ確実とは言えないけれど、少しずつ慣れてきた感じ。
 2便目では、固めたつもりでいた5ピン目周辺のムーブを変えることにした。
 私は左上方ガバを取る際、多くの人とのムーブと異なり、右手サイドホールドからリーチいっぱいに手を伸ばしてそのまま取りに行く。取ったら、足を踏み替え、「幻の右」5.12c寄りの見えないフットホールドに左足を出す。そのあと右足はガニ股にして縦部分に無理無理当てて、頭上四角ホールドをアンダー取りしていた。
 これが相当に苦しいムーブだったのだが、右足をポケット状に入れればずっと楽だと分かった。右手を薄いピンチに中継した際に、そのポケットに右足をきちんと載せ直おすと、頭上四角ホールド取りがけっこう楽になる。
 3便目でも、このムーブを確かめる。ルート中最も大変だったパートの苦手意識が半分くらいに減った感じだ。このムーブをもっと洗練させていこう。
 ということで、この日は昨秋並みの1テンにまで戻すには至らなかったけれど、アラポテのRPを目指して、むくむくとモチベーションが高まってきた。林道ゲートが閉まってしまう前に、登り切れるだろうか。

 残った時間で、このエリアでまだ登ったことのないルートを登ることにした。
○「シリコロカムイ」5.10d RP
 まずは「シリコロカムイ」5.10d。このルートは昨秋2便出すも、RPできないままとなっていたルート。グレード自体は5.10dなのだが、ライン取りが分かりづらく、チョーク跡に釣られて登り易そうなところを詰め上がってしまうと行き詰まってしまうのだ。
 なので、まだ登ったことのない人は、T沢さんが言うとおり、ぜひオンサイトトライしてほしい。
 5.10dを登れないままにしておくわけにはいかないので、ヌンチャクを掛けながら登り始める。後で聞くと、通常は行き詰まりそうな2mくらい手前から右にトラバースし、カンテ沿いに登っていくらしい。この日も私はそれが分からず、右に回り込んだところにある板状クラックも使いながら登っていき、いよいよ行き詰まりそうになる。しかし、そこから微妙なパーミングなどを使って右にトラバースすると、ポケットがあった。そのポケットも使いつつ、終了点直下でカンテに出ることができた。ビレイしてくれたT沢さん曰く、このラインで登る人は初めて見たとのこと。グレードはよく分からないけれど、5.11台半ばはありそうだ。

 登ったか登っていないかよく覚えていない「ワイルドトットちゃん」5.10b/cも登っておく。

○「エキセントリック・ヨシコ」5.10c フリーソロオンサイト
 最後に、豊穣の森エリアの最も左端にあるエキセントリック・ヨシコを登っておくことにした。
 このルート、T沢さんは以前フリーソロで登ってオンサイトしたそうだ。現物を見て、私もビレイ無しで登ることにした。登ったことのある人なら知っていることだけれど、このルートはじつは非常に短い。ボルダーのようだ。事実、裏側から歩いて下りられるし。
 ということで、せっかくなので私もフリーソロすることにした。フリーソロというには大げさだけれど。不要なハーネスも脱ぐ。ルート取付には、赤ペンキでエキセントリック・ヨシコ5.10aと書いてある。見た感じ、確かに5.10a程度しかなさそう。
 結果は無事オンサイト成功。やっぱり5.10aなのかもしれないけれど、日本100岩場の記載では立派な5.10cだ。

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(↑エキセントリック・ヨシコを登る私。写真横向き)

 こんな感じで3連休のクライミングを終える。Mねさん達と別れ、T沢さんの山荘に戻る。クライミングの予定などをT沢さんと話してから、東京に帰るべく山荘を発つ。
 19時半くらいに山荘を出て、あとは国道20号線をひたすら走って、結局中央道には入らず、日付が替わる頃に帰宅。ああ、疲れた。

クライミングジム通い(9月後半~10/6)

B-PUMP荻窪

2013.9.18()

 月曜日に台風18号が通過してから、秋の空気に入れ替わった感じだ。

で、今日はオギパンへ。登れない白色3級課題もあったけれど、1階と2階でそれぞれ1つ水色2級課題が登れた。

 2級が2つ登れたこともあり、珍しく橙色1級課題にトライしてみた。壁が迷彩柄に塗り替えられた2階の前傾壁にある課題だ。壁の中程までしか進めなかったけれど、そこまででも悪いピンチがあるので、指がヨレていなければもう少しイケそう。

 しばらくホールド替えはされないだろうけれど、この課題を落とすためにまた来よう。

 

 

○パソコン購入

2013.9.24()

 パソコンを買い替えた。これまでデスクトップ型を使っていたけれど、今回はノート型。

 Windows8、なかなか使い慣れない。

 でも新品のパソコンは良いものだ。

 

 

B-PUMP荻窪

2013.9.25()

 オギパン2階の迷彩柄の前掲壁にある橙色1級課題があるのだが、先週トライして登れなかったので、今日はこの課題をやるために行った。

 この課題のためにソリューションを持って行った。左足で掻き込み気味に乗るフットホールドがあるのだが、いつものシューズよりずっと乗り込みやすい。そのおかげか、2手伸ばすことができた。

 1時間ほどの間に5分間隔くらいで何度もトライしたのだけれど、終了点1つ手前のホールドがキャッチできず。

 あとは、どっかぶり壁で、先週登れなかった課題を2つほど登る。やはりシューズのおかげかな。

 最後に懸垂をひとしきりやって終了。

 

 この1級課題をトライしている最中、上のほうまで登ったところでフォール。マットの上にお尻からどすんと落ちた。この時にムチウチのように首を痛めてしまった。こうやって首を痛めるのはこれで何度目だろう。

 帰宅してベッドに横になる際、首が痛くて寝返りを打つのもツラい。ひと月ほど前にもやはり首を痛めて、カイロプラクティックで矯正してもらったばかりなのだが、また行かねば。

 

 

○カイロプラクティック

2013.9.27()

 一昨日ジムで痛めた首を矯正してもらうため、2日間痛みに耐えて、カイロへ。

 職場近くのこのカイロに初めて行ったのは昨年暮れ。それ以来、何度も首を痛め、今回で5回目だろうか。

グリンと回すとズレた首の骨がパキパキと音を立てて矯正されていく。

 施術をしてもらったあと、毎度ウソのようにすっきりと首の鈍痛が退いている。

 

 

BPUMP秋葉原

2013.10.2()

 先日首を痛めて、カイロで頸椎のズレを矯正してもらったのは良かったのだが、左首筋から背中にかけて筋肉が痛むようになってしまった。先の週末はその痛みをごまかしながら有笠山でクライミングしたのだが、週明けから今度は左肩がヒドく痛むようになってしまった。

 左肩から腋の下、上腕にかけて筋肉に痛みがあり、ボルタレンの湿布を貼ってみてもあまり改善せず。

 そんな状態なのに、せめて週イチはジムに行かねばということで久しぶりにアキパンへ。

 やはり左肩が痛むので、さらに痛めるのではと、思い切ったムーブが怖い。紺色4級から白色3級の課題を2時間くらい登った程度で、今日は早々に引き上げる。この痛み、早く治まってほしいもの。歳を重ねてきて、だんだんと身体にガタが目立つようになってきたのかも…。

 

 

■群馬県前橋市「ウォールストリート」 訪問2回目

2013.10.6()

 岩が結露してしまっていて登るのを諦めた有笠山のヘルケイブから下山して、T沢さん達と解散した私は、日曜日の午後の時間を使って、前橋市にあるクライミングジム・ウォールストリートでボルダリングすることにした。

 このジムには、先月の台風18号に見舞われた際に初めて訪れており、会員証を持っているのだ。

 その時は、赤色34級課題を中心に登った。どっかぶりの茶壁と隣りのつらいち壁を中心に、赤色課題をほとんど登っていた。

 今回は、痛む左肩を押して黄色23級をやってみることにした。

トライを重ねて、茶壁にある5番課題が登れた。前半はルーフなのだが、トウフックすれば遠いホールドも取りにいける。

続いて、やはり茶壁にある6番課題をトライする。5番課題と交差するようにルーフ部分をこなし、右側の壁にステミングもしながらルーフから抜け出るところまでできるのだが、その先の垂壁はヨレてできず仕舞い。

 つらいち壁の3番課題もトライするも、終了点に手を伸ばしかけるところまで迫るものの完登には至らず。

 ジムに備え付けの漫画を読みながら18時頃まで登り、東京へ帰る。

「ルンルンしんすけ」5.12b RP 有笠山

2013.10.5(土)~6(日)
 先週末に続き、今週末も有笠山のヘルケイブでクライミング。

■10/5(土)
 この日は雨模様。朝、関越道を走っている時も結構ザーザー降りだった。この雨では各地の岩場は登れる状態ではないだろうが、有笠山のヘルケイブなら濡れずに登れるだろうとの読みで、雨にも構わず現地に向かう。
 T沢さんと東口登山口で待ち合わせてヘルケイブへ。ヘルケイブに着いてみると、やはり「ルンルンしんすけ」などは濡れていない。読みが当った形だが、その当りは半分といったところ。そのことは後述する。
 先客が2人いて、となりにある「正対引き付け師」5.12cをトライしている。岩場の気温は先週は肌寒かったけれど、この日はそれほどでもない。雨は降っているけれど寒いわけではない。
 T沢さんは前日もN井さん達とここで登ったとのことで、トライ中のルンルンにはヌンチャクが残してある。アップで登ろうと思った5.10aなどは濡れてしまっているので、すぐにルンルンをやることにした。

 少し前に首筋から始まった痛みは左肩へと移っていて、左肩から脇の下、上腕に痛みがあって、それがなかなか治らない。薬局でキネシオテープを買っておいたので、試しに肩周りに貼ってから登ることにした。

○「ルンルンしんすけ」5.12b(通算11~12便目) RP
 この日1便目。3~4ピン目間も無難に抜けられた。終盤の核心では、昨年のトライ時にやったはずのムーブを試してみたものの、それがうまくいかずフォール。
 遅れてO野さんもやって来た。O野さんは「ラ・ローズ・エ・ル・もどき」5.12dにトライすべくヌンチャクを掛ける。
 昼前にルンルンに2便目を出すことにした。終盤の核心部ではやはり先週固めたムーブに戻すことにした。左上のホールドを両手親指を交差させるようにマッチ、右足を斜めガバにヒールフックして身体を引き付ける。そうして上部の水平カチに右手左手と出す。一手ごとに声が出る。そうして終了点へ。やった。
 夏の間はずっと沢登りしていたし、雨続きの9月はマルチピッチルートにいくつか行ったりしていたので、5.12台のルートを登るのは久しぶりのことだ。またフリークライミングに精を出して、落ちた力をせめて以前並みには戻さないと。
我流で貼ってみただけのキネシオテープの具合も悪くないようだ。テープの張力が筋肉の痛みを少し抑えてくれているらしい。

○「正対引き付け師」5.12c(1~2便目) ×
 ルンルンが登れたので、午後からは掛かったヌンチャクを使わせてもらって「正対引き付け師」5.12cをやってみることにした。
 午前中はザーザー降りだった雨は、お昼頃から弱まり曇り空となってきたのだが、代わりにそれまで乾いていた岩の表面が結露してきてしまった。
 ルンルンをトライするN井さん達も、とたんにホールドが滑るようになり苦戦している。
 トライを開始した正対引き付け師もやはりしっとりしてきた感じだ。それでも、序盤はガバを伝って直上するセクションで易しい。そこから小ハング状を右にトラバースするところが最初の核心のようだ。この日は2便出したけれど、そのトラバース部分まで試せただけで、ルンルン終了点左側のカンテ部分(ここも難しいようだ)から、ラ・ローズと合流したさらに先はまるで触れず。

 どのルートも結露してきてしまい、とてもまともなトライはできなくなってきたので、場所を変えてフェアリーに行ってみることにした。しかし行った先のフェアリーはさらにヒドい状態で、濡れないはずの「緋牡丹博徒」5.12aもぐっしょり濡れてしまっている。
 これはダメだということになり、まだ午後2時くらいだったけれど今日は引き上げることにした。明日の回復を信じて、今日は早めに宴会を始めることにした。
 下山して、岩櫃城温泉に入って、となりのベイシアで買い出しをして、道の駅たけやまへ。夕方5時頃でまだお客がいる。T沢さん、O野さん、私の3人で車の陰に隠れてビールを飲み始める。すっかり暗くなり、道の駅の売店の閉まったのを見計らって、建物の軒下に場所を変えて宴会を再開する。O野さんの海外クライミング話などを聞けて有意義だった。T沢さんは缶ビールを6本くらい飲んでいたとおもうけれど、O野さんは7本くらい飲んだ上にワインも空けていた。お酒強いなあ。

■10/6(日)
 朝起きると、空には晴れ間も見える。天気は良くなってきたけれど、結露した岩はどうなっているだろうか。
 有笠山の駐車場でN井さん達と落ち合い、ヌンチャクを残しているヘルケイブへ。しかし、岩は昨日よりもさらにヒドくなっていた。遠目に眺めても、水で表面が光って見えるくらい濡れてしまっている。これはダメだ。

○「正対引き付け師」5.12c(3~5便目) ×
 ということで、いちおう正対を登ってみることにする。しかし、悪い出だしのホールドも濡れていて、さらに悪くなっている。チョンボしながら越えて、最初の核心部へ。比較的乾いているけれど、しっとり感がある。
 この最初の核心部は、右トラバースして、昨日はルンルンの核心でも使う水平カチまで取ってから、カンテを直上するラインを試みていたのだが、N井さんの話によると、ルンルン水平カチの一つ手前のホールドから、カンテへ直上するのが正規ラインらしい。
 トップロープ状態で試してみると、確かにそのラインでイケそうだ。右手カチから上部の斜めスローパーへ飛ばすようだ。その先のカンテの乗っ越しも悪いし、ラ・ローズとの合流後も悪そう。
 この日は、ほとんどチョンボしながらも3便出してヌンチャクを回収。

 ラ・ローズを登るつもりだったO野さんは、濡れてとてもまともに登れないので、早々にヌンチャクを回収して先に下山していった。帰ってクライミングジムに行くらしい。
 ルンルンをトライしているT沢さんやN井さん達も諦めたので、昼前に皆で下山して解散となる。

 ということで、冒頭述べた雨でも岩場に行くという読みは、結露する前の昨日の午前中までは正解だった。なので、読みが当ったのは半分ということ。それでも私はルンルンが登れたのだがら大正解と言っても良いだろう。

 せっかく晴れたのに日曜日午後の時間が丸々空いてしまった。このまま東京に帰っても特段やることもないので、前橋にあるクライミングジム・ウォールストリートに行くことにした。
 ここには、先月、台風18号に見舞われた時に初めて訪れている。こんなこともあろうかと、ジムの会員証を用意しておいて良かった。ジムのことは別の日記に書く。

有笠山 ヘルケイブ

2013.9.28()29()

 9月最後の週末は有笠山でクライミング。

 

 有笠山に行くのは昨年1125日以来だ。

 その時は、たびたびトライしているフェアリーの「予感」5.12b/cがまたも登れなかったけれど(通算19便)、「No Siesta5.11cが登れている。

 

 今回は小川山から転進してくるT沢さんと合流して、2日間ヘルケイブで登った。

 ヘルケイブは昨年9月に一度だけ来たことがあり、その日は「Blast-off5.12a2便でRPしたあと、「ルンルンしんすけ」5.12b3便出している。

 

9/28()

 土曜日朝、沢渡温泉近くのばん釣り公園でT沢さんと会った。T沢さんに会うのは5月の大型連休以来だ。

 ヘルケイブに着いて準備をしていると、N井さん達もやってきた。N井さん達もルンルンしんすけをトライ中とのこと。ということで、この日は4人ともルンルンをトライ。

「始めの一歩」5.10aでアップ。短くてあまりアップにならないかな。

 

○「ルンルンしんすけ」5.12b(通算47便目) ×

 N井さんがかけてくれたヌンチャクを使わせてもらって、ルンルンをやってみる。昨年触った時のムーブはすっかり忘れてしまっているので、まずはムーブを作っていくところから始める。

 昨年触った記憶では、最後の核心部以外はそれほど難しい印象は無かったのだけれど、この日改めて触ってみると、なかなか難しい。特に34ピン目間の窮屈なムーブや細かなホールドがうまくキビしい。

 右足ハイステップで乗り込んで5ピン目下に達するパートに慣れるのにも苦戦。

 頭上の右手斜めガバから、6ピン目クリップ。左上カチに左手を出すところから最後の核心部に入るのだが、ここがさらに大変だった。

 上方の水平カチをキャッチするのが遠いのだが、最初の2便ほどはデッドで飛びつき気味にやってみた。余力がないとこれはキビしいかな。

 後半は左上カチを両手指でマッチして、斜めガバに右足ヒールフックして身体を引き上げて、水平カチを取りに行くムーブでやってみた。ヨレてくるとこれもキビしいけれど、スタティックにいけるのでデッドよりは確実だ。

 ということで、この日は4便出してみた。

 

 夏はずっと沢登りに行っていたし、雨が続いた9月はマルチピッチに何度か行っていたので、フリークライミングから遠ざかってしまい、すっかり力が落ちてしまった。持久力も落ちている。

 加えて、じつは首から背中にかけて左側を痛めてしまっている。数日前にジムでマットに落ちた際に首を痛めてしまい、前日にカイロプラクティックで矯正したもらったばかりなのだ。今年は同様に何回かカイロで首を治してもらっていて、今回も頸椎のズレそのものは治してもらったのだけれど、左の首筋から背中にかけて筋肉の痛みが残っている。

 

○「腕の見せ所」5.11b/c(12便目) ×

 最後に、右端の崖の際にある「腕の見せ所」を登ることにした。しかし登ってみると、結構難しい。出だしはガバだが、直上部分になると核心部だ。左上に見えるカンテ状に移るのが悪い。結局この日は2便出しても登れなかった。腕前を見せられず…。

 

 しかし、久しぶりに5.12台のルートにトライできたのは楽しかった。明日もヘルケイブで登るから、また頑張ろう。

 

 T沢さんと岩櫃城温泉で汗を流し、近接するベイシアで買い出し後、道の駅たけやまへ。ここは幹線道路から離れていてアイドリングしっ放しのトラックもおらず夜は静かだ。

 

 

9/29()

 この日は日帰りでO野さんもやって来ることになっている。

 T沢さんとまだ誰も来ていないヘルケイブで準備をしているとO野さんも来た。

 

○「腕の見せ所」5.11b/c(通算3便目) RP

 アップを兼ねてヌンチャクを残しておいたこのルートにトライ。アップというより、かなり本気になって何とかレッドポイントできた。

 

○「ルンルンしんすけ」5.12b(通算810便目) ×

 イレブンが一つ片付いたので、目下課題となっている「ルンルンしんすけ」にトライする。

 この日1便目は2テンでトップアウト。2便目は苦手の34ピン目間でテンションせずに抜けるも、最後の核心部で力尽きる。3便目も同様。

 ということで、2日間取り組んだもののレッドポイントできなかった。言い訳だけれど、左首筋から背中にかけての痛みがツラい。この痛み、週明けには首筋の痛みが退いたものの、今度は左肩と脇の下から上腕にかけて痛みだした。

 筋肉を痛めているのに、こうしてクライミングしたものだから身体にガタが出てきたのかも。加えて、歳をとってくるとこうした無理がごまかせなくなってくる。

 

 この日、T沢さんも引き続きルンルンにトライして、核心部のムーブをさまざまに探っていた。O野さんは「ラ・ローズ・エルもどき」5.12ⅾにトライしていた。

 

 時間が残ったので、フェアリーに移動する。昨年フェアリーの右端に3本のルートが作られた。右端から「ラスカルの泉」5.10a、「パトラッシュ」5.10b、「アメデオの手」5.11b

 そこで、アメデオの手をやってみることにした。O野さん曰く、相当悪いと言う。やってみたところ中間部が確かに相当難しい。2便出したけれど結局できなかった。やれやれ。

T沢さん、O野さんと解散し、開催中の中之条ビエンナーレというアートイベントをほんの少しだけ覗いてから、東京に帰った。

 

 ということで、今回は5.11b/cが一つ登れただけだったが、今の自分の力が分かっただけでも良かったかな。しかし、この首筋の痛みは早いところ治さないと。

 と思いつつも、翌日からはさらにヒドい痛みが続くことになる。首筋の痛みが退いたと思ったら、左肩や腋の下、上腕へと痛みが移っていき、ベッドに横になっても左肩周辺が痛む始末となった。力をつけるどころではなく、この痛みを何とかしないと、クライミングに集中できないなあ。

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