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青森県 下北半島 縫道石山 マルチピッチクライミング(敗退) ◆東北クライミングツアー2

2013.10.18()20() 東北クライミングツアー

 東北ツアー2日目は、青森県は下北半島の縫道石山(ぬいどういしやま)でマルチピッチクライミングを試みるも途中敗退。

10/19() 青森県 下北半島 縫道石山(ぬいどういしやま) マルチピッチクライミング(敗退)

 縫道石山は、下北半島にある岩山で、その岩壁がマルチピッチクライミングの対象となっているそうだ。今回の東北行を計画している時に、YT川さんに薦められた場所だ。ネットで登攀記録を調べてみて、東面にある「緑友ルート」がグレード的にも難しくなさそうなので登ってみることにした。

 しかし、結果的には間違ったラインに取り付いてしまい、行き詰まって途中で登攀を中止し、敗退する結果となってしまった。

 まだ暗い5時に起床。寒い。南側の野平から縫道石山の登山口へ至るダートの林道に入るが、すぐに整備中の舗装道路に出た。整備中のこの道路、仏ヶ浦を通る国道のバイパス的な道なのかも。

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(↑縫石道山登山口)

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(↑熊除け鈴を貸し出す箱があったけれど、中には2つしか無かった)

 登山口の駐車場には、貸し出し用のクマよけの鈴があったので、一つ持って行くことにした。登山道をしばらく歩いて行き、鞍部を超えて再び登っていくと、樹間越しに岩壁が見えてきた。登山道の適当なところから左手に入る。踏み跡らしい踏み跡は見分けられなかった。しばらくヤブ漕ぎして行くと、岩壁の下に出た。見上げると大きな壁が広がっている。

 手持ちのルート図を眺めてみるも、目指す緑友ルートがどれなのか判然としない。顕著な凹角やカンテがあるのだが、そのどれが緑友ルートにあたるのかがよく分からない。初めてくるところはまずは岩場にたどり着けるかが核心だし、ラインを見つけるのも難しい。

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(↑東面を見上げる)

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(↑フォローのK寅さん)

 結局よく分からないので、それらしい凹角のところを登ってみることにした。ダブルロープを結んで、私のリードで登攀開始。時刻は8時頃。登り始めてみたものの、残置ピンも見当たらず、ラインが分からないので、樹林帯の際を右上に登っていく。これだけでも結構苦労して、いたずらに時間を費やしてしまう。

 緑友ルートも出だしは凹角のはずなので、それと見定めた凹角(結果まるで違っていたワケだが)を目指して左に移動するように登っていく。が、これもとにかく悪い。

 岩そのものは固くしっかりしていて、プロテクションは細い灌木で取ったり、カムも結構きまる。

 細かな点は省略するけれど、そんなこんなであっという間に数時間が経ってしまう。チクチクと痛いブッシュをつかんだり、およそⅣ級とかⅤ級とかのグレードでは済まないところを登ったりするも、いよいよ行き詰まってきて、はるか頭上に見えるブッシュ帯に至るのは無理と判断し、登攀を諦めることにした。顕著なピナクル状岩があったので、それに細ロープを結び、懸垂下降する。懸垂下降1回で取付近くの樹林帯に降り立てた。あれだけ苦労して登ったところも、わずか50mしかなかったわけだ。K寅さんも下降してくる。

 荷物をまとめてから、岩壁の取付付近をぐるっと見てみることにした。左手のほうに歩いていくと、だんだんとラインが分かってきて、ボルトが打ってあるというHCCルートが目印となり、「傷だらけのクラック」という顕著な凹角クラックのルートが分かり、それにより緑友ルートの位置も分かった。下から眺めた本当の緑友ルートは、Ⅳ級ということで確かに易しそうだ。

 ということで、敗退という結果になり非常に悔しい。わざわざ下北半島まで来ながら、狙った登攀ができなかった。あんまり悔しいので、この日記にもあまり詳しく書く気にはならないのだが、K寅さんと話して、いつか機会を作ってリベンジしようということにはなった。本当にまた来る機会を作りたいものだ。

 登攀をやり直す時間はないけれど、まだ時間はあるので、登山道を歩いて山頂には行くことにした。天気が良ければ山頂からは遠く北海道が望めるはずだ。登山道をしばらく登っていくと、岩だらけの山頂に到着。果たして北海道も眺めることができた。周辺のなだらかな山の紅葉もきれいだ。

 岩壁を登って山頂に至り北海道を眺めるということが叶わず、ますます悔しい思いだが、いつまで悔しがっていても仕方ない。山は無くなってしまわないから、また来ればよいのだ。

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(↑山頂から遠く北海道を望む)

 さて、下北半島といえば恐山が有名だが、私もK寅さんもそれぞれ過去に訪れたことがあるので、恐山観光に寄ることはせず、次なる目的地の秋田県を目指すことにした。マグロで有名な大間にも、さすがに寄り道する時間はないし。

 青森県内で温泉に入って行こうということで、青森市に近い浅虫温泉に行ってみることにした。すっかり暗くなった頃、ゆーさ浅虫という道の駅にある温泉施設に到着。露天風呂がないのが残念だが、この施設にあるB級グルメを標榜する牛バラ焼定食980円を食す。すき焼きみたいなもの。

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 東北道に乗って秋田県に入り、鹿角にある道の駅に到着。テントを張って寝る。

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