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トルコ アンタルヤ・オリンポス クライミングツアー01 (準備、アンタルヤ1~3日目)

2014.2.1(土)~2.16(日)
 トルコTurkeyのアンタルヤAntalyaとオリンポスOlymposでクライミングをして、最後にイスタンブールIstanbulを観光してきた。
 海外でのクライミングは、以下のとおりタイ・プラナンを皮切りに今回のトルコまで、この3年間強に8回行ったことになる。
 ・2010年末   タイ・プラナン
 ・2011年夏   カナダ・スコーミッシュ
 ・2011年末   タイ・プラナン再訪
 ・2012年GW  イタリア・スペルロンガ
 ・2013年冬   スペイン・エルチョロ&コスタブランカ (&ポルトガル)
 ・2013年5月  韓国・禅雲山(ソヌンサン)
 ・2013年12月  中国・桂林・陽朔
 ・2014年2月  トルコ・アンタルヤ&オリンポス

■準備
 昨冬スペインに一緒に行ったT沢さんと、また海外にクライミングに行こうという話しを昨年10月頃から始めた。
 甲府幕岩に通うため泊まっていた某山荘で過ごす夜、T沢さんが世界各地のクライミングエリアの資料を持ってきてくれて、それこそ地球儀をぐるぐる回すように行き先をどこにするか何度もあれこれ相談した。
 旅慣れたT沢さんが、気候や交通、宿泊などいろいろと判断材料を示してくれる。あれこれ計画を考える準備段階のワクワク感も旅の魅力の一つだ。行き先がトルコに固まったのは11月に入ってからだ。
そういえば、T沢さんからスペインツアーの話しが出たのも、その前の秋の甲府幕岩でのことだった。

 トルコの相談をしている頃、私はすでに昨年12月の中国・桂林ツアーの予定が決まっていたのだが、こちらはO野さんが航空券やホテルの手配をまとめてやってくれたので、私は準備らしいことは何もしなかった。
 一方、トルコについてはT沢さんが現地の宿にメールで問い合わせてくれたりするものの、往復の便がT沢さんと別々になる見込みのため私も自分の航空便を調べたりと、出発が目前に近づいてきた中国よりもその先のトルコのほうが気になって仕方なかった。
 さらに、中国ツアー出発の前週にようやくレッドポイントできるまでは、トライしていた甲府幕岩の「ア・ラ・ポテト」5.13aのことでも気を揉んでいた。これを読んでいる人には、「おいおい、ちゃんと仕事してるの?」と言われそうだ。

 トルコのアナトリア半島(小アジア)の南部にアンタルヤAntalyaという海沿いの街がある。有名なリゾート地らしい。そこから内陸側に30㎞ほど西に行ったところにGeyikbayiriというところがあり、今回目指す岩場はそこだ。ゲイクバイリといった感じで発音するみたい。
 アンタルヤから70㎞ほど南に行った海沿いにオリンポスOlymposという街があって、やはり岩場があるのでそこにも数日訪れることにした。

 計画段階での行動概要は以下のとおり。
 私の日程は1/31夜出国の2/1~2/16の半月間で、現地アンタルヤ空港でT沢さんと待ち合わせて、アンタルヤとオリンポスの岩場でクライミングする。T沢さんと解散した後は一人イスタンブールに移動し、市内を観光してから日本に帰る予定だ。
 一方のT沢さんは、一足先の1/16日本を発ちトルコへ。各地を観光しながら巡り2/1に私と待ち合わせ、2週間弱私とクライミングして解散した後は、再び各地を巡り日本に帰るのは3/6の予定だ。長い。つまり昨年のスペインツアーの時と同様、T沢さんとは現地集合の現地解散だ。
 私はイスタンブール直行便のあるトルコ航空にした。T沢さんはいろいろ安いチケットを探して、最終的にアエロフロート航空にしたそうだ。
 持参するロープはT沢さんの70mシングルロープ1本だけなので、年始の伊豆城山に一緒にった時に私が預かっておく。T沢さんが、私より一足先に出発してトルコを巡る間はクライミングをするわけではないので、余計な荷物は減らしておくためだ。
 トルコに行く方針が決まった頃に、私はトルコの岩場のトポ本を事前にネットで注文して取り寄せておいた。A ROCK CLIMBING GUIDE TO ANTALYAというトポ本で、アンタルヤのほかオリンポスの岩場のトポも載っている2011年のものだ。また、アンタルヤの岩場については、その後追加されたエリアやルート、グレードが改訂されたルートが、泊まった宿JO.SI.TO GUEST HOUSEのサイトにアップデート版として載っていた。

A_rock_climbing_guide_to_antalya_1
 アンタルヤのGeyikbayiriでは前述の宿に9泊し、続くオリンポスではKadir’s Tree Houseという宿に3泊した。どちらもT沢さんが日本からメールで予約してくれた。

 そうこうするうちに、T沢さんが一足早く日本を発ちトルコに向かった。フェイスブックでその動向を見たところによると、イスタンブールで数日観光してから、小アジアのエーゲ海側に沿ってチャナッカレやイズミルなどを南下し、私が日本を発つ前にはアンタルヤに到着していた。T沢さんとはアンタルヤの空港で待ち合わせることになっている。
 トルコ観光中のT沢さんから、トルコで会った人へのお土産用としておせんべいを渡したいという連絡があったので、南部せんべいなどをいくつか買っておいた。

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 なお、トルコ語の地名やルート名などについては、英語にはないトルコ語独自のアルファベットは表現しきれないので、英語のアルファベットにしておく。


■アンタルヤ1日目(2/1) 現地入り~SARKIT SAĞ(RIGHT)、MAĞARA
 1/31(金)夜、仕事から帰宅してシャワーを浴びてすぐに家を出て、成田空港に向かう。22:30出発の便だが、定刻より30分早く出発することになったらしい。離陸後、日本時間では深夜だけれど最初の食事が出てくる。ビールを飲む。当然エコノミークラスなのだが、狭い座席ではぐっすり寝られず。
 トルコは日本と時差7時間遅れ。イスタンブール到着の2時間ほど前に再び食事が出て、未明にイスタンブールのアタトュルク到着。国内線ターミナルに移動し、定刻の朝6時半にアンタルヤに向けて発つ。機内で軽食が出る。
 7:45にアンタルヤに到着。成田で預けたザックを受け取り、外に出るとT沢さんが待っていた。天気は晴れ。T沢さんに聞いていたとおり、東京ほど寒くない。むしろ暖かく感じるくらいだ。

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 お願いしていた宿の人が車で迎えに来てくれていた。トルコの通貨トルコリラTLを両替えしたかったので、途中でATMに寄ってもらい、カードでキャッシング。手数料を考えれば、両替えするよりカードで借りたほうがずっとお得だ。
 今回の旅行の最後にイスタンブール市内を観光して回ったのだが、街中のあちこちにATMがあるので、わざわざ日本円をトルコリラに両替えするするよりも、その都度少額ずつキャッシングしたほうが余計に両替えしてリラを余らせることもない。
 途中でオレンジとトマト、イチゴもたくさん買う。ゲイクバイリGeyikbayiriに滞在中、日中の行動食はほとんどパンとこれらで済んでしまった。

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 アンタルヤの街はトルコの中でも有名なリゾート地らしく、宿の人の話だと人口200万人もいるそうだ。10時前にはゲイクバイリでの拠点となる宿ジョシトJO.SI.TO GUEST HOUSEに到着。こぎれいなキャンプサイトにいくつかバンガローがある。管理棟には食堂があり、朝晩の食事はそこで食べる。これから9日間ここに滞在して周辺の岩場を登るのだ。
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(↑JI.SI.TOのキャンプサイト)
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(↑バンガロー)
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(↑管理棟兼食堂)
 予めトポ本の写真を見ていたので、何となくイメージはできていたのだが、ゲイクバイリの岩場は、段丘状の崖になった部分にクライミングルートがたくさん作られている。その崖のうちメインセクターは南面した東西2kmも続く幕岩だ。まさにアンタルヤ幕岩といった感じ。甲府幕岩とはその規模がケタ違いだ。宿のジョシトから見ると北側に上がったところにあり、アンタルヤの街から上がってくる車道に面した形だ。メインセクターは、名前が付されたエリアにいくつも区切られている。岩質は石灰岩。岩壁が凹んだ洞窟状のところにはもちろんかぶったルートが多い。
 ジョシトのすぐ北側にもメインセクターよりはずっと小規模ながら岩場がある。宿から極めて近いため、日中休憩に宿に戻れる。
 ほかにもジョシトとそのそばを流れる小川を挟んだ南側にあるトレベンナTREBENNAというエリアがある。北面なので終日日陰で寒いのだが、ここの岩の形状はピカイチだ。メインセクター以上に洞窟状に抉れており、棒状というか柱状に地面から洞窟天井まで立ち上がる岩もいくつもある。そんなところにルートが作られているので、上に登っていくと急激にハング越えになる。ゲイクバイリに来たら絶対に行くべきエリアだ。初日に行ったメインセクターから対岸に位置するように見え、遠目にもその立体的な形状が分かるので、ここにはぜひ行きたくなったものだ。
 ほかにも南東側にあるアラバリク(魚のマス)という岩場もある。どこもジョシトから歩いて行けてしまう。つまりジョシトはこれらの岩場の真ん中に作ったワケだ。

 欧米からのクライマーがたくさん滞在していたが、それでも今は最盛期のシーズンではないらしい。1月は比較的雨が多いようだが、2月になると降水量も1月よりは減るらしい。我々が滞在した9日間は結局雨に降られて登れないということはなかった。仮に降ったとしても、かぶったエリアに行けば登れるだろうけれど。
 雨が降らないので乾燥している。朝晩は冷えるのでダウンがあったほうが良いが、晴れた日に南面したエリアにいると陽射しで暑いくらいで、私は上半身裸になって登ることも多かった。12月に行った中国桂林みたいな感じ。終日日陰のトレベンナはさすがにそんなことはなく、ダウンが必要で岩も冷たい。冷たいと言っても、二子で焼き石を握りながら登ることに比べたら何でもない。
 これが春に行けばさらに降水量は少なくなるのだろうが、おそらく暑過ぎるのではないだろうか。アンタルヤの街で海水浴ができるかもしれないけれど。我々は9日間ずっとジョシトに滞在していたのだが、アンタルヤの街のホテルからレンタカーで通ってくるクライマーもいた。閑散期なのでホテルも安いようだ。
 連日晴れてくれるので、服はこまめに洗濯すれば日中登りに出かけている間に乾いてくれる。荷物をなるべく減らしたかったので着替えの数も少なめにして行ったので。
 ジョシトの支払いは基本ユーロだが、トルコリラも可。カードは不可とのこと。支払いはチェックアウト時にまとめて払った。宿泊代や食事代、お酒代、送迎代、売っていたシャツ代などを注文時にその都度、受付にある台帳の個人ごとのページにスタッフが印を付けておくのだ。管理棟ではWi-fiがつながる。

 ジョシトの食事のことも書いておく。結論から言うととても美味しかった。朝食は8時からで、我々はいつもトルコ風朝食(ターキーズブレックファスト)というのを選んで食べていたので、これは毎日同じ。4ユーロ。トマトやチーズ、オリーブ、パンとヘルシーだ。それにコーヒー。パンはおかわりできる。トルコのパンは美味しいとT沢さんに予め聞いていたけれど、確かに美味しくて本当にたくさん食べたものだ。余ったパンはこっそり持ち帰って行動食にしたし。

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(↑朝食)

 朝食時に、その日の夕食を注文しておく。だいたい8ユーロで18時から。食事はおそらく近くの集落に住んでいるだろうトルコ人のおばさん達が作ってくれているようだ。というワケで、イスタンブールに行ってからあれこれ食べようと思っていたトルコ料理をジョシト滞在中に堪能できた。夕食は毎日同じということはなく、定番のレンズマメのスープ(メルジメッキ・チョルバス)やヒヨコ豆のスープも出てきたし、肉料理やサラダ風などいろいろな料理が一皿に盛られて出てくる。ご飯モノはピラウというらしく、ご飯がある時はお腹がいっぱいになってパンが食べきれないくらいだ。イスタンブールでは結局買い食いで済ましていたので、ここジョシト滞在中にトルコの料理を最も味わうことができた。
 この辺りは岩場ばっかりで、産業と言っても、ヤギ飼いがいたり、オレンジの木がたくさん生えているくらいしか私には想像できない。それを我々のような外国人がわざわざやって来て、滞在してお金を落としていくのだから、スタッフはヨーロッパ人でも、調理や清掃などに従事することで地元の雇用にも貢献しているようだ。

 さて、チェックインを済ませ、予約しておいたバンガローに荷物を運び込む。我々のバンガローはツインベッドでトイレ・シャワー付き。もっと小さなバンガローは寝室のみで、トイレ・シャワーは、テント泊者が利用する共同施設となる。水は湧水があって飲料できるとのことで、ペットボトルの水を買う必要がないのは良かった。水筒があればよい。
 なぜか我々が泊まったバンガローのみたびたび停電になったのには困ったけれど、もちろん電気は通じている。
 イチゴを食べながらトポ本を開き、初日の今日行く岩場をT沢さんと相談する。私は予めトポ本を見ていたので、かぶったルートのありそうなエリアにだいたい目星を付けておいた。まずはメインセクターにあるサーキットSARKITのうち壁が凹んだ感じらしい 右側SAĞ (RIGHT)に行くことにした。
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(↑SARKITとMAĞARA)

○SARKIT SAĞ (RIGHT)
 宿からメインの車道に出てから、左に向かう。東西に長いメインセクターのうちサーキットは西寄りにある。車道からブッシュ帯を上がった上方に幕岩が延々と続いている。トポ本を眺めながら各エリアを同定しつつ歩いて行く。サーキットらしいエリアが見えてきてので、適当なところからブッシュ帯に入って行く。それらしい踏み跡はあるノアが、見通しは比較的良いので適当にエリアを目指して行けばたどり着けるだろう。しかし、生えている木の葉や茎が固くとがっているので、それが肌に当ると痛いのなんの。歩く時は長袖長ズボンがベター。
 初日は、ここの岩に慣れるためもあり5.11台前半を登るくらいにした。私は5.11a以上をたくさん登りたかったので、オリンポスでのクライミング最終日を除き、アップを含め5.10台以下のルートに登ることはしなかった。昨年のスペインツアーの時もそうだったけれど、日本の岩場のグレーディングに比べたら、ここアンタルヤのルートも甘く感じるので、アップでも私にはちょうど良かった。でも、中には日本のルートと比べても決して甘いとは思えないルートもあったけれど。
 個々のルートはともかく、スペインに限らずこれまで訪れた海外の岩場で、日本よりも概してカラいと言える岩場はなかったので、思うに日本のグレーディングが他よりキビしめなのかも。ただ、私がトライする辺りのルートがそうなだけであって、もっと高難度のものや逆に易しいものは変わらないのかもしれないけれど。

 岩場は陽が当って暑い。大穴の中に5.11台前半が3本並んでいたので左から順に登ることにした。
 各ルートのナンバーやページ数、グレードは前述のトポ本による。OSはオンサイト、FLはフラッシュ、RPはレッドポイント。
・SAXAFON 5.11a(6b+)[P.53 №37] OS
・SIRDAN DOLMASI 5.11a(6b+)[P.53 №38] OS
・RETSA 5.11b(6c) [P.53 №39] OS
T沢さんもSAXAFONをフラッシュ。隣接するMAĞ ARAに場所を移すことにした。?の文字は発音しないらしく、マーラと読むそうだ。

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(↑SARKITで登る私。写真横向き)

○MAĞARA
 マーラも洞窟状になった壁だ。
・IN ORDAN 5.11c(6c+) [P.55 №17] 2RP
 後半のコルネを伝うところが核心で、残念ながらオンサイトできず。
・MIM ISĞINDA YEMEK(SOL/LEFT) 5.11a(6b+) [P.55 №13] OS
 洞窟状の奥にあるルートで暗い。下から見上げてもボルトが見えないので、登りながらボルトを探した。

 こんな感じで初日から5本も登れたのは良かった。タイ・プラナンのように、石灰岩の大きなコルネをぐいぐいと登っていくルートが多くて楽しい。薄曇りになってきて涼しくなってきた。16時を過ぎた頃切り上げることにした。陽が陰ると寒くなってくる。バンガローに戻ってシャワーを浴びてから管理棟の食堂へ。トルコ料理の夕食は美味しいし、量が多いので満腹になる。パンもたくさん食べた。ビールも美味しい(2ユーロ)。ビールはトルコの銘柄エフェスEFES。すっきりした味わいで日本で飲むビールと変わらない感じ。
 満腹になってアルコールも入ると、機内で寝つけなかったこともあり急激に眠くなってきた。バンガローに戻るとそのままベッドになだれ込む。
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(↑この日の夕食)

■アンタルヤ2日目(2/2) POSEIDON
 10時間以上寝て、寝不足は解消できた。朝食はチーズやトマト、茹で卵などがのった皿にパンが添えられる。美味しい。ゆっくりと準備してバンガローを出る。天気は薄曇り気味。今日はメインセクターのうち、東寄りにあるエリアの一つポセイドンに行ってみることにした。トポ本の写真を見た感じでは、ここも洞窟状になっているようだ。
 車道に出てからアンタルヤ側にしばらく歩いて、途中からブッシュ帯の踏み跡に入って行く。近くには別のキャンプ場もあり、そこからもアクセスできるようだ。
・TAKOZ 5.11a(6b+) [P.74 №10] OS
・NEPTUNE 5.12b(7b) [P.74 №6] 2RP
 洞窟のルーフ下をトラバースして、ハング下の抜け口の一手が遠くて核心部となる。そういう意味ではお買い得。ヌンチャクの回収は大変だけれど、登って楽しいおススメのルート。今回最初の5.12台ルート。
・OKTOS 5.12a(7a+) [P.74 №12] OS
 右寄りの洞穴の右側側壁から登るルート。下部はカンテ右に乗っ越すところがちょっとワルい。上部はガバだけれど、長いのでヨレてくる。耐えて登り続けたらオンサイトできた。やった。
・DEMAVEND 5.11b(6c )[P.74 №7] OS
 洞窟内の中央部を登るルート。ルーフにいたるところで終了。
・BAGDAD CAFE 5.11b(6c) [P.74 №2] OS

 ということで、この日も5本登れた。宿に戻ってシャワーを浴びてトルコ料理の夕食という生活パターンが続く。昨冬行ったスペインツアーは、レンタカーでの移動と岩場探しに労を費やしたが、それと比べると今回は滞在型なので合宿といった感じだ。
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(↑ポセイドン)
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(↑T沢さん)
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(↑ロワーダウンする私。写真横向き)

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(↑この日の夕食)

■アンタルヤ3日目(2/3) TREBENNA WEST ORTA(MIDDLE)
 晴れ。洗濯する。この日の朝食のパンはゴマをまぶしたものでこれまた美味しい。今日は初日に望見してぜひ行ってみたいと思っていたトレベンナに行く。ジョシトの裏手にある小川を渡るのだが、初めて行くので岩伝いに渡れるところが分かりづらい。適当に渡った先に続く踏み跡を辿ると、岩場の基部を道が続いている。下部の岩場を通り過ぎ、アプローチ道を上に上がるとゲイクバイリ随一の立体的な形状をした岩場に出る。北面していて終日日陰なので寒い。ダウンが必要だ。これまで訪れたエリアよりもずっと深く抉れた洞窟状で、柱状に足元から洞窟天井まで独立して立つ岩が何本もある。こんな形状がどうしたら形成されるのだろうか。ゲイクバイリに来たら必ず行っておくべきエリアだ。5.13台のルートもいくつもあるけれど、私には1~2日のトライで登れるワケはないので、5.12台前半をトライする。垂直部を登った下部部分だけでルートをいったん区切ってグレードが付けられているルートもいくつもあるが、さらに延長してハング部分を越
えると当然グレードが上がる。ここに来たらハングを越えるルートをぜひやらないと。
 他にも数組のパーティーがいた。
・GREEK GIFT 5.12b(7b) [P.106 №4] 2RP
 トポ本の109ページの写真のルートなだけあって、3つ星と言っても良いおススメのルートだ。写真は柱状になった下部のアプローチともいえる部分で、核心はその先のハング越え。右側の岩壁との狭部に入り、少しフェイスを登ると終了点。
・FREEDOM IS A BATTLE 5.11d(7a) [前半のみ] [P.108 №20] OS
 終盤、コルネを左に回り込むのだが、所見ではホールドが見えず落ちそうで怖い。延長すると8a+のルート。
・RATTLESNAKE SALOON 5.12b(7b) [P.106 №5] 3RP
 先ほど登ったグリークギフトの右向かいにあるルート。前半はコルネの左側から登るので易しい。中盤からコルネに出て、終盤の1本コルネをピンチしながら登るのが核心で、すでにヨレヨレ。
 ムーブは分かっても2便目も終盤で力尽きる。最後のトライと決めた3便目は前便よりも余力を残しながらRPできた。

 T沢さんもこの日5.11aを2本完登。夕食はポテトとムラサキタマネギ、ナスとひき肉の炒め物など。毎食美味しい。部屋に戻って、T沢さんが買っておいたワインを飲むとすぐに眠くなってしまう。クライミングの疲れもあるが、まだ時差ボケの余韻が残っているのか、4日目くらいまでは就寝時間が早かった。翌朝まで10時間くらい寝るので睡眠時間はたっぷりある。

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(↑トレベンナ遠望)
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(↑こんな感じ)
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Img_0266
(↑この日の夕食)

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