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北ア 錫杖岳前衛壁 3ルンゼ~グラスホッパー継続

2014.03.15(土)

 北アルプスは錫杖岳前衛壁にある3ルンゼからグラスホッパー上部に継続して登ってきた。錫杖では無雪期に過去2度登ったことがあるが、積雪期の登攀は初めてだ。2010年9月に「注文の多い料理店」と「P4ルーフ」を登り、2013年8月に注文を再登した。

  今回、所属山岳会のH明さんにこの週末の予定を聞いたところ、この計画を聞きメンバーに加えてもらうことにした。当初の計画のメンバーは、H明さん、NG野さん、私、それに富山県のMN子さんの4人。

 しかし、H明さんがインフルエンザを患い行くことができなくなったため、別に同じ計画を立てていた同会のON田さん、IG嵐さん、M藤さんの3人パーティーに、残った我々3人が合流させてもらい6人で行くことになった。 編成は3人登攀を2組として、ON田・IG嵐・M藤のパーティーとNG野・MN子・私のパーティー。

  金曜日夜、私の自宅近くの駅でNG野さんと待ち合わせ、私の車で関越道~上信越道~長野道経由で松本ICを降り、安房トンネルを抜けて平湯経由で新穂高温泉へ向かう。交代しながら4時間強の運転で、日付が替わる前に砂防会館横の駐車場に到着。道中、松本ICを降りて、国道158号線を走っていると、弱い降雪があり、路面も凍結しているところがありスリップしそうになったけれど、安房トンネルを抜けた飛騨側は雪が降っておらず夜空は晴れている。天気予報では明日は晴れる見込みだ。

 明日の出発は未明4時半の予定なので、睡眠時間が少しでもほしいのでテントを張るとすぐに寝た。ON田さん達3人は途中の道の駅で仮眠して、明日の出発時間までにここに来るとのこと。富山のMN子さんも同様。

  3時40分頃に起きだしてテントを撤収し、出発の支度をしていると、MN子さんがやって来た。家から1時間半ほどだと言う。近いなあ。4時半にON田さん達もやって来た。ヘッドランプを点けて4時40分に歩き出す。道路上の薄い積雪に残る足跡を見ると、2人組の先行パーティーがいるようだ。槍見館の先で登山道に入ると正接の上を歩くようになる。クリヤ谷添いの登山道上にはトレースが残っているので迷うことはない。

 1時間ほどで渡渉ポイント。ここで2人組に追い抜かれる。ということで、この日錫杖を目指すのは我々6人のほかに彼ら2組4人で、少なくとも計10人だ。おそらく皆3ルンゼだろう。

 さらに歩いていると夜が明けてきて、晴れた空のもと錫杖岳の前衛壁が見えてきた。無雪期の様子しか見たことがないので、雪をまとった前衛壁に俄然モチベーションが上がってくる。

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(↑前衛壁が見えてきた)

 錫杖沢出合付近は雪崩のデブリが堆積しておりその上を歩く。出合からクリヤ谷をもう少し進むとクリヤの岩舎というのがあり、そこから3ルンゼ取付きに向かうこともできるはずだが、錫杖沢側の雪崩の危険は少ないとの判断と、トレースもあり先行Pもそちらへ進んでいることから、我々も錫杖沢を詰めることにした。その前に、ここまで使わずに背負ってきた6人分のワカンを出合にデポしておく。

 前衛壁を見ると、最も切れ込んだところが3ルンゼだ。以前登った「P4ルーフ」やあるいは「じーやの大冒険」などを登る際も、出だしは3ルンゼなので訪れている場所だ。その右手の岩壁の中に顕著な白い筋が伸びている。1ルンゼだ。下から上までずっと氷結しているのだろうか。しかし恐ろしく立った滝に見える。こんなところも登る人がいるらしい。1ルンゼ上部の積雪が落ちたのか、音もなく1ルンゼを雪が舞い落ちている。あの中で登っていたら、雪ごと引きずり落とされそうだ。

 NG野さんを先頭に錫杖沢を登っていくと、前衛壁が近づいてくる。晴れた空と積雪の中に立つ岩壁がカッコいい。ずいぶんと錫杖沢の左岸側のトレースを登っていき、前衛壁がぐっと近づいてくる。3ルンゼに向かうようにトレースが右に行く。しばらく歩くと、狭い3ルンゼが開けた場所に先行2P 4人がいて、登攀の準備をしていた。我々も身支度を整える。先行が3ルンゼの中に入って行く。我々も跡を追うように入って行く。私を先頭にNG野・MN子さんが先行し、ON田さんPは少しあとから登ってくる。

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(↑錫杖沢から前衛壁へ)
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(↑3ルンゼへ。写真横向き)
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(↑準備をする皆)

■3ルンゼ

 最初は積雪の緩い斜面なのでロープは不要だ。おそらくF1は雪の下だ。F2らしき凍った小滝が現れる。先行者達はロープ無しでここを登っていったので、我々もそのまま続く。  

 F3だろうか、その下で先行4人がロープを出した。登る順番がまわってくるまでロープを結んでいないなど、彼らの準備の遅さにちょっとイライラしたけれど、彼らが登っていってから我々3人Pも続く。

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(↑3ルンゼの最初の部分を登るNG野さん)
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(↑ON田さん達はまだ下に)
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(↑F2らしきところはノーロープで)

○1P目(F2後半?~F3~F4下)MN子リード

 1P目はMN子さんのリード。出だしの氷に取付く前にクラックに3番キャメをきめようとしたのだが、中が氷っていてカムが滑って全く効かないのでそのまま登り始める。少し上にハング気味の氷があり、ここを越えるのがこのピッチの核心。ハング下の小テラス状の残置ピンでランナーを取り、左上から抜けていく。その先は雪の斜面が続くのだが、ピッチを切るところがF4下の狭い場所だったらしく、先行者がいてMN子さんはずいぶんと待たされたようだ。さらに下で待っている我々2人とON田さんP3人は、上の様子が分からないので、あまりに長時間待たされて大変だった。その間、上から砕けた氷が雨のように降り注ぎ、それが体にぶつかって痛かった。狭いルンゼの中では逃げ場がない。

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(↑F3らしきところをリードするMN子さん)
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(↑同)

○2P目(F4~F5)NG野リード

 2P目はNG野さんのリード。ビレイ箇所が狭いため、後続のリードIG嵐さんがピッチを切るため支点から長いスリングを伸ばす。NG野さんはトンネル状の中を抜けて登っていった。フォローでMN子さんと私も続く。

 無雪期は岩のチムニー状らしいが、冬は氷が覆ってトンネル状になるらしい。このトンネルを抜けるのが面白いけれど、抜け口から雪の斜面に出るところはリードだと怖そう。ずっと登っていくとF6チョックストーン下に着く。

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(↑IG嵐さんを先頭にON田さんPも登ってきた)
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(↑トンネル状チムニー内のようす)
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(↑トンネルを抜ける。先を登るフォローのMN子さん)

○3P目(F6~3ルンゼコル左寄り~グラスホッパーのつらら下)私リード

 3P目は私のリード。頭上のチョックストーンは右壁との間からフリーで登って行けそうだが、せっかくアブミを用意してきたので左壁にあるリングボルトを使って人工で抜けることにした。

 MN子さんのプレートアブミを2台借りて取付く。残置リングボルトは2つ。1つ目はすぐに手が届いてアブミをかける。そのアブミに乗り込み、つぎのボルトに手を伸ばすがちょっと遠い。アブミの上の段に乗り、右手のアックスを岩の凹みにひっかけて身体を引き上げて2ピン目にアブミをかける。そこからチョックストーン上の雪面に出るところがちょっとイヤらしい。積雪の下は氷っているようだが何だか柔らかい。いちおう短めのスクリューを打っておく。チョックストーンの庇にはフットホールドがあるのでアイゼンの爪をかけられる。雪面にアックスを刺しながらチョックストーン側に乗っ越す。ふう。

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(↑リングボルトが見えづらいけれど、チョックストーン左側のこの岩に2つある)
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(↑アブミに乗りながら下を撮る)

 あとは延々と雪の斜面を登っていくのだが、ランナーが取れるようなところがないので、先行Pのトレースを辿るようにアイゼンでしっかりとステップを切りながらロープを伸ばす。30mくらい登っただろうか、トレースが2つに分かれている。まっすぐ行くと3ルンゼのコルだ。つまり3ルンゼでロープを出すのは3ピッチ分。もう一つのトレースは岩の間を左上に上がって行く。私もそっちに進み、途中の細い灌木でやっとランナーを取る。さらに登ると氷瀑が現れた。グラスホッパーだ。60m近くロープを伸ばしてきているのかもしれないが、さらに登って氷柱の下に取り付いた。上を見ると2人組が登っている。4人いたうちの2番目らしい。1番目の2人組は3ルンゼだけで下降してしまったようだ。つまり、3ルンゼのコルに至るトレースは彼らのものだ。

  初登者の人のトポ図によると、3ルンゼのコルから少し下りてグラスホッパーに取り付けるらしいが、残り時間を考えると、そのまま上に登ってグラスホッパーの上部つらら状に取り付いたのは結果的に良かった。

 目の前の太い氷柱に240㎝スリングを回してビレイ支点を作り、すぐにNG野さん達をセカンドビレイする。ロープアップはほとんどなかったので、やはり60m近く登ったのだ。NG野さんとMN子さんが登ってきた。

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(↑氷柱にスリングをまわす)
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(↑グラスホッパー上部のアイスを見上げる)
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(↑右のほうを見る)
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(↑後方はこんな景色)
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(↑フォローのMN子さん)
 グラスホッパーを登っている2人組はザックをこの氷柱取付きにデポしていたのだが、ロープ1本だけで登っていったようで、もう1本をザックの中に残してしまったと、上から声をかけてきた。ロープの端を下ろしてきたので、それにザックから出したもう1本のロープの束を結んであげた。私もいくらでもポカはするけれど、これはあまりにも拙いのでは?

■グラスホッパー上部

 ON田さん達も登ってくる。さて、見上げる氷は2段になっているようだ。10何m登ったところで傾斜が緩んでおり、もちろんそのまま続けて登れる高さだが、いったんそこでピッチを切ることにして、MN子さんがリードすることになった。出だしから結構バーティカルなアイスだ。

 MN子さんはアックスにテンションしながらスクリューをセットしながら確実に登っていく。緩傾斜のところでスクリューでビレイ支点をセットして、フォローのNG野さんと私が続く。ロープに吊られているので何とかノーテンで登れた。

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(↑グラスホッパー上部のアイスをリードするMN子さん)
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(↑同)

 続くピッチは私がリードすることになった。最近では先月、湯川でちょっとやっただけのバーティカルのアイスクライミング、リードとなるとやはりキビしいのなんの。数手上がってアックスにテンションすると、スクリューを氷にねじ込む。このスクリューがやけに入りにくい。氷の質のせいなのか、スクリューの葉が欠けているせいなのかはわからないが、両手でぐりぐりと押し込まないと食い付かない。これでは片手でアックスを持ったままもう一方の手でセットするのは無理だ。そうでなくても、フォールした時のことを考えると、カム以上に不安になる。短い間隔でスクリューをセットしまくりながら、これまた10数mくらいだろうか氷を登り終え、雪面を登っていくと、先行2人組がいた細い灌木でピッチを切った。

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(↑下を見ると、後続のM藤さんが余裕の笑顔)
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(↑バーティカルアイスを越えたフォローのMN子さん)

 私が後続をフォローしている間、先行2人組は登攀を終え懸垂下降の準備をしているようだった。すると、彼らはロープを1本落としてしまった。お互いが相手がロープを保持しているものと思って手を放してしまったらしい。これはお粗末すぎる。先ほど私が結んだもう1本があるので、それ1本を木にフィックスして降りようとしている。彼らが懸垂で降りたら私にロープをほどくようたのむ。しかし、懸垂しながら下りると下に雪や氷を落としてしまい、まだ真下にいるON田さん達に降り注いでしまう。下にいるON田さん達に注意され、その懸垂も中断。我々6人が登り切ってから一緒に懸垂下降するになった。

 バーティカルアイスを2ピッチ登り終え、さらに上を見ると、右手には氷が続き、真上には岩棚とその上の大きな木が見える。懸垂下降を中断した先行Pによると、その岩棚の上の灌木に残置があり、それで懸垂できるという。

 そこで、先ほどリードしてきた私がそのまま登ることにした。いったん左手の雪面をあがるが、さらにその先の岩棚下部に登ってしまってはランナーが取れそうにないので、微妙なところを右トラバースして右側のアイスに取り付いた。ここでもアックステンション。凹角状をあがって左上の残置物でピッチを切った。ここで登攀終了とする。上を見ると、雪面の先に烏帽子岩が見える。さらに遠くを見ると笠ヶ岳が見え、その山腹に岩場があった。穴毛谷から詰めたところの岩場らしい。あの岩場も登られているらしい。いい眺めだ。

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(↑最後のピッチを登るフォローのMN子さんとNG野さん)
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(↑笠ヶ岳。私はまだ登ったことがない)

 NG野さんとMN子さんが続いて登り終えたのは16時頃。急いで懸垂下降して下山しないと。ON田さん達はもう時間がないのでアイス2ピッチを終えたところで終了とした。2人組と合わせて計8人で懸垂する。先に下りた者が2人組のロープも使ってさらに下に懸垂していく。人数が多いのでロープをたくさん使って、先に先にロープをセットしていかないと時間がかかるためだ。

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(↑懸垂下降の順番待ち)

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(↑3ルンゼのコルから焼岳)

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(↑グラスホッパーを見上げる。登ったところは上部のほんの一部なのだ)

 1回目の懸垂でグラスホッパーの氷柱取付き。続く2回目の懸垂で斜めに下りて3ルンゼのコル。そこから3ルンゼとは反対側に下りる。先行するON田さんが残置視点を掘り出すのに時間がかかったようで、あたりが暗くなってきた。短いピッチでさらに2回懸垂したころにはすっかり暗くなっていた。最後の5回目でロープをいっぱい伸ばして緩傾斜の雪面に降り立った。夜になってしまったが、空は晴れて月明かりもある。19時くらい。ここでロープを収納。2人組は先に下山していった。ヘッドランプを点けた我々6人は先行者のトレースを追って、私を先頭に雪のクリヤ谷を降りていく。朝のアプローチでは錫杖沢を結構な高さあがったので、懸垂下降を5回やったとはいえ、錫杖沢の出会いはまだまだ下のはずだ。ずっと歩くとクリヤの岩舎に出た。私はこの岩舎を見るのは初めてだが、確かに岩の下がえぐれてテントが張れそうだ。岩の左手からは上にトレースが伸びており、ここからも3ルンゼに行けるようだ。

 岩舎から錫杖沢出合は近い。デポしておいたワカンを回収し、朝歩いてきた登山道を降りていく。渡渉ポイントを経て槍見館の道に降り立ったのは21時。駐車場に戻った。早朝4時40分に駐車場を歩き始めて、帰ってくるまで16時間半行動となった。疲れた~。

  下山でかいた汗が冷えて寒くなってきたので、車内で着替えた。お互いのギアを整理してから、富山に帰るMN子さんと解散。残る5人の車2台で安房トンネルを抜け松本方面を目指す。眠気がひどいので途中でNG野さんに運転を替わってもらった。ON田さんがネットで調べて、塩尻に信州健康センターという入浴仮眠施設があると分かり、そこを目指す。着いたのは23時半頃と夜遅いのに、館内は多くの人で賑やかだった。いくつもあるお風呂に浸かり、凍えた身体を温める。ふう~。日付が回ってから大広間にいくと、夜中だというのに食事をしている人が多い。我々もまずはビール大ジョッキを注文。疲れた身体にビールがうまい。それから3時半頃までお酒を飲みながらバカ話をしていると、我々以外の人たちはほとんどいなくなった。さすがに睡魔に耐えられなくなってきたので、各自適当に寝ることにする。2階に仮眠室があるそうで、そこに空いていた場所で横になり泥のように眠りにつく。

 ON田さんからのメールの着信で目が覚めたのは日曜日の朝9時。5時間くらいは寝たのだ。焼酎を飲み過ぎたか、頭が重い。身体も疲れている。

 ON田さん達と解散して、NG野さんと空いた中央道を走って東京に帰る。道中、八ヶ岳や南アルプス、富士山がきれいだった。

  NG野さんを送って帰宅したのは昼過ぎ。昨夜までは、今日の午後はジムにでも行こうかと考えていたが、そんな元気はない。珍しく休日の日中に出かけずにいるので、服を選択してから、汚れまくった車の掃除をすることにした。外装はガソリンスタンドの洗車機でピカピカにした。タイヤの空気圧も見る。それから駐車場に戻って、落ち切らなかった外装の汚れを雑巾で拭いて、車内も掃除機を隅々までかけて、さらに雑巾で拭いた。エンジンルームも手の届く範囲を拭く。二日酔い気味なのとヨレヨレに疲れていたので、洗車も重労働だ。

 こうして、積雪期の錫杖の登はんを無事に終えることができた。インフルエンザで参加できなかったH明さんは回復してきたらしい。そうそう行く機会のない積雪期の本チャンルート。天気とメンバーに恵まれていくことができて良かった。

  ここのところ、トルコツアーを含めフェイスのクライミングや城ヶ崎でのクラックの機会はあって、合間に湯川のアイスなどに行ったけれど、こういう登はんも本当に良いものだ。

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