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雨の河又

2014.03.01(土)
 前日から降り始めた雨の中、2014年も早や3月を迎えた。年越しの四国大堂海岸に始まり、トルコツアーもあったし、そのほか二子や河又、城ヶ崎などにも出かけて、それなりに充実した本年最初の2か月間だった。
 春が近づいてくると再び雨の多い季節がやってくる。関東の平野部でも降雪に見舞われることがある。先月の記録的な大雪も南岸低気圧の通過によるものだが、2月ほどではないにしても、この週末も日本列島の南を低気圧が通過して雨または雪の予報だ。
 土曜日はクライミングに行くことがなければ、一人で小鹿野町まで出かけてみようかとも考えていた。先の大雪以来、二子に行こうにも林道どころか国道299号線が坂本集落から先で通行止めになっているらしく、二子に登りに行っているという話を聞かないので、ストックを手に輪かんを履いてラッセルしてでも坂本から林道入口を経て弓状まで行って岩場の様子を見てこようかと考えた。

 しかし、結局I澤さん達と河又に行くことになった。アプローチの登山道は積雪があるはずだから、足回りは登山靴にスパッツを用意。しとしとと雨が降る中、新青梅街道を走り9時半に駐車場でI澤さん、T橋さんと合流。雨の中でも、浸み出しさえなければ二子のかぶった弓状なら登れるけれど、雨の河又を訪れるのは初めてだ。さすがに濡れてダメかなと思っていたが、I澤さんは案外大丈夫だろうとの読みで、とりあえず岩場に行ってみることにした。
 登山靴にスパッツを付けて、ストックを手に積雪の登山道を歩いて行く。先頭を歩くI澤さんによると、今朝付けられたばかりの足跡があるので、岩場には先客がいるようだ。

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(↑アプローチ道は積雪)

 コウモリ岩に着くと知った顔ぶれが3人。A井さんとMよさん、Kータローさん。こんな天気でも勇んで岩場に来るのはやっぱりこういった面々だ。
 岩も思っていた以上に濡れていなかった。というか、濡れているところはわずかだ。デザート・ソング5.12aの序盤部分が濡れているようだ。あと、T橋さんがとらいするつもりだった小作人5.11bもそこだけ全面的に濡れてしまっているみたい。岩場の上部は木が茂って雨を遮ってくれているが、ルート終了点付近はさすがに濡れているところが多そうだ。
 こんな天気なので気温は上がらないが、1月に訪れた時のような寒さではない。Kータローさんによると、日中5.5℃までは上がったようだ。陽射しはなくとも1月ほどの寒さではないということは早春といえるのだろう。

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(↑コウモリ岩の様子。意外と乾いていた)
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(↑大雪が原因か、倒木)

 まずは、いきのいい奴5.10aでアップ。このルートを登った時はそれほど岩が冷たいとは感じなかった。I澤さん、T橋さんもこのルートを登る。

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(↑いきのいい奴5.10aでアップするT橋さん)

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(↑同 I澤さん)

○「一期一会」5.12d (通算5便目) ×
 続いてKータローさんがトライしている一期一会5.12dにトライさせてもらった。1月に何便かトライしたけれど、核心となるカチを持っていらない有り様だった。それ以降も特にカチ力をつけるようなこともしていないので、本当にお試しで触るだけだ。
 Kータローさんによると、一期一会のホールドが最近欠けてしまったという。核心のカチを取りに行く際のスタートといえるフットホールドで、それまでもグルーで固めてあったみたいだが、それが欠けてしまったという。
 1月に買ったスカルパ・インスティンクトVSで登り始める。序盤は特にフットホールドがあちこち濡れていて滑る滑る。シューズが硬いせいか余計滑る感じがする。テンションしながらデザソン前半部をこなし、デザソン核心部まで登ってくるとフットホールドも濡れてなくてそのまま通過できた。
 一期一会に入って行くと、確かに欠けたばかりらしいホールドがあった。前はもっと持ちやすいホールドがあったような気がするが、それがガチャガチャと崩れた感じだ。このホールドが欠けたせいなのかどうか分からないが、一期一会のフェイスに入るムーブができない。ここはチョンボして通過。核心部の左手カチホールドを持つも、保持できるだけで、そこから足上げができない。まずはもっとカチの保持力を付けてからでないとまともなトライもできなさそうなので、今回はこれでおしまい。

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(↑一期一会5.12dをトライするKータローさん)

○「モスグレイハンド」5.11d 3RP
 一期一会を諦めて、午後は何をトライしようかと考え、日本100岩場で2つ星となっているモスグレイハンドを登ることにした。1月に一日で登れたドラゴンストリート5.11dと同じグレードだし、もしかしたらこのルートも今日持ち帰れるかもしれない。
 出だし核心のルートだった。一段上がって、右手はアンダー気味の指が深く入るホールド、左手はドアノブ状ホールド。そこから小ハングを乗っ越すのが核心だ。
 1便目はラインがよく分からず、そこから左手でさらに上のホールドを取り、頭上のカンテ状を右手で取った。そこから右寄りにはとても行けずテンション。あまり左に行ってしまっては、となりにあるさっちゃん5.12dに入り込んでしまうし。I澤さんが言うには、右手で取った頭上カンテ状を左手ガストンで取るのではないかとのこと。
 2便目。頭上カンテを左手ガスで取り、右足をハイステップでハング縁のフットホールドにあげる。そこから右上に向かって乗り上がって右の遠いホールドを取りに行くのが大変だった。このホールドに届かすため、右足を乗せるフットホールドを3ヵ所ほどあれこれ試す。結局、多くの人が使っているであろう。縁付近の穴状に右足を乗せることにした。2便目はこの足位置を決めておしまい。
 日中は雨がほとんど止んでいたようだが、気温はむしろ下がって感じで、アップの際はそれほど冷たく感じなかった岩が、トライのたびに冷たく感じるようになってきた。前日は4月のような暖かさだったはずで、午前中まではその暖かの余韻が残っていたのかも。
 3便目。焼き石を用意してトライ。2便目で決めたムーブで、右足ハイステップから、左手ガストンを引き付け、右手で遠いホールドをピンチでキャッチ。声が出る。ハングの縁のフットホールドで足位置を替え、一つ上のガバに左手右手とマッチ。ここで最大の核心は突破。その先では左向きカチが2つあるのでそれを使って、右上カンテにあるガバへ。ここで事実上終了だ。あとは右カンテに沿ってガバを辿ると終了点につく。こうしてレッドポインント。

 I澤さんとT橋さんは、ドラゴンストリートにトライしていた。一頃に比べると陽が伸びたものだが、暗くなる中荷物をまとめて雪道を下山。ごく弱い雨が降っていた。こんな天気だったけれどこうして登れたのだから、クライミングジムなどに行かず岩場に来てみて正解だった。I澤さん達と解散し、途中山田うどんによって夕食を取ってから帰宅。

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