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城ヶ崎 あかねの浜、シーサイド・ロック

2014.04.05(土)~06(日)

 シーズンも終わりかけている城ヶ崎へ。これまで稀にしか訪れることのない城ヶ崎だったけれど、今シーズンは今回で4回目。同行者はT橋さん。

 土曜日は、一昨年12月に一度訪れたあかねの浜へ。晴れていたけれど北風が強くて寒かった。

  日曜日は、シーサイド・ロックへ。雨が降ったり止んだりの天気だった。

■4/5(土) あかねの浜

 神奈川県内のT橋さん宅に早朝5時半の待ち合わせと決めて、暗いうちに自宅を出発。環8から246号線を走って1時間10分ほどでT橋さん宅へ。ここでT橋さんの車に乗り換えて城ヶ崎を目指す。

 T橋さんとは、I澤さんを含め二子や河又などに行っていて、昨年は韓国や中国ツアーでも一緒だった。T橋さんはクラックもたくさんやっていて、私もここのところクラックの機会を増やしているので、今回の城ヶ崎の計画に至った。

  この日の行き先はあかねの浜。私は所属山岳会の人たちと一昨年12月に一度訪れたことがある(この日、中央道の笹子トンネルで崩落事故があった)。

  駐車場から別荘地の中の道路を歩き、遊歩道に入って少し歩くとあかねの浜に着く。岩場にはまだだれも来ていない。空は晴れているけれど、風が強くて寒い。天気予報では北風で気温が低く花冷えの週末になると言っていた。

○イソギク5.7、ツワブキ5.10a、キャンドル5.7

 前回来たときは、これらのルートには某ガイドパーティーがトップロープを張りまくって取りつくことができなかった。今回、アップがてらこれら3つのルートをT橋さんと交互に登った。T橋さんが登って私が登るという順番だったので、3つともフラッシュ。トップロープでなく、なるべくリードしてカムのセットにも慣れないと。

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(↑イソギク5.7を登るT橋さん)
P4050005510a
(↑ツワブキ5.10aを登るT橋さん)
P405000657
(↑キャンドル5.7を登るT橋さん)

○ラッキー・ストーン5.10a R、広目天5.8+ △

 T橋さんがコモドドラゴン5.10dにトライするため少しレストするというので、その間に2つ登った。

 ラッキー・ストーンは、出だしを登り、右に行くライト・レイン5.8と分かれ直上するルート。オンサイトできた。

 広目天は、以前に登っている。右に右に登っていくので、カムの回収が大変だ。

○コモドドラゴン5.10d

 T橋さんがリードして張ったロープでまずはトップロープで登らせてもらう。最後マントルするところがワルいようだ。ジャミングするようなことはほとんどなく、フェイスのムーブで登っていける。最後の乗っ越しも、滑りやすいクラック左縁を保持してレイバック気味に足をあげるとテラス状に這い上がることができ、ノーテンでトップアウトできた。

 2便目はリードしてレッドポイントできた。ほとんどフェイスのムーブなのでプロテクションはカムだけれど、クラックを登ったという感じがあまりしないけれど、いちおう自身のクラック最高グレードの更新だ。これまでは5年間に登った湯川のバンパイア5.10cが最高。いかにクラックをやっていないことか。

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(↑コモドドラゴンを登るT橋さん)

○カーム・フライデイ5.10b

 一昨年12月にTr.でノーテンで登れていたので、リードでトライしてみた。朝来たときは出だし部分が濡れていたけれど、午後になってだいたい乾いてきたし。このルートは出だしの小ハングをフィンガーサイズのクラックを手掛かりに越えるのが核心部分だ。

  T橋さんはここでサムロックしたそうだが、やってみると前回同様レイバックになる。レイバックの体勢で、見えづらいクラックに小さめのカムを突っ込み越えていく。なんとか乗り上がれた。頭上にかぶさる岩は右へと抜けていく。後半は易しくなるのだが、ヨレてきてカムのセットに手間取り危うく落ちるところだった。ということでレッドポイントできた。

 T橋さんは惜しくもコモドドラゴンのRPは成らず。今日は8便登ってそこそこ疲れた。この日、あかねの浜にはT橋さんの知り合いのSBYさんが来ていた。SBYさんは15回もヨセミテに行ったことがあると言う。

 車に戻って、八幡野港にある民宿大重丸へ。ここには一度泊まったことがあるけれど何年ぶりだろうか。お風呂に入ってから部屋で夕食。T橋さんとあれこれクライミングの話をした。

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(↑大重丸の夕食)

 天気予報では今夜から雨が降り出し、明日も雨がちらしい。果たして明日も登れるだろうか。

■4/6(日) シーサイド・ロック

 夜中、寝ていると雨の音が聞こえた。やはり予報どおり雨が降ってきた。翌朝、7時からの朝食を済ませ民宿を出る。岩がかぶっているので比較的濡れにくいだろうとの希望を持って、シーサイドに行ってみることにした。八幡野港を横切り民家の間を抜けて急な階段を上っていくとシーサイドに至る遊歩道がある。

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(↑大重丸)
P4060010
(↑八幡野港)

 懸垂下降してシーサイドのエリアへ。私はシーサイドには数回来たけれど、ボルトルートを登りに来たことしかない。5.12台ではアイロンヘッド5.12aしか登れていない。通えれば、もう少し登れると思うけれど。

  さて、今はいったん雨が上がっているが、いつ降り出すか分らない空模様だ。サンライズエリアの岩を見ると、ところどころ濡れてしまっている。午後には乾いてくれるかな。

 サンセットエリアに行くとまだ誰も来ていなかったけれど、あとから何組かやって来て、この日のシーサイドは10名くらい。T橋さんによると70人くらいいた日もあるというから、天気が悪かったおかげだろう。

 甲府幕岩でたびたび会った5.10さんも来ていた。ここシーサイドにあるクラックルートを片っ端から全て登るのだという。

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(↑シーサイド・ロック サンセットエリア)

○人生楽ありゃ苦もあるさ5.8

 比較的乾いていそうなルートということで、これを登ることにした。先に登ったT橋さんはノーテン。続いて私もリードで登ってみる。中盤にあるV字状の凹角に乗り上がるところが非常に悪い。T橋さんはどうにかしてずり上がっていたけれど、私には無理だ。ここでテンション。仕方がないので左のボルトルートへと迂回するようして凹角に入る。岩は一見乾いているところもシケシケで滑りやすかったけれど、しっかり乾いていたとしてもこの乗り上がりができるかどうか。

○海賊フック5.10b、気分は最高5.10c

 気分は最高というクラックルートを見上げると一部がびっしょり濡れている。まずは隣りの海賊フックというボルトルートを登って、トップロープを張ることにした。

 海賊フックは以前登っているけれど、中盤のツルツルの面に水が流れている。すごくワルそうだけれど、私がリードすることにした。ベトベト湿気ったホールドを伝って登っていく。ツルツルの面では右トラバースするのだが、これが遠い。壁の中の極小カチを押さえつつ、足を目いっぱい開いて向こう側の草付きに乗り移った。ふう。再び左トラバースしてクラック沿いに登ると終了点だ。

 トップロープを張って、気分は最高にトライ。前半にあるかぶり気味の岩は思ったより難しくない。海賊フックとおかぶるクラック部分が一部完全に濡れてしまっていて、T橋さんはそこでテンションしてしまう。私はビショビショに濡れていたけれど何とかノーテンで抜けられた。こうしてノーテン。乾いていたらリードしてみても良いかも。

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(↑気分は最高5.10cを登るT橋さん)

○イントロダクション5.9

 サンライズエリアに移動すると、ぱらぱらと雨が降ってきた。雨というよりアラレのようだ。少しするとその雨が止んで晴れ間が見えてきた。この日は滞在中に、降ったり止んだりを3回くらい繰り返していたと思う。

 まずはこのルートをフラッシュ。5.10aのクラックで完登できたルートが少しずつ増えてきた。

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(↑イントロダクション5.10aを登るT橋さん)

○ニュートロン(前半)5.9?

 隣りにニュートロンというルートがあって、前半がクラックで後半はフェイスのボルトセクションで、5.11bのグレードだ。5.10さんがクラック部分だけを登ったので聞いたところ、5.9くらいとのこと。

 そこで私とT橋さんも登ってみることにした。序盤はハンドジャムが快適にきまる。クラックが広がるところではフェイスのホールドを使ったけれど、小ハング下を右へ抜けるところも快適だ。前半のクラック部分しか登っていないけれどオンサイトできた。

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(↑ニュートロン(前半)5.9?を登るT橋さん)

○トムボーイ5.10c、ピスタチオ5.12a

 再びサンセットに戻ると、他の人たちが帰り支度をしていた。クラックをやめて最後にフェイスを登ることにする。以前何度かトライするもまるではね返されっぱなしのピスタチオにTr.で登ることにした。そのため、左隣りにあるトムボーイを登る。終了点のテラスに出る手前でテンションしてしまったが、トップアウトしてロープを張る。

 ピスタチオはシケシケのカチを保持することもできず、1手伸ばすことも困難だ。ハングからのセクションはゴボウしまくって抜ける。乾いていても歯が立たないのに、こうもシケシケではお話にならない。

 17時頃になり撤収。朝、懸垂下降したところは以前よりもボルトが増えていて、重いザックを背負いながらAゼロで登る。雨が降る中、八幡野港に戻る。T橋さん家で車を乗り換え、国道246号線は思っていたより順調に流れていて、T橋さん家から1時間20分ほどで帰宅。

 これからはクラックのルートもトライするグレードを少しずつ上げていかないといけないかなあ。

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