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奥鬼怒 黒沢赤岩沢~魚沢(敗退)

2014.07.13(土)
 栃木県の奥鬼怒において1泊2日で沢登りする計画で出かけてきた。
所属山岳会の企画で、3パーティーに分かれて周辺の沢を遡行するもので、私のいる班は黒沢の赤岩沢を遡行し魚沢を下降する計画だ。メンバーはS藤さん、Sのさん、S幡さん、私の4人。
しかし結果として、メンバーの負傷から初日に途中で引き返すことになった。

 金曜日夜、23時過ぎに南浦和駅で待ち合わせるなどしてから、日光道の今市ICで降り、鬼怒川温泉近くの某所でテント泊。

 土曜日朝、さらに数十㎞走って奥鬼怒の女夫渕温泉の駐車場へ。他パーティーの車も停まっており、すでに出発して行ったようだ。我々も出発。黒沢沿いの登山道を歩いて行く。ゲートの脇を通って1時間ほど林道を歩いていく。その間、対岸にある魚沢の出合を通過。赤岩沢出合で入渓。水量は少ない感じ。これといった特徴のない沢を遡行していく。

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(↑女夫渕温泉の駐車場)
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(↑荒れた林道を歩く)
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(↑この辺りから入渓)
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(↑入渓点)
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(↑堰堤を越えて)
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 左奥に大きな滝が現れたので50m大滝かと思ったが違った。そこで沢は右に曲がるのだが、その先に大滝があった。11時半頃だったろうか、大滝に向けて進んで行ったところ、後方を歩いてたS藤さんが何か声をあげている。引き返すと、S藤さんの右手の手のひらからひどく出血している。バランスを崩して手をついた際に木の枝か何か尖った物が刺さってしまったそうだ。たなごころの辺りをザックリと切ったようで傷も深そうだ。とりあえず止血しなければならないので、キズパワーパッドを貼ってテーピングテープでその周辺を巻く。それでもすぐには血は止まらないようだ。
 しばらく休憩することにした。12時に他パーティーと無線機で交信することになっていたので、無線機でコールするも反応無し。相手側の声がこちらに聞こえないだけなのかもしれないので、とりあえず現在地とケガ人が出たことを一方的に告げておく。
 1時間ほど休憩しても血はなかなか止まらないようだ。ここで今回の山行のリーダーでもあるS藤さんが遡行の中止を決定。まだ時間があるということで、目の前の大滝を残った3人で登り戻ってから下山することにした。
 遠くから見た大滝は、下部は傾斜が緩くそのまま登って行ける。上部もそれほど立っているわけではないがロープを出すことにした。私のリードで滝の右壁を登って行く。途中に錆びたハーケンがあったのでランナーをとる。
 落ち口の脇を越え、右上の灌木に向かうところが傾斜が緩くなるもののホールドが乏しくちょっと怖い。灌木には残置スリングあったのでそれを拝借。S幡さんとSのさんがフォローで登ってくる。50mロープを折り返して、半分では滝の取付までは届かなさそうだが懸垂下降をセットし私が先行して降りる。届かなかったけれど、最後は易しいクライムダウンで済みそうだ。

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(↑50m大滝が見えてきた)
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(↑下から見ると)
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(↑大滝を登り下を見るとS幡さん、Sのさんがいる)
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(↑登るS幡さんとビレイするSのさん)
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(↑登るSのさん)

 こうしてケガしたS藤さんが休んでいるところに戻ったのが14時。それから1時間ほどで赤岩沢出合、さらに1時間ほど歩いた16時頃に女夫渕温泉の駐車場に帰着。S藤さんが消防に電話をかけて救急病院を教えてもらい、向かった先は日光市内の川上病院。ロビーで待っていると、治療はすぐに終わった。傷口は縫うことなくメッシュ状のシートを貼るだけらしい。あとは抗生物質。

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(↑下山する)

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(↑日光市内にある川上病院。写真横向き)

 この後どうしようかと話し合ったが、このまま東京へ帰ることにした。とっても治療も済んだし、今夜食べる予定だった食材が残っているので、どこかで泊まってから明日帰ることにした。
 道の駅うつのみやの広い駐車場で、曇りがちの夜空にスーパームーン(それほど大きくは見えなかったけれど)を長めながら、お酒を飲みながら夕食を作る。献立はSのさんが持ってきた豚肉を焼いたり、私が用意した枝豆を茹でたり。それからこれまた私が用意したラタトゥイユを作った。水を一切加えずに野菜だけを煮込んだ南仏料理だ。用意したものは、トマト、ズッキーニ、ナス、パプリカ赤、ピーマン、玉ねぎ、セロリ、ニンニクひとかけ、ローリエ、オリーブオイル、塩、コショウ。

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(↑ラタトゥイユの材料。これにニンニクひとかけも)
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(↑満月)
 複数あるここの駐車場は区画によって夜間は閉鎖されるみたいなので、飲酒していないS藤さんの運転で東北道の佐野ICへ。ここで隅の方の芝生にテントを張って寝る。
 翌日曜日の朝、南浦和駅などに皆を送ってから帰宅。今回は行動時間が短いので疲れていないけれど、日頃の寝不足気味を解消するためちょっと昼寝。洗濯も済ます。それから平日夜に予定していた車の法定点検を急きょこの日の午後にディーラーでやってもらった。ほとんど使っていない折りたたみ自転車の調整をするなど、普段やらないような雑事をこなした。

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