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名栗・河又、瑞牆山十一面岩末端壁

2014.08.23(土)~24(日)
 土曜日は、所属山岳会のT塚さんと河又でクライミング。日曜日は、やはり所属山岳会のH内さん・I藤さんと瑞牆山の十一面岩末端壁でクラックを登ってきた。
 クラックを登るのは、6月に米ヨセミテツアー以来でほぼ2か月ぶりのことだ。
ヨセミテに向けたクラックの練習のため、それまではよくクラック岩場に出かけたけれど、7月以降は沢登りなどが続いていた。
 フェイスのルートとなると、5月GW後半に小川山の屋根岩3峰で登って以来だから、約3か月半ぶりのこと。
 ジムには行っているものの、久しぶりに全力でフェイスの岩を保持してみると、あまりの力の落ちぶりを実感した。

■8/23(土) 河又
 T塚さんとは河又に行く計画を2回立てたのだが、雨の多い今夏、そのたびに中止になりパン2に変更した経緯があり、3度目の正直で行くことができた。
私は河又には寒い季節にしか訪れたことがなく、昨冬はリクルートドラゴン5.11dやモスグレイハンド5.11dを登ったりした。
 真夏の河又は暑くてとても登れたものではないのではと思いながらも、だんご屋の駐車場に車を停め岩場に向けて歩く。
 コウモリ岩に着くと7人連れが来ていた。我々はそのままシュテファン・フェイスに向かったのだが、午後にコウモリ岩に戻ってみると、さらに3パーティーほど増えており、こんな季節にもここに来る人が意外といることに驚いた。岩は概ね乾いている様子。しかし、ところによっては緑色の苔が生えているところもある。

 私はシュテファン・フェイスに行くのは初めて。T塚さんは、ディレッティシマ・ドラゴンを何度かトライしているということで、私も一緒にこのルートをトライしてみることにした。まずはアップで、「気分はダイレクト」5.10bを登る。

P8230001
(↑コウモリ岩)
P8230004
(↑シュテファン・フェイス)

○「ディレッティシマ・ドラゴン」5.11d (通算1~2便目) ×
 まずはヌンチャク掛けを兼ねて私がトライするも、結果的にはテンションしまくり。2便目もテン山だった。どんなルートかを書くが、出だしの2ピン目をクリップするする辺りが最初の難しいところ。それから左上の遠い棚状ガバ2つを取りに行くところでも悪いカチを使うので難しい。
 棚状から先が最大の核心部だ。右手も左手も極小のカチを保持しながら右足をハイステップで棚状ガバに上げつつ、頭上のアンダーを右手で取る。左手はガストン気味のカチ、右手は頭上アンダーで耐えつつ、身体を上げるのに全身の力を使う。
それから終盤のハング気味を越えるところも手順を考えないとワルい。それを抜ければ、終了点までの数手はガバの連続。
 ということで、これが本当にイレブン台かと疑ってしまうほどキビしい。後日、人に聞いたところによると実質5.12bあるとも。
 それはともかく、何度かトライしているT塚さんは、1便目のトライで最大核心部も越え、レッドポイント目前と思ったところでフォールしてしまったが、この夏場のコンディションであそこまでイケたのはスゴい。2便目はヨレと岩のコンディションが悪くなり、テンションが多くなってしまったけれど。
 ひさしぶりにまともにフリークライミングをやった私は惨憺たる結果だったが、足位置などをきちんと決めて、もっと涼しい季節にトライすればもう少し善戦できるかな。

 コウモリ岩に戻る前に、「藤娘」5.10cをトライ。しかし、ディレッティシマのトライでヨレヨレになってしまい、オンサイトならず。2便目でRP。

 コウモリ岩に戻ると、前述のとおり大勢のクライマーが登っていた。
 私は5.11a以上の完登ルートについてはメモを残しているので、5月連休以来ごぶさたしている5.11a以上を登ることにした。
 ということで選んだルートは「イヤーイヤ」5.11a。ガバだらけなのだが、ヨレヨレの私は息を荒げながら何とかオンサイト。出だしのかぶったところを左上に抜けるところが核心かな。
 最後に「大将」5.10cも登っておく。これは藤娘よりは余裕をもってオンサイト。
今日のクライミングはここまで。それでも久しぶりの外岩フリークライミングでかなり疲れた。5.12台も登れるように、またこつこつと調子を上げていかないとなー。
T塚さんを駅まで送って解散。明日は瑞牆だ。また頑張らないと。

■8/24(日)  瑞牆山十一面岩末端壁
 5時の目覚ましで目覚めた時、なぜこんな時間に起きたのか一瞬考えてしまい、あやうくまた寝てしまうところだった。今日は瑞牆に行くのだと思いだし起き上がる。河又での疲れで身体がずっしりと重い。
 車を走らせ、所属山岳会のI藤さん、H内さんと待ち合わせる。同じ会だけどI藤さんと会うのは初めてだ。中央道を走り須玉ICから瑞牆山の植樹祭広場に着いたのは9時前頃。今日は十一面岩の末端壁に行く。H内さんの知り合いのグループがいて、彼らも末端壁とのこと。私は末端壁に行くのは5月末以来3か月ぶりで今年3回目。

 曇りがちの末端壁に到着すると、見上げる岩は概ね乾いている感じだ。
 最初に調和の幻想の1P目を登る。久しぶりのクラックで、ちょっと緊張する。前半のチムニー部分を直上せずにさっさと右壁のフレークを使うが、中段で左のオフィドゥスに移る。前半でカムを使い過ぎてしまったけれど、何とか足りた。
 別PのM田さんという人がT&T 5.10dを登るのを見たのだが、重力を感じさせないような軽々としたスムーズな登りにため息が出た。あれくらい登れたらクラックも楽しいだろうなあ。

P8240006
(↑T&Tを登るM田さん)

 続いて、たびたびトライしているアストロドーム5.11aをやってみる。が、久しぶりのためかテンションしまくり。5月の時でさえ、もう少しはできたはずなのに、ロープにぶら下がって上にカムをきめる始末。中段のガバを取る核心部はもちろんできず、後半部は以前ノーテンで行けたにも関わらず、何度テンションしたことか。RPなんて程遠い夢と思いつつ、トップロープを張って下降する。

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(↑アストロドームを登る私。テンションだらけ)

 春うららの1P目にかかっているTr.を使わせてもらって登ってみることにした。春うららを触るのは初めてだ。出だしが最初の核心部。H内さんが教えてくれたムーブで何とか突破。その後易しいところを通過すると、フィンガークラックが現れるのだが、H内さんの言うようにここが本当の核心部だった。自分の力量ではまるで歯が立たず、ゴボウでチョンボして抜ける。その先は易しくなってくるのだが、延々ととにかく長い。途中、レイバックで登ったりしたけれど、リードでカムをきめながら登ることを考えると、きちんと正対で登れないとダメだろう。

 最後にTr.で再びアストロドームを登ってみる。と、雨がポツポツと降り出してきた。やば、岩が濡れたりしたら終了点のかけたヌンチャクの回収もままならなくなる。前半の核心部ではダブルクラックに両手順手の体勢から左手デッドでリップのガバをキャッチ。その上にきめておいた振られ止めのカムの回収でテンションしたほかはノーテンでトップアウト。こんなふうにリードで登れれば良いのだが。取付に降りた頃には雨はほとんど止んでいた。

 植樹祭広場に着くと、H内さんの知り合いの人達が他の岩場から帰ってきたところで、輪になってしばし雑談。
 帰りの中央道では、一時、‘調布~大月60㎞’などと目まいがするような渋滞表示が出ていたので、都留ICで降りてあとはした道で帰った。
久しぶりに2日間クライミングしたので、週明けの月曜日は身体がだるくて仕方がなかった。
次回の予定もフリークライミングなのだが、果たして行き先は…?

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