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2014年9月

越後湯沢 飯士山・負欠(ふっかけ)スラブ

2014.09.13(土)
 敬老の日の3連休。越後水無川真沢を遡行する計画だったが、連休初日の天気予報がいまいちのため、入渓を一日遅らせ1泊2日の計画に変更した。
 余ったしまったこの日、日中ずっと雨が降っているワケでもなさそうなので、時間つぶしに近くにある飯士山の負欠(ふっかけ)スラブというごく易しい岩場に行ってきた。
なお、水無川真沢はあとの2日間で無事遡行できた。
 メンバーは、先月南ア・イワンヤ谷遡行で同行したKぽんさん、それからKぽんさんの知り合いの富山県のF野さん、私の3人。

 金曜日夜、都内でKぽんさんと待ち合わせ、一路関越道から六日町を目指す。六日町ICで降り、深夜のコンビニ前で富山からやってきたF野さんと合流。F野さんと会うのは初めて。三国川ダム近くにある某所の東屋下で仮眠をとるが雨が降っている。これでは明日の真沢への入渓は難しいかも。

 6時に起きるとザーザー降り。この天候での入渓はあり得ないということで二度寝。8時前に再び起きると雨は上がり、晴れ間も広がっている。今日午後にまた天気が崩れるような予報だったので、やはり今日の入渓は取りやめることにした。まずは明日入渓する前提で、2台ある車のうち1台を下山先となる十字峡にデポしてくることにした。2台で十字峡まで行って、F野さんの車をトンネル手前の駐車場にデポ。

○飯士山・負欠(ふっかけ)スラブ
 それから、今日一日が中途半端に余ってしまったということで、Kぽんさんの提案で、越後湯沢にある飯士山の負欠スラブというのを登りに行くことにした。
 雨が降りそうもない良い天気の中、登山口へと至る草ぼうぼうの舗装された林道を進んで行くと、道路脇の登山口の少し先に廃屋のある駐車スペースがある。テニスコートがあったらしい。
 沢靴を履いて登山道を登って行くと、分岐があるので右の尾根コースを行く。どこかからスラブに取り付くはずなのだが、そのスラブがどこにあるのか樹林に隠れてよく分らない。登山道から適当に左手のヤブに入ると岩場が見えた。しかしどうやらこれは目指すスラブではないらしい。負欠岩という岩塔があるスラブがあるらしいのだ。

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(↑廃屋のある駐車スペース)
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(↑飯士山のスラブを望む)
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(↑登山口)

 引き返して、今度は右手のヤブに入ると、広く開けてスラブが現れた。スラブの末端に至ると、左上に岩塔が見える。負欠岩だ。スラブの傾斜は緩い。最初こそちょっと急なところに取り付いてしまい、念のためロープを出したりしたが、あとはほとんど歩いてどんどん登って行ける。岩とブッシュの中を登って行くと、左手に見える負欠岩はあっという間に足元に見えるようになる。後ろを振り返ると上越の各スキー場が眺められる。スラブが終わる辺りで左手を目指し、わずかにヤブを漕ぐとすぐに登山道に出る。あっという間に終わってしまった。

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(↑スラブを登るKぽんさん)
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(↑負欠岩)
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(↑スラブを登る私(青服)とF野さん)
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(↑スキー場を望む)
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(↑KぽんさんとF野さん)
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(↑六日町方面を望む)

 登山道はスラブと樹林の境目辺りを下って行き、途中、負欠岩の基部を通る。負欠岩を見るとボルトが売ってあるので、せっかくだから私だけ登っておくことにした。グレードがいくつか分らないほど易しく、すぐに岩塔のてっぺんに立てる。懸垂下降しながらヌンチャクを回収。さらに下山して、駐車スペースに帰着。ほんの数時間の登山だった。この辺りに来た人が、我々のように中途半端に時間ができた時には、暇つぶしに登ってみるのも良いかもしれない。

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(↑負欠岩。写真横向き)
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(↑負欠岩を登る私)
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 五十沢温泉ゆもとかんという温泉旅館のお風呂へ。近くの五十沢温泉旧館には、昨夏利根川本谷から下山してきた時に泊まったり、今年6月の芋川ジロト沢右俣の帰りに寄ったことがあるけれど、こちらのお風呂は露天風呂もあり広い。ただし混浴なので女性は利用しづらいだろう。500円。

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(↑五十沢温泉ゆもとかん)

 イオンモールで買い出ししてから、今夜の寝床に移動。場所はKぽんさんの案内で行った関越道付近の某所。付近というか真下というか。真沢へは明日早朝から入渓することにして、荷物をまとめて早めに寝ることにする。

北海道クライミングツアー 後半

■9/2(火) 富良野観光~赤岩青巌峡1日目
 キャンプ場で皆で一緒に取る朝食は、パン、サラダ、ヨーグルトと毎日ヘルシーな献立だ。テントを撤収して、レンタカーの荷室にぎゅうぎゅうに荷物を押し込む。今日は、名寄を離れて赤岩青巌峡のある占冠に向かう予定だ。道中、美瑛や富良野で観光しながら。

○富良野観光
 今日はH野さんがずっと運転してくれた。士別から旭川までは高速道路を使ったけれど、あとはずっとした道だ。旭川から美瑛へ。「ぜるぶの丘」というお花畑のある観光施設に立ち寄る。10年前にサイクリングした時に寄った記憶がある。大雪山系が眺められる。
 南下して富良野に入る。ここではメロンをぜひ食べておきたいところ。シーズンは過ぎつつあるとのことだが、「ふくだめろん」に寄って皆でメロンをいただく。皮の近くまで甘くて柔らかく瑞々しい果肉がおいしい~。
 それから「ファーム富田」へ。ここは大きな観光施設だ。ここにも10年前に来ているが、なんだかずっときれいに改修されている感じ。U野さんとMねさんが家族にめろんを発送していた。先ほど生のメロンを食べたばかりなので、私は発送手続きを待っている間、メロンパンを食べる。おいしい。メロン味のクリームが入っていて、普通のパサついたメロンパンとは別物だ。
 さらに、これまた私が行ったことがあるところを案内する形で、「チーズ工房」に向かう。売り場にあるチーズを試食してから、チーズ味のソフトクリームもいただく。これまたおいしい。甘いものを食べすぎかも。

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(↑ぜるぶの丘から、大雪山系を望む)
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(↑ふくだめろん)
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(↑ファーム富田)
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(↑ファーム富田のメロンパン)
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(↑チーズ工房)
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 富良野の平野部を過ぎると山間の道を行くようになる。国道237号線から占冠へ。スパーという売店はあるけれど、外食できるようなお店はほとんどなさそうだ。時刻は昼過ぎ。まずはこのまま赤岩青巌峡に向かう。道道136号線の赤岩トンネルを抜け橋を渡ると右手の角に赤い岩が立っている。その角を右折すると赤岩青巌峡の駐車場がある。簡易な管理事務所があり、日中は管理人がいる。女性だった。駐車は無料だが、協力金と言うことで任意でお金を箱に入れておく。入林する受付簿への記入は必要だ。

○赤岩青巌峡
 さて、さっそく岩場に向かう。それにしても道路沿いに大きなボルダーが並んでいて、アプローチが至極ラクだ。しゅうちょう岩のある森の中に荷物を広げる。岩も樹林の中で陽が当たらず暑くないのが良い。
 まずはしゅうちょう岩の左端にある「マサイ族」5.10aでアップ。
 続いて「ジェロニモ」5.11aをオンサイト。後半に一応の核心部がある。このルートはU野さんとMねさんも翌日にかけてトライしていた。
 「ワンダーボーイ」5.11bは地元クライマーの男性がずっとトライしていたらしく、我々がちょうど見ているところでRPしていた。続いて私も登ることにした。核心部で左手カチを持ち、左足は足元の大きな凹みに当てる。フラッギング気味に右手でサイドカチを取りに行くのが核心部分。2便目でRP。
 出だしがワンダーボーイと共用する「ワンダーガール」5.11aをオンサイト。これはジェロニモより少し易しく感じた。

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(↑赤岩青巌峡の駐車場と管理事務所)
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(↑えらいこっちゃ岩とねぎ岩とU野さん)
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(↑「マサイ族」を登るMねさん。写真横向き)

 こうして午後からのクライミングとなったけれど、イレブンばかり3本登った。明日は何を登ろうか。
岩場の近くにもニニウキャンプ場というのがあるらしいが、占冠の街から離れているし、温泉施設もまた離れている。
 そこで、予め調べておいた日高町に行くことにした。占冠から南に10数㎞行ったところにあって、街から1㎞くらいのところにキャンプ場と温泉施設があるらしい。
 日高町の中心地は、思っていたより閑散としていて、セイコーマートが2軒とAコープがある。Aコープの閉店は18時半らしく早い。ここで買い出ししてから、沙流川(さるがわ)キャンプ場へ。受付で使用料を払い、広いテントサイトにテントを張る。それからキャンプ場の道路向かいにある沙流川温泉ひだか高原荘で入浴。この日は街の定食屋で夕食を取る。

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(↑沙流川キャンプ場)
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(↑沙流川温泉ひだか高原荘)


■9/3(水) 赤岩青巌峡2日目
 例によってパン、サラダ、ヨーグルトの朝食を済ませ、さっそく赤岩青巌峡へ。8時前に駐車場に到着すると管理事務所はまだ閉まっていた。しゅうちょう岩の前に荷物を広げて、各自クライミング開始。
 私は隣りにあるぶったまげ岩を登ることにした。ぶったまげ岩は、ここ赤岩青巌峡を代表する岩と言っていいだろう。岩の正面、特に右手はものすごくかぶっている。日本100岩場によると140度くらいあるらしい。ほとんどルーフだ。ルートも5.12台から、さらに13~14台と高難度のルートがずらりと揃っている。
まずはアップで岩の左側面にある「人気ルートだぜ」5.10aを登る。

○「爆発するぜ!」5.11c RP
 それから、何とか登れそうなルートということでイレブン台の「爆発するぜ!」5.11cという三つ星ルートをトライすることにした。
 まずはヌンチャク掛けだ。前半は左を向いた大フレークを辿って、中段のバンドへ。そこから左上にトラバース気味に上がった先が核心部だ。基本的にはガバホールドなのだが、こんな傾斜のルートは久しくやっていないので身体がついていかなず、テンションしながらヌンチャクを掛ける。
 2便目もあれこれムーブを探る。バンドから左上のガバを取ってからが核心部入りなのだが、まずは左上の左向きフレークガバをキャッチ。それから身体の向きを変え伸び上がって右手で頭上のパーミング気味ガバへ。足を踏み替えたりしてから、カチ気味水平ホールドへ左手、私はさらに右隣りにあるカチへ右手、そうして頭上にある下向きに突き出た手のひらサイズの板状ホールドを左手アンダーで取れれば、身体を引き上げて終了点のガバへ手が届く。
 3便目はRPするつもりだったのだが、カチ気味水平ホールドが取れずにフォール。1時間強くらいの間隔で次便を出していくのだが、4便目では水平ホールドから板状アンダーに手が触れたところでフォール。
 登れても登れなくてもこれで終わりにしようと思った5便目でようやくRP。疲れた…。Mねさんが会話した地元クライマーによると、某コンペクライマーの若者が登った感想として、5.12台はあるのではとのことなので、少し救われた気分かも。私は5.12aだってしばらく登っていないけれど、それくらいのグレードがありそうということなら、落ちた力が少しだけ復調してきたかなと。ちなみに、終了点一つ前のクリップはパスした。クリップする余裕がないのが第一だが、もう終了点がすぐそこだし、仮にフォールしてもグラウンドしないのを確認していたので。
 MねさんはジェロニモをRP。おめでとう。

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(↑ぶったまげ岩)
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(↑「爆発するぜ!」を登る私。写真横向き)
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(↑「ジェロニモ」をRPするMねさん)

 残った時間で、熊落としの岩にある「一触即発」5.11aを登ることにした。これもどっかぶりだ。やってみるとこれがえらくキビしい。かぶった壁からリップ先のホールドを取りに行くのが、私のリーチでギリギリだし、そのホールドもガバではない。チョンボしてリップホールドを取って、さらに乗っ越すムーブも気が抜けない。ハイステップで横向きに近い感じで足を上げたり。
 これで本当にイレブンエー?と思いながら熊落とし岩の上に立つと、終了点のボルトが一切無い。岩の上に太い木が何本か生えているほか、向こう側から簡単に歩いて下りられるようになっていた。ロワーダウンしながらヌンチャクを回収するにしても、ハングで屈曲して大変そうだが、終了点がないのでもう一度登ってフォロー回収するしかない。
 もうリードで一度登ることにした。2便目でもRPできず。やっぱりキビしい。爆発するぜ!でヨレヨレだし。岩の上に生えている太い木にスリングをタイオフして確保器をセットする。裏から上がってきたU野さんに上でビレイしてもらい、下に降りた私はフォローで3回目の登り。ヌンチャクを回収しながら登るが、ロープで引っ張ってもらってるのに、リップを取るのも一苦労だ。

 天気予報では明日から雨らしい。ひだか高原荘のお風呂に入ってからキャンプ場で夕食。名寄から青巌峡に移動した日を除いて、毎日お酒を飲んでいる。最初にビールを飲むと次はワイン。北海道のおたるワインというのも飲んだけれど、そのうち外国産のを飲むようになる。国産が決して美味しくないというワケではないけれど。

■9/4(木) 赤岩青巌峡3日目
 今日は途中から雨が降り出してきてしまったため、明日までクライミングする予定が一日短くなってしまった。
 日中のうちに雨が降り出しそうだったので、朝食を済ませるとテントを撤収し、荷物をすべて車に詰め込み青巌峡へ。
 しゅうちょう岩にある「スー族」5.10cでアップするも、出だしが結構難しくテンション。

○「エカシ」5.11c/d RP
 スー族と出だしが同じ「エカシ」5.11c/dをトライすることにした。先ほどできなかった出だしはできるようになった。レストできるバンドで右カンテ寄りに取り付く。後半もしばらくはガバフレークをぐいぐいと辿って行くだけだ。終盤の遠いカチを左手で取り、さらに右手でもう一手取り、それから終了点直下のリップを取りに行くところが上部の核心。ここでテンション。トップロープにして次便でムーブを確認する。
 そうして3便目でRP。ルートの性格は異なるが、前日登った爆発するぜ!よりもあっさり登ることができた。

 そうして登っているうちに雨が降ってきた。はじめのうちは雨脚も弱く、あまり気にせず登っていられたが、荷物が濡れてしまうので、皆でぶったまげ岩の下に移動する。その頃にはザーザー降りになっていた。これでは岩が濡れてしまってクライミングはキビしそう。
 雨宿りしている間に、傘を差して岩場の上のほうにある岩落としの岩を見に行くことにした。行ってみると、すっぱりと切り落としたような前傾壁の岩があった。すると、若者4人組がやってきて、その中の2人がヌンチャクを掛けていたルートにトライし始めた。
 私、Mねさん、H野さんが見ている中、一人が「ラビアンローズ」5.13cを見事RP。すごい。何度もトライしていたそうだが、前傾して濡れていないとはいえ雨の中での完登はすばらしい。あとで聞くと、札幌にある某登山用品店のスタッフとのこと。遠目に見てもものすごくワルそうで遠いカチをいくつもつないで登っていくルートだ。良いものを見られた。もう一人も「死刑執行」5.13bにトライ。惜しくも終了点直下でフォールしてしまったが、RPも遠くないだろう。

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(↑岩落としの岩)

 ぶったまげ岩に戻る。ずっと雨宿りしていても仕方ないので、濡れておらず登れそうな「ダイナマイト・ボンボン」5.12bを登ってみることにする。といっても、最初からトップロープで登るつもりなので1便目はテンションしながらのヌンチャク掛け。そのあとTr.で2回登ってみた。前半のバンドまではキビしいけれど何とかなりそう。が、後半のかぶった出だし部分は相当難しそう。ロープで吊られているのにワルイ向きのホールドに手が出ない。終了点近くまで登ると身体がハング下より外に出るため雨に濡れる。

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(↑「ダイナマイト・ボンボン」を登るMねさん)

 こんな空模様なので、ボンボンのヌンチャクを回収して岩場を後にする。セイコーマートで買い出して、お風呂に入ってから暗くなった頃に、今朝テントを撤収したキャンプ場に戻る。天の中テントを張るのも面倒なので、バーベキューができる大きな東屋の下に入り夕食を取る。キャンプ最後の夜なので、飲むワインも多め。そのまま東屋の下で寝る。

■9/5(金)~6(土) 札幌観光~東京へ
 今朝も雨が降り続いている。これでは例えかぶった岩が濡れていないとしても、登るモチベーションが上がらないので、朝から札幌に移動することにした。今夜は札幌近郊の定山渓のホテルに泊まり、明日昼の便で東京に帰ることになている。
 H野さんの運転で、道東道から札幌へ。札幌まで来ると雨があがっていた。時間つぶしのため午前中は、札幌郊外にあるモエレ沼公園という広い公園へ。大勢の小学生が遠足に来ていた。モエレ山に登ったり、ガラスのピラミッドを見たり。
 それから市内に移動し、キリンビール園で皆で海鮮丼を食べた。2,500円くらいするワリには丼が小さかったという人もいたけれど、他でもおそらくこれくらいのものだと思う。盛られて魚介類が美味しい。
 昼食を済ませると、夕方の待ち合わせ時間をきめて一時解散することにした。私は一人でぶらぶらと街中を散策したが、詳細は省く。
 一か所行ったところとしては、H野さんがススメていた「三角山五右衛門ラーメン」。札幌ラーメンというと味噌のイメージだが、ここのおススメはしょうゆラーメンとのこと。すっきりしたスープで確かにおいしい。食べ終わって狸小路を歩いていると、H野さん達3人にばったり会った。先ほど食べたラーメンのことをH野さん達にメールしたのだが、それを見てやって来たようだ。再び五右衛門ラーメンに行き、彼らが食べている間待つ。
 皆が食べ終わってからタクシーで車を停めたキリンビール園に戻り、それから定山渓のホテル鹿の湯へ車を走らせる。

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(↑モエレ沼公園)
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(↑キリンビール園)
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(↑キリンビール園の海鮮丼)
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(↑三角山五右衛門ラーメン。写真横向き)
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○定山渓 ホテル鹿の湯
 チェックインを済ませ、川を望む大浴場に浸かる。夕食はバイキングで、調理済みのジンギスカンなどあれこれ食べる。最後の夜だからと日本酒を飲み過ぎた感じたせいか、部屋に戻ると皆そのまま突っ伏して寝てしまった。

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(↑ホテル鹿の湯)

 
 翌6日(土)朝、朝風呂を浴びてから、朝食もバイキング。10時を目指して新千歳空港近くのレンタカー営業所に行くので、8時にホテルを出た。
 今日は私の運転。高速道路には乗らず、した道でまずは支笏湖を目指す。定山渓から結構距離があり、支笏湖畔の道をそのまま通過し、トイレ休憩に寄っただけで、あとは空港を目指す。10時ぴったりにレンタカー営業所に到着。送迎バスで空港へ。お土産の白い恋人を買ったりして、ほぼ定刻に出発。羽田空港に到着して解散。

 帰宅して洗濯を済ませると、何だかんだ言って疲れていたので早めに寝てしまう。
 さらに明けて、7日(日)は前日からの雨模様。午前中は読書をしながらだらだらと過ごす。元々あれこれと小説を読むのが好きなのだが、最近はさらに読む量が増えているような。重い内容からライト系まで、ジャンルをあまりこだわらずにいろいろ読むようにすると、新しい発見もあり新鮮だ。
 午後から入間のベースキャンプに行って、待ち合わせた2人とルート壁を登った。

 と、こんな感じで北海道ツアーを終える。もしまたクライミングで北海道を訪れることがあれば、その時はもう少し力を付けた状態で臨みたいものだ。

北海道クライミングツアー 前半

2014.08.30(土)~09.06(日)
 北海道でクライミングをしてきた。北海道の岩場を登るのは初めてだ。行った岩場は名寄(なよろ)にある見晴岩(みはらしいわ)と占冠(しむかっぷ)にある赤岩青巌峡(あかいわせいがんきょう)の2か所。
 期間の最後には雨に降られてしまったけれど、それまでは晴れてくれてまずまずクライミングを楽しめた。しかし、私はここ数か月フェイスのクライミングから遠ざかり、出発の前週に久しぶりに名栗・河又で登っただけで、てき面に力が落ちてしまっており、以前よりもグレードを下げて登っていた。

 今回のメンバーは、ツアーの提案者U野さんに、Mねさん、H野さん、私の4人。U野さんとは、タイ・プラナン(2011年12月)やイタリア・スペルロンガ(2012年5月)にも一緒に行った。
 また、U野さん、Mねさん、私、それからもう一人の4人で、沖縄に登りに行ったことがあるのだが、沖縄に到着した日がまさに東日本大震災が発生した3.11だった。
 那覇空港からレンタカーを走らせて、海沿いにある残波岬(ざんぱみさき)の岩場に懸垂下降して降り立つと、沖合から近づいてきた海上保安庁の船に、東北地方で発生した地震により津波が来る恐れがあるので、上に上がるように警告されたことがある。結局、津波らしいものは見えなかったのだが、夕方、飲食店に入ってテレビを見て、未曽有の災害が発生してることを知った。東京も相当に揺れて混乱しているらしく、3日後に東京に帰れるのかと思ったものだ。というか、滞在中に、福島第一原発の事故も起こったため、このまましばらく沖縄にいたほうが良いのかも、とも話したものだ。今回、我々が北海道に行っている間に東京で起きた事件としては、デング熱の感染が広がっているということか。

 ところで、私が北海道を訪れるのは実に9年ぶりのこと。以前は普通の観光で何度か訪れているほか、もっと昔の学生時代に周遊券で道内の百名山を7座ほど登って回ったことがある。
 2004年には自転車で1週間ほどサイクリング。女満別空港を起点に、知床~釧路~帯広~富良野~旭川と700㎞ほど走った。
 翌2005年にはオートバイでやはり1週間ほど北海道を一周した。自転車と違い、オートバイに跨ってアクセルを回すだけで一日に何百㎞もあっさり移動できてしまうので、巡ったところはずっと多いけれど、苦労した自転車よりは旅をしている感は薄かったかな。

■8/30(土) 名寄へ
 前置きが長くなったが、2005年以来の北海道に向かうべく、朝の羽田空港に集合。
 7月にU野さんから北海道に以降との話があってから、皆で日程調整をしたあと、H野さんがホテル1泊とレンタカー付きの往復航空券を手配してくれた。一人当たり6万円ちょっと。往復とも羽田~新千歳空港間。東京へ帰る前夜に札幌近郊の定山渓のホテルに泊まるほかは、キャンプしながら岩場を巡る予定だ。目指す岩場は、名寄見晴岩と赤岩青巌峡の2か所。
 9時頃に羽田をたつと、10時半頃には新千歳空港に到着。朝、東京の自宅を出た時は雨だったけれど、こちらは晴れ。送迎バスでトヨタレンタカーすずらん店へ移動し、カローラフィールダーを借りる。相談して、まずは名寄見晴岩を先に行くことに決定。今日は名寄への現地入りだけで、クライミングは明日からとなる。
 私とH野さんで運転を交替しながら行く。高速道路に乗り、旭川で降りた。秀岳荘という登山用品店に寄り、ガスカートリッジを購入。このお店には小さいながらもクライミングジムが併設されていた。

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(↑秀岳荘のクライミングウォール)

 それから旭川市内に行き、旭川ラーメンを食べようということになった。行った店は、蜂屋本店というお店。皆で味噌や塩ラーメンを食べたのだが…、味がイマイチ。なんだろう、スープがヤケに焦げ臭い。ネットの某サイトの評価ではそこそこなので来てみたのだが、これが旭川ラーメンのレベルなのだろうか。腑に落ちないまま店を後にする。

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(↑蜂屋本店)
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(↑塩狩峠)

 旭川からはずっとした道を走り、夕方に名寄の街に入った。スーパーで買い出ししてから、郊外にあるキャンプ場に向かう。トムテ文化の森という広い森林公園があり、その一角に無料のキャンプサイトがある。到着すると、無料とは思えないような設備の整ったキャンプ場だった。車から荷物を降ろし、各自テントを張る。

 それから、再び車で少し走り、なよろ温泉サンピラーという施設へ。スキー場が近くにある、山の中の宿泊施設のようだ。ここのお風呂に浸かり、ビールを買ってからすっかり暗くなったキャンプ場に戻る。炊事場のテーブルで買い出ししたお惣菜などを食べつつ、無事の北海道入りを祝ってビールとワインを飲む。

■8/31(日) 名寄見晴岩1日目
 今日からクライミング開始だ。目指すは見晴岩。キャンプ場で朝食を済ませ、名寄の街で、道内にたくさんあるコンビニ・セイコーマートで買い出ししてから岩場に向かう。

 

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(↑トムテ文化の森)
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(↑キャンプサイト)

 日本100岩場の案内図を頼りに、下川町方面に向かう国道239号線から中名寄7線というバス停のある橋を渡る。橋を渡ってすぐ左折し道なりに走り、五十嵐組の採石場の間を抜けて林道を進む。日曜日なので採石場はお休みのようだ。林道の途中で鍵のかかったゲートがある。暗証番号をセットしないと鍵が開けられない。電波の通じるところまで車で戻ってから、ゲートの表示板に会った森林管理署の連絡先に電話をかけると、事務所まで来てくれと言われた。下川町にあるとのこと。
 仕方なく車で下川町に向かう。行くと、日曜日ということで担当者が不在のため、一人だけいた職員はその暗証番号を知らないという。たくさんある林道ゲートの鍵の番号は、基本的には共通の某4ケタの数字にしているそうだが、道が荒れていたりして一般車を侵入させたくない場合は個別の番号に変えているという。その個別の番号が分からないというので無駄足になってしまった。

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(下川町の森林管理署)

 再び林道ゲート前に戻り、少し手前にある転回スペースに車を停めて、ゲートの脇を抜けて林道を歩いていく。林道から岩場に向かう入口がどこなのか知らなかった我々は、日本100岩場の案内図を頼りにするしかない。案内図ではゲートを通過したあと、川を2度渡ったところに駐車スペースの印がある。その付近から岩場に行く道があるのだろうか。
 結論からいうと100岩場の案内図は正確ではない。まあ、この本ではよくあることだけれど。2つめの橋からさらに何百mか林道をそのまま歩いていけば、右手が膨らんだ駐車スペースになっている場所に至る。その駐車スペースのすぐ手前に左に登って行く明瞭な山道があり、それが岩場へ通じるアプローチ道だ。一口の木にテープが巻いてある。

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(↑林道ゲート)

 我々はその駐車スペースに至る手前で、左手の木に表示板が張り付けられているのを見て、その森林巡視用らしい踏み跡に入り込んでしまい30分ほど時間を無駄にした。この踏み跡はやがて消えてしまうので入らないこと。
 駐車スペースには1台停まっていた。我々が踏み跡で迷っている間に林道を通過して行ったらしい。アプローチ道を20分ほど登って行くと岩場が現れた。岩場に至る直前に、先ほどの車の乗員らしい人達に追い付いたところだ。4人グループだった。時刻は10時半頃。
 散々歩いたせいで汗だくだ。汗が引くのを待ってから登る支度をする。荷物を広げた場所は木陰なのだが、見上げる岩壁は陽に照らされて暑そうだ。

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(↑駐車スペースとアプローチ道入口)

 まずは「森のカバさん」5.10aでアップ。
続いて「私が好きだ」5.11aという三つ星ルートにトライ。100岩場のコメントには、ガバでグイグイ登る好ルートとあるが、出だしがちょっと悪くて核心部分となる。オンサイト。

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(↑「私が好きだ」を登るU野さん)

 それから、「シェ・マリア」5.12bを触ってみることにした。このルートと「月の石」5.12dはどちらも三ツ星で、北海道に発つ前に所属山岳会のH内さんからぜひ登るよう言われていたルートだ。が、ブランクのある私には5.12dはもちろん5.12bだってトライを躊躇われるグレードだ。でも、シェ・マリアには先ほどの4人組の一人がトライしているみたいでヌンチャクがかかっており、トライすることにした。
 アプローチとなる「プチトマト」5.10aを登り、テラスから薄かぶりのカチカチフェイスが始まる。これが本当にカチカチで、とても保持していられずテンションだらけ。おまけにカンカン照りで岩の表面も温かく、汗が噴き出してくる。ただでさえキビしいのに、まともにトライできないので、この1便だけで敗退。このルートをトライしていた人が私が登るのを見ていて、少しだけムーブの参考になったようで、その点だけは私のトライは無駄にならなかったかも。

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(↑「プチトマト」から「シェ・マリア」を登る私)

 その人が「サンピラー」5.12b/cを薦めるので、やはりグレードに躊躇してしまったが、とりあえず登ってみることにする。ルート名のサンピラーとは太陽柱のこと。寒い名寄の冬に見られる現象らしい。
 えらく高い位置にある1ピン目まで慎重に登り、1ピン目は長スリングにしておく。そこから少し登って左手の凹角でレストできる。そのあとはかぶったカンテをぐいぐい登って行く。途中まではマスターで行けたのだが、そのキツいカンテの途中に核心部が現れ、ここでフォール。そこからはテン山。最後はカンテの左壁から終了点の高さを右にトラバースして終了点に至るのだが、ランナウト気味で怖い。回収しても良かったのだが、ヌンチャクを残して降りる。

 サンピラーのトライで疲れてしまったのだが、U野さんがトライしている「アンジェラ」5.11cに私もトライすることにした。中盤まではごく易しい。後半部分のさらに終盤で核心部となるムーブが2回出てくる感じだ。ヨレヨレでテンション。明日またトライしよう。

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(↑「アンジェラ」を登るU野さん)

 最後に「モグラの穴」5.11aをオンサイトして本日は終了。

 岩場への到着が遅くなったけれど、それなりによく登ったものだ。しかし陽の当たる岩は暑過ぎる。
 アンジェラやサンピラーにヌンチャクを残し下山する。名寄の街で買い出しし、昨日も行ったサンピラーの温泉へ。ここで入浴料とセットで1,000円というメニューで夕食。キャンプ場に戻ってからお酒を飲むものの、温泉でお腹が膨れていてお惣菜の箸が進まず。

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■9/1(月) 名寄見晴岩2日目
 前日岩場で会った人達に林道ゲートの番号を教えてもらっていたので、今日は車でゲートを越えて、昨日よりも2時間近く早く岩場に到着。

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(↑無人駅の日進駅)

 まずは「フェミニスト」5.11aにトライ。終了点のテラスに出る直下のカチパートが核心部。カチホールドを3手ほどつないでテラスのリップを取るのだが、オンサイトできず2便目でRP。

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(↑「フェミニスト」を登る私。写真横向き)

 それから、前日1便出していた「アンジェラ」5.11cにトライ。この日の1便目でムーブを確認し、つぎの便でRP。

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(↑「アンジェラ」を登るU野さん)

 エリアの右のほうにある「デスモスチルス」5.11aという2つ星のルートも、U野さんのトライに続いて登る。前半に3つの小ハングがあるのだが、出だしと3つ目が核心といった感じで、フラッシュできた。

 当初の考えでは、クライミング3日目の明日も午前中までここ見晴岩で登って、午後の時間を使って赤岩青巌峡に移動するつもりだった。しかし、陽に照らされた岩があまりに暑いので、相談して今日で見晴岩を終えることにした。
 さて、となると、前日ヌンチャクを残しておいた「サンピラー」5.12b/cのヌンチャクを回収しないといけない。行けるところまでは頑張って登ってみるが、実質ヌンチャク回収の便だ。暑い中を登って行くと、前日到達した核心部下までは行けた。あとはテンションしつつトップアウト。

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(↑「サンピラー」を登る私。写真横向き)
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(↑「モグラの穴」を登るMねさん)

 最後に「山田のタマル」5.11aをオンサイトして終了。

 こんな感じで、イレブン台、それもほとんど前半台ばかりをいくつも登っただけだったけれど、こうして見晴岩のクライミングを終える。でも、久しぶりにこうして初めての岩場でフェイスのルートを登るのは新鮮で良いものだ。
 しかし繰り返しになるが、陽の当たる見晴岩の岩壁は暑すぎる。ここで快適に登るには季節がもう少し後に訪れるとよいのかもしれない。
 岩場であった地元クライマーの話では、北海道では冬は当然雪で登れなくなるので、クライミングできる期間は限られるのだという。関東に住んでいる我々は、春秋はどこでも、夏は小川山とか、冬は城ヶ崎などと、何だかんだ言って一年中どこかで登っていられるのは恵まれているのだろう。

 前夜は温泉施設で夕食を取ったけれど、満腹になり過ぎるので、今夜は一昨日と同様にスーパーで買い出ししたお惣菜等で済ませお酒を飲む。

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