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甲府・兜岩(かぶといわ)

2014.10.04(土)

 台風の接近に伴う前線の影響で日曜日は雨の予報だったので、土曜日に日帰りでクライミング。
 行き先はこれまで3回訪れたことのある甲府の兜岩。過去3回とも大手門というエリアでばかり登ったけれど、今回初めて甲府城というエリアを訪れた。さらにそのすぐ上にあるのろし台というエリアでも登った。
 メンバーはI澤さんとT橋さん、私の3人。T橋さんとは6月にヨセミテに一緒に行ったし、先々週も小川山で会ったばかりだけど、I澤さんに会うのはずいぶん久しぶりだ。
 兜岩では、2年ほど前だったかクライマーが山火事を起こしてしまって、一時クライミングが自粛されたけれど、昨年6月に私が訪れた時のように、再び少しずつ登られ出しているようだ。

 現地登山口の駐車場に集合することになり、私は前夜のうちに出発することにした。中央道には乗らず、国道20号線を延々走って、深夜に道の駅甲斐大和に着いたところで車中泊。
 翌朝は途中のコンビニで弁当やコーヒーを買いつつ、兜山の登山口へ。よく晴れている。9時に集合。3人で岩場へ向かう登山道を歩いていくと、足元に栗のイガがたくさん落ちている。ヤマグリだという。T橋さんがいくつも拾っているので、私も拾った。皮を剥くのに手間がかかりそうだが、栗ご飯など作れそうだ。あと、クルミもたくさん落ちていたので拾った。オニグルミとのこと。外側の果肉を取り除かないと中の硬い殻が出てこないのだが、その果肉はしばらく土の中に埋めて腐らせれば良いらしい。殻の中の実の部分は生で食べられるという。これも手間がかかりそう。

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(↑拾ったヤマグリ)

 通り過ぎた大手門エリアは、昨年来たときよりも落ち葉などに埋もれた分だけ山火事の跡が少なくなっていた。大手門を過ぎてもう少し歩くと、甲府城エリアに着く。ここで荷物を広げる。

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(↑甲府城エリア)

 左奥に一段上がったところにある壁に行き、「MY SONS」5.10cと「のりピー」5.9でアップ。MY SONSは核心となる後半に右上にハンドジャムをきめるところがある。ここのところクラックを登る機会が多かったので、無理にフェイスのカチを保持するよりジャミングするほうが安心感があったりする。

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(↑MY SONSを登るT橋さん。写真横向き)

 それから私は、「ディライト」5.11bをトライ。T橋さんによると、このエリアの看板ルートとのこと。中盤にあるパーミング気味から左トラバースから凹角への直上が最初の核心で、テラスから終盤の右上クラックのフレークを取る一手が次の核心。オンサイト。

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(↑ディライトを登る私。写真横向き)


 T橋さんがのろし台のルートをトライしに行くということで、私もこのエリアのルートを登ることにした。「クニマス」5.11aをオンサイト。
T橋さんは「大吉」5.11bをトライしていたけれど手強そう。甲府城とのろし台を往復しながら、I澤さんもディライトにトライ。

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(↑大吉を登るT橋さん)

 私は、甲府城の「沢のあいまに」5.11b/cにトライ。これは出だしの数手がカチホールドの核心。1便目はテンションしつつムーブ探りとなる。右側のカンテは限定とのこと。2ピン目をクリップして頭上のクラック状に手が届けば実質終わりだ。2便目でレッドポイント。
 T橋さんは大吉のトライをやめて、となりにある「キープ・ライト」5.11bをトライして2便目で見事RP。
 最後に私はその「大吉」5.11bをトライ。柱状の岩の両側のカンテを持ちながら登って行く。ところどころ右足をカンテにトゥフックしたりする。両側のカンテに手を伸ばすので、リーチ次第で成否が分かれそう。T橋さんもそれでトライを断念したようだ。上部に至ると足を置けるところもなくなる核心となる。頭上のフェイスに右手サイドで持てそうな大きなホールドがある。それを右手で保持するのを利かすため、右足はほとんどスメア気味に壁の中に当てる。左手は左カンテ。そうしておいて左カンテ上方に突き出たホールドが見えるので、伸び上がってキャッチ。思わず声が出る。さらに終了点直下のバンドのリップを保持するが、目の前のボルトにクリップする余裕がないので、クリップを飛ばしてバンドに上がると終了点。ふう、オンサイトできた。

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(↑甲府盆地を望む)

 こうして5.11台前半ばか4本登った。私は5.11a以上の完登ルートはこつこつと記録をつけていて、2週間前の瑞牆十一面末端壁のアストロドームで500本を数えたのだが、今日の4本を加えて504本となった。5年弱で500本だから、年100本ペースか。イレブン台ばかり登って本数稼ぎしてないで、グレードも上げていかないとなあ。
 I澤さんは夏頃から風邪なのか体調不良が続いているそうで、この日も調子が悪いみたいだった。暗くなりヘッ電を点けて下山。

 I澤さん達と解散して、私は近くにある岩下温泉旧館に寄って疲れた身体を癒す。源泉の浴室のほうは廊下から半分丸見えといった感じ。400円。
 やはり中央道には乗らず、青梅街道を柳沢峠経由で帰る。御岳まで来たところで車中泊することにした。御岳ボルダーで以前よく通った場所だが、発電所の駐車場はゲートができて有料化されてしまっていた。冬期は無料になるらしいが、ここの使い勝手が悪くなってしまったのは残念。寒山寺駐車場のほうは従来のままだった。

 台風接近に伴う前線の影響か、未明から雨が降り出す。車中泊した日曜日の朝はゆっくり起き出して、途中マックで読書をしたりしながら帰宅。

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